夏も終わりに近づいていますが、まだまだ暑い日が10月ごろまで続いてしまう熱帯な日本列島。
2021年は多数の折りたたみ扇風機を紹介していましたが、最後のダメ押しとして加湿器付きのバッテリー内蔵 折りたたみ扇風機を紹介します。
暑いときに加湿器を使うと逆にベタベタしちゃいそうですが、2・3ヶ月後の湿度が低くなってきたときにはお部屋の温度を上げるために加湿器が大活躍、9月の暑い時期には折りたたみ扇風機単体で活躍します。
- ちょっと進化した加湿機能付き折りたたみ扇風機 (現在このページにいます)
- バッテリー式 折りたたみ扇風機 オススメ4機種 BlitzWolf BW-F1 レビュー
- バッテリー式 折りたたみ扇風機 BlitzWolf BW-F2 レビュー
- プロペラ式 風速計で扇風機の風速計測してみる
ということで夏は涼むために使って、冬は加湿器と一緒に温度を上げるために使える、さらに使わないときはコンパクトになって、大型なので重量がありますがパワフルに風を送ってくれて、持ち歩ける万能扇風機になります。
今年の夏は雨が多くてエアコンの出番が少ない代わりに折りたたみ扇風機が大活躍で使わないときはコンパクトになって仕舞える。
もう折りたたみ扇風機なしでは生活できない体になってしまった扇風機大好きオジサンです。
バッテリー内蔵 折りたたみ扇風機のサイズは3種類
加湿器付き折りたたみ扇風機は中型サイズ
今回紹介する折りたたみ扇風機は海外通販Banggoodで買える扇風機↓で、日本で販売されている折りたたみ扇風機はファン(羽)の直径が約15cmで本体直径が約20cmがほとんどですが、こちらは少し大きめの20cmの羽のサイズで本体直径は約25cmと一回り大きいサイズで大きい分だけパワフルな風でより涼しくなります。
(こちら↓のEdonE908は加湿器無しのaタイプと、加湿器ありのbタイプの2タイプありますので間違えないようにしてください。なおカラーはホワイトとグリーン)
加湿器付きバッテリー内蔵 折りたたみ扇風機 EdonE908
弱点は直径25cmと大きい分だけ重量があり約1700gあるので外に持ち出すのにはちゅうちょする重さ。
ちなみに直径20cmの標準的な折りたたみ扇風機の重量1Kg前後になっていまして、コレだったら小型だし持ち運びも楽なのでかなり普及していますが、リビング扇風機に比べて風量が少なくパワー不足なのも否めない。
2021現状 折りたたみ扇風機 サイズは3種類
2021年現在のバッテリー式折りたたみ扇風機はファン(羽)のサイズが25cm・20cm・15cm(本体サイズはそれぞれ5cmほど大きい)の3種類あって、サイズが大きいほど風量が多くて重い、サイズが小さいほど風量が少なくて軽く持ち運びに便利になっています。
- 本体直径30cm 羽25cm:風量大(リビング扇風機と同等の風力)・2.4Kg 家庭・車中
- 本体直径25cm 羽20cm:風量中・1.7Kg~2Kg ギリギリ持ち運びべる重さ
- 本体直径20cm 羽15cm:風量小・1Kg前後 個人使用 持ち運びに適す(日本でもたくさんの種類が販売されている)
日本で売っているのはほとんどが15cmの持ち運びに便利な折りたたみ扇風機で、中・大の折りたたみ扇風機は中華系海外通販でのみ売っていて、一番大きい折りたたみ扇風機は今のところBlitzWolf BW-F1(次ページでレビューしてあります)しか出ていません。
来年(2022年)の夏あたりからは中国のアマゾンや楽天の出品者が日本でも販売するかもしれませんが、調べた限りでは本体サイズが20cm(羽15cm)がほとんどで、25cm(羽20cm)以上の折りたたみ扇風機は販売されていませんでした。
加湿器付きバッテリー内蔵 折りたたみ扇風機 EdonE908 レビュー
今回は本体直径25cmで中型ファン20cmサイズの加湿器付きバッテリー式折りたたみ扇風機をみていきましょう。
Banggoodから化粧箱ごときれいに届いた
今回から(今回だけ?)はBanggoodの日本ダイレクトメール配送はグレードアップして丁寧に届くような仕様になったのかもしれません。
