スマホみたいなBlitzWolf 15.7インチ フルHD モバイルモニター BW-PCM7 レビュー

BlitzWolf BW-PCM7 モバイルモニター

モバイルモニターも新しい世代になって、スマートフォンの筐体により近づいてきています。

今回レビューするBlitzWolfのタッチ対応15.6インチモバイルモニター  BW-PCM7もディスプレイ面が全面ガラスパネルで端のほうは曲面ガラス仕上げ、裏面は鏡面仕上げ、側面は丸いメタルの仕上げになっていてかなりスマホと同じ仕様になっています。

BlitzWolf BW-PCM7
USB Type-Cでスマホと、Mini HDMIでパソコンと接続可能

BlitzWolf BW-PCM7

自分もモバイルモニター好きで、PC作業用のディスプレイはすべてモバイルモニターに変えて現在は8枚パネルで作業しています。(実質的にモバイルモニター6枚で十二分に画面が広く効率的に使えます。4枚でも十分かも)
ASUSのモバイルディスプレイも大好きで3台使っていますが、BlitzWolfのモバイルモニターのほうが先進的なデザインなのでオススメです。

ただBlitzWolfのモバイルモニターは主に海外通販Banggoodなど、海外通販でしか買えないのがデメリット。ただしBanggoodでは送料無料で丁寧に届けてくれるので、最近では海外通販でも気軽に買えます。

  1. BliTZWolfは新進気鋭の中華系ガジェットメーカー
    1. アマゾンのBlitzwolf公式ショップ ページ
    2. BanggoodのBlitzwolf ブランドページ
    3. BlitzWolfのロゴアイコンが変わった
  2. モバイルモニターについてちょっと復習
    1. モバイルモニターの電源はUSB
    2. パソコンとはHDMI接続・スマホとはUSB Type-C接続
    3. ディスプレイサイズは13.2・14・15.6インチの3種類がメイン
    4. 解像度とタッチコントロール
    5. デザイン
  3. BlitzWolf モバイルモニター 6機種
    1. BlitzWolf BW-PCM8 新型
    2. BlitzWolf BW-PCM7 新型
    3. BlitzWolf BW-PCM4
    4. BlitzWolf BW-PCM3
    5. BlitzWolf BW-PCM2
    6. BlitzWolf BW-PCM1
  4. BlitzWolf 15.7インチ モバイルモニター BW-PCM7 レビュー
    1. 新型モバイルモニターの変更点
    2. Banggoodの梱包
    3. 開封
    4. 取説は日本語あり
    5. ディスプレイ面はガラスのフラット構造
    6. 裏面は鏡面仕上げ
    7. 付属品
    8. アダプター
    9. 右側面のポート
    10. OSD(On Screen Display) 電源ボタン
    11. 左側面 入力ポート
    12. キックスタンドの内側に仕様のシール
    13. 無段階のキックスタンド
  5. 同じ工場出身のGMKモバイルモニターと比較
    1. 14インチ4KのGMK KD1とほぼ一緒の BlitzWolf BW-PCM8も出てる
    2. ディスプレイ面
    3. 裏面
    4. 四隅の角とベゼル
    5. 右側面のポート
    6. 左側面 入力と電源ポート
    7. 底面スピーカー
  6. 旧型15.6インチ タッチ付きBlitzWolfBW-PCM3と比較
    1. ロゴアイコンが変わってる
    2. ディスプレイのベゼル
    3. 右側面のポート
    4. 左側面 入力・電源ポート
    5. 裏面
  7. 新型モバイルモニター BlitzWolfBW-PCM7 まとめ
    1. 新旧モバイルモニターの違い
    2. モバイルモニターとハイスペックスマホで仕事ができる時代
    3. キックスタンドなので保護ケースが無い
    4. BanggoodでのトラブルはBeヨンドも手伝います
    5. BlitzWolfモバイルモニター 6選 比較

BliTZWolfは新進気鋭の中華系ガジェットメーカー

Blitzwolfは中国 深センで2010年頃に最初に急速充電できるUSBハブを販売しだしたブランドで、現在はスマホ周辺機器やスマートウォッチ・Iot製品など多くのジャンルの商品を販売しています。

2021年の最近では飛ぶ鳥を落とす勢いで新製品を次々と出していて、日本ではあまり知られていませんが中国ではXiaomiに続いて?5番目くらいに人気が高いガジェットメーカーです。

