【USB PDハブ】BlitzWolf・AUKEY・dodocool などのUSBアダプター 13種レビュー

海外通販BanggoodからBliTZWolfの6ポートでQC3.0(Quick Charge)とUSB PD2ポートが使える合計75W出力のUSB PDハブがやってきたのでレビューします。

こちらは最新の充電器GaN(窒素ガリウム)充電器ではなく、一般的なUSB PDハブになります。

GaN充電器はコンパクトで良いのですが、まだまだ値段が高めでテレワークなどの自宅で使う場合は安価でUSBポートが多いUSB PDハブのほうがたくさんの機器を充電できて使い勝手が良いですね。

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USB PDハブ

BlitzWolf BW-S16 75W 6-Port

USB PD出力のUSB Type-Cが2ポート、QC3.0対応のUSB Type-A(標準USB)が2ポート、普通の標準USBが2ポートの合計6ポートになります。

注意点として、USB Type-Cの2つのポート、QC3.0の2つの標準USBポートの2ポート目を抜き差しすると、1ポート目の電源がリセットされて一瞬電源が落ちますので注意が必要です。

この電源が一瞬リセットされる現象は高出力のUSBハブにはつきもので、複数ポートのあるGaN充電器も同様に電源がリセットされます。

複数ポートを使うと最高出力が変更されるのが理由になりますので、もともと小さな出力のUSBハブには起こらない現象。

大出力のUSB PDハブにはつきものなので、ラズパイやLinuxなどバッテリー内蔵ではないサーバー用途に使用する場合には他のポートの抜き差し時に電源が落ちますのでご注意ください。

自分もラズパイにこのUSB PDハブを使用していますが、同じポートのプラグを抜く時に電源が落ちて、刺すとまた落ちます・・・

出力が大きい分、便利ですが、不便な側面もありますね。

USB充電規格で覚えておきたいUSB PDとQC

ここで、USB PDとQuick Chargeについて簡単に説明しておきます。

USB PD(Power Delivery)

USB PDは最大100Wの電力供給を可能にする仕様で、ノートパソコンの充電や、スマホ・タブレットの急速充電にも使われています。

USB PD2.0以上は最大100W出力なのですが、USB PDハブ BlitzWolf BW-S16のUSB Type-CのUSB PDポートは最大出力65Wなので、古い仕様なのか、BliTZWolf独自仕様なのかもしれません。

現在のUSB PDのバージョンは3.0になっています。詳しいUSB PDの説明はGaN充電器のページをご覧ください。

USB PD コネクタ パワールール FRS PPS 最大電力
PD3.0 USB Type-C 100W

このUSB PDハブにはFRSやPPSは無いようです。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

QC(Quick Charge)3.0

QualcommのSoc(System on a Chip=CPU・メモリ・GPUなどを1個の半導体に実装したチップ)を採用しているスマートフォンやタブレットの急速充電規格です。

Quick Chargeは1・2・3・4・4+・5までのバージョンがあり、USB PDハブ BlitzWolf BW-S16で対応しているのはQuick Charge3.0までのバージョン、最大で18W出力になります。

技術 電圧 電流 最大出力
Quick Charge 3.0 3.6V-20V 2.6A、4.6A 18W

最近ではSocにスナップドラゴン(Snapdragon)=スナドラ搭載のスマホが多いですね。

最近のハイスペックスマホはスナドラ888搭載でQuick Chargeのバージョン4+か5搭載なので、このUSB PDハブではQC3.0で18W出力しか出ないので急速充電するにはちょっと力不足かもしれません。

中華スマホのXiaomiやVivoの躍進とまらず(HuaweiはPlayストアがなくなって失速中、Iot機器に力を入れるようです)、ハイスペックなので価格は10万前後になっていますね。

