中華アクションカメラで4K対応のAKASO V50 Proがやってきたのでみていきます。
中華なアクションカメラは8000円程度から4K対応でEIS手ぶれ補正付きなのが結構出ていまして、特徴としては全部入り!、防水ハウジングからバッテリー充電器、各種マウントパーツも全て揃っているので後からパーツを買い足す必要はありません。
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GoProや最近出たDJI OSMO Actionの両アクションカメラは本体の他にマウントなどのアクセサリーを買い足す必要が出てくるので余計なお金がかかってしまいます。
というわけでアクションカメラ最初の1台や、たまにしか使わない場合は中華アクションカメラのほうが経済的でよさそうです。
今回は1万3千円台のAKASO V50 Proをレビューしてみます。
AKASO V50 Pro
AKASO V50 Pro 仕様
では、仕様からみていきましょう。
AKASO V50 Pro 主な仕様
レンズ | 広角170度 |
---|---|
動画 | 4K/30,2.7K/30,1080P/60,720p/120,720p/60 |
ディスプレイ | 2インチ タッチスクリーン |
防水 | 30M(防水ハウジング装着時) |
手ぶれ補正 | あり EIS |
リモコン | あり(水中不可) |
バッテリー | 1100mAh |
外部出力 | MiniUSB/MicroHDMI |
メモリーカード | ~64GB Class10/UHS-Ⅰ |
アクセサリー | バッテリーチャージャー/1100mAhバッテリーx2/防水ケース/リモコン/自転車スタンド/固定用マントx10/ヘルメットマウントx2/バンド/マジックテープx5/防護フタ |
言語 | 日本語/英語/中国語など |
アプリ | iSmart Pro+(Wifi接続) |
動画4k/30fps・画質2000万画素・EIS手振れ補正
4K30FPSで動画撮影可能
4K30FPS撮影可能なので4Kモニタがある場合はキレイな動画を見ることができそうです。ちなみに4万円台の高めのアクションカメラは最高動画画質4K60FPSです。
EIS手ぶれ補正付き
EISはElectric lmage Stabilizatioで電子式手ぶれ補正のこと、画像のズレを分析して自動で画素をずらして揺れていないように見せる技術。
3軸ジンバルのように機械的にカメラを常に平行にするのとは違ってプログラムで手ブレを補正するので限界はありますが、手ブレ機能なしよりもブレがなくてきれいな映像になります。
4K/30FPSで手ぶれ補正可能
最高画質の4K30FPSで手ぶれ補正が可能になっています。ただ720P/120FPSで手ぶれ補正がオフになるのでご注意ください。
手ぶれ補正は設定 > ビデオ > 画像安定化 ↓でオン・オフすることができます。720P/120FPSでは自動的にオフになります。
170度広角レンズ搭載
170度とかなり広い広角レンズで、最近の中華アクションカメラはだいたい170度広角レンズです。
設定 > 一般 >角度で画角を調整できて、ウルトラワイド・ワイド・ミディアム・ナローという順に角度を調整できます。
画角をワイドにすればするほど歪んで魚眼レンズのように丸まった画像になってしまうので、設定 > 一般 >歪み校正をオンにするこで歪をなくすことができます。
歪み校正をオンにすると以下のようにウルトラワイド(170度広角)でも幅広でまっすぐな映像が撮れます。
2インチタッチスクリーン・上に2ボタン
操作は本体上にある起動時に赤ボタン、撮影時に青ボタンがあって、細かい設定や撮影モードの切替はタッチスクリーンで操作します。
タッチスクリーンはちょっと反応が遅いときがあった。
AKASO V50 Pro 開封
本体を開けてみます。パッケージが素敵なのですが・・・上のプラの部分と下の厚紙部分がノリでくっついていて封印テープを切っても取れなく、厚紙をビリビリ破って開けました・・・できればキレイに開けたかった。
開封
GoProクローンなのでパッケージもそっくり・・・
ビリビリに破いて箱からなんとか取り出してみました。
手にとるとサラサラした手触りのよいボディです。
本体下に三脚穴があるのもうれしい。じかに三脚につけたり各種マウントもつけられるのが便利。