BliTZWolfは中国ガジェットで似たような製品を多数出している競合会社があるなか、独自のこだわりと商品完成度をもって製品を販売したのが消費者に受け入れられて成長してきているブランドです。 BlitzWolf公式サイトはこちら↓

Blitzwolf 15.6インチ タッチ対応モバイルモニター レビュー

アマゾンのBlitzwolf公式ショップ ページ

日本のアマゾンでのヒット商品は自撮り棒・完全ワイヤレスイヤホンになっています。

Blitzwolfは中国 深センにある会社

アマゾンのBlitzwolf 特定商取引法に基づく表記を見ると↓会社は深センにあるようです。 Blitzwolf

BliTZWolfの保証とサポート

保証は18ヶ月で永久サポートになっています。 30日間であれば無条件で返品できるのも嬉しいところ。 BliTZWolf

アマゾンでBlitzwolfの評価

9割以上の人が満足しているようで評価はとても高かった。 Blitzwolf

BanggoodのBlitzwolf ブランドページ

中華系海外通販ではBanggoodがメインで販売していまして、Banggoodのサイトにはブランド専用ページがありました。↓ このページをチェックすればBliTZWolfの人気商品や新商品がわかります。 Blitzwolf Banggood BliTZWolfブランドページ

BlitzWolfのロゴアイコンが変わった

従来のBlitzWolfのロゴアイコンは以下のようにゴシック体をベースにしたようなロゴでした。

今回レビューするBlitzWolf BW-PCM7のほうはロゴアイコンがちょっと変わって、立体感があるロゴデザインに変わっていました。↓

BlitzWolf BW-PCM7

レビューする新発売のモバイルモニターBlitzWolf BW-PCM7とBW-PCM8だけが新しいロゴデザインなので、もしかしたらモバイルモニターのみがこのロゴを使うのかもしれません。

モバイルモニターについてちょっと復習

モバイルモニターの電源はUSB

モバイルモニターはACアダプターを使わずUSBアダプターを介してUSB Type-C接続で電源をとりますので、旧型のノートパソコンのように重いACアダプターを使わないのが良いところ。

USB電源はFull HDのモバイルモニターだと、パソコンのUSBポートから給電できるのでUSBアダプターも必要なくなってきますが、4Kモバイルモニターは3Aの電流を必要とするのでパソコンのUSBポートでは電力が足りない場合があります。(5V2AでもFull HD画質まで下げれば表示されるモバイルモニターもある)

BlitzWolf BW-PCM7
  • 4Kモバイルモニター:5V3A(同梱USBアダプター)かそれ以上、USB PD充電器GaN充電器などUSBアダプターが必要
  • 4Kより画素数が少ないモバイルモニター:5V2AでPCから給電可能

4KのモバイルモニターはUSBアダプターも選びますのでご注意ください。

外出先に持っていく場合は、やはりFull HDのモバイルモニターのほうが便利でしょう。

パソコンとはHDMI接続・スマホとはUSB Type-C接続

パソコンはMini HDMI接続でスマホやタブレットはUSB Type-C接続で、両者ともにその他に別途電源のUSBアダプターやパソコンのUSBポートからUSB Type-C接続で電源が必要になってきます。

パソコンがサンダーボルト3以上に対応している場合は、HDMI接続ではなくUSB Type-C接続でディスプレイを表示できる場合もあります。

ディスプレイサイズは13.2・14・15.6インチの3種類がメイン

モバイルモニターは11インチ~18インチくらいまでサイズがたくさんありますが、メインのサイズは大きいサイズのノートパソコンと同じ15.6インチ、小さいサイズのノートパソコンの13.2インチの機種が多めです。

モバイルモニターはノートパソコンの外出先でのマルチモニタ化する拡張画面としての使い方が主なので、ノートパソコンと一緒のサイズに合わせると便利でしょう。

解像度とタッチコントロール

モバイルモニターを選ぶ際にディスプレイサイズとともにチェックしていただきたいのが解像度とタッチの有無です。

解像度はほとんどがフルHDで、最近では4Kのモバイルモニターが多くなってきましたが、モバイルモニターの小さい画面で高解像度の4Kはあまり必要ないのかもしれません。

解像度
  • Full HD(2K):1920 x 1080px 約200万画素
  • 4K:3840 x 2160px 約800万画素

4KはフルHDの4倍の高画質ですが、それだけ電力を必要として少し高出力のUSBアダプターを必要とするので、ノートパソコンのUSBポートが5V3A以上出力可能な場合のみ外出先でも使えるでしょう。

