ものすごく質感の良い360度画像・動画が撮れるXiaomi mijia 3.5K 360度カメラが来たのでレビューします。
前回の記事では全天球カメラの意味がよく分かって無くてちゃんと360動画の性能をご紹介できませんでしたが、今回はやっと、理解してYouTubeにも360動画仕様にしてアップロードしたのでグリグリできます。無知なオッサンでスンマセンm(_ _)m
Xiaomi mijia 3.5K Panorama Action Camera
Xiaomi mijia 3.5K 360度カメラ 開封
梱包
GearBestからはDHLでXiaomiのPM2.5センサーと一緒にやってきました。
化粧箱の状態
コンパクトな化粧箱
開封
おおっ!質感高いです♪
渋い本体と、アクセサリは小さな三脚・収納ケース・充電用MicroUSBケーブルがついています。
小銭入れのようなケース
子供の頃、流行ったような小銭入れのような収納ケースが付属されていました。
こんな感じ↓で両サイドを軽くつまむと【パカッ】と開く収納ケース、ステキです。
- 両側を掴んで、
- 押すと開く♪
中はフリース地になっているので本体は傷つきにくい。
このように↓すっぽり入って入り口は締まるので下に向けてもなかなか落下することは無い。
取説
Xiaomi mijia 3.5K 360度カメラ 特徴
非常にシンプルで見た目も質感も良く、これは所有する喜びがあります。
また、三脚も適当なデザインではなく、未来的なロボットの足のような外側・内側ともに丸まっている形でしっかりとデザインされています。
何かに似た三脚だなぁ、と思っていたら映画ウォーリーに出てくる恋人役の白いロボット イヴの腕の形に似てました。
ポケットに入れておいて、街の風景を360度撮影するのもイイかもしれません。
ボタン操作
ボタンは本体上にあって、左:起動・終了・カメラ/ビデオ切り替え、中:Wifiオン・オフ、右:撮影の3つあるのみでシンプルで分かりやすい。
右の赤いボタンは使わなくてもスマホの専用アプリから撮影ボタン・カメラ/ビデオの切り替えもできる。(アプリからはWifiでつながないと操作できない。)
とりあえず、スマホと接続しなくてもこのWifiボタン以外の2つのボタンで単独で撮影はできます。
電源ボタンを1秒ほど押すと起動する、2秒ほどはカメラ・ビデオ両方のランプが付いて操作できない。
起動完了したら電源ボタンを押してカメラ・ビデオの切り替えができる。
Wifiボタンを軽く押すと青いLEDが点滅しだす。スマホと接続すると青LEDは点灯。
MicroSD・MicroUSBポート
IP67防水なのでポートには防水フタが付いていて右側面にフタがあります。
開けると、左にMicroSD、右にMicroUSBポートがある。
MicroSDポートのすぐ上にフタのゴムヒモが伸びているので、MicroSDカードが非常に刺しにくいところがマイナスポイント。
MicroUSBは充電のみで、PCとつなげてもデータ通信はできませんでした。(もしかしたら将来的に通信できるようになるのかもしれません。)
充電時は右中あたりにバッテリーアイコンが赤点灯↓する。アプリでバッテリーの状態を確認することはできるが、このバッテリーアイコンではどのくらい充電されているか確認不可。
満充電になるとバッテリーアイコンが青く点灯する。
撮影
撮影ボタンを押して赤青点滅する場合はMicroSDカードが刺さってない。↓
カメラは青点灯の状態↓で撮影可能、撮影ボタンを押すと消灯して再度青点灯したら撮影可能状態になる。
ビデオ撮影中は赤点滅↓で、終了すると速い赤点滅(ビデオ保存中)で再度撮影可能になると青点灯。
カメラとしてシンプルに使える
特に説明するまでもなく、起動して普通にカメラとして使えるので誰でも操作することは可能だと思います。
あとは、質感を楽しむのみ♪
野良アプリ Mi Sphere Camera を使って操作
Mi Sphere Cameraアプリ インストール
今のところPlayストアに無い野良アプリなMi Shpere Cameraをインストールします。
取説にあるQRコードをスキャンするとapp.xiaomi.comのページに飛びます。
app.xiaomi.comなので【多分】ウィルスなどは仕掛けられていないと思いますが、ダウンロードしたらアンチウィルスアプリなどでスキャンしてからインストールしましょう。
Mi Sphere Cameraアプリ 起動
アプリを起動すると説明↓が表示されました。Wifiボタンを押して、スマホのWifiをカメラを選択して接続すればOK
アプリでは他の人がアップロードした360度画像を楽しむことができました。↓