右側にはMiniUSBとMicroHDMI・MicroSDカードスロットがあります。全部むき出しになっていて、このままだと防水ではないので防水ハウジングを装着する必要があります。
アクセサリー
中華アクションカメラなのでアクセサリーは一通り揃っています。
珍しいパーツは以下のようにマウントパーツのネジを簡単に開け締めできるようなレバーも付いていました。
アクションカメラ本体の他の同梱物は以下、最初はパーツがありすぎて圧倒されます。
マニュアル
紙の取説にQRコードがあって、詳細な取説はPDFで見れるようになっていました。紙のマニュアル読まなくてもスマホやPCからいつでも見られるのは助かります。
充電ポートがMini-B端子が残念
USB充電ポートがちょっと古いUSB MiniB端子なのが残念なところ。
せめてMicroUSB端子だったらよかった。ただバッテリー充電器もMiniBポートなのとケーブルも付属しているので問題ないとは思います。
AKASO V50 Proのリモコン操作方法
腕時計型のリモコンが同梱されていますので、本体をヘルメットやハンドルにマウントした状態で操作できます。防水ではないので水中にはもっていけません。
質感はおもちゃのようであまり良くはありませんので過度の期待はしないほうがいいでしょう。
リモコンの電源を入れる
電源ボタンを3秒長押しすると青LEDが点滅する。↓
AKASO V50 Proでリモコンを使えるように設定する
設定 > 一般 > RF オンにします。
そしてリモコンと接続するためにカメラやビデオモードで下から上にスワイプすると以下のような水色のバーが出てくるので、そのなかの「RF」をタップして黒く反転させます。
これでアクションカメラとリモコンが接続されるので、あとはビデオボタンやカメラボタンを使えるようになります。
AKASO V50 Pro Wifiでスマホアプリに接続
アクションカメラをWifiを使ってスマホと接続して、スマホアプリからAKASO V50 Pro を操作してみましょう。(Wifiで接続しますのでAKASO V50 Proと接続中はスマホがWifiでネットにつながらない状態です。)
アクションカメラでWifiをオンにする
まずはアクションカメラ側でWifiをオンにします。本体ディスプレイの上矢印をスワイプして「Wi-Fi」をタップでオン(黒アイコン)にする。
すると以下のように本体上のWifiマークの青LEDで点滅しだします。
スマホアプリiSmart Pro+で接続
続いてスマホアプリのiSmart Pro+をインストールして接続します。
Android Play Store
Apple AppStore
インストールして起動すると下画像右のような画面になるので「Connect the Camera」を選んでアクションカメラと接続していきます。
するとスマホのWifi接続画面になるので「AKASO_V50Pro_●●●●」を探して接続します。パスワードは「1234567890」です。
これでスマホとアクションカメラの接続完了です。↓アクションカメラ側では以下のような表示になりました。
iSmart Pro+の画面
このアプリからAKASO V50 Pro本体を操作することができます。
設定画面
スマホアプリからでも設定可能で、かなり詳細に設定できました。このアプリの言語は残念ながら日本語はありませんでした。
中華アクションカメラ AKASO V50 Proを使ってみた感想
良いところ
中華アクションカメラとして標準的なカメラでアクセサリーも大量に同梱されていて、動画は4K30FPSの高画質動画を撮れて手ブレも可能。画質も超良いとまではいかないまでもなかなかの画質と色味。
170度広角レンズで歪校正を効かせてワイド画面なのに丸くならない動画を撮れるのも気に入った点です。
カメラ本体はグレーでなかなかデザインがよく手触りの良い仕上がり、本体下に三脚穴があるのが便利なところ。
気になるところ
気になるところは以下の3点
- タッチスクリーンがワンテンポ遅れる場合がある
- 充電ポートが古めのUSB MiniB端子なのが残念。
- パッケージがノリでくっついていて剥がさないと取れない。
初めてのアクションカメラとして安いけど高機能な一台としていかがでしょうか。
AKASO V50 Pro
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