スマートリングが発売されて2・3年経っているので、そろそろちゃんとしたスマートリングが出ているのか調査してみました。
一言にスマートリングといってもスマホを操作するリモコン的なものから健康管理のものまで少ない種類ですがいくつかあって、リモコンからタッチ決済から健康管理までできる全部入りのスマートリングは今のところないようです。
調査した結果、今のところ実用性が高いスマートリングは高額で単機能しかないのが一般的。
なお、以前はSmarty Ring・NXT Ring・Jakcom・Token Ringなどがありましたが、2022/9現在はすべて売り切れ、あまり評判が良くなかったようです。
これから紹介するスマートリングもあまり実用性があるとは言いづらいのですが・・・興味ある方は現状のスマートリングをチェックしていってください。
スマートリングの使い方 できること
スマートリングでできるのは2022現在5種類
2022年現在生き残っているスマートリングは以下の5種類で、それぞれのスマートリングは単機能になります。(タッチ決済できるEVERINGはNFCタグとしても使えそう。)
- NFCタグ(電子キー操作など):NFCスマートリング(約5.5千円)
- リモコン(音楽・通話操作):Bluetoothスマートリング(約6千円)
- タッチ決済:EVERING(約2万円)
- 骨伝導ボイスアシスタント:ORII(約1.5万円)
- 健康管理:Oura Ring(約5万円)
リモコン・タッチ決済(Google Payなど)・ボイスアシスタントはスマホで代用できるし、健康管理はスマートバンド・スマートウォッチで代用できるので、
あえてスマートリングを使うとすれば指輪好きな方が最適なのかもしれません。
NFCスマートリングでできること
NFCスマートリングは2種類、1つ目はタッチ決済として、2つ目のリングはNFCタグとして使う2種類。
タッチ決済対応はNFC Type-Aのスマートリングでしか使えません。
安価なNTAG213などのNFCスマートリングだとタッチ決済不可で電子キーを開けたりスマホをちょっとだけ操作するNFCタグと変わりありません。
- タッチ決済(高価):VISAタッチ決済などのカード決済が使える
- 電子キー(安価):NFCに対応したスマートキーやNFC勤怠に使用可能
NFCスマートリングの良いところは充電が必要ないところ。
NFCスマートリング以外はBluetooth接続
スマホとBluetooth接続するスマートリングは定期的な充電が必要です。
Bluetooth接続のスマートリングは骨伝導ボイスアシスタントのORIIと、健康管理のOura Ringの2機種
スマートリング ランキング5選+2選
スマートリングは価格によって機能が違いすぎるので、目的の用途にあうスマートリングを探してみてください。といっても5種しかありませんが・・・
価格の安い順に紹介していきます。
NFCスマートリング
電子キーに使える基本的なスマートリング
Bluetoothスマートリング SR-II
スマホ接続 | Bluetooth4.0 |
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機能 | リモコン(電話・音楽・ビデオ) |
素材 | チタン鋼、ポリエステルゲル |
防水 | IPX8 |
バッテリー | 25mAh/6日間 |
Bluetoothでスマホと接続して音楽や電話の受話、セルフィーなどのリモコンとして使えるスマートリング
指輪型 骨伝導スマートデバイスORII(オリー)
ボイスアシスタント骨伝導スピーカー内蔵のスマートリング
EVERING NFCスマートリング
スマホ接続 | NFC(TYPE-A:ISO/IEC 18092,ISO 14443 A) |
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機能 | 決済(VISAなど)・電子キー |
素材 | ジルコニアセラミック |
防水 | 5気圧 |
バッテリー | 不要 |
VISAタッチ決済などの決済処理をスマートリングだけで可能
Oura Ring オーラリング Heritage model
スマホ接続 | Bluetooth |
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機能 | 体温・心拍数・歩数・カロリー・睡眠の質など |
素材 | カーボンコーティングチタン |
防水 | 100m防水 |
バッテリー | ワイヤレス充電時間20~80分/最大7日間 |
睡眠や活動量を計測し健康状態を得点でスマホアプリに表示するスマートリング
血中酸素濃度も計測できるスマートリングも↓米アマゾンで販売中。
BodiMetrics CIRCUL Fitness Ring
バネ式でリングサイズが3種類・血中酸素濃度・心拍・睡眠などを計測する健康管理スマートリング
こちらは米アマゾンで販売されているスマートリングで血中酸素濃度や心拍が計測できるモデル。