ゲームでモバイルモニターを使いたい場合はフルHDで114Hzという高リフレッシュレートのモバイルモニターも登場してきていますので、そちらを選んでください。

BlitzWolf BW-PCM7

タッチの有無は、ノートパソコンの拡張画面を使うのがメインの場合はいらないかもしれませんが、スマホやタブレットの画面をモバイルモニターで表示させる場合はタッチがあったほうが便利です。

タッチコントロール
  • タッチあり:スマートフォンやタブレット、パソコンなど接続した機器の操作をディスプレイをタッチして操作できる。
  • タッチなし:主にパソコンのマルチモニタ化する場合で、マウスで操作する。

デザイン

モバイルモニターのデザインは2021年秋 現在はほとんどが旧型のディスプレイの上の4方のベゼル枠をかぶせるタイプの例えるならばプラスチック製の携帯電話の筐体のようなデザインでしたが、最近では変わってきています。

  • 旧型:携帯電話のようなベゼルが飛び出ているデザイン
  • 新型:スマホのようなディスプレイ面が1枚のガラスパネルで覆われているデザイン

スマートフォンと同じようにベゼルとディスプレイが一体化して表面はベゼルごとガラスパネル1枚になって、よりシャープなデザインに変わってきています。(今回レビューするBlitzWolf BW-PCM7もこのタイプで、新型は中華ガジェットでしかいまのところ無いようです。)

モバイルモニターについてさらに詳しくはこちらで説明してあります。

BlitzWolf モバイルモニター 6機種

まずはBlitzWolfから出ているモバイルモニターの6機種をみてみましょう。7位と8位が新型でその他は旧タイプの筐体モバイルモニターになります。

BlitzWolf BW-PCM8 新型

BlitzWolf BW-PCM8 新型
BlitzWolfBW-PCM8

26,000円前後
ディスプレイサイズ 14インチ
パネルタイプ IPS
解像度 4K(3840 x 2160) 60Hz
視野角/コントラスト比 178度
カラー 16.7M 72%NTSC
輝度/応答速度 250cd/m2
タッチスクリーン 10ポイントタッチ
接続 Mini HDMI・USB Type-C x 2
サイズ/重量 321×206× 12.6mm/845g
バッテリー なし
スピーカー 底面ステレオ+イヤホンジャックあり
スタンド なし
リモコン

BlitzWolf新発売 14インチの4K解像度のモバイルモニター

キッススタンドタイプなモバイルモニターでケースは無いので別途用意する必要がある。
4K画質で10点タッチ対応なので出先でお客にプレゼンやゲームも楽しめる。
設定もタッチでするため、物理ボタンは一つ。
GMK KD1と仕様や筐体が似ているODM製造。

BlitzWolf BW-PCM7 新型

BlitzWolf BW-PCM7 新型
BlitzWolfBW-PCM7

26,000円前後
ディスプレイサイズ 15.6インチ
パネルタイプ IPS
解像度 1920 x 1080 60Hz
視野角/コントラスト比
カラー 72%NTSC
輝度/応答速度 250cd/m2
タッチスクリーン 対応
接続 HDMI・USB Type-C(3.1)・USB Type-C(電源)・USB Type-C(通信)
サイズ/重量 356x225x12.4-5.5mm/900g
バッテリー なし
スピーカー あり(底面)+イヤホンジャックあり
スタンド キックスタンド(本体一体型)
リモコン なし

ディスプレイ面・裏面ともに鏡面仕上げの新世代 タッチ対応モバイルモニター

新世代のモバイルモニターはキックスタンドで、スマートフォンのような角丸ガラスで下のベゼルまでガラス一枚でコーティング、側面はメタルで丸いデザイン、裏面も鏡面仕上げ。
フルHD・タッチ対応でディスプレイ設定のOSDもタッチ対応なモバイルモニター

BlitzWolf BW-PCM4

BlitzWolf BW-PCM4
BlitzWolfBW-PCM4

30,000円前後
ディスプレイサイズ 15.6インチ
パネルタイプ IPS
解像度 3840 x 2160 60Hz
視野角/コントラスト比
カラー 45%NTSC
輝度/応答速度 300cd/m2
タッチスクリーン 非対応
接続 HDMI・USB Type-C(3.1)・USB Type-C(電源)・標準USB(3.0)
サイズ/重量 352×226×9.5mm/750g
バッテリー なし
スピーカー あり(背面)+イヤホンジャックあり
スタンド あり(ケース一体型)・プラスタンド
リモコン あり

