新型コロナウイルス感染症から、大分経ったので、そろそろ海外旅行も気軽に行けるようになりましたね。
ただ、中国はいまだにVISA取得が必要ですが、中国 北京に用事ができたので行ってみました。北京はもう見尽くしたのであまり気乗りはしませんでしたが行くしかない。
今回、なぜ中国に行ったかというと、中国の法律が変わって、銀行口座に5年間動きが無いと口座の預金を没収されてしまうように・・・なったので、パスポート切れで凍結されている中国工商銀行の口座を解除しにいきました。凍結解除しないとお金没収される、もったいないです(泣)
人民元の価値も日本円と比べて、13倍程度だったのが22倍ほどに変わってきて人民元の価値が瀑上がりで、以前の中国はなんでもかんでも安く旅行できた気でいましたが今回は日本と同等か高く変わっていました。ただ、10年前くらいに使わない円を人民元に変えて預金したので人民元の価値が上がってだいぶ得しました。
ついでに、自分へのお土産としてガジェットをいくつか買って帰りました。
中国はVISAを取得しないと入国できない
以前はVISAなしで15日間の間、中国に旅行できましたが、今のところ(2024年6月現在)中国に行くにはVISAを取得しないといけません。
以下の2つの書類を作成してプリントアウト、中国領事館などに提出する必要があります。
- “中国签证在线填表”オンライン申請書(https://cova.mfa.gov.cn)
- ホテル予約表 & 往復航空券チケット、もしくは中国国内関係者の書類。
提出先は、中国領事館やVISA申請センターなど、
VISAの申請が難しく何回も通う羽目になるのは嫌な場合は2万円強支払って代行申請もあります。
自分は、書類不備で福岡の中国領事館に合計3回も通いました・・・ドジなオジサンです。
VISA申請の詳しい情報は、こちらのリンク(福岡領事館のページ)にあります。
VISA取得に必要な書類
“中国签证在线填表”オンライン申請書の他に、中国で滞在するホテルなどの予約表が必要になります。
普通の旅行の場合はVISAが取得できる前に中国のホテルと航空券チケットを予約しないといけないのが辛いです。もし、VISAが取れなかった場合は予約は無駄になる。
ただ、ほとんどの場合は普通にVISA取得できるようですね。
- ホテル予約表 & 往復航空券チケット プリントアウトして提出
- 中国国内の関係機関または個人が発行した招聘状:中国の宿泊先(友人・知人)の身分証明書と宿泊情報を記入してもらって提出
自分の場合は中国で友人の親の家に滞在する予定でしたので以下↓の書類を書いてもらって、さらに中国の身分証明書もコピーしてもらいました。
自分のパスポートのコピーも提出しないといけないので、コピーも取っておきましょう。
申請は?中国領事館とVISA申請センターでは料金が違うようで、自分の場合は2250円かかりました。
VISAと貼ったパスポートが送られてきた!
中国領事館でVISAを申請して、パスポートを預けた4日後にレターパックでパスポートが送られてきました。
レターパックですが、着払いゆうパック60扱い?になって820円とられました。
恐る恐るパスポートの中を見てみると、↓VISAが貼ってありました!
これで中国に行けます♪
中国 北京へ出発
6/20に出発しました。ちなみに自分は中国語がほとんど分かりません・・・ので、友人に会うまではGoogle通訳がたよりの綱です。
暑さは上海は福岡と同じくらいと感じましたが、北京は5度ほど暑く、6/20~6/27までずっと夏日でエアコンがなければ暑くていられませんでした。(これから夏に向けてもっと暑くなるのが怖い、早く日本に帰らないと)
SIMカード
中国に着いたら通信は中国用のSIMカードで、Google MapやLINEなどをできるSIMを用意しました。
ちょっと遅いけど、Google通訳(できない時もあった)やGoogle Mapが使えるのは便利。
中国の友人宅のWifiにつなげるとGoogle関連やLINEなどは一切接続できませんでした。金盾のせいですね。
無料の空港バスチケットをもらう
中国行き直前に一番安い航空券を買ったので、上海で浦東からクルマで1時間ほど離れた虹橋国際空港に乗り継ぎするはめになりました。
上海浦東(プートン)国際空港から、都心にある虹橋国際空港までバスかタクシーなどで行かなければいけません・・・乗り継ぎの時間は4時間あるので、クルマで1時間離れていても飛行機の遅延がなければ余裕で乗り継ぎできます。(ちょうど成田空港と羽田空港のような距離感)
浦東国際空港で飛行機から降りたら1階まで降りて左一番奥に中国東方航空のカウンターがあるので、そこで空港バスが無料になるチケットをもらう。無料チケットもらえるの知らない人や、通常の人は37元(約800円)ほどかかるようです。
空港バスのチケット↑をもらった。この画像が空港バスのチケット。中国東方航空のお姉さんのスマホで無料のチケットを表示させて、コレを自分のスマホで撮影したものがチケット。
チケットをもらったら外に出てバス乗り場へ、虹橋国際空港へは1番のバス。
バスに乗ったらおじさんに上の画像を見せるとスキャンしてくれて無料で空港バスが乗れた。
虹橋国際空港で余裕があったのでラーメン食べる
無事に虹橋国際空港に着いてちょい安心しました。
ちょっと食べかけで申し訳ないのですが、虹橋国際空港で北京行きのチケットをもらってから小腹がすいたのでラーメンを食べました。
このラーメン、78元(約1700円)!とかなり高い。いや、たしかにエビがたくさんあって麺も細麺でスープも醤油でうまいけど1700円はちょっと高いなぁ。まぁいいけど、
うまいけど、一蘭のラーメンには余裕で負けるかな?
