バッテリー+折りたたみ扇風機に続いて、折りたためませんが、Xiaomiのバッテリー式 扇風機がやってきたのでレビューします。
こちら、普通の扇風機(約29cmファン)の大きさ静かで涼しくMi Homeアプリで操作可能な扇風機でリビング扇風機とほぼ一緒ですが、バッテリー内蔵という点が便利すぎ!
通常のリビング扇風機の大きさでバッテリーバージョンは他にはない唯一の扇風機だと思いますのでぜひチェックしていってください。
価格は2万円弱と高めですが、DCモーターでファンの回転もかなりナチュラル 風量100段階調節・シンプルデザインで高級感があります。
Xiaomi バッテリー式 扇風機は日本では販売されておらず、中国系の海外通販Banggoodで買えます。
海外通販Banggoodで買い方はこちらで詳しく書きましたので海外通販初めての方はまずはご一読ください。
扇風機の充電は100V~240VのACアダプターで日本で使えるAタイプ コンセントの先に磁石でくっつく充電インジケーターに扇風機を乗せるだけ。後ほど詳しく説明していきます。
XIAOMI Mijia BPLDS03DM Pedestal Fan [Battery Version]
最初にこのXiaomi バッテリー式 扇風機 の弱点を上げておきますと、↓首の長さを2段階しか変えることができないのがデメリット。
ファン本体から下に伸びる棒は分離不可で、1本の棒パーツを追加ジョイントできるようになっています。上画像の2つの高さしか変更できません。しかも短くする場合は棒パーツを1本取るので取り除いた棒パーツの保管場所にも困ります。
高くしたらリビングで椅子に座って使って、低くすると畳の部屋で使うのに適しています。
Xiaomi バッテリー式 扇風機 特徴・機能説明
Xiaomi バッテリー式 扇風機 8つの特徴
リビング扇風機でバッテリー内蔵タイプ、DCモーター搭載で高級感があるXiaomi Mijia DC Floor Fan 2、充電しておけばどの部屋でも気軽に持ち出せて使える点が最大のメリットです。
主な特徴をみていきましょう。
- ワイヤレス操作:Mi Homeアプリで操作(リモコンなし)
- 充電インジケーター:扇風機をインジケーターに乗せるだけで充電
- ボイスコントロール:中国語のみ
- DCインバーターモーター
- 外7枚・内5枚のダブルファンブレード
- 140度首振り・上下39度
- 100段階ファンスピード(大きくは4段階でアプリで細かい風量操作可能)
- 高さは2段階しか調節できない!
DCモーターなので、電源オンするとファンがゆっくりと回転しだして、他の扇風機と違いこの初動だけでも優しく高級感があります。
XIAOMI Mijia BPLDS03DM Pedestal Fan 仕様
羽 | 外7枚羽・内5枚羽 |
---|---|
風量 | 100段階(通常4段階)+ナチュラル |
リモコン | – |
首振り | 30・60・90・120・140度回転 |
モバイルバッテリー | – |
バッテリー/電源 | 2800mAh / 専用ACアダプター 12V/2A |
サイズ | 34x33x100cm |
重量 | 3200g |
その他 | Wi-Fi 2.4GHz接続Mi Homeアプリで操作可能 |
リビング扇風機サイズで唯一バッテリー内蔵でお部屋の移動も楽々どこでも使える扇風機
DCモーター搭載で静かで涼しい風を実現。
シンプルで高級感がある扇風機
さらにバッテリー内蔵でコードを引き回すこと無くお部屋の移動も自由にできて1台でどこでも使える。
バッテリー内蔵
この扇風機の一番の特徴はバッテリー内蔵で12Vで33.6Wh・2800mAhバッテリー搭載。
バッテリーが入っているおかげでコンセントを差し込み直したりコードを引き回すことなく、リビングでも寝室でもキッチンでも車中でも野外でもどこでも使えます!
寝室に充電インジケーターを置いておいて、置きたらリビングやキッチンにコードなしで持っていって使えるのが便利すぎる!