Mi Sphere Cameraアプリ 360度カメラとペアリング
- 暗証番号12345678
- MJXJ-xxx
- 12345678 入力
ペアリング完了したらカメラのMJXJ-xxxx(xxxxは製品ごとの個別番号)をタップして360度カメラにアクセスします。↓
いきなりファームウェア アップデート
今回のファームウェアアップデートでShort Videoが増えたようです。
設定
Preview mode(アプリ画面での画像の表示方式、撮影画像には影響しない)は4つの表示に変えられます。
その他
- MicroSDない状態
- タイマー
- バッテリー残量表示
アプリ画面でスクリーンショット撮った
ロングスケートボードのヘルメットの頂上部分にXiaomi mijia 3.5K 360度カメラを装着して裏山に登ってみました。
スマホの画面でグリグリやってスクリーンショット撮るのもなかなか面白い♪
もう一台のアクションカメラが写ってしまって邪魔ですね・・・ご勘弁アレ
MicroSDカードの選択がシビア
手持ちのMicroSDカード(HIDISC microSDXC 128GB)を使って撮影しましたが、処理速度が遅いのか、画像撮影後にクルクルと処理中のアイコンが5秒ほど表示される・・・
- ビデオ撮影時
- 写真撮影時
動画の撮影は15秒~30秒ほどでSystem timerの表示(下画像左)が出て撮影不可になり、さらにその後操作不能になる。(多分動画を画像処理後保存しているのだと思う。画像処理が終了するとまた正常に戻って撮影可能になる。)
普通の遅いMicroSDカードではこのカメラは使えないので推奨されている上画像右のようなMicroSDカードを買うしかなさそう。
SanDisk Extreme PRO 64GB 買った
32GBだとちょっと他に使い道が無さそうなのでSanDisk Extreme PRO 64GBを買ってみた。
32GBじゃないとダメなのかなぁ、64GBでうまく動かなかったらどうしよう。
届いたので試したところ、エラーが起きなくなって問題なく使えるようになりました!
これで長いビデオ撮影も可能になった♪
しばらく使ってみたが、たまにSystem timer↓のエラーがでるが、そのまま使っていると問題無く録画できる。
画像はアプリからダウンロードする
画像は横長の360度画像になるのですが、360度動画はどうしても双眼鏡をのぞいたような左右の丸2つになってしまって悩んでいたのですが、Mi Sphere CameraアプリでEditしてExportすれば横長の動画になりました。
さらにSpatial Media Metadata Injector ツールで360度動画に変換すれば理想的な360度動画に変換完了です♪
360度カメラで撮影した画像も動画も360度でグリグリ動かして見るにはアプリでダウンロードや編集・エクスポートが必要でした。
では順番に説明していきます。
Mi Sphere Cameraアプリでスマホにダウンロード
裏山に登って撮影してみた。以下はMi Sphere Cameraアプリでスマホにダウンロードした画像。
このように↑画像をいったんスマホにダウンロードする作業が必要・・・動画のほうはMicroSDカードから直接コピーしてもスマホにダウンロードしても同じ動画になるので、どちらでも問題なさそうと思ったが、動画のほうはExportしなければいけなかった。(動画は後ほど説明していきます。)
アプリにダウンロード後、スマホから画像をアップロードしたりパソコンにコピーすると、このような360度一度に見れる画像になって楽しい。
Mi Sphere Cameraアプリで画像編集出力
その他、リトルプラネットとかPanoという360度画像特有の画像を表示させることも可能。
- Mirror ball
- Pano
- Flat
- Little Planet
- 2 Screens
お好きな画像を「更多」をタップして以下のアイコンの部分をタップすると出力されます。
出力先は、DCIM > MadV360Export この中に保存されていました。
上の出力前の画像とだいたい同じで面白くないのですが、一応載せておきます。
- Flat
- Little Planet
- Pano
- Mirror ball
- 2 Screens
こちら、出力された画像はスマホの解像度に合わせて出力されるようで、1920x1020ピクセル画像の100KB~500KBくらいの圧縮JPG画像になるようです。
画像は縦でも横でも出力可能。
MicroSDから画像を直接取り出した使えない画像