外のダンボール箱まできれいな状態で届いたのが嬉しい。
中身の化粧箱もきれいで扇風機と加湿器の2つの箱に分かれていた。
付属品はACアダプタータイプのUSB Type-Cケーブル・丸型のリモコン・右側が加湿器・取説など
他の扇風機より折りたたんだ状態で高さがある
直径が同じ25cmなのに、なぜか折りたたんだ状態の高さが14cmもある。
折りたたみ進化!アームを持ち上げてセット、あげて解除で折りたためる
折りたたんだ状態から組み立てるときはアームを起こすだけで組み立て完了。
折りたたむときはアームを上げて倒すだけ。
かなり便利なギミックで折りたたみ扇風機もちょっとづつですが進化しています。
加湿器を装着してみる
折りたたみ扇風機の台の部分、折りたたんだときにアームが収まる部分に加湿器が入るようになっています。
加湿器の蓋を開けると食器のぼーるのような形状で、この中にMax近くまで水を入れる。(予備の水を吸い出す棒状のスポンジ2本は取り出して保管しておき、スポンジが劣化したら取り替えます。)
加湿器に水が入っていない状態で装着すると↓以下のように赤LED点灯で加湿機能は動作しません。(オフ状態でも赤LEDが点灯します。)
水を入れて再度扇風機に装着後に電源アイコンをタッチで電源オン、この扇風機と加湿器はボタンがタッチ式。
加湿器が小さいので水を入れる容量が少なく、本格的に使うにはひんぱんに水を入れないといけないのが面倒ですが、乾燥する時期に顔を潤す用途などにも使えて便利そうですね。
冬に加湿器をつけながら弱でファンを回せば乾燥も防げそう。
加湿器を装着したまま折りたためない
加湿器を装着↓した場合はそのままでは扇風機は折りたためません。
リモコンが?・・・利かない
丸くてカワイイリモコンですが、初期不良か?どうかわかりませんが、リモコンがまったく利きませんでした・・・
中を分解してみると↓・・・ボタン電池が?シリコンコーキングでとまってる・・・でもボタンを押すとLEDライトが点灯するのでこちらは壊れてないのかな?
扇風機本体とリモコンの通信はBluetoothなのか?扇風機側の赤外線受光部が見当たらなかった。
USB Type-C充電口が奥にあって抜き差しじづらい
こちらは欠点でUSBの差し込みが裏の奥のほうにあって、扇風機をひっくり返さないとUSB Type-Cケーブルをさせない。
首振り機能があるので、台部分の上が回転、下が固定されるので下部分にUSBポートがあるのは分かりますが、もう少し差し込み安くしてくれると嬉しかった。
BlitzWolfの折りたたみ扇風機は↓同様に首振りできるタイプで、下の台の部分にUSBポートがありますが、差し込みやすいようにポートが少し飛び出たようになっていて、こちらのほうが親切設計。
改良点を他の折りたたみ扇風機と比較
うちにある折りたたみ扇風機と今回レビューの加湿器付きバッテリー内蔵 折りたたみ扇風機 EdonE908を比べてみましょう。
サイズと重量の違い
BlitzWolf BW-F2とは直径サイズは25cmで一緒、高さが少し違う。重さはEdonE908(左)のほうが加湿器入れても1800g弱と軽い。
- EdonE908 :重さ1618g+加湿器176g・バッテリー8000mAh
- BlitzWolf BW-F2:重さ約2Kg・バッテリー7200mAh
バッテリーは少し EdonE908のほうが容量が多く8000mAhになっています。
直径サイズ20cmの折りたたみ扇風機と比較
一回り小さい一般的な直径サイズ20cmの折りたたみ扇風機は5cmの違いだけどかなり大きさが小さく見える。↓
この大きさの違いだと左側の20cmの扇風機は気軽に外に持ち出せますが、右側の25cmの扇風機になってくると、クルマでの移動の場合は問題ありませんが、徒歩の移動ではちょっと持ち出しにくい大きさ。
さらに重さもあるので持ち歩く場合はやはり20cmの折りたたみ扇風機のほうが最適でしょう。
アームの折りたたみ方法が進化!
