Web会議に最適!eMeet ヘッドセット ボリュームコントローラー・スピーカーフォン レビュー

テレワーク

テレワークでWeb会議に最適なeMeetのヘッドセットとボリュームコントローラーを紹介します。

eMeetは多人数でWeb会議するのに定評があるスピーカーフォン(ハンズフリースピーカー)を販売しているメーカーでスピーカーフォンeMEET M2は次のページで紹介しています。

このページでは自宅で一人でテレワークしていてWeb会議したり音楽を聞くのにも最適なヘッドセットの紹介です。

通話中のENCノイズキャンセリングでWeb会議中でも雑音や自分の声をちゃんと相手に届けられて、静かに音楽を聞くのにもANCアクティブノイズキャンセリング搭載で最適です。

eMeet HS150

eMeet HS150

11,000円前後(クーポン適用)

こちらのヘッドセット↑はマイクブームを上に上げるだけでマイクがミュートになりますが、下の↓ボリュームコントローラーもセットで使うとマイクだけでなく、音楽・スピーカーもオフにできますのでよりPCライフが充実します。

ボリュームコントローラーは質感が良いのでデスクに置いておくだけで気分があがります。(ただアプリが良くないので使いやすくするために後ほど説明していきます。)

ヘッドセットHS150の機能

バッテリー内蔵でBluetooth接続で最大48時間通話

ANCアクティブノイズキャンセリングOffの状態では最大48時間通話可能です。

VoiceIA Tech技術6つのマイクで通話時ENCノイズキャンセリング

eMeet独自のVoiceIA Tech技術で6つのノイズキャンセリングマイク搭載。

ANCアクティブノイズキャンセリング

通話時のノイズキャンセリングのほかに、周囲の雑音を低減してくれるアクティブノイズキャンセリング機能も搭載されているので音楽を聞くのにも適しています。

マイクブームを上げてミュート

Web会議にかなり便利な機能のマイクのブームを上げるだけでマイクがミュートになる機能はよく考えられていてすごい。

ボリュームコントローラーがあれば↓赤LED表示で視覚的にマイクがミュートになっていることが分かるのでより安心。

接続はBluetooth5.0とUSB Type-C

Bluetooth5.0は主に音楽を聞く用途で、Bluetoothが無いパソコンでもBluetoothドングル付きなので便利に使えます。

Bluetooth5.0だと少し遅延が生じるので動画再生・ゲームやWeb会議でも遅延が気になる場合はUSB Type-Cで直接PCと接続して使用したほうが遅延なく使えます。

eMeetボリュームコントローラーの機能

回転とボタン

ボリュームコントローラーは左右の回転とボタンのみのシンプルなガジェットでメタルつや消しブラックで質感はかなり良いです。

音楽再生に切り替えた時のみですが、押し回しにも対応。

回転でボリューム

専用アプリeMeetLinkをインストールしなくても音量調整はできます。(ミュート機能はeMeetLinkを起動しないとできない)

