こんにちは、Shenyang gadget(日本人)です。
私は今、中国の地方都市の瀋陽に住んでいます。
前回はネットでの買い物についてレポートしましたが、今回は、再度リアル店舗についてのレポートをします。
瀋陽にもあった「ヤマダ電機」!
前々回で瀋陽の「アキハバラ」と言われる「三好街」に行ってみましたが、ほとんど値札がなく我々外国人が買い物するにはハードルが高すぎることがわかりました。
そこで同僚に値札のある買い物ができる電気屋さんを聞いてみたところ、「ヤマダ電機」があるよ、と言われたので行ってみました。
ヤマダ電機の場所
地図でみると、このあたりです。
瀋陽の中街という町にあります。街の中心地にほど近い場所です。
ヤマダ電機が地図の赤の地点です。
地図の青い場所は、「故宮博物館」という有名な博物館です。歩いて5分程度で行けます。
中国の観光地 故宮博物院
中国大陸で有名な観光地として「故宮博物院」というのがあります。
有名なのは北京の「故宮博物院」なのですが、この瀋陽にもあるのです。スケールはかなり小さいですが、世界遺産にも登録されています。昔の「清の皇帝」が住んでいた場所が博物館になっています。
瀋陽の故宮博物館
ちなみに、故宮博物館はこんな感じです。
北京の故宮博物館
GOが2011年に行った北京の故宮博物館です。
空気悪すぎるのが写真から分かります。
故宮博物館の裏にある景山公園から故宮博物館を撮影
北京の故宮博物館はものすごく広い
同じヤマダ電機のマークが燦然と輝く!
中街という町は、私の住んでいる場所から、バスで30分程度のところにあります。
バスで30分というと結構離れた所、という印象ですが、街中の交通秩序がよくない(信号を守らなかったり、横入りしたり)ので、実は頑張れば歩いても行ける距離です。
地図の場所に着いてみると、ありました!
日本でおなじみのヤマダ電機のマークがちゃんとついています。
ちなみにヤマダ電機のHPを見ると、日本語のページには国内の店舗しが出てきません。
ですが中国語にしてみると、なんと瀋陽の店舗が出てきます。
どうも中国では瀋陽のみに店舗があるようです。北京でもなく上海でもなく、どうして瀋陽なのでしょう?謎です(笑)。
さて、この日は店舗の前では、人寄せのための手品をしています。結構上手でした。
ヤマダ電機には値札がある!
店の中に入ると、1Fがやはり携帯電話などの人の注目を浴びやすい商品が並んでいます。
ここにはきちんと値札があります!
日本では当たり前ですが、安心して買い物ができますね。
お店の中はきれいで、暇だからといって遊んでいる店員もいません。
店内は、中国語版のヤマダ電機のテーマソングがかかっています。
テーマソングの最後の「やま〜だでんき」という部分だけは日本語のままでした。店内で中国人の子供が一緒に歌ったりしていて、おもしろかったです。
お客の入りはいまひとつ・・
この日はお客さんに入りはいまひとつです。写真のようにガラガラですね。
小米(Xiaomi)コーナー
Xaiomiのコーナーがあったので見てみます。
ショーケースに入っていて、触ることはできません。
- Redmi Note3 64GBが1999元(約34,000円)
- Mi5 32GBが2299元(約39,000円)
京东(JD.com)より、1割程度割高ですが、その場で購入できます。
我々のような外国人には良いですね。
写真が今一つですみません。お客が少ないので、店員さんがぴったりと付いてくるので、
落ち着いて写真が撮れませんでした。
ヤマダ電機でも、昔の日本の百貨店のように、店員さんがぴったりと付いてきます。
ウィンドウショッピングをするのは難しいです。
iPhoneの価格
隣のiPhoneの価格はこんな感じです。
- iPhone 6s Plus 16GB(5688元=約97,000円)
- iPhone 6s Plus 64GB(6888元=約117,000円)
- iPhone 6s Plus 128GB(7788元=約132,000円)
かなり割高のように感じます。一番安い16GBでも、一般の労働者の一か月分の給与より高い!