折りたたみ扇風機の組み立て時のアームのロック方法は主に3種類、最新の方法はより便利になっています。
3種類それぞれのロック方法を紹介します。
ロック式(初期)
折りたたみ扇風機の初期型は扇風機の台部分にロック機構があって、アームがちゃんと直角になってないとロックできません。
微妙な角度でもロックできず、ロックには力がいるので組み立てづらさがある。
回転ロック式
折りたたみ扇風機では2021年現在主流の組み立て方法、アームを立てたら根本を時計回りに回転させてロックする方法。
解除するときは反時計回りに回転させればロック解除、こちらは回転させるだけでしっかりロックされるので簡単。
持ち上げ式(最新) EdonE908
今回レビューしている EdonE908の方式が最新でより便利に扇風機を組み立てたり折りたたんだりできるようになりました。
組み立てるときはただアームを垂直に立てるだけでロック。
折りたたむときはアームの白い部分を上に持ち上げるだけでロック解除されて、そのままアームを倒すだけ。より便利になっています。
簡単に設置できるように考えられていて、少しずつですが進化していますね。
アームが6角になって強度が増す
アームが丸から6角になって強度が増しています。
ただ丸いアームのほうが伸び縮みさせる時に楽にできますが、こちらはちょっと硬いので力がいります。使っているうちに緩くなるのかもしれません。
前かがみになってより下向きが得意に
折りたたみ扇風機というより、扇風機全機種の弱点とも言える下に対して風を向けるのが少しの角度ですが可能になりました。
ファンを下に向けることができるようになって床に風をあてやすい、布団で寝るときにちょうどよく風があたるようになります。
ファンが外せるのはBlitzWolfの扇風機だけ
EdonE908もそうですが、BlitzWolfの折りたたみ扇風機以外は、ファンは固定されていて外せないようになっています。
ファンが外せないと扇風機の掃除が面倒です。
実際にEdonE908折りたたみ扇風機の全面ファンガードを外してみましょう。
加湿器付きバッテリー内蔵 折りたたみ扇風機 EdonE908 まとめ
直径25cmの中型 バッテリー内蔵 折りたたみ扇風機で加湿機能付きなEdonE908、少しですが折りたたみ扇風機がまた進化していました。
特に扇風機を組み立てたり折りたたむロック機構がワンタッチなのが新しい、それと加湿器を台部分にセットできて乾燥する季節でも扇風機+加湿器が使えるのが便利なところ。
まだまだ発展途上な折りたたみ扇風機ですが、1台持っておくと暑い日には涼むことができますし、何よりもリビング扇風機と違って外に持ち出して外出先でも使えるのが便利すぎます。
持ち出し先は、会社・出張先・客先・カフェ・キャンプ・車中泊・旅行・遊びに行った先など、アイデア次第でどこでも使えるのが素敵です。
バッテリー式の折りたたみ扇風機、ぜひ一度お試しください。
メリット
- 新機構:持ち上げ式で組み立て・折りたたみが簡単
- 加湿器付きで冬でも使える
- アームが前に傾く構造なので、より下向きにファンを向けられる
デメリット
- ファンを外して掃除できない、前面のファンガードは取り外し可能
- 加湿器が小型なので水を頻繁に補給しないといけない
- リモコンが?効かない、初期不良?
加湿器付きバッテリー内蔵 折りたたみ扇風機 EdonE908
コメント