15.6インチの4K画質モバイルモニター

タッチ非対応ですが、4K画質のモバイルモニターで外出先でも動画や映画を見る場合には最適です。

BlitzWolf BW-PCM3

BlitzWolf BW-PCM3
BlitzWolfBW-PCM3

21,000円前後
ディスプレイサイズ 15.6インチ
パネルタイプ IPS
解像度 1920 x 1080 60Hz
視野角/コントラスト比
カラー 45%NTSC
輝度/応答速度 300cd/m2
タッチスクリーン マルチタッチ対応
接続 HDMI・USB Type-C(3.1)・USB Type-C(電源)・標準USB(3.0)
サイズ/重量 355×224×9.5mm/730g
バッテリー なし
スピーカー あり(背面)+イヤホンジャックあり
スタンド あり(ケース一体型)・プラスタンド
リモコン あり

タッチ対応FullHDのモバイルモニター(付属品多数でリモコンあり)

手頃なな価格なのタッチ対応でノートパソコンやラップトップのサブモニターとして使いやすいフルHD画質の15.6インチモバイルモニター
このモバイルモニターはこちらでレビューしてあります。BliTZWolf 15.6インチ タッチ対応モバイルモニター レビュー

BlitzWolf BW-PCM2

BlitzWolf BW-PCM2
BlitzWolfBW-PCM2

18,000円前後
ディスプレイサイズ 13.3インチ
パネルタイプ IPS
解像度 1920 x 1080 60Hz
視野角/コントラスト比
カラー 72%NTSC
輝度/応答速度 300cd/m2
タッチスクリーン 非対応
接続 HDMI・USB Type-C(3.1)・USB Type-C(電源)・標準USB(3.0)
サイズ/重量 304×195.7×9.7mm/560g
バッテリー なし
スピーカー あり(背面)+イヤホンジャックあり
スタンド あり(ケース一体型)・プラスタンド
リモコン あり

13.3インチ FullHDのモバイルモニター

重量560gで13.3インチと大きめ画面のモバイル性の高いモバイルモニター

BlitzWolf BW-PCM1

BlitzWolf BW-PCM1
BlitzWolfBW-PCM1

15,000円前後
ディスプレイサイズ 11.6インチ
パネルタイプ IPS
解像度 1920 x 1080 60Hz
視野角/コントラスト比
カラー 72%NTSC
輝度/応答速度 300cd/m2
タッチスクリーン 非対応
接続 Mini HDMI x 2・USB Type-C(電源)
サイズ/重量 267×172×10mm/460g
バッテリー なし
スピーカー あり(背面)+イヤホンジャックあり
スタンド あり(ケース一体型)・プラスタンド
リモコン あり

11.6インチFullHDモバイルモニター

Mini HDMI2系統+USB-Cの11.6インチモバイルモニター

BlitzWolf 15.7インチ モバイルモニター BW-PCM7 レビュー

新型モバイルモニターの変更点

変更点は主にボディでスマートフォンの筐体により近づいていて、見た目がよりスマートになっています。

  • ディスプレイ面がベゼルも含めてガラスパネル1枚のフラット構造
  • ベゼルの端はガラスの曲面仕上げでスマホと同等の仕上がり
  • 裏面は鏡面仕上げ(BlitzWolf BW-PCM7・BW-PCM8の場合、他のODM機種は変わる可能性あり)

ディスプレイの表示や操作など、内部的にはあまり変化はありませんので、旧型のモバイルモニターでも十分に使えます。

順番に詳しくみていきましょう。

Banggoodの梱包

海外通販Banggoodは最近はモバイルモニターの梱包をエアチューブで梱包してくれるので、はるばる中国からやってくる精密機器でも安心して買えます。

発送はこのモバイルモニターの場合は日本ダイレクトメール配送で送料無料なので中国郵政よりも丁寧に配送してくれて、日本では佐川急便が配送担当です。

商品の状態は無傷で、日本の配送品質とほぼ一緒でした。(今回は無傷でしたが、商品によっては化粧箱にダメージがある場合もありますのでご注意ください。)