ステータスLED、レッドはマイクミュートのみ・・・

状態を表示するステータスLEDは通常は青でミュート状態だと赤になりますが、マイクのミュートのみLEDが赤になります。

音楽・スピーカーのミュートは変わらず青LED点灯状態。

LEDを点けたくない時はeMeeLinkアプリで消灯設定も可能。

ボタンでミュート機能

マイクのミュート・音楽再生のミュート・スピーカーのミュートができます。

ボタンはアプリの完成度が低いためにマイクのミュート以外は使いにくいので後ほどちょっとした解決策を紹介します。

それでは実機を簡単にみていきましょう。

eMeet ヘッドセットHS150・ボリュームコントローラー レビュー

アマゾンからやってきたのできれいな化粧箱のまま届く。

ヘッドセットの中身↓USBドングル付きでUSB Type-Cケーブルと取説、メッシュの巾着バッグも入っています。

付属のドングルもしっかり技適付きです。

こちら↓はボリュームコントローラー、USB Type-Cと取説のみ。

巾着バッグ

巾着バッグはヘッドセットが余裕をもって入るサイズ。

内側にはUSBドングルが入る小さいポーチもついていて気が利いてます。

イヤーパッド

ヘッドセットのイヤーパッドはかなりぶ厚めで耳にフィットします。

ご覧の通り↓他のヘッドホンに比べてかなり厚め

この肉厚な感じが好きな人にはたまらないと思う。

マイクブーム

マイクブームの外側は銀色で内側もスリットになっていてツバなどの湿気が出やすい構造。

アーム

頭の上にとおすアーム部分も分厚く誰でもジャストフィットするように伸び縮みする。

電源ボタンとLEDランプ

電源ボタンはスライドボタンでシンプル構造。電源オンで緑LED、Bluetoothオンだと青いLEDが点灯します。

操作ボタン

右側にある中央のボタンでノイキャンオン・オフで上のと下にある2つの点々がボリューム。

Bluetooth接続

ヘッドセットのBluetooth接続はごく簡単で2台までのPCやスマホに接続可能。

電源ボタンを長くスライドさせておくとチカチカと青LEDが点滅するので、PCやスマホでデバイス「EMEET GeniusCall HS150」を追加するだけ。

これでBluetooth接続でヘッドセットが使えるようになりました。

ボリュームコントローラー

ボリュームコントローラーの見た目はメタルでつや消しブラックと、デスクトップを邪魔しないカラーでも存在感があります。

マイクのミュート時のみ赤LED点灯、スピーカーミュート・音楽停止時にはそのまま青LED点灯なのがちょっと不便。

PCソフト eMeetLink

ヘッドセットのアナウンス言語を日本語に変える時やボリュームコントローラーではミュートにする時に専用ソフトのeMeetLinkが必要になりますのでインストールしていきましょう。

eMeetLinkダウンロード・インストール

こちらのページからソフトをダウンロードします。

EMEETLINK | EMEET Software Service and Downloads
Download and update to the latest version of EMEETLINK PC Software. Both Windows versions and Mac versions are available...

Mac用とWindows用がある。

Windows用はインストーラで適当に次へを押してインストールします。

ヘッドセット 設定

ヘッドセットはオフになる待機時間の設定と、アナウンスの言語切り替えの2項目だけ設定可能。

アナウンス言語はデフォルトで英語になっていますので、日本語にしたい場合はこのソフトが必要。

以下のように↓日本語を選択します。

これでヘッドセットを終了すると『さようなら』と日本語で女性の声でアシストしてくれます。

eMeet ボリュームコントローラーはeMeetLink必須

続いてeMeetボリュームコントローラーもeMeetLinkで設定していきます。(以下Windows10での説明です。)

eMeetLinkの役割

アマゾンレビューにも多数ありますが、製品自体は非常に完成度が高いものの、eMeetLinkソフトウェアのほうが使いづらいので総合的に使いづらいガジェットになってしまっています。

eMeetLinkソフトを使用しない場合のボリュームコントローラーはボリュームのみ操作できますが、ボタンは無反応なのでeMeetLinkを起動してボタンも使えるようにするのがeMeetLinkの主な役割。

あとそのままではPC起動時に管理者権限が必要でスタートアップに登録してもひと手間必要なので、その設定もしていきます。

まずはeMeetLinkのボリュームコントローラーでの一通りの機能を紹介します。

会議モード

eMeetLinkでデフォルトで「会議モード」になっていて、eMeetLinkを起動してボタンを押すとPCのマイクがミュートになる。

LEDの点灯やボタン機能をオフにできる設定もあります。

音楽モード

音楽モードではAmazon Musicなどの音楽プレーヤーの再生停止ボタン・ボリュームとして動作します。

音楽モードでは押し回しで次・前の曲の操作も可能。

会議モード・音楽モードはボタン・ボリュームなどの設定変更はできません。

カスタマイズ

ボタンをスピーカーのオン・オフに使いたい時はカスタマイズでボタン↓の項目の「スピーカーを ミュート/ミュート解除」を選択する。

一通りeMeetLinkの使い方を説明しました。

このままの状態だとPCの起動時に毎回eMeetLinkを起動させたりeMeetLinkのウィンドウが邪魔な時もあるので、もう少し便利に使えるように設定していきます。

eMeetLinkをWindows起動時に起動させて最小にする

ボリュームコントローラーのボリュームはソフトeMeetLinkを起動しなくても操作可能ですが、スピーカーをミュートにしたりマイクをミュートにしたりの操作ができないので起動時には毎回eMeetLinkを起動しないといけません。

そして、Windowsのスタートアップにショートカットを登録しても起動はしますが、「このデバイスに変更を加えることを許可しますか?」の表示が毎回表示されて面倒。

ということでタスクスケジューラで管理者権限を付与して自動でなにも操作せずとも起動してくれるように設定していきます。

さらに、eMeetLinkのウィンドウが邪魔なので、自動で起動してウィンドウを表示させないようにします。

タスクスケジューラを起動

スタートメニューのWindows 管理ツール >タスクスケジューラを選びます。

タスクの作成を選択

タスクスケジューラが起動したら「タスクの作成」を押してタスクを作っていきましょう。

タスクの作成(全般)

名前をつけて、「最上位の特権で実行する」にチェックを入れる。

新しいトリガー

トリガーのタブで新規ボタンを押す。

設定の「特定のユーザー」(今ログインしているユーザー)を選んで、詳細設定で「有効」にチェックを入れる。

操作

操作のタブに移動して新規ボタンを押す。

操作の「ブログラムの開始」を選んでeMeetLinkのあるパスを指定する。

参照ボタンを押してeMeetLink.exeを選ぶと簡単です。

デフォルトでは以下のパスにeMeetLinkがあります。

"C:\Program Files\eMeetLink\eMeetLink.exe"

