最近米Amazon.comで買った商品が注文した色と違う色のものが届いたので、返品を試してみました。Amazon.comが日本に送ってくれたものでも意外と簡単に返品できたので説明していきます。
返品作業がちょっと時間がかかりますが、結果的にDHLで集荷(佐川急便担当)してくれたし、無料で返品できたので、米Amazon.comでも今後は気軽に買い物できそうです。
海外通販Amazon.comは日本で買うよりも安い商品がまだまだたくさんある
買った商品は、日本でも売っているものばかりですが、やはり海外通販のAmazon.comで買ったほうが半額近い価格なので、配達時間がかかるものの海外で買ったほうがお得♪
今回自分が買ったものは、フードコンテナー(フードジャー)といわれる商品で、スープやゴハン・お弁当などを数時間保温・保冷してくれるもの。

いずれもアメリカのブランドなので本国ということで安いようです。いくつか紹介していきます。
ステンレス フードジャーの簡単なレビューはコチラ↓のページで書きました。

Stanley(スタンレー) Adventure Vacuum Food Jar 14oz
こちら↓のStanley Adventure Vacuum Food Jar 14ozは現在は売り切れているようですが、買った時は14.72ドルで買いました。
数回使いましたが保温力は抜群で、朝入れたスープが登山で昼に飲んだら熱々だったので、登山でもバーナー要らなくなるお品です。安いので4つ買いました。
日本で買うと・・・倍以上のお値段。ただ米Amazon.comで買うと送料がかかるので1個だとそれほど値段が変わりないかもしれません。
STANLEY(スタンレー) 真空フードジャー スリム 0.41L ホワイト
Stanley(スタンレー) Adventure Vacuum Food Jar 18oz
こちらもかなり役立つフードジャーでスープでもいいし、ごはんを入れてお弁当箱としても使えます。
こちらも米Amazon.comでは現在は人気で売り切れ中のでした。価格は19.16ドル、単品で買って送料が7.28ドルかかって合計26.44ドル支払いました。↓
Stanley Adventure Vacuum Food Jar 18oz
日本では、一番安くて3980円+送料500円の4480円、1500円くらい高い程度ですね・・・ただ、
STANLEY(スタンレー) 新ロゴ 真空フードジャー 0.53L
最初は↑日本アマゾンのここで買ったのですが・・・↓届いたらぼっこり角が凹んでいたので返品しました。
アマゾンのスタンレーが正規販売店で5500円で売っているので日本で買う場合はこちらで買ったほうが間違いなさそうです。これだと米Amazon.comで買ったほうが送料入れても半値で買えるのでお得かな。
Thermos(サーモス) Stainless King 16 Ounce Food Jar
サーモスは現在は日本の企業ですが、過去にはドイツで設立(テルモス)、アメリカで商標を譲受してアメリカで普及した製品で、アメリカで人気の商品。
米Amazon.comでは現在18.50ドルで販売されています。
Thermos Stainless King 16 Ounce Food Jar
買った時は18.66ドルでした。↓
日本で買うと・・・複数↓ありますが、4千円台~正規店で5450円と米Amazon.comで買うよりも単純に倍以上のお値段。
サーモス ステンレスキング・フードジャー(0.45L)
こういったものはアメリカの海外通販で買ったほうがお得ですね。
サーモス ステンレスキング・フードジャー 色が違う
そしてサーモス ステンレスキング・フードジャーが届いたのですが↓色が違うのです・・・
色くらいはいいかなぁ、と思っていましたが、フードジャーのバッグにこれ以上入らない↓し、背が高いので入らない。

ということで、いらないので色違いを理由にこの製品をAmazon.comに返品していきます。
傷つけないように元の梱包に戻してダンボール箱に入れます。
米Amazon.comで返品処理開始
では返品作業をしていきましょう。
返品にかかった期間
まずは、Amazon.comに返品依頼してから集荷、Amazon.comに返品・返金(Amazonギフトカード返金)までのかかった期間は9日間で完了しました。
- 返品作業:2/19
- 集荷:2/21
- Amazon.comへ返品完了・返金:2/28(Amazonギフトカードに入金)
返品商品をDHLで返送できたのが早く完了した理由になるでしょうか、返品も返品期間があるのであまり配送が遅い方法で送ると返品完了せずに返金してもらえなくなるので困ります。
その点、DHLなら速いので安心ですね。しかも返品送料はAmazon.com負担です。
違う商品を送ってきたので返品する
では、返品する商品を見てみましょう。↓今回は先ほど紹介したThermos Stainless King 16 Ounce Food Jarで、色をブラックを頼みましたが来たのはミッドナイトブルー・・・
黒に近いようなブルーなのでAmazon.comピックアップ担当の人も間違いやすいですよね。
まずはAmazon.comのオーダーページで該当のオーダーを表示させて↑ ボタンを押します。
返品・サポートできない商品もある!