画像Xiaomi Redmi K40 Pro Snapdragon 888vivo iQOO 7 5G Snapdragon 888Xiaomi Mi11 Snapdragon 888
機種名Xiaomi Redmi K40 Provivo iQOO 7 5GXiaomi Mi11
メーカーXiaomi2046vivo1923Xiaomi1865
価格調査価格調査Amazon Xiaomi Redmi K40 ProYahoo!ショッピング Xiaomi Redmi K40 Pro楽天市場 Xiaomi Redmi K40 Pro価格調査Amazon vivo iQOO 7 5GYahoo!ショッピング vivo iQOO 7 5G楽天市場 vivo iQOO 7 5G価格調査Amazon Xiaomi Mi11Yahoo!ショッピング Xiaomi Mi11楽天市場 Xiaomi Mi11
OSAndroidAndroidAndroid
SocブランドQualcommQualcommQualcomm
SocSnapdragon 888Snapdragon 888Snapdragon 888
メモリ6/8GB8/12GB8/12GB
ストレージ128/256GB128/256GB128/256GB
ディスプレイ6.67インチ6.62インチ(20:9)6.81インチ(19.5:9)
解像度2400x10802400x10803200x1440
スクリーンゴリラガラス5ゴリラガラス5ゴリラガラス
パネル有機EL有機EL有機EL 120Hz
画素密度398PPI515ppi
バッテリー4520mAh QC 33 33W4000mAh 120W4600mAh QC4+ 10W
フロント カメラ2000万画素1600万画素 F値2.02000万画素
リア カメラトリプルカメラ
6400万画素
800万画素
マクロ500万画素 F値2.2 1/1.7mm
トリプルカメラ
4800万画素 F値1.79 焦点26mm 1/2.0mm 0.8µm
1300万画素 F値2.46 焦点50mm 1/2.8mm 0.8µm
超広角1300万画素 F値2.2 焦点16mm
トリプルカメラ
10800万画素 F値1.85 1/1.33mm 1.6µm
1300万画素 F値2.4
500万画素
重量196g209.5g196g
サイズ 縦x横x奥行163.7x76.4x7.8mm162.2x75.8x8.7mm164.3x74.6x8.0se6mm
BluetoothV5.2V5.2V5.2
NFC
GPS
WiFia/b/ga/b/g/na/b/g/n/ac/ax 2x2(MIMO)
生体認証指紋(画面内),顔認証指紋(画面内)
充電USB Type-CUSB Type-CUSB Type-C
SIMDual(NanoSIM2枚)NanoSIMDual(NanoSIM2枚)
DSDS(同時待受)
2G(GSM)
MHz(BAND)
850(5-26),900(8),1800(3),1900(2)850(5-26),900(8),1800(3),1900(2)850(5-26),900(8),1800(3),1900(2)
3G(W-CDMA)MHz(BAND)
Docomo(1,6,19),au(1,18)
Softbank,Y!mobile(1,8,11)
2100(1)2100(1),1900(2),1700(4),850(5),900(8),2000(34)2100(1),1900(2),1700(4),850(5),900(8),850JP(6),800(19),CDMA2000(BC0)
4G(LTE)MHz(BAND)
Docomo(1,3,19,21,28,42)
au(1,3,11,18,26,28,41,42)
Softbank,Y!mobile(1,3,8,11,28,41,42)
2100(1),1900(2),1800+(3),1700(4),850(5),2600(7),900(8),700ac(12),700bc(17),800Lower(18),800Upper(19),800DD(20),850+(26),700Lower(28A),TD2000(34),TD2600(38),TD1900+(39),TD2300(40),TD2500(41),TD3500(42)2100(1),1900(2),1800+(3),1700(4),850(5),2600(7),900(8),700ac(12),700bc(17),800Lower(18),800Upper(19),800DD(20),1900+(25),850+(26),700(28),TD2000(34),TD2600(38),TD1900+(39),TD2300(40),TD2500(41)2100(1),1900(2),1800+(3),1700(4),850(5),2600(7),900(8),700ac(12),700bc(17),800Lower(18),800Upper(19),800DD(20),850+(26),700Lower(28A),TD2000(34),TD2600(38),TD1900+(39),TD2300(40),TD2500(41),TD3500(42)
5G MHz(BAND)
Docomo(N78,N79)
au(N77,N78)
Softbank,Y!mobile,楽天(N77)
2100(N1),1800(N3),2500(N41),3700(N77),3500(N78)2100(N1),1800(N3),700(N28),2500(N41),3700(N77),3500(N78),4700(N79)2100(N1),1800(N3),700(N28),2500(N41),3700(N77),3500(N78),4700(N79)
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USB PDハブ BlitzWolf BW-S16 レビュー