ちなみに↑福岡→上海浦東までにもちょっとした機内食がでました。
さらに、上海虹橋→北京も機内食が出た。↑お腹いっぱいで全部食べられなかった。
帰国時:Blue Frogが気になった
帰国時は浦東国際空港T2でのBlue Frogというバーがオシャレでかなり一杯ひっかけたい気分にさせてくれるお店でしたが、搭乗時間が迫っているので諦めて進みました。
中国での生活
無事に北京に着いたので中国の生活を紹介します。
北京の空気はだいぶキレイになっている
10年ほど前は、北京や上海の空気が汚く、空気が汚れすぎていて7日ほどすると喉がイガイガして風邪のような症状になって気だるくなったのですが、今回は特に喉が痛くなるという症状も出なかった。
排気ガスを出すクルマが、一定量EVカーに変わったのが原因の一つなのかもしれません。
東京や韓国の江南と同様に都心は整備されていてキレイでした。
自分が滞在していた北京の端のほうの田舎、昌平区↑の裏路地、ゴミが減って大分キレイになったほうですが、まだまだ汚い道が多い。
クルマは5年ほど進んでいた
クルマに関しては個人的な感想で日本よりも5年?以上は進んでいるようで、高速道路に配車アプリの民間タクシーに乗っているとEVカーのテスラがたくさんいる(3割くらい?)、中国で製造しているからか?テスラは人気のようです。
他には見たことのない高級車がたくさんいるなかで、オンボロのクルマやトラックも4割くらいは走っている。
1億人ほど大金持ちがいると言われている中国で、円安の日本で日本車以外の外車のクルマを爆買いする動きがあります。
3600万円ほどのベントレー(中国で買うより日本で買ったほうが安い)を日本で購入してもらって中国に持っていく、という買付もあって自分の友人もお手伝いして免税分のお小遣いをもらっていました・・・(自分もお手伝い依頼されましたが税金が怖くて断りました。)
中では10台ものベントレーを買付してほしい大金持ちもいて、スケールが違いますね(汗)
Xiaomi SU7というEVカーも発売されて、広告も出ている。↑
日本への帰路に使った民間タクシー↑、昌平区から北京国際空港までは200元ほどでした。(民間タクシーはたいていは高級車、普通のタクシーは配車アプリもやってるが、日本と同様にボロいか普通のクルマ)
庶民の足:電動自転車
10年前には、電動スクーターが主流でしたが、現在は電動自転車が主流、自分も移動時に乗りましたが5Kmくらいの距離を移動するならば最適で楽しい。
電動自転車は近くを移動するには最適な乗り物。
道路は片側3車線か4車線で歩道の間にたいてい自転車道や路地に入る車道があります。
一時は多すぎて問題になっていたレンタルの自転車も黄色い自転車↓だけありました。数が少ないので邪魔にならない。どうやらレンタル自転車は1社?だけになったようです。
日本と違って道がかなり広く、雄大な気分になる。
今回の旅で気付いたのですが、信号の無い横断歩道を渡る時に、クルマが止まってくれるほうが多かったです。以前は人間よりもクルマのほうが重要な風潮があったので、人がいてもクルマがバンバン通っていて怖かったのを覚えています。(まぁ、日本の信号が無い横断歩道はクルマはほとんど止まってくれませんので中国のほうがマナーよくなったのかな?)