BlitzWolf BW-PCM7

BlitzWolfの商品はほとんどがフィルムで封印されているので、新品未使用というのがひと目で分かります。

BlitzWolf BW-PCM7

開封

化粧箱をあけてみるとスポンジでカバーされているので、中国 深センからやってきても中身は傷ついたり壊れたりすることはないでしょう。

BlitzWolf BW-PCM7

モバイルモニター本体の下には、Mini HDMIケーブルやUSB Type-Cケーブル、USBアダプターなどが同梱されています。

BlitzWolf BW-PCM7

取説は日本語あり

取説は簡単なものですが、日本語の説明もちゃんとありました。

BlitzWolf BW-PCM7

このモバイルモニターは日本向けにも販売されるようですが?日本のネットショップではいまのところ販売されていないようです。

ディスプレイ面はガラスのフラット構造

本体を見てみると、第一印象は15.6インチのスマホのような見た目になっています。

ディスプレイ面は上から下のベゼル部分までガラス1枚のフラットな構造で、スマホのようになっています。

BlitzWolf BW-PCM7
ディスプレイ面がグレア(光沢)仕上げなので高級感はあるものの光が反射する

裏面は鏡面仕上げ

裏面は鏡面仕上げでスタンドはキックスタンド、裏面までスマホに近い仕上がりになっています。

BlitzWolf BW-PCM7

付属品

BlitzWolf BW-PCM7

残念ながらUSBアダプターはCタイプの電源になっているので、日本で使うには変換アダプター(Banggoodが同梱してくれています。)が必要。

電源にはUSB Type-Cケーブルを使うので、USB Type-C ↔ USB Type-C ケーブルが2本あり、スマホやタブレットと接続してスマホの画面をモバイルモニターに表示させるときや、右側側面の通信用(マウスやUSBメモリなどと接続)にも使えます。

USB Type-C ↔ 標準USBケーブルはUSBアダプターやパソコンのUSBポートと接続して給電用に使います。

BlitzWolf BW-PCM7

BlitzWolf BW-PCM7

アダプター

電源は普通の5V2AなどのUSBポートから引いても問題なく表示されます。自分はパソコンのUSBポートから電源をひいていますが、ちゃんと表示されて問題ありませんでしたので、Full HDモバイルモニターの場合は5V2AのUSBポートでもOK

フルHDのタッチ付きモバイルモニターなので、そこまで電源はシビアに考えなくてよさそうです。これが、4Kのモバイルモニターになってくると問題ありで、5V3AのUSBアダプターを使わないとうまく表示できませんのでご注意ください。

BlitzWolf BW-PCM7

Full HD画質のモバイルモニターを使う予定な方は、4Kモバイルモニターでも画質を落とせばFull HDとして使えますが、電力がシビアになってくるので、4KモバイルモニターではなくFull HDモバイルモニターのほうがオススメです。

Banggoodは気を効かせてUSBアダプターのCタイプコンセントから、日本で使えるAタイプコンセントの変換アダプターも同梱してくれました。

BlitzWolf BW-PCM7

まぁ、同梱されているUSBアダプターを使わなくとも、パソコンのUSBポートから電源をひけば良いと思います。

右側面のポート

側面はメタルで丸い形なので、スマホと一緒のような見た目、キックスタンドのほうに各種ポートがあります。

右側のポートは上からイヤホンジャック・USB Type-Cポート・LED・電源ボタン。

BlitzWolf BW-PCM7

USB Type-Cポートは、マウスやUSBメモリなどと接続して通信用として使います。

BlitzWolf BW-PCM7

左側のUSB Type-Cポートに電源を入れると赤LED点灯で、Mini HDMIでパソコンと接続すると緑LEDが点灯↓します。

BlitzWolf BW-PCM7

OSD(On Screen Display) 電源ボタン

右側の一番下のボタンが電源ボタンで、ディスプレイが表示されているときに押すとOSD(On Screen Display)の設定画面がディスプレイに表示されます。

OSDが表示されたらあとはタッチで設定可能になっています。

このOSDもODM工場が独自開発のようで、BlitzWolfと表示されますが、GMK KD1(←レビューページ)と同じ工場なのでほぼ一緒(OSD画面の右上BlitzWolfのアイコンのみ違う)のOSD設定画面になっています。

左側面 入力ポート

左側側面には入力ポートが3つでUSB Type-Cは電源とスマホやタブレット、それにサンダーボルト3に対応したパソコンとつなげると外付けディスプレイとして使えます。

