そろそろ夏休みが近づいてきて、海・山に行く機会が多くなりそうでアクションカメラの出番!アクションカメラといってもたまにしか出番が無い場合で高額なアクションカメラを買うのをちゅうちょする場合は5千円台~1万円前後の安い中華アクションカメラを試してみてはいかがでしょうか?
- DJI Osmo Action レビュー
- AKASO V50 Pro レビュー
- MUSON Pro3 レビュー(現在このページにいます)
自分もいくつかのアクションカメラを使ってみて、たまにしか使わないのでGoProなどの高額アクションカメラとあまり変わりないなぁと思っています。(毎日使ったりプロの場合は色味や画質が全く違うのがわかると思いますが・・・)
たまにしか使わない方やアクションカメラが初めての方には、とりあえず中華アクションカメラがイイのではないかと、慣れてきて頻繁に使うようになって画質に物足りなさを感じた場合はもっと高額なアクションカメラに手しましょう。
中華アクションカメラ オススメ10選とMUSON Pro3がやってきたのでレビューもします。
今回レビューするのはこちら↓のMUSON Pro3アクションカメラ、中華アクションカメラとして標準的なスペックですが、外部マイク対応でマイクも付属していて自撮り棒と専用ケースが付いているところが他の中華アクションカメラと違うところ。
外部マイクがあると風切り音が無く音声もきっちり撮影できるので使い方の幅が広がりますね。
MUSON(ムソン) Pro 3 アクションカメラ 4K高画質 手振れ補正 外部マイク対応
その他は他の中華アクションカメラと同様にパーツが豊富です。
では、まず中華アクションカメラの選び方・ランキング10選を見ていってから、MUSONアクションカメラのレビューしていきます。
中華アクションカメラの選び方 チェックポイント
アクションカメラは夜に弱い
中華なアクションカメラだけではなくアクションカメラ全般に言えますが、広角レンズでF値が2.5前後の暗めなので、暗いところを撮影するのにはあまり向いていません。
なのでスポーツやバイク・自転車などのアクティビティの撮影に向いているのが「アクションカメラ」と言われるゆえん。夜のレストランでのパーティーや夜景を撮影するのにはできないことは無いのですが、あまり良い絵は撮れないかもしれません。
夜や暗いところを撮影するのがメインの場合はアクションカメラはあまり向いていないので夜に撮影する機会が多い場合はF値1.6以下のスマホやデジカメのほうがよさそうです。
中華アクションカメラの特徴
中華アクションカメラは5千円~1万円前後の低価格で、防水ハウジングや各種マウントパーツ・リモコンなどが全部入っているのが特徴。
パーツ類は防水ハウジング以外の形状がどの中華アクションカメラもほぼ一緒なので、複数持っていると使い回せたりします。
動画解像度
3千円~1万円前後の中華アクションカメラの動画解像度は一番良くて4K30fpsになりますので、4Kで撮影したい場合は4K30fpsのを選ぶとよいでしょう。
4K60fpsなどさらにフレームレートの高い4K動画が希望の場合は、3~4万円台のGoProやDJIのアクションカメラを選びましょう。
レンズ・画像解像度・手ぶれ補正
機能的にはどの中華メーカーもあまり変わりがなく、動画解像度以外は以下の3つの機能を対応しているかをチェックしておけばどれでもほぼ同じ。
- 画像解像度:2000万画素
- レンズ:広角170度(現在ほとんどが170度のレンズになっています。広角で画像が丸くなるので歪み校正があるアクションカメラだとまっすぐな映像が撮れます。)
- 手ぶれ補正:EIS(Electric lmage Stabilization)電子式手ぶれ補正
手ぶれ補正 EIS
EIS(Electric lmage Stabilization)電子式手ぶれ補正はどの中華アクションカメラもついていますが、4K30fpsの時はEISが無効になるなど動画解像度によっては有効にできない機種もあります。
確実に4K30fpsで手ぶれ補正が使いたい場合はこのページでレビューしているMUSON PRO3か、レビューしたAKASO V50 Proは対応していました。
その他の機種については4K30fpsは対応しておらず4K25fpsからEIS対応や、詳細な仕様が書かれていないので不明です。
タッチスクリーン
