家族のPCから突然『不審なアクティビティ・・・・ロックされました。』と表示されて・・・なんにも動かせなくなった。
特にヤバイサイトにアクセスしたわけではなくYoutubeを普通に見ていただけ、ということで原因は分かりませんがブラウザを起動しても何しても動かず、ブラウザを終了すら出来なく、そのうちブラウザが落ちる。
目次
突然表示されるMicroSoftを装った詐欺ページ
こんな表示↑コレ、どこもクリックできずウィンドウも閉じられない。日本語でなにやらフリーダイヤルに電話してください・・・のようなことを音声で再生される。
しかも、電話番号が東京03なのでフリーダイヤルでもないし・・・
詐欺です!くれぐれも電話はしないようにしてください。
電話をするとクレジットカード番号などを聞かれるようです(汗)もし電話かけちゃっても教えないでね。
アドレスバーを見ると完全に詐欺用途なドメインで、以前はamazon.comに似たサイトで詐欺を働こうとした形跡のあるドメイン「amazonaws.com」になっている・・・それにしてもサブドメインのアドレス長いし、microsoftの文字も入っていて偽装するために長いのかもしれません。
Firefoxでの対処法(Windows)
上記のように詐欺ページが表示されたら、ブラウザを再起動してもまた表示されるので、対策してみました。
ブラウザは普段Firefox使っていて他のブラウザはあまり詳しくないので、Firefoxのみ対処法を説明していきます。
他のブラウザ場合は、スンマセンよく分かりません(汗)どうにかしてキャッシュを削除したら復活するかもしれません。
プロファイル自体を削除する
Firefoxは複数プロファイルを持てるので、保存したログインパスワードやブックマークが消えても良い場合はプロファイルを別のにすれば即問題解決。
以下のプロファイルウィンドウを起動させて、「新しいプロファイルを作成」で新しいプロファイルを作ります。その後、「プロファイルを削除」で詐欺ページが表示されたプロファイルを削除する。
プロファイル操作の詳しい内容は以下のページで書きました。↓参考にしてください。
新たにプロファイルを作った場合は以下の操作は不要。
既存のプロファイルをそのまま使いたい場合は以下に進んでください。
places.sqliteを削除する
places.sqliteファイルはデータベースのファイルで、これを削除すると詐欺ページが表示されなくなりました。
places.sqlite・places.sqlite-shm・places.sqlite-walのファイルがありますが、全部削除してもあまり影響ありません。(キャッシュの閲覧ができなくなると思います。)
places.sqliteの置いてある場所は以下↓プロファイル名は1個しかない場合はFirefoxが任意の文字列で適当に作りますのでProfilesフォルダに入っているフォルダ(任意の文字列)を開いた中にplaces.sqliteファイルがあります。
パス(場所)はデフォルトだと以下の中にあります。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\プロファイル名
AppDataが表示されない場合は以下↓のようにコントロールパネル > エクスプローラーのオプションの「表示」タブで「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」のチェックをしたらAppDataが表示されるようになります。
念のためキャッシュを削除
設定 > 詳細 > ネットワーク のキャッシュされたウェブページにある「今すぐ消去」ボタンを押します。
これで、Firefoxの場合は詐欺ページが表示されなくなると思いますが、もしまた表示された場合は教えて下さいね。対策考えます。
以上、MicroSoftのセキュリティ警告でした、実際はMicroSoftの警告ではなく、詐欺なのでご注意ください。