Amazon Export Sales LLCで買った商品でもAmazon.comではサポートしてくれない商品もあります。
例えば最近買ったASUSのモバイルモニターはASUSに直接サポートしてもらうのが方針のようです・・・

米ASUSはAmazon.comで買った商品はアメリカ内に住所がないとサポートできないようなので、日本に送ってもらった時点でサポート・保証はなくなってしまいます・・・安く買ったので仕方ないですね。
返品理由
以下のような画面になりますので、返品する商品にチェックして、Why are you returning this?のセレクトを選びます。
どれを選べばよいのか英語なのでよくわかりませんので訳してみました。↓
- No Longer needed:不要になった
- Inaccurate website description:不正確なウェブサイトの説明
- Item defective or doesn’t work:不良品または動作しない商品
- Bought by mistake: 間違って購入
- Better price available:もっと安い価格のセラーがあった
- Product damaged,but shipping box OK: 商品が破損していますが、配送ボックスは正常です
- Item arrived too late:商品の到着が遅すぎる
- Missing or broken parts:欠品または破損部品
- Product and shipping box both damaged:商品と配送ボックスの両方が破損している
- Wrong item was sent:間違った商品が送られてきた
- Received extra item I didn’t buy(no refund needed):購入していない追加アイテムを受け取った(払い戻しは不要)
- Didn’t approve purchase:購入を承認しなかった
今回の返品はWrong item was sent(間違った商品が送られてきた)に該当するのでコレを選びます。
Why are you returning this? 返品理由の内容を書く
返品理由は色違いで、以下のようにGoogle通訳で訳して英語で書きます。
色が違う証拠画像を送ると思っていましたが、画像アップロードなどは特にありませんでした。ただ、化粧箱を開封したり商品を傷つけてしまったりした場合は返品できないようですのでご注意ください。
How can we make it right? 返品してもう一度商品を送ってもらうか、払い戻しを選べる
同じ商品はもういらないので、Amazonギフトカードで返金してもらうことにします。
How Will you mail your return? DHLか自分で返送のどちらかを選ぶ
今回はAmazon.com側のミスだったので、「Prepaid DHL Drop-off」の無料でしかも集荷もしてくれる返送方法が選べました。
「I’ll Ship & Pay」のほうも返品されたら最大15ドルは返金されますが、アメリカに送り返すので15ドル以上はかかりますし、郵便局などに返品商品をもっていくのも手間なのでやめておきました。
DHL営業所をチェック
ここで「Find a DHL location」のリンクを押すと、以下のページに飛びます。
このページでDHL営業所がある場所を検索して、そちらに返品の荷物を持っていけば受け付けてくれますが、集荷もしてくれます。
とりあえずはDHLの営業所がどこにあるのかチェックしてみましょう。
Select a countryは自動でJapanが表示されました。
郵便番号を入力するといくつか候補が表示されるので、↓該当の候補を押します。
出てきました↓自分の場合は田舎住みなので、DHLの営業所は30分ほどかかる場所だったので集荷してもらうことにします。
Prepaid DHL Pickup DHLに集荷してもらう
返品するのに車で30分もかけて商品をDHLに持っていくのはかなり手間なので、DHLに集荷してもらうことにしました。
実際にはDHLではなく、佐川急便が集荷に来てくれます。(ウチは田舎なので佐川急便が来てくれただけかもしれません。)
これで返品方法を選ぶことができたので、最後に
ボタンを押す。返品の概要 メールが届く
return@amazon.comから「Your return of Thermos Stainless King 16 Ounce…」のタイトルで以下のようなメールが届きました。
を押して返品のラベルをプリントしておきます。
ちなみに返金が21.28ドルと書いてありますが、実際に払った金額は18.66ドルで送料2.62ドル分を含んだ価格21.28ドルがAmazonギフトで返金されました。
返送方法を読んで返送ラベルをプリントする
Amazon.comから来たメールの
を押します。すると以下のようにページが表示されます。いくつか注意事項が書いてありますので通訳してみましょう。
返品期限
All items must be sent by Mar 27, 2020.