電動がメインになっていますが、エンジンのバイクやスクーターも健在です。↓エンジンのバイクは趣味の場合が多くなってきているようです。
中華料理好きには天国
中国人は料理とお酒に命をかけるといっても過言ではないほどに美食な方が多く、美味しいものもたくさんあります。
朝食は簡素に
朝はほぼ味が無い食事が多く、揚げパンや豆乳、小籠包がメイン。↓これが一般的な中国の朝食。
小籠包は南翔饅頭店や大連の不二心包子とは違って普通の北京のお店は肉まんの小さい版といった感じで、美味しいけど皮が別物で特別美味しいとは思えなかった。
朝食は胃に負担がかからないように消化しやすく質素で安い。
こういった安いお店は衛生面が心配ですが、特にお腹を壊すことはなかった。ただ、台湾で以前ピータンを食べたら食中毒になったので卵は食べないようにしている。
しゃぶしゃぶ
中国では、羊肉を食べるのが一般的で、しゃぶしゃぶも羊肉。
しゃぶしゃぶは庶民の料理で、日本でいうとそれほど高くはないファミレスのような外食、ただ、毎日食べても良いくらい美味しいし日本よりもかなり豪華な感じがします。
中央の鍋に肉や野菜をドサッと入れて個々の箸でかき混ぜて食べる。ちょっと他人のつばが混ざって・・・気にしない。
羊肉以外には、草魚と言われる川魚をしゃぶしゃぶして食べる、これがまた美味い♪
お酒
中国でお酒といえば中国酒の「白酒(バイジュウ)」が一般的で、かなり強いお酒で種類もいっぱいあります。
バイジューは飲むと強すぎて頭がボーッとするので舐める程度にとどめておくがかなり美味いです。普段はピージュー(ビール)を飲みます。
こちら↓は青島ビールの会社製造ですが、味が薄くてアルコール分も11%と書いてありますが?飲んだ感じは2%くらいしかなく、何本でも飲める。
本物の青島ビールはもっと味が濃くて美味しい。
ビールは瓶の北京ビール(4.7元)があってこちらのほうが濃くてアルコール分が高く美味い。
ワタリガニ
中国では、上海蟹と言われるワタリガニも有名で、すごく美味しく中国に来たら必ず食べます。
レストランで食べると蘇州カニは1つ300元(10年前の価格、上海蟹は1つ500元以上だと思った)くらいしますので・・・高いので通販で買ってもらって蒸して食べました。
かなり美味い!1Kg800元(1.7万円)くらい。2回目は1Kg1000元で上画像のワタリガニよりも大きかった。
焼鍋中華
最近できたというド派手な内装の中華も行きました。
中華料理の回転するテーブルに焼鍋が設置されている。回転するのに鍋があって、火はどうなっているのだろうか?
中国の一般的なレストランは↓このように食器をラップで包んであって衛生面に配慮している。
草魚と春雨の鉄鍋、ピリ辛でかなり美味い。もう一つの鍋は豚肉の骨付きカルビ、大量に食べた。
カウンターには派手にお酒が並んでいる。
支払いは最後に、現金を持っている人はほぼいない、WeChat PayかAlipey支払いが一般的。
ということで、人民元をもっていてもWeChat Payが使えないとなにかと不便なので、自分もWeChat Payを追加しました。
WeChat Payを使うにはパスポート情報や銀行口座(もしくはクレジットカード)中国の電話番号が必須です。(自分の場合は友人の父親の予備の電話番号を拝借しました。)
Alipayは10年ほど前までは中国の電話番号が外国人でも簡単に取得できたので、気軽に登録できたので使っていましたが、今回はWeChat Payと同様に厳しくなっているので登録しなかった。
老舗の中華料理
古いタイプの一般的な中華料理店にも行きました。
北京ダッグ↓はうまいけど、タレが甘いので自分はあまり好きではありませんがなんだかんだで美味い、皮にきゅうりや白髪ネギとダッグを乗せてタレを絡めて包んで食べる。
草魚↓川魚なのに臭みがなく辛いけど美味い。というのも山椒や唐辛子・油などで臭みをなくしているからかもしれませんが、美味い大好き。
あと、気を付けていただきたいのは、ピージュー(ビール)がぬるいのが一般的なところ。中国では冷たいものは体に悪いというのが一般的でビールも冷えてないお店が多い。でもなぜかジュースは冷たいのが一般的。(ぬるいと不味くて飲めないからかな?)