パソコンとつなげるには通常はMini HDMI接続でつなげて、別途電源としてUSB Type-Cを使います。

電源は上のUSB Type-Cポートでも下でも使えました、そして、スマホとも上でも下でもUSB Type-Cに接続したらスマホの画面やSamsungの一部の機種はDex(デスクトップのようなUI)で表示できます。

BlitzWolf BW-PCM7

USB Type-CでスマホとMini HDMIでパソコンを接続すると、OSDの1画面目でUSB Type-CかHDMIをタッチで選べるようになります。

USB Type-CかMini HDMI片方のみ接続した場合は、自動的に接続したガジェットが表示されます。

キックスタンドの内側に仕様のシール

キックスタンドの足部分はMini HDMIやUSB Type-Cなどの刻印と、ディスプレイ側にはBlitzWolfの仕様シールが貼ってありました。

BlitzWolf BW-PCM7

裏面のキックスタンド内側はさすがに鏡面仕上げではなく、つや消しブラックになっていました。

無段階のキックスタンド

キックスタンドの角度は無段階で変更可能なのでお好みの角度に合わせることができます。

グレア(光沢)パネルなので無段階に角度を調節できないと光を反射してしまって不便かもしれませんが、こちらは角度を変えれば反射しないようにできる。

同じ工場出身のGMKモバイルモニターと比較

おそらくBlitzWolf BW-PCM7とGMK KD1はメーカーは違いますが、中華ガジェットお得意の同じ工場が製造・設計を担当するODM製品で筐体の仕様がほとんど同じなのでちょっとみていきましょう。

GMK KD1のほうは筐体が少しだけスマートフォンのようになっていて、 BlitzWolf BW-PCM7 はそれを更にグレードアップさせてよりスマホの筐体に近づいた仕様になっています。

14インチ4KのGMK KD1とほぼ一緒の BlitzWolf BW-PCM8も出てる

GMK KD1は14インチで4K画質の BlitzWolf BW-PCM7の少し小さいサイズですが、BlitzWolfからも4Kで14インチの BlitzWolf BW-PCM8が出ています。↓

BlitzWolf BW-PCM8

BlitzWolf BW-PCM8

26,000円前後

中身のスペックはほぼ一緒で、外観のみアップグレードしていると思います。

ディスプレイ面

ディスプレイ面はグレア(光沢)でガラス、下のベゼルだけが違っていてGMK KD1のほうはガラスが下のほうで途中で止まっていて、下のベゼルはつや消しブラックになっています。

BlitzWolf BW-PCM7

BlitzWolf BW-PCM7 のほうは上から下までベゼルもガラスに覆われているスマホのような仕上がり。

BlitzWolf BW-PCM7
上:GMK KD1は下のベゼルまではガラスが来ていない・下 : BlitzWolf BW-PCM7 は前面ガラス貼り

裏面

裏面、右:BlitzWolf BW-PCM7 は鏡面仕上げ、左:GMK KD1はつや消しブラック。

BlitzWolf BW-PCM7

四隅の角とベゼル

上・左右の3方のベゼルは、ディスプレイ表示する端から側面のフチのくぼみまで4.5mmくらいで、両機ともに同じ間隔です。

BlitzWolf BW-PCM7

違うのは、上:GMK KD1のほうは面取りの角で、下: BlitzWolf BW-PCM7 のほうは丸みのある側面になっています。

BlitzWolf BW-PCM7

真上からみるとほぼ一緒に見えます。

右側面のポート

右側面のポートは通信ポートがGMK KD1がMicroUSBから、 BlitzWolf BW-PCM7がUSB Type-Cに変更になっています。

ディスプレイ設定のOSDのUI(ユーザーインターフェース)もほぼ一緒でした。

BlitzWolf BW-PCM7

キックスタンドのデザインもほぼ一緒。

左側面 入力と電源ポート

左側のUSB Type-Cポート2つと、Mini HDMIポートは全く一緒、GMK KD1(↓画像上)のほうの側面の角は面取りになっていて、 BlitzWolf BW-PCM7(↓画像下)は丸いデザイン。