と書いてあるように2020 3/27までに返品商品がAmazon.com倉庫に届かないと返金してくれません。なので、返品の場合はなるべく早く作業完了しましょう。
とはいっても期限が40日間程度ありますので、それほど焦る必要はないのかもしれません。
返送方法
説明が一通り書いてありますので、日本語に通訳しました。
- After creating the return request, allow 30 minutes before proceeding to schedule the pickup. :返品リクエストを作成した後、集荷のスケジュールに進む前に30分待ちます。
- Please remove or cover any previous tracking labels or hazardous materials markings on your box. The return shipment must not contain any dangerous goods. :箱に貼付されている以前の追跡ラベルまたは危険物マーキングを取り除くか、カバーしてください。返送品には危険物を含めないでください。
- Print all the included pages (single-sided). This includes two copies of the shipping label and two copies of the commercial invoice that you will need to hand to the carrier.:含まれているすべてのページ(片面)を印刷します。これには、配送ラベルの2つのコピーと、運送業者に渡す必要がある商業送り状の2つのコピーが含まれます。
- Place the Return Authorization Slip inside your package.:返品承認票をパッケージの中に入れます。
- Please do not seal your package. The courier will need to inspect it before accepting it.:パッケージを密封しないでください。宅配便業者は、受け入れる前に検査する必要があります。
- Visit https://mydhl.express.dhl/jp/en/home.html#/schedulePickupTab to schedule the pickup online. To schedule the pickup over the phone, dial +81 3 3522 2500 / 0120 39 2580 (local) to speak to a DHL Express Customer Service representative. Please provide your phone number and the Waybill number displayed in these instructions to schedule the pickup.:schedulePickupTabにアクセスしてオンラインで集荷をスケジュールします。 ・・・
ラベルを2通プリントする
多分ですが、このページにはCommercial InvoiceとReturn Mailing Labelが2通ずつ表示されているので、2枚印刷する必要はないと思いましたが、一応2枚印刷しました。
書いてある通りにダンボール箱はテープで密封せずにラベルを2通プリントして宅急便屋さんに渡します。
宅急便屋さんが商品が傷や開封品でないかをチェックするようです。(実際にはあまりチェックしてくれませんでした。)
DHLで使うWaybill Numberを控えておく
後ほどDHLで集荷依頼するときに「Air Waybill(AWB) Number」の下にある10桁の数字(例:7782759854)が必要になります。
これをコピーしておきましょう。DHLでのWaybill Numberの使い方は下で説明してあります。
これで、Amazon.comでの返品依頼の作業は終わりですが、これからDHLのサイトに飛んで返品商品の集荷を依頼する必要があります。メンドウですね・・・
DHLに集荷依頼の作業
これからDHLに集荷依頼をします。まずはこちら↓のページにアクセスして集荷設定をしていきましょう。
I have a DHL Waybill Numberを選ぶ
以下のようなページになりますので↓まずはYes-Create Labelの右側の「NO」を押して「
I have a DHL Waybill Number」を選ぶと「Waybill Number」の欄が表示されます。
先ほどコピーしておいたWaybill Number(例:7782759854)を貼り付けます。
Waybill Numberを貼り付けたら、右側のCodeを81(日本の国番号)Phoneに携帯電話番号を記入します。
ボタンを押すと以下のように同じように表示されるので、もう一度 ボタンを押します。
集荷の住所を記入
住所や電話番号・名前を記入する画面になりました。
ここでちょっと迷ったのは右側の「Where should the courier pick up the shipment?(宅配便はどこで荷物を受け取りますか?)」の部分、お店や広い家だったらBack doorを選べば良さそうですが、自分はマンションなのでドアが1個しかないのでFront Doorにしました。
住所などは英語で書く必要がありますが、まずは↓郵便番号を記入すると、選択項目が出てきてCityとProvinceは選択するだけでOK。
ただ、全部は自動で入力してくれません。電話番号とメルアドも記入しましょう。
細かい住所は英語に変換する必要がありますので、以下のサイトの住所変換ツールを使って住所を英語に変換しましょう。


集荷荷物のサイズ・重さを記入
続いて集荷してもらう荷物の重さとサイズを記入していきます。
自分の場合はやってきた箱だと大きすぎるので、ウチにあった小さいダンボール箱に新聞紙に包んで入れました。
重さはKg、サイズがcmなので日本人にも分かりやすい単位なので助かります。
集荷スケジュールを決める
最後に集荷してもらう日を決めましょう。
Pickup Dateで集荷日を選んで、時間帯↓は黄色い部分をつかんで集荷してもらう時間を調整します。
集荷日に取りにきてくれますが、時間帯は実際には午後2時ごろ佐川急便の方が取りにきたので、タイトなスケジュールにはできないようです。集荷してくれるのでよしとしましょう。
DHL集荷依頼完了!