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16 スペック

BlitzWolfのUSB PDハブは6ポートあって最大合計75W出力してくれます。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

うまく接続すればパソコン・スマホ・タブレットを同時に急速充電できそうですね。

使用するUSBポートの組み合わせ次第では急速充電できない時もありそうです。特にパソコンの場合は45W以下か、65W以下かによって使えるUSBポートが違ってきそう。

100W近くの出力が必要なパソコンの場合は急速充電は無理っぽいですね。

入力 AC100-240V 50/60Hz 1.7A max
USB-C1&C2 DC5V⎓3A/9V⎓3A/12V⎓3A/15V⎓3A/20V⎓3.25A,65W max
USB-A1&A2 DC5V⎓3A/9V⎓2A/12V⎓1.5A,18W max
USB-A3&A4 DC5V⎓2A
USB-C1/C2+USB-A3/A4 Output 65W+10W(75W MAX)
USB-C1+USB C2+USB-A3/A4 Output 45W+18W+10W(73W MAX)
USB-C1/C2+USB A1/A2+USB-A3/A4 Output 45W+18W+10W(73W MAX)
USB-C1/C2+USB A1/A2+USB-A3/A4 Output 45W+15W+10W(70W MAX)
USB-C1+USB C2+USB-A1/A2+USB-A3/A4 Output 30W+18W+18W+10W (76W MAX)
USB-C1+USB C2+USB-A1/A2+USB-A3/A4 Output 30W+18W+15W+10W (73W MAX)
Total 75W max
Fast Charging Protocols PD3.0/QC2.0/QC3.0/BC1.2 DCP/ Apple 2.4A/AFC/FCP
Plug Type EU Plug, UK Plug, AU Plug, US Plug
Safe Protection Short circuit protection, over-current protection, over-voltage protection, over temperature protection, under voltage protection, etc.; pcv0 fire-proof and high temperature resistant shell material
Size 96.6*70*28.5mm

先程も説明したとおり、USBプラグを抜き差しすると電力の出力が変わりますので一瞬電源が落ちます。ご注意ください。

箱・付属品

箱はいつものBliTZWolfの緑ラインのもの。

本体・付属品など

付属品はUSB PDハブのスマホスタンドにもなるスタンド、1Mほどのメガネケーブル、取説になります。

USB Type-C 2・QC3.0対応USB-A 2・USB-A 2 合計6ポート

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

それぞれのポートはかなり固く、最初はすごく抜き差ししずらいです。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

USB PDハブ本体は大きめなので持ち歩けないことはないのですが、やはり自宅に据え置きしてスマホやタブレットを立てながら充電したりするのに向いてます。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

取説

取説は大したことは書いてなかったのですが、日本語もありましたので載せておきます。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16の使い道

最近の電子機器はほとんどがUSBポートになってきたので、USB PDハブがあると便利ですね。

スマホ・ノートパソコン・タブレットの充電以外にいくつか使い方を考えてみました。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

USB ハンダゴテに使う

USB PDアダプターで使えるUSBハンダゴテのMINI TS80(18W出力)・TS80P(30W出力)の2機種をUSB PDハブBlitzWolf BW-S16で使ってみます。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

本来はスマホを置くスタンドですが↓ちょうどハンダゴテを置くスタンドにもなりました。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

実際にはMINI TS80Pのほうは手に持つ部分の先のほうがすり鉢状になっているので、直にデスクに置いてもハンダゴテ部分はデスクに触れない構造なので、スタンドはいらないかもしれません。

ポータブルバッテリーの充電に使う

ポータブルバッテリーはACアダプターやシガーソケットで充電するタイプで、USB PDで充電できればかなり便利なのですが、Homdox 222WhポータブルバッテリーはUSB Type-C充電ありますが18W充電でACアダプターの30W(15V2A)充電とは速度が違い、主流はACアダプターで充電するタイプが多いようです。