BlitzWolf BW-PCM7

14インチと15.6インチとディスプレイサイズが違うので足のほうのキックスタンドの長さが違いました。

底面スピーカー

このODMディスプレイの弱点とも言える底面にスピーカーがあるところも両機とも変わらず。

BlitzWolf BW-PCM7

4スピーカー?のような4つ穴がありますが、サウンドはよくはありませんのでオマケ程度に考えておくとよさそう。

BlitzWolf BW-PCM7(↑下) のほうはゴム足が中央に幅広になっている。

旧型15.6インチ タッチ付きBlitzWolfBW-PCM3と比較

続いて旧型の15.6インチ Full HDタッチ対応と、 BlitzWolf BW-PCM7と同じような仕様で古いBlitzWolf BW-PCM3と筐体を比較してみましょう。

BlitzWolfBW-PCM3はHDMIやUSB Type-Cで接続したスマホやパソコンでタッチ可能ですが、ディスプレイ設定のOSDはタッチ非対応でボタンで操作するようになっていてそこも旧タイプ。

ロゴアイコンが変わってる

上が旧型のBlitzWolfロゴアイコンで下が新型のロゴアイコン。フォントが変わって立体感が増したようなロゴアイコンになっています。

BlitzWolf BW-PCM7
上:BlitzWolfBW-PCM3・下:BlitzWolfBW-PCM7

ディスプレイのベゼル

上の旧型BlitzWolfBW-PCM3のほうはガラスパネルはなく、そのままのディスプレイでディスプレイまわりのベゼルが少し前に飛び出ているようになっていて古いデザイン。

新型の下BlitzWolfBW-PCM7 のほうはベゼルまでもガラスパネルで覆われていてスマートフォンやタブレットのような構造になっています。

BlitzWolf BW-PCM7

上:BlitzWolfBW-PCM3・下:BlitzWolfBW-PCM7

右側面のポート

上下のサイズが若干BlitzWolf BW-PCM7のほうが数ミリ短くなっています。

右側は旧型BlitzWolf BW-PCM3(↓画像上)はマウスやUSBメモリなどをさす標準USBポートとOSD(ディスプレイ設定)の操作ボタンが3つ並んでいます。

旧型のBlitzWolf BW-PCM3のほうもタッチ対応ですが、OSDはボタン操作でタッチでは操作できない。

BlitzWolf BW-PCM7
上:BlitzWolfBW-PCM3 キックスタンド無しでスタンド兼ケースあり・下:BlitzWolfBW-PCM7 キックスタンドありでケース無し

左側面 入力・電源ポート

旧型BW-PCM3(↓上)は標準のHDMIポートで、 BlitzWolfBW-PCM7 のほうはMini HDMIに変わっています。

BlitzWolf BW-PCM7
上:BlitzWolfBW-PCM3・下:BlitzWolfBW-PCM7

裏面

両方のモバイルモニターともに指紋がベタベタと目立つ裏面になっています。裏はあまり見る機会はないと思いますが、鏡面のほうが高級感はありますね。

BlitzWolf BW-PCM7
上:BlitzWolfBW-PCM3 ヘアライン仕上げ・下:BlitzWolfBW-PCM7 鏡面仕上げ

以上、新旧BlitzWolfモバイルモニター比較してみました。

筐体に違いはありますが、ディスプレイとして使う分には大差はなく、使用する上での違いはディスプレイの表面が新型 BlitzWolfBW-PCM7 のほうはグレア(光沢)、旧型BlitzWolfBW-PCM7 のほうはアンチグレア(非光沢)になっているところで好みが分かれそう。

新型モバイルモニター BlitzWolfBW-PCM7 まとめ

新旧モバイルモニターの違い

現在出回っているモバイルモニターはほとんどが旧型で、旧型だと殻割りしやすいという利点?があります。新型のほうはスマホと同等にガラスパネルがくっついていますのでデザインがスマートですが、殻割りしにくい(殻割りする人自分以外はいないと思うけど・・・)

  • スマホに近づいたボディの新型・旧型はベゼルが分離していて殻割りしやすい
  • 新型グレア(光沢)・旧型アンチグレア(非光沢)で選ぶ
  • タッチ対応の場合、OSDがタッチ対応(新型)か非対応(旧型 ボタン操作)

その他のディスプレイとしての違い、性能アップはあまり感じられませんでした。

モバイルモニターとハイスペックスマホで仕事ができる時代

モバイルモニターとハイスペックスマホがあれば、仕事内容によってはもうノートパソコンが必要なくなってきている方もすでに多数いると思います。

ハイスペックスマホは、モバイルモニターに接続するとパソコンのデスクトップのような画面になりますので、スマホをパソコンとしてキーボードやマウスを使って操作できるのも便利なところ。