こちらはMicroSDのDCIMフォルダから直接画像ファイルをコピーしたもの。
DCIM > 2017日付
画像・動画ファイルのある場所はMicroSDのDCIMフォルダができていて、日付(20170518など)ごとにフォルダで別れていました。JPGファイル(画像)とMP4ファイル(動画)が一緒になって保存されています。
取り出した画像は以下のように左右の丸い画像・・・撮影した画像を使う場合はカメラからMicroSDを取り出して、MicroSDからパソコンに直接コピーするのではなく、アプリで一度スマホにダウンロードしなければいけないようです。
この画像↑だとちょっと・・・つまらない画像ですよね。この画像をアプリが編集してMirror ballなどの360度つながった画像になるようです。仕組みが分かれば他のアプリでも編集できそう。
黒い部分が出る失敗360度動画
昨日360度動画をいくつかYoutubeにアップロードしました。
普通にスマホやMicroSDから動画をパソコンにコピーしてSpatial Media Metadata Injector ツールで360度動画に変換後、Youtubeにアップすると・・・以下のような黒い部分が出るみすぼらしい動画になってしまうのです。
切れ目の無い360度動画を作るには専用アプリのMi Sphere Cameraアプリでの編集作業が必要でした。↓以下で説明していきます。
Mi Sphere Cameraアプリで動画編集作業
動画編集開始
編集はMi Sphere Cameraアプリの右下にある画像アイコンをタップして、好きな動画を選んで始めます。再生ボタン+秒数表示があるのが動画、何もないのが画像になります。(左下画像)
編集作業開始する場合は「Edit」ボタンを押します。↑上画像右
Cut編集
いらない部分を縮めて削除したり切っていらない部分を削除する作業。
全ての作業が終了したら最終的に右上の「Save」ボタンを押すと元動画を上書きせずに新しい動画として保存されます。
Filterを選択
デフォルトの色と合わせて4つのフィルターを使えます。
サウンドを編集
録画した時の周囲の音や自分の声の音量調整ができて、Add musicで音楽も追加できます。
デフォルトでVarious Arists-Strawberryしか音源がありませんが、オンラインからダウンロードすることも可能。↑
曲が増えました↑バックグラウンドミュージックとして動画を邪魔しない音なのでシーンによって曲を入れるとよさそうです。
Viewを変更
最後に見た目を変えていきましょう。
見た目を変更することも可能で、普通はMirror ballの設定になっていました。
- Mirror ball(デフォルト)
- Little Planet
- Flat
- Pano
上記4つのViewを選択することができます。それぞれ画像編集(上のほうに飛びます)したときの見た目と一緒です。
スマホでみるとLittle PlanetやPanoにすると変な映像になって楽しい。
今のところ編集終わってMirrorBall以外のViewにしてパソコンなどにダウンロードしても、結局MirrorBallの見た目になってしまいます・・・調査して解決したらお知らせします。
たんに、このViewでLittle plannetなどで選択してSave後、パソコンなどで見ると見た目が変更されていました。なので、MirrorBall以外のViewを選択・セーブすれば違った見た目を楽しめます。
そのままシェア可能
動画編集完了したら右上のSaveボタンを押して、End & Shareを押せばそのままシェアできます。Completedを押せば動画・画像一覧画面になる。
- 動画編集完了 シェアもできる
Mirror Ball以外の動画をエクスポートしてもPCでみるとMirror Ball動画になる
Little PlanetやPanoでエクスポートした動画はパソコンのVLC360でみると、どれも同じ横長画像になって変わりは無いみたい。スマホで見るとちゃんとLittle Planetとかになるので、スマホ専用なのかもしれません。
今後スマホ以外でもなんとかパソコンやYoutubeでMirror Ball以外の動画を作成できないか調査してみます。
Save前にViewでMirror Ball以外を選んでSaveすると違う見た目になりました。
360度動画がキレイにできた!完成動画
Mi Sphere CameraアプリでExportした360度横長動画
Mi Sphere Cameraアプリで適当なサウンドを入れてExportした横長の動画。これで丸2つの双眼鏡のような動画じゃなくなった!