ちょっと値段が高いので、安いスマートバンドのほうが良いかもしれませんね。
血中酸素濃度・活動量計としてスマートリングを使う予定な方は、Xiaomiのスマートバンドを検討してみてください。価格も安いですし時計としても使えます。
ディスプレイ/size/パネル | 1.62インチ・490x192px (326PPI) / 有機EL |
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心拍/酸素摂取量(Vo2max)/SpO2 | 常時計測 / ワークアウト時 / 常時計測 |
歩数/距離計/消費カロリー | あり/あり/あり |
睡眠量 | 覚醒、浅い睡眠、深い睡眠 |
GPS | スマホGPSに接続 |
通知/方法 | SMS,アプリ,着信・バイブ,表示 |
操作 | タッチ・スワイプ |
防水 | 5気圧50M防水 |
バッテリー | 9日間(180mAh) |
重量 | 実測25g(バンド含む) |
対応(アプリ連携) | Bluetooth5.2(BLE)Android 6 / iOS 10以降 |
その他 | 3軸加速度+3軸ジャイロ・PPG心拍センサー・近接センサー内蔵・120種類のスポーツモード・フェイス自作画像カスタム可能 |
ディスプレイが幅広く25%大画面になって登場!視認性が大幅アップ
常時ディスプレイオンも可能で毎日バッテリーを充電する方には最適。
番外編 パルスオキシメーター
一応指輪なので紹介しておくと血中酸素レベルと心拍数を計測するパルスオキシメーターもあります。
こちらはBluetooth接続でお年寄りの不整脈を計測したり血中酸素濃度を計測・保存する専用のリング。
スマートリングはあまり普及していないみたい
結局のところ、スマートリングは小さいガジェットなので使用用途がごく限られていて、あまり実用には至っていないようです。
でも新しもの好きガジェッターさんには試してみる価値はありそうかな?
やはり指輪よりもっと手軽なスマートバンドやスマートウォッチのほうがより普及しているようですね。
今のところは技術が追いついていないとこがあって、あと数年経てばスゴイスマートリングが出そうな気がしますので、今はスマートバンドなどで代用すればよいと思います。
スマートリング6選 スペック比較
2022年に世にでているスマートリングのスペックもチェックしていってください。
画像 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
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商品名 | Oura Ring オーラリング Heritage model | EVERING NFCスマートリング | 指輪型 骨伝導スマートデバイスORII(オリー) | Bluetoothスマートリング SR-II | NFCスマートリング | BodiMetrics CIRCUL Fitness Ring |
特徴 | 睡眠や活動量を計測し健康状態を得点でスマホアプリに表示するスマートリング | VISAタッチ決済などの決済処理をスマートリングだけで可能 | ボイスアシスタント骨伝導スピーカー内蔵のスマートリング | Bluetoothでスマホと接続して音楽や電話の受話、セルフィーなどのリモコンとして使えるスマートリング | 電子キーに使える基本的なスマートリング | バネ式でリングサイズが3種類・血中酸素濃度・心拍・睡眠などを計測する健康管理スマートリング |
メーカー | Oura Ring(オーラリング) | EVERING(エブリング) | ORII(オリー) | DEMAXIYA | FNSK | BodiMetrics |
価格 | 48,500円前後 | 20,000円前後 | 13,000円前後 | 6,000円前後 | 5,500円前後 | $199 |
スマホ接続 | Bluetooth | NFC(TYPE-A:ISO/IEC 12092,ISO 14443 A) | Bluetooth | Bluetooth4.0 | NFC(IC:UID,ID:T5577,NFC:2枚分 NTAG213) | Bluetooth |
機能 | 体温・心拍数・歩数・カロリー・睡眠の質など | 決済(VISAなど)・電子キー | 音声アシスタント(骨伝導スピーカー・マイク) | リモコン(電話・音楽・ビデオ) | 電子キー | 血中酸素濃度(SpO2)・心拍・睡眠の質など |
素材 | カーボンコーティングチタン | ジルコニアセラミック | – | チタン鋼、ポリエステルゲル | セラミック | – |
防水 | 100m防水 | 5気圧 | – | IPX8 | IP68 | 生活防水 |
バッテリー | ワイヤレス充電時間20~80分/最大7日間 | 不要 | – | 25mAh/6日間 | 不要 | 充電90分 |
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