さらに言えば職種によってはスマホだけでモバイルモニターも必要ないのかもしれませんね。

キックスタンドなので保護ケースが無い

新型モバイルモニターはキックスタンドでディスプレイ一体型のスタンドになっていて保護ケースがないので、持ち運ぶには別途ケースを用意したほうが良さそです。

15.6インチのBlitzWolf BW-PCM7であれば15.6インチのノートパソコン用ケースは1000円前後で買えるので保護ケースに入れて持ち歩きましょう。

BanggoodでのトラブルはBeヨンドも手伝います

最新のモバイルモニターを手にいれてみたい方はBlitzWolfを検討してみてください。

中華系海外通販ならばどこでもBlitzWolfのモバイルモニターを手に入れられそうですが、Banggoodならば日本で

Banggoodでのトラブルがあってどうしても解決できそうにない場合は、自分も協力しますので、下のコメント欄などからご連絡くださいね。

BlitzWolfモバイルモニター 6選 比較

最後に2021年秋 現在でているBlitzWolfのモバイルモニターの6機種のスペックを比較してみてください。

画像 BlitzWolf BW-PCM1 1 BlitzWolf BW-PCM2 2 BlitzWolf BW-PCM3 3 BlitzWolf BW-PCM4 4 BlitzWolf BW-PCM7 新型 7 BlitzWolf BW-PCM8 新型 8
商品名 BlitzWolf BW-PCM1 BlitzWolf BW-PCM2 BlitzWolf BW-PCM3 BlitzWolf BW-PCM4 BlitzWolf BW-PCM7 新型 BlitzWolf BW-PCM8 新型
特徴 11.6インチFullHDモバイルモニター 13.3インチ FullHDのモバイルモニター タッチ対応FullHDのモバイルモニター(付属品多数でリモコンあり) 15.6インチの4K画質モバイルモニター ディスプレイ面・裏面ともに鏡面仕上げの新世代 タッチ対応モバイルモニター BlitzWolf新発売 14インチの4K解像度のモバイルモニター
メーカー BlitzWolf BlitzWolf BlitzWolf BlitzWolf BlitzWolf BlitzWolf
価格 15,000円前後 18,000円前後 21,000円前後 30,000円前後 26,000円前後 26,000円前後
ディスプレイサイズ 11.6インチ 13.3インチ 15.6インチ 15.6インチ 15.6インチ 14インチ
パネルタイプ IPS IPS IPS IPS IPS IPS
解像度 1920 x 1080 60Hz 1920 x 1080 60Hz 1920 x 1080 60Hz 3840 x 2160 60Hz 1920 x 1080 60Hz 4K(3840 x 2160) 60Hz
視野角
コントラスト比
178度
カラー 72%NTSC 72%NTSC 45%NTSC 45%NTSC 72%NTSC 16.7M 72%NTSC
輝度
応答速度
300cd/m2 300cd/m2 300cd/m2 300cd/m2 250cd/m2 250cd/m2
タッチスクリーン 非対応 非対応 マルチタッチ対応 非対応 対応 10ポイントタッチ
接続 Mini HDMI x 2・USB Type-C(電源) HDMI・USB Type-C(3.1)・USB Type-C(電源)・標準USB(3.0) HDMI・USB Type-C(3.1)・USB Type-C(電源)・標準USB(3.0) HDMI・USB Type-C(3.1)・USB Type-C(電源)・標準USB(3.0) HDMI・USB Type-C(3.1)・USB Type-C(電源)・USB Type-C(通信) Mini HDMI・USB Type-C x 2
サイズ
重量
267×172×10mm/460g 304×195.7×9.7mm/560g 355×224×9.5mm/730g 352×226×9.5mm/750g 356x225x12.4-5.5mm/900g 321×206× 12.6mm/845g
バッテリー なし なし なし なし なし なし
スピーカー あり(背面)+イヤホンジャックあり あり(背面)+イヤホンジャックあり あり(背面)+イヤホンジャックあり あり(背面)+イヤホンジャックあり あり(底面)+イヤホンジャックあり 底面ステレオ+イヤホンジャックあり
スタンド あり(ケース一体型)・プラスタンド あり(ケース一体型)・プラスタンド あり(ケース一体型)・プラスタンド あり(ケース一体型)・プラスタンド キックスタンド(本体一体型) なし
リモコン あり あり あり あり なし
BlitzWolf BW-PCM7
BlitzWolf BW-PCM7

BlitzWolf BW-PCM7

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