普通は手が出ない価格ですが、面子を重要視する中国では一番人気です。
私はXiaomiで十分だと思ってしまいますが(笑)。
2階はテレビ売り場
2階はテレビ売り場です。
いろいろなメーカーの大型TVが並んでいます。
サムソンはスペースが広くとってあります。
ソニーもなかなかです。
東芝は、壁側に少しある程度でした。
パナソニックも数点しか置いてありませんでした。
その中で頑張っているように見えたのが、中国メーカーのTCLです。
- 32インチで999元(約17,000円)
- 40インチの4Kテレビで2299元(約39,000円)
こんなに大きなテレビがスマホ並みか、それより安いなんて・・、作っている人は大変ですね。
実は私の住んでいる部屋にあるテレビもTCLなのですが、見ていて全然問題ありません。
(故障などについてはわかりませんが・・・)
最近、日本の電気屋さんに行ってないのでわかりませんが、こちらでは画面がフラットではなく、すこし曲げているのが流行っているようです。
3階はノートPCとカメラ売り場
3階がノートPCやカメラ売り場です。
ここも人が少ない・・・
残念ながら、おもしろい商品は置いていませんでした。
Apple、ASUS、DELLという有名メーカーのノートPCのみでした。
ちなみにApple製品の前の型のMacBookPro 13インチ[Core i5(2.5GHz)/4GB/HDD:500GB]が写真の価格でした。少し割高ですね。
関税の関係もあるのでしょうが、やはり中国では中国メーカーの製品を買うのがよさそうです。
ヤマダ電機の地下階は「100円ショップ」
ヤマダ電機の地下階にも行ってきました。
地下はいわゆる「100円ショップ」もどき、がありました。
中国製品は「10元」一律、日本製品は「15元」一律です。
写真は日本製品のものです。すべて日本製品で、日本の100円ショップの商品を輸入したように見えます。
ここに置いてある商品は、日本の100円ショップにあるのと同じに見えました。
表記もすべて日本語です。
15元=約250円ですので、海外製品は極めて高い関税がかかっているようです。
実際の製造は中国国内、というものが多いと思うのですが・・・
値札がある店があってよかったな、と思う反面、おもしろい商品が見られなかったので、今一つでした。
値札のある中国店舗【国美电器】
国美电器を発見
今一つだなと思ってぶらぶら歩いていると、そばに大型の電気製品のお店がありました。
写真の奥の赤い場所が「ヤマダ電機」で、手間が「国美电器」と書いてある電気製品のお店です。
ダメもとで入ってみると、ちゃんと値札がある大型店舗でした。
ちゃんとあった値札のある中国店舗があるんだ!と知りました(笑)。
調べてみると、国美电器は中国国内第二の家電小売販売会社のようです。
Xioami MAXが売ってます!
やはり1階は携帯電話売り場でした。
Xiaomiのコーナーがあり、見てみると・・
Xaiomi MAXが置いてありました!触って試すこともできました。
サクサク動きます。大きくて本を読んだりゲームをしたりするには良さそうです。
持ち歩くのは、ちょっと大きすぎるかもしれませんね。
価格は1699元(約28,900円)でした。
定価が1499元ですので、200元(約3,400円)ほど高めです。
定価で買えるようになるのは少し先でしょうから、早く買いたい人向けですね。
Mi5も触れました!
隣にはMi5がありました。ヤマダ電機は箱に入っていて触れませんでしたが、ここでは触れます。
こちらのお店の方が試すのにはよさそうですね。
価格は32GB版で2299元(約39,000円)です。
定価が1999元(約34,000円)ですので、高めです。Mi5 32GB版はすでに定価で買える状況ですので、ここで買う中国人がいるのか疑問です。
展示してある製品が32GB版で、値札にはどのバージョンか書いていないので、もしかすると64GBの価格かもしれません。
64GBであれば、定価と同じです。
本当は聞きたかったのですが、聞くと付きまとわれるのが見えてましたのでやめました(笑)
そのほかに、iPhoneや見た目がおもしろいBluetoothスピーカー、などが売っています。
地下1階にはPCコーナーがありました。
ですがここでも面白いものはありませんでした。
ACER,ASUSといった中華系の有名メーカーのノートPCが売っていました。
ネットで買うよりも少し高めですが、ちゃんと値札も付いていて、実際にモノに触ってその場で買えるリアル店舗があることがわかって、よかったです。
おいしい小籠包屋さん 南翔饅頭店
瀋陽の南翔饅頭店
最後の近くにある、同僚においしいと聞いた小籠包屋さんに行って、食べて帰りました。
台湾の有名店ほどではないでしょうが、薄皮で肉汁が十分入っており、安くておいしかったです。
お肉の普通の小籠包が、8個入りで20元(約340円)ほどでした。
アツアツなので、特に一口めは注意して食べないと、やけどします(笑)。
また何か面白いものがあればレポートしたいと思います。
上海・豫園(ヨエン)の南翔饅頭店
GOも2013年に上海に行った時に豫園の南翔饅頭店で食べました。
並んでテイクアウトで買うと16個で20元くらい、2階の席があるところで食べるとボッタクリ価格で倍以上(8個で40元 たしか)
この時は並ぶのがいやだったのでボッタクリの2階で食べた。
小籠包もかなりウマイけどストローで吸うタイプの蟹味噌灌湯包(かにみそスープ)は一度飲んだらやみつきです。(上画像中ほどの大きい饅頭)うますぎて忘れられませんわ♪
これはスープだけ吸って皮は食べない、皮食べてもおいしくなかった。
ちなみに東京・大阪や福岡のキャナルシティにも南翔饅頭店はあります。
南翔饅頭店、結構有名ですね。
Shenyang gadgetさん、中国の面白いレポートまたよろしくお願いいたしますm(_ _)m
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