充電はインジケーターに乗せるだけ
扇風機をコンセントに刺したインジケーターの上に乗せるだけで充電開始されます。
インジケーターと扇風機は磁石で引き寄せられるので乗せるのも簡単です。
12VのDCモーター
安めの扇風機はACモーター(交流)のものが多いのですが、こちらのXiaomi バッテリー式 扇風機はDCモーター採用なので100段階もの風量の調節が可能で静音仕様になっています。
DCモーターは主に以下の3つに優れている扇風機になります。
- 風量を細かく設定可能:Xiaomi バッテリー式 扇風機は100段階
- 静音性に優れる
- 電気代安め
外7枚・内5枚のダブルファンブレード
ファンは外側で7枚・内側が5枚になっていて、静かで涼しく優しい風が吹きます。
このダブル構造の扇風機を初めて使いましたが、かなり涼しくて自然な風でビックリしました。
回転 最大140度・上下39度
首振り機能は最大140度に設定できます。標準は90度で設定されていて、首振りを30・60・90・120・140の角度にスマホアプリMi Homeで調節可能。
手動でもなめらかに回転でき、上下にも39度まで調節できます。
騒音最大約56デシベル
騒音は使ってみた感覚でいうと他の扇風機よりもかなり静かに感じます。
商品説明に書いてあるのは最大56.1dBのファン騒音のようなので、普段使うにはまったく気にならない音でしょう。56dBだと寝るときは少し気になるかな?という程度。
ファン上のボタンで操作
操作はスマホアプリMi Homeからでもできますが、物理ボタンはファンの裏側のモーターの上に4つあります。
椅子に座った状態や立って操作する場合は便利ですが、ロースタイルやあぐらの状態での操作はちょっとしづらい。(中国では床に座る習慣はあまりなく、椅子の生活が一般的なのでボタンが上のほうについているのでしょう。)
Mi Homeアプリで操作可能
Xiaomi製品の家電操作アプリ Mi Homeで扇風機のオン・オフ・風量・スケジュール・タイマーなど詳細に操作可能。
Xiaomi扇風機はリモコンが無い代わりにスマホで操作できるようになっています。
さらにXiaomiスピーカーを使えば音声でも操作できますが・・・現在のところ中国語のみの対応になっていて残念です。
Xiaomi バッテリー式 扇風機 開封
箱
今回の箱はかなりのダメージがありました。
海外通販は海外から海を超えてやってくるので、化粧箱はあまり期待しないほうが良いでしょう・・・
精密機器のスマートフォンやタブレット・ラップトップなどは最近はエアチューブ梱包でやってくるので、化粧箱もほとんどダメージが無い場合が多いのですが、大きめのガジェット・家電などはビニール袋に入れただけなので化粧箱にもダメージあります。
開封
化粧箱はダメージがすごかったのですが、中身はまったくの無傷で安心です。
パーツは普通のリビング扇風機と同様で、コンセントケーブルだけ分離されている状態。
台の部分はバッテリーが入っているの少し重めで、持ち運び用の取っ手が無いので首の部分を掴んで持ち運ぶようです。
モーターの上あたりに取っ手があればなお良かったのですが、そこはデザイン重視・シンプルさ重視したのでしょうか?
ファンとファンガードが分解できるので掃除もしやすくなっています。
今回は中国で使うAタイプ(日本のコンセント形状)から3ピンのOタイプに変換する変換アダプターも同梱されていました。
これは日本では使わないので中国行く機会ありましたら使ってみてください。(中国ではかなり7種類くらい?のプラグ形状があるのでAタイプコンセントプラグも使える場合がほとんどですが220Vなので100V~240V対応のACアダプター以外は使えません。)
高さを低くした時に棒が余る
この扇風機のデメリットである高さが2段階しか変えられないところと、低くしたときにジョイントの棒が余って置き場所に困るところ・・・
シンプルさ重視しているのは分かりますが、できればスライドで上下に伸びる仕様にしてほしかった。
モーターと台を組み立てる
台と棒、モーターが付いている棒と棒は差し込むだけでかなりシンプルです。
外すときは裏側にあるボタンを押しながら引き抜く。
ファン 組み立て
通常のリビング扇風機と同様にモーター部分に裏のファンガードからつけていきます。
裏ファンガードをつけて、
リング状のネジをねじ込む。↓
ファンをモーターの軸にはめ込んで、
ネジを反時計回りに締める。
前面のファンガードは裏ファンガードに突起部分をはめて時計回りにロックする。
ファンガード底に固定ネジ穴があって、ネジも同梱されていました。
ビスとドライバーも同梱されていましたが、回しただけでカチッとロックされたようなのでネジで締めないでおきます。
ファン直径は約28cmほど
大きさは普通のリビング扇風機より若干小さい、同様と言えるかな。
ファンの直径は約28~29cmほど。ウチの日立リビング扇風機のファン直径30cmなので少しだけ小さい。
バッテリー充電時はインジケーターをくっつける
ACアダプターの先に12V端子があるインジケーターを扇風機につけて充電します。