リアディスプレイがタッチスクリーン対応で指で操作できるアクションカメラもあります。タッチスクリーン非対応は側面のボタンで操作して、タッチスクリーン対応は画面で操作とボタンでも操作できるようになっているので便利です。
ただ、防水ハウジングを装着して水中で撮影することが多い場合はディスプレイに触れないのでタッチスクリーンは必要ないと思います。
アクセサリー
パーツもどの中華メーカーも似たりよったりで防水ハウジングやヘルメットなどにマウントするパーツてんこ盛りが普通で、好みによって自撮り棒や外部マイクも付いている(レビューしているMUSONは両方付いています。)ものを選ぶようにしましょう。
たいてい付属しているマウントパーツ
以下を利用して海の中やバイクを運転しているときに撮影できるようになります。
- 防水ハウジング
- ヘルメットに装着するマウント・ベルクロ
- 自転車のハンドルに取り付けるスタンド
- マウントベース・両面テープ
あまり付いていないパーツ
あまり含まれていないものに自撮り棒・外部マイクがあります。音もちゃんと拾いたい場合は外部マイク対応の機種を選ぶとよさそう。
リモコンが付いているものがあるので一通りチェックして好みのパーツが入っているものを選ぶといいでしょう。
- 専用ケース(あまり付属されていない)
- 自撮り棒(あまり付属されていない)
- 外部マイク(あまり付属されていない)
- リモコン(付いていない場合もある)
USBアダプタは付属されていない場合がほとんど
充電にMicroUSBかMiniUSBケーブルで充電しますが、USBアダプタは付属していない場合が多いので別途用意する必要があります。
専用のバッテリーチャージャーは付属している機種が多いですね。中には2つ同時に充電できる充電器もあります。
それと最近はUSB Type-C接続の中華アクションカメラもでてきていますが、充電の速さは特に影響はなさそうです・・・
激安ゆえにデメリットもあります
安くてパーツも豊富でそれなりの映像が撮れる中華アクションカメラですが、デメリットもあります。
それは安いので激安CPUを使用していて、操作しているときに反応が遅い場合があります。
このあたりも予め理解しておくとよさそうです。たまにしかアクションカメラを使わない場合は良いのですが、毎日のように使う場合はストレスになるので、やはり3~5万円くらいのアクションカメラを買ったほうがよさそうです。
MUSON Pro3 特徴・機能
それではMUSON Pro3をレビューしていきます。まずは特徴をみていきましょう。
4K 広角170度レンズ
中華で標準仕様の広角170度レンズで動画解像度4K/30fps撮影できます。画像の場合は2000万画素。
広角レンズなのでどうしても画像の端のほうが丸みをおびてしまうので歪み補正機能がほしかったところ。
外部マイク・自撮り棒・専用ケースが特徴
MUSON Pro3の主な特徴は外部マイク付き自撮り棒・専用ケース付きなところ。
2インチディスプレイ・1200mAhバッテリー
2インチディスプレイはタッチスクリーンではなく操作はできません。バッテリーは1200mAhが2個付属されていて充電器も付属。USBアダプターは別途用意する必要があります。
水中モードとドライブモード
システム設定でドライブレコーダーになるドライブモードと防水ハウジングを付けて水中を撮影する時の水中モードに変更することが可能。
設定で変更可能↓
手ぶれ補正 EIS(電子式手ぶれ補正)
電子式手ぶれ補正でジンバルにはかないませんが、ちゃんと手ぶれ補正してくれるところも好感触。
30M防水(防水ハウジング装着時)
中華アクションカメラは30~40M防水ハウジングが標準で入っているので海や川で撮影したい時は大活躍するでしょう。自分もグアムの海で撮影してお魚の良い映像がとれました♪
リモコン
中華アクションカメラによく同梱されている赤・白ボタンのリモコンも付属しています。これがあるとアクションカメラで操作しなくても撮影を始められるのが便利なところ。
ただし防水仕様ではないので水中でリモコンは使えないのでご注意ください。
バイク乗っている時などアクションカメラに手が届かないとき役に立ちます。
HDMI出力
カメラ本体のMicroHDMIとTVと接続して撮影した映像も見れます。ケーブルは付属していません。
Wifi接続でスマホアプリで操作
こちらもほとんどのアクションカメラが対応しているWifi接続でのアプリで操作する機能。