ただ、切れ目が無い分だけ大分見れる映像にはなったものの、この状態の動画は360度一度に見れるけどちょっとつまらないですね。
360度動画に変換した動画
こちらはMi Sphere CameraアプリでExportして、さらにSpatial Media Metadata Injector ツールに入れて360度動画にした動画です。
これで切れ目のない360度動画ができました♪今後は下のヘルメットの部分が見えちゃうので隠す画像を入れて編集してみます。
あと、Youtubeにアップロードすると低解像度になるようで、そのあたりは今後研究する必要がありそう。
VLC360 インストールして360度動画をパソコンで再生
VLCから360度動画再生アプリVLC360が出ているので試してみました。
こちらのページでやり方書きましたがSpatial Media Metadata Injector ツールを使って360度動画にしないとグリグリと動かすことができず、ただの横長の映像になります。
Xiaomi mijia 3.5K 360度カメラ 使ってみた感想
今回はXiaomi mijia 3.5K 360度カメラ本体の見た目やアプリのインストールまでをみていきました。高級感があってかなり男の子心をくすぐるブツです♪
見た目が良くコンパクトで何処にでも持っていけるので、友人との集まりに持って行って、ドヤ顔でミンナで撮影するのもアリかもしれませぬ、ミンナで撮影した画像をLINEのグループアルバムなどで共有すると楽しいですね。
あと、旅行先の360度の風景を撮影すると思い出に残る写真になりそう。
というわけで、次回は裏山に登って360度画像と360度動画を撮影してみます。YouTube動画でグリグリ操作できて、画像もワードプレスプラグイン入れてグリグリできるようにしました。
裏山から福岡市や宝満山あたりの景色はキレイですヨ♪こういう時に田舎だと役に立って嬉しい。もちろん都会のど真ん中で360度カメラで撮影してもカッコいい画像が撮れそうですね。
出かけるたびに楽しい写真・動画が取れて楽しみが一つ増えた♪
IP67なので夏に海やプールに行った時にも使えそう
キレイな景色を360度で撮影できて楽しいのはもちろん、パーティや飲み会などの人の集まりでこのXiaomi mijia 3.5K 360度カメラ を使ってミンナに配ると、また楽しい思い出になりそうです。
この360度カメラを手にしたら出かけるたびに1枚は撮影しておいて写真日記にしても楽しそうです。自分も今後出かける時、子供と撮影するのに活躍しそう。
あと、センスのある方やカメラマンな方はステキなシーンを撮れる確率高くて羨ましい♪
IP67なので夏に海やプールに行った時にも使えそう。IP67なので水没は無理なのかなぁ、
あと、質感がものすごく良いので所有する喜びがあるのですが、ケースが無いためヘルメットの上に装着すると木の枝が当たってすぐに傷だらけになりそうな予感・・・すでに登山時に何度か枝に激突したが今のところ傷は無い。
Xiaomi mijia 3.5K Panorama Action Camera
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