これで無事にDHL集荷依頼ができました。あとは集荷に来るのを待つだけです。(Amazon.comの返品ラベル印刷と返品梱包はしておきましょう。)
ついでにDHLメンバー登録もしてみます。
MyDHL+(DHLメンバー)登録
最後にDHLメンバーのMyDHL+に登録できるようです。今後使うこともあるかもしれませんのでメンバー登録しておきました。
Do you have a DHL Express account number?でNoを選択します。
ログインのメルアドとパスワード、名前や電話番号を記入します。
下のほうに以下のような画面になりますので、「Click or select the Chair」などの質問をされるので、椅子をクリックします。
これでメンバー登録完了のようです・・・簡単で拍子抜けした。
佐川急便がDHLの代わりに集荷に来る
集荷依頼をしてから2日後の指定日2/21にちゃんと佐川急便が集荷しにきてくれました。最初はDHLの方がはるばるやってくるのかと思いましたが、佐川急便がやってきて納得。
DHLは佐川急便と連携して田舎な地域は佐川急便に任せるようです。
返送ラベルを2つプリントして、ダンボール箱にテープで密封せずにこの状態↓で宅急便屋さんに渡しました。
伝票は佐川急便↓のやつで、伝票番号のみ書かれていました。依頼主は汚い字で・・・ペンで書きました。
これで返品作業は完全に終了。あとはAmazon.comに届いて返金されるのを待つだけです。
Amazon.comに返品商品が到着で返金される
集荷にきてくれてから7日後にAmazon.com倉庫に届いたようで、無事にAmazonギフトカードに返金されました。
Refund confirmation(返金確認)メールが来た
返送期限は3/27日なので、それ以前に到着したので返金されました。
返金額は送料分の2.62ドル含めて21.28ドルで、DHLの送料のほうがはるかに高そうな気がしますが・・・もらっておいて次回Amazon.comで買い物するときに使います。
Amazon.comのオーダーページを見ると、以下のようにRefund Total $21.28となっていました。
今回の買い物で送料を16.66ドル払っていますが、そのうちの返品商品分の2.62ドルを足した合計21.28ドルが返金されました。
Amazonギフトカード に返金完了
Geft Cardsのページを見ると↓このようにちゃんと21.28ドル返金されています。
ということで、返品の手間はかかりましたが、返送も無料でAmazonギフトカードで返金してくれました。
米Amazon.comの返品の時に参考にしてくださると喜びます。
コメント
ものすごく助かりました。
このページが検索トップに来るべき。
ありがとうございます!
お役に立ててうれしいです♪
ものすごく助かりました!!
とくにDHLのピックアップ方法なんて、思いもつかないです。
(営業所があるんですね。知らなかった・・・)
手配はしたので集荷を待ちたいと思います。
お役に立てて嬉しいです!
まさに先日、北米AMAZONでSWITCHのゲームソフト(新品)買って、ビニール破ってパッケージ開けたらまさかの「ソフトが入ってなかった」というショッキングなことがありました。
得意でない英語でチャットボットとやり取りして、小一時間かけて「代替品送付+現品を返品」をおっかなびっくり選択。
その後で検索サイトからこのHPにたどり着き、さきほどDHLに引取り指示完了したところです(AMAZONとやる前に「北米AMAZON、返品」とかで検索しとけばよかったです笑)。
とても参考になり助かりました、ありがとうございます。
こ~じ~様
コメントありがとうございます。
お役に立てて嬉しです。
商品が入ってない!ことってあるんですね・・・
アメリカ人ってけっこうアバウトな方が多いので、困るときがありますね^^;