アプリはLive DV、Playストアに飛ぶQRコードが箱の裏に付いているのでスキャンすれば直接飛べます。もしくはLive DVと検索すれば以下の画面になる。
MUSON Pro 3 レビュー
では実機をみていきましょう。
箱
アマゾンから来たので箱もピカピカな状態でした。
専用ケース
頑丈なバリスティックナイロン生地の専用ケースにアクションカメラ本体と全部のパーツが入っています。
本体とパーツ類が所狭しと入っている。自撮り棒の居場所がないようで・・・乗っけてあるだけでした。
フタ部分はメッシュのポケットがあって、取説やらクロスやベルクロが入っています。
パーツを全部取るとスポンジをくり抜いた型になってるけど、どこにどのパーツを入れればよいのか多すぎて忘れた・・・
アクションカメラ本体
本体下には雲台が直接取り付けられるようにビス穴が空いている。これがあると別途ケースを装着しないでいいので便利です。
Wifiを使うので技適マークもちゃんとあって!日本でも安心して使えます。
30M防水ハウジング
防水ハウジングはよくある透明タイプのもの、日本語で「ご注意」のシールがはってあって、技適もあるのでこのMUSON Pro3は日本向けの製品のようです。
パーツ
マウントパーツがこれだけあればどんなところにもアクションカメラを設置できます。
マウント方法
バイクや自転車のサドルにつける場合↓
雨の日も防水ハウジングを装着して設置も可能↓
ヘルメットに装着、穴があいていればヒモでくくりつける。↓
ヘルメットに穴が無い場合は両面テープでくっつけますがちょっと不安。↓
マウントパーツが多いのでアイデア次第でいろんなところに設置できて面白い映像が撮れそうです。
自撮り棒
5段階のコンパクトな自撮り棒も付属している。
自撮り棒はめいいっぱい伸ばすと端から端まで63cmほどでした。自分以外にも手に持って他の人を撮影する時にも便利ですね。
バッテリー
1つずつ充電するバッテリーチャージャー。
充電器使わないで本体に装着したままでも充電できます。以下のような画面になってバッテリーを充電します。
PCとMicroUSBで接続すると以下のような画面になりますが?ボタンのどれかを押すと上の画面になってしまって操作できませんでした。PCのディスクに直接保存できたりするのかなぁ、と思いましたが?やり方不明。
外部マイク端子と専用マイク
2.5mmのマイクが同梱されています。
マイクジャックは左側面のゴムフタを開けると一番下にある。↓
Wifi接続でアプリで操作
スマホとMUSON Pro3を接続してみましょう。まずはMUSON Pro3の真ん中のボタン「M」を長押ししてWIFIアイコンを点灯させます。
アプリはPlayストアで「Live DV」と検索するとでてきます。
「カメラを接続する」を押すとスマホのWifi設定画面になるので「MUSON Pro 3」を探して接続します。
パスワードに12345678を入れて接続できたら以下のようにカメラを操作できるようになりました。
アルバムには撮影した画像や動画が表示されませんでした・・・
使い方が悪いのか、アルバムに撮影した動画などは表示されませんでしたが、アクションカメラ本体にはちゃんと撮影した動画が保存されています。
撮影自体はできますが、詳細な設定もできずアルバムも観れないのでアプリのできはあまり良くはないと言えそう。
MUSON Pro 3 使ってみた感想・まとめ
肝心な映像ですが、普通の中華アクションカメラの映像で他機種と特に変わりは無いので割愛させていただきます・・・
MUSON Pro 3は自撮り棒持って無くて外部マイクあるタイプを希望な方にちょうどよさそう。
良い部分
- 技適マークがあって日本で安心して使える
- 自撮り棒付属
- 外部マイク端子があって専用マイクも付属
- バリスティックナイロンのケース付きで全部のパーツが入る
良くない部分
- 一応操作はできるがアプリの完成度がいまいち
- 広角レンズなので歪補正があったほうがよかった。
中華アクションカメラ オススメランキング 10選 比較
最後に先程の中華アクションカメラランキング10選を横に並べてみましたので比較してみてください。
MUSON(ムソン) アクションカメラ 4K高画質 手振れ補正 外部マイク対応
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