ACアダプターはかさばって熱を持って熱くなるのがちょっと気に入らないので、USB PDハブを電源として充電できないかやってみました。

自分の持っているポータブルバッテリー(suaoki ポータブル電源 S270 40540mAh/150Whと、以前レビューしたHomdox 222Whポータブルバッテリー)のDCプラグは外側が3.5mm・内側が1.3mmほどになっているプラグでした。

USB PD出力可能なUSB Type-C→DCプラグに変換してくれるUSB PDエミュレーター内蔵の変換アダプタ↓を買ってテストしてみます。

SUAOKI S270でUSB PDハブ→DCプラグに充電

SUAOKIの一番小さいタイプのポータブルバッテリーにUSB PDポートから充電してみました。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

15V2Aで充電すると思いますので、ACアダプターと同じような速度で充電できると思いますが、どうなんでしょう?まだわかりません。

Homdox 222WhポータブルバッテリーでUSB PDハブ→DCプラグに充電

こちらの↓Homdox 222Whポータブルバッテリーのほうは、USB Type-Cからも充電可能です。

USB PDアダプターや、このBlitzWolf BW-S16のUSB PDポートで充電できましたが、ケーブルに注意が必要で、USB PDアダプターに付属のケーブルでは充電できない場合がありました。

なので、USB Type-C→DCプラグ変換アダプターを介してテストしてみたらちゃんと充電できました。(充電速度は不明ですが、多分30W出力でてるのではないでしょうか?)

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

USB Type-C→DCプラグ変換アダプターはDCプラグで充電する機器をUSB PDで充電できますが、熱がでたり耐久性が悪かったりして多少危険がありますので自己責任で使いましょう。

数日試したところ、ACアダプターよりもUSB PDハブのほうが発熱が少なく安全なのかな?といったところ。変換アダプターのほうは全く発熱していませんでした。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16 ラズパイの電源にする

USB PDハブの使い道として結局Raspberry Pi(ラズパイ)の電源として使うことにしました。けどUSB Type-CポートやQC3.0用USBポートを抜き差しすると電源が落ちるので、常時電源が入っている機器を接続しっぱなしにする必要があります。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16が左下の壁とデスクのカドに設置した

3Dプリンターでテレワークの背景に固定するスタンドを作って設置しました。

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16

今は1ポート余って使い道がないので、最後のUSBポートを刺す時にラズパイの電源が落ちる・・・

USB PDハブ BlitzWolf BW-S16 使ってみた感想

BlitzWolf BW-S16長く使えるかも

6ポート中5ポートを使って数日使っていますが、熱はほんのり暖かくなる程度で安定した出力のUSB PDハブで筐体もしっかりしていますので、長く使えそうな気がします。

GaN充電器で6ポート以上のものが出るまでコレを使ってみます。

USB PDハブの問題点

すべての複数ポートがあるUSB PDハブに共通する問題だと思いますが、USB Type-CやQC3.0用USBなど、同じ系列のUSBポートのプラグを抜き差しすると、一瞬電源が落ちてリセットされるので注意が必要。

この一瞬電源が落ちる現象は、新たにガジェットのUSB電源を刺したり抜いたりした時に、USB PDハブ側が各USBポートの電力の最大出力を変更しなおすので仕方のないことです。

LINUXサーバーやラズパイなど常時電源を入れておくガジェットで使う場合には、他のUSBポートのUSBプラグの抜き差しに注意しましょう。

USB PD搭載のハブ、スマホ・タブレット・パソコンやモニター・モバイルバッテリーの充電などに一家に一台いかがでしょうか?

こちらのUSB PDハブ BlitzWolf BW-S16は2021/4現在5千円弱でBanggoodで買えます。

USB PDハブ

BlitzWolf BW-S16 75W 6-Port

※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。

次のページからは、過去にレビューしたUSB PDハブやUSBアダプターなど12機種を紹介しています。

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