条件

条件のタブでは「コンピュータをAC電源で使用している場合のみタスクを開始する」にチェックが入っているので外します。

設定

設定のタブは「タスクが失敗した場合の再起動の間隔」にチェックを入れておきます。

最後にOKボタンを押す。

設定完了

eMeetLinkのトリガーが保存された。

これで起動時に自動でeMeetLinkが起動するようになりました。

起動時にeMeetLinkウィンドウを最小化する

ついでに起動時に毎回eMeetLinkが表示されるのもちょっと目障りなので、さらにeMeetLinkを最小化して見ないですむように設定していきます。

この操作をするとeMeetLinkのウィンドウが表示されなくなりましたが、ボタンはちゃんと機能しました。

eMeetLinkのウィンドウを表示させたい場合は別途スタートメニューからeMeetLinkアプリを起動する必要があります。

eMeetLink_start.batファイルを作る

メモ帳などのテキストエディタで以下の一行を記入して保存します。

start /min C:\Program Files\eMeetLink\eMeetLink.exe

この行はスタート(start)時にウィンドウを最小(/min)にしてeMeetLink.exeを起動するという意味です。

保存先はProgram Filesに保存したいのですが管理者権限が必要なのでとりあえずはデスクトップなどに「eMeetLink_start.bat」と名前を付けて保存しましょう。

その後C:\Program Files\eMeetLinkのフォルダに先ほど保存したeMeetLink_start.batを移動します。

タスクスケジューラのeMeetLinkを変更

先ほど作ったタスクスケジューラのeMeetLinkを変更します。

eMeetLinkを右クリックして「プロパティ」を選びましょう。

操作タブで「プログラムの開始」をダブルクリックすると操作の編集ウィンドウが表示されるので、
「”C:\Program Files\eMeetLink\eMeetLink_start.bat”」を入力します。

最後に「実行する」を選択して正常に動作するか試してみてください。

この作業をするとeMeeLinkが起動するもののウィンドウが表示されずにボタンは正常に機能するようになりました。

eMeetボリュームコントローラーを手に入れたら試してみてくださいね。

eMeetヘッドセット H150とボリュームコントローラー まとめ

テレワークでWeb会議に使えるヘッドセットと音を操作する時に便利なボリュームコントローラーを紹介しました。

特にボリュームコントローラーは他社製品がほとんどない状態なので、PCのサウンドボリュームをロータリーエンコーダで調整したい方は必須ガジェットだと思います。

HS150 ヘッドセット

マイクブームを上げるとマイクミュートで下げるとマイクが使えるようになって便利なヘッドセット。

ノイズキャンセリングは周囲の雑音を低減するANCノイズキャンセリングと、6つのマイクで通話時に相手に声が届きやすくなるENCノイズキャンセリングの両方を搭載(下位バージョンのHS100 はANCノイキャン非搭載)

音質は自分が聞いた(普通の耳です)限りではかなり音が良く他のヘッドホンとくらべても遜色ない広がりのある音質です。

イヤーパッドが分厚くてつけ心地が良いヘッドセットです。

ボリュームコントローラー

マイクのミュートは赤LEDが点灯しますが、スピーカーのミュートは青LEDのまま。

できればスピーカーのミュート時も赤LEDにしてほしかった。このあたりはソフト的に変更できそうなので、もう少しeMeetLinkを使いやすく性能アップしてほしいところ。

ソフトのeMeeLinkが使いにくいのでタスクスケジューラでPC起動時に自動で起動するようにしました。

eMeetはハードウェアは得意ですが、ソフトウェア開発があまり得意ではないようで今後の課題だと思います。

eMeet ヘッドセット2機種とボリュームコントローラー

eMeetからはヘッドセットが2機種でています。ボリュームコントローラーは今のところ1機種です。

画像 eMeet HS150 eMeet HS100 EMEET ボリュームコントローラー USBミュートボタン
商品名 eMeet HS150 eMeet HS100 EMEET ボリュームコントローラー USBミュートボタン
特徴 雑音を遮断するANCノイズキャンセリング・6つのマイクで通話品質向上のENCノイズキャンセリング搭載のWeb会議用ヘッドセット 4つのマイクで通話品質向上のENCノイズキャンセリング搭載のWeb会議用ヘッドセット(ANCノイキャンなし) ワンクリックでマイク・音楽・スピーカーのミュート、回転でボリュームコントローラー
メーカー eMeet eMeet eMeet
価格 11,000円前後(クーポン適用) 9,500円前後(クーポン適用) 3,000円前後(クーポン適用)
ヘッドホン型式 オーバーイヤー オーバーイヤー
接続 USB・Bluetooth5.0 USB・Bluetooth5.0 USB Type-C
マイク VoiceIA Tech技術・6つのノイズキャンセリングマイク 4つのノイズキャンセリングマイク
ノイズキャンセリング 音楽:アクティブノイズキャンセリング(ANC)、通話:ENCノイズキャンセリング 通話:ENCノイズキャンセリング
その他 USBドングル付き USBドングル付き eMeetLink必須

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