早めに言って冷やしてもらわないとぬるいまま飲むはめになります・・・
日本やアメリカの外食もある
中国にも日本の吉野家やケンタッキーフライドチキンのお店もあります。
利用したことは無いのですが、中華料理以外にもかなりある。
飲料水・お茶
中国では水道水は絶対に飲めないので、基本的に家で浄水したものかお店で買うしかありません。
お店では水は3元で、空港では4元で売ってました。
自分が気に入って飲んでいたお茶はジャスミン茶↑(6元120円ほど、同じタイプでウーロン茶もあり)でジャスミン茶は北京ではよく飲まれるお茶。
中国の生活事情
トイレ
友人宅のトイレはウォシュレット付きの開閉・流しも全自動で快適ですが、レストランのトイレは・・・日本人にはかなり辛いトイレになります。
あと、下水が細い?のかトイレットペーパーは流さないでボックスにいれるのも面倒なところ。
コンセント
コンセントは日本で使えるAタイプ(↓上のコンセント)と、O2タイプ(下のコンセント)と言われる形状が一般的。
電圧は220Vがほとんどなので、AタイプのコンセントでもACアダプターやUSBアダプターが無いと使えません。
小学校
小学校は清潔な感じの日本と同様な学校です。
何が書いてあるか分かりませんが・・・↓電光掲示板もありました。
中国の銀行
今回の旅行のメインの作業、パスポートの期限切れで銀行口座の凍結を解除することですが、古いパスポート・新しいパスポート・キャッシュカードを持っていって4時間・・ほどかかりましたが無事凍結解除できました。(中国語分からない方は通訳の人必須です。)
中国工商銀行のキャッシュカード(番号も変更された)・U盾も変更になり中国の電話番号(友人の父親の番号を拝借)も必須(PCで初回だけSMS番号が届きログインすれば以降は必要ない、スマホでもログインできるが中国の電話番号必須なので日本では実質使えない。)で日本からでも口座の操作が可能になりました。
ということで預金にある人民元を定期預金にして次回中国に旅行するまで使わないので放置することにします。
定期預金:1%~2.4%ほど(いろいろな種類がある)で数万元を3年ほど預けておけば中国の1回の旅行代金を賄えるほど利息がつきます。
理財:元金割れのリスクはありますが、3~5%ほどの利息など魅力的な商品があります。以前は外国人もできていましたが、現状では中国での住所証明と中国国内で年間6万元の収入が無いと理財はできなくなっていました。なので今回からは理財はできません。
中国 京東で買ったガジェット
前置きが長くなりましたが、本題の持って帰ってきたガジェットを紹介します。
Xiaomi Bluetooth Speaker Camp 2台
こちらのBluetoothスピーカー、左右に2台にペアにするとかなり良い音が出そうなので2台買いました。結果、音が良すぎ!2台買って正解。
1台でも全方向に良い音が出て、2台だとかなり迫力のあるサウンドになります。
Aliexpressでは、↓この販売店だけ2万円切りで日本で買えますが、他の販売店は日本には送ってくれない。
買い物は中国では一般的なネットショップの京東(https://www.jd.com)で、一応IDは持っているのですが自分では購入しづらいので代わりに買ってもらいました。
日本からでも買えますが、送料が高くて割りに合わない。
699元 x 22 =約15378円で2個で3万円前後で買えました。
京東で夕方買った翌日の午前中に届きましたので、12時間経たずに届くお店が多いようです。ただ、お店によっては詐欺的なお店もあるので、なかなか届かないなどおかしいと思ったらキャンセルして京東に返金してもらいます。
扇風機2種
日本では買えない扇風機を2台買ってもってきました。自分、「扇風機オジサン」と言われるほど扇風機が大好きなんです♪
どちらもXiaomiのMi Homeで使える扇風機として買いましたが、PhilipsのACR3242CFVはなぜかMi Homeと連携できなかった。
右側のXiaomi Smart Standing Fan Pro(Aliexpressでも買えますが高い)は一見ただの扇風機ですが、コンパクト↓すぎる収納ができる。これでオフシーズンも押入れを占領することなくコンパクトに収納できるんです。
高さは2段階に変更できてアグラをかいても低い位置で風にあたれて、USB-C電源なので外出先でもポータブル電源や出力の大きいモバイルバッテリーで使える。
風の強さは普通のDCファンと同じ強さで、弱点はありません。(後日説明しますが1つだけ弱点がありました。)
長くなってしまいましたので3つのガジェットの詳しくは別ページで紹介していきます。
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