ACアダプターは100V~240VでAタイプ(日本やUS)のコンセントです。(中国仕様でプラグに丸い穴が無い)
インジケーターを扇風機の底にある端子に接続すると充電できます。
ACアダプターをコンセントに刺して、インジケーターと扇風機の底を合体させる。
磁石で引き寄せられるので乗せるだけで簡単に充電可能。
扇風機を裏返して説明しましたが、通常は↓このようにインジケーターを床に置いて、そこに扇風機の台を乗せるようにします。
扇風機を乗せる部分には目印の窪みがあるので底にインジケーターを合わせると磁石で吸い寄せられてくっつきます。
取説
取説は完全に中国語ですが載せておきます。
Xiaomi Mi Homeアプリと扇風機を接続
Xiaomiはスマホ企業なのでこういった家電もスマホアプリで操作できるガジェットが多数、このXiaomi バッテリー式 扇風機もXiaomi Mi Homeアプリで操作可能です。
Mi Homeアプリ ダウンロード
この扇風機はリモコンが無いので、代わりにスマホアプリMi Homeで操作可能です。以下からアクセスしてダウンロードしてください。
それでは扇風機をMi Homeと接続していきましょう。
Mi Smart Standing Fan Proを検出
Mi Homeを起動すると自動的に扇風機のMi Smart Standing Fan Proを検出したので接続していきます。
適当に次へボタンを押していくと接続完了。
Mi Homeに扇風機が追加されました。↓ファームウェアアップデートもあったのでついでにやってみる。
扇風機をタップして操作してみましょう。
扇風機を操作する
操作は上のほうに電源スイッチと通常ウィンド・ナチュラルウィンドの選択、その下に風量を調節するバーがあります。
電源オンすると扇風機が回っていることをイメージさせるファンのアニメーションが表示される。
風量は大まかに4段階に変更できて、細かい風量にしたいときはちょうど良い風になるまでスライドさせる。100段階まで調節可能。
ナチュラルウィンドはリズムのような単純に強くなったり弱くなったりの風ではなくて、かなり自然に近い優しい風が吹いて寝るときは最高です。
以下のような操作が可能。
- 首振り:30・60・90・120・140の角度調節
- スケージュール:おやすみタイマー1~8時間の間、分ごとに設定可能
- インジケーターライト:扇風機のLEDランプが光るのをオン・オフ
- 通知音:操作時のピッ音をオン・オフ
- チャイルドロック:DCモーター上部にある物理ボタンを操作不可にする
首振り角度を自由に設定できるのもかなり便利でアプリならでは、今まで他の扇風機にはなかったのではないでしょうか。
Xiaomi バッテリー式 扇風機 他の扇風機と比較
BlitzWolfの大きい折りたたみ扇風機BW-F1(バッテリー内蔵で折りたためるので便利!)と昔からよくあるノーマルな日立リビング扇風機(バッテリーなし)と比べてみます。
ファンの大きさはやはり日立リビング扇風機が一番大きく30cmほどありますが、涼しさとファン騒音はXiaomi バッテリー式 扇風機が一番で優しく涼しい風+ファン騒音が少ない。
高くするとはBlitzWolf BW-F1よりも少し低い位置になる。
両機ともにバッテリー内蔵なので、コンセントをささずに使えるのが便利すぎ。
低くすると棒パーツが余って邪魔ですが、日立リビング扇風機よりも低い位置になります。
畳部屋などで正座やアグラをかくときに使えそう。
低くすると余った棒パーツが邪魔で、何度も言うようですが、高さ調節だけはスライドにしたほうが良かったと思う。
Xiaomi バッテリー式 扇風機 使ってみた感
普通のリビング扇風機よりもスッキリしたデザインで操作ボタンまで隠れたところにあるのでシンプルで野暮ったさがまったく感じられない扇風機。
最大の特徴はバッテリーで充電して何処にでも持ち歩ける点で、いままでのリビング扇風機のようにコンセントを差し替えてコードを引き回して部屋を移動する必要なく、
扇風機本体のみを移動すればすぐ使える点が便利すぎて今までなんでなかったのだろうか?と疑問に思うほど。
オシャレなデザインの反面、ファンの高さが2段階しか変えられないのがデメリットで、卓上や椅子の上に置く低い高さにした場合は棒のパーツを取り外して低くするので、余った棒パーツが邪魔になる。
従来通りに上下にスライドして高さを調節できるようにしてほしかったけど、利便性よりもシンプルデザインに徹してあえて高さを2段しか調節できない仕様にしたようです。
これでウチはリビング扇風機2台と、折りたたみ扇風機が4台で2021年夏は乗り越えられそう。
あとは梅雨の時期に洗濯物を乾かすのに活躍したり1年を通じて空気をかき混ぜるのに使えるサーキュレーターもレビューします。
リビング扇風機なのにバッテリー内蔵でどこでも使えるXiaomi バッテリー式 扇風機、リビン後と仕事部屋・寝室など複数の部屋がある場合はこの扇風機1台で過ごせますのでぜひお試しください。
コメント