USBテスター オススメ9選 比較レビュー

今回はUSB PD(パワーデリバリー)について掘り下げていきます。

USB PDは大電力を流せるので現在は主にUSB PD対応のラップトップの充電に使われています。将来的には照明や扇風機・プリンタなどに使われるのかもしれません。楽しみですね。

USB PD(Power Delivery)の規格

USB規格

まずはUSBの電力、電圧は全て5Vで電流は最大でも1.5Aしか流せない規格です。ノーマルなUSBは電力よりもバージョンアップするたびにデータ転送速度が速くなっていっています。

PROFILE 電圧(V) 電流(A) 電力(W)
USB 2.0 5V 0.5A 2.5W
USB 3.0 0.9A 4.5W
USB 3.1 1A 5W
USB BC 1.2
(Battery Charging)
0.5~1.5A 2.5~7.5W
USB 3.2 まだ普及してない?
USB 4 2019秋?

USB3.2はまだ普及しておらず、もうすぐUSB 4も出るようです。

USB PDの用途 現在は主にノートパソコンの充電

一方、電力供給をメインにしたUSB PD(パワーデリバリー)が最近(2016)でてきましして、USB PDに対応した機器のほうもAppleのMacBookを始め、最近のラップトップはUSB PD充電の機種が多数あります。

例えば新しめの中華ラップトップでUSB PD充電は以下のような4機種あげてみました。いずれもUSB Type-CプラグでUSB PD充電です。

画像CHUWI Lapbook Pro Gemini Lake N4100 2.4GHz 4コアTbook X9 Core i3-5005u 2.0GHz 2コアONE-NETBOOK One Mix 2S Core M3-8100Y 3.4GHz 2コアXiaomi Notebook Pro Core i5-8250U 1.6GHz 4コア,Core i7-8550U 1.8GHz 4コアスキスキスキ
機種名CHUWI Lapbook ProTbook X9ONE-NETBOOK One Mix 2SXiaomi Notebook Pro
メーカーChuwi1282T-BAO1278ONE-NETBOOK1197Xiaomi766
キャリアWi-Fiモデル
Wi-Fiモデル
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OSWindows10Windows10Windows10Windows10
SocブランドIntelIntelIntelIntel
SocGemini Lake N4100 2.4GHz 4コアCore i3-5005u 2.0GHz 2コアCore M3-8100Y 3.4GHz 2コアCore i5-8250U 1.6GHz 4コア
Core i7-8550U 1.8GHz 4コア
メモリ4GB8GB8GB8/16GB
ストレージ64GB256GB256GB128GB/256GB
ディスプレイ14インチ15.6インチ(16:9)7インチ15.6インチ
解像度フルHD(1920x1080)フルHD(1920x1080)WUXGA(1920x1200)フルHD(1920x1080)
パネルTFTTFTTFTTFT
画素密度157ppi141ppi323ppi141ppi
バッテリー4900mAh5000mAh6500mAh8000mAh
フロント カメラ100万画素2万画素-100万画素
リア カメラ----
重量1500g1600g518g1950g
サイズ 縦x横x奥行324x209x7mm360x235x13.7mm182x110x17mm360.7x243.6x15.9mm
SDMicroSD(最大不明)MicroSD(最大128GB)MicroSD(最大不明)
BluetoothV4.0V4.0V4.1
WiFib/g/nb/g/n/acb/g/na/b/g/n/ac
生体認証指紋指紋
充電USB Type-CUSB Type-CUSB Type-CUSB Type-C
接続MicroHDMI出力,標準USB3.0x1標準USB3.0x2,MiniHDMI出力標準USB3.0x1,MiniHDMI出力USB Type-C,標準USB3.0x2,HDMI出力
備考・特徴2048筆圧感知メモリ最大32GB

そして、たしか一番最初(違う?)に採用したAppleのMacBookもUSB PD(Thunderbolt)充電です。

USB PD(Power Delivery)のバージョン

USB PD 規格

現在のUSB PDの主流は2.0・3.0で、接続コネクタは実質USB Type-C専用でUSBアダプタとケーブルが対応していれば最大100Wの電力供給が可能。

USB PD コネクタ パワールール FRS PPS 最大電力
PD2.0 USB Type-A,USB Type-B,USB Type-C USB Type-Cのみ 100W
PD3.0 USB Type-C 100W
  • FRS:ファスト・ロール・スワップ
  • PPS:プログラマブル・パワー・サプライ

USB PD パワールール

パワールール 電流(A)
+5 V +9 V +15 V +20 V
0.5~15W 0.1~3A - - -
15~27W 3A
(15W)
1.7~3.0
27~45W 3A
(27W)
1.8~3A
45~60W 3A
(45W)
2.25~3A
60~100W 3.0~5A

今までの電圧5V/電流1AなどUSBの小さな電力とちがって最大20V5Aの大電力を流すので貧弱なケーブルだと危険で発熱・発火の恐れもあります。

ということでPPSやE-Makerなどのチップで許容範囲外の電流が流れないように制限する仕組みがあります。USBアダプタ+ケーブルでその仕組みが有効か無効かをチェックする機能があるUSBテスターがありますのでみていきましょう。

USBテスターで高電圧テストモードを表示

この操作によって電圧が高くなって大電流が流れる場合がありますので貧弱なケーブルを接続している時には十分に注意しましょう。

USB PDやQCが可能かどうかのテストは主にYZXstudio ZY1280(ZY1276),WEB-U2 USB Tester,POWER-Z ProやKT001(こちらもZY1280と同じようなシステムのようですが持ってないので試せてません。)が可能で、そのほかのUSBテスターの場合はケーブルを指すと自動で何に対応しているUSBアダプタ+ケーブルか表示するのみでテストする機能はありませんでした。

YZXstudio系の高電圧テストモード

このPROTOCOLの画面↓で右上のボタンを長押しすると、「Fast Charge Trigger?」と表示されるので右上のボタンを2回押して「Are You Sure?」に移動して長押しするとFast Charge Trigger画面に入ります。

ZY1276

ZY1280

ZY1280も同様に以下のようになります。

「Are You Sure?」を長押しするとFast Charge Triggerのテスト画面になる。↓

ZY1280

WEB-U2の高電圧テストモード

こちらも同様にProtcol(←Protocolの間違い?)が表示されている画面で右上のボタンを長押しします。

WEB-U2 USB Tester

すると5秒のカウントダウンが始まるので右上のボタンを一度離してもう一度右上のボタンを長押しする。

WEB-U2 USB Tester

最終的に以下のような画面になって、USB PDやらQCを選んでテストします。こちらも「Auto Detection」を選ぶとすべて自動でチェックしてくれるので一番最初にやってみるといいと思います。

WEB-U2 USB Tester

Auto DetectionでUSBアダプタ・ケーブルの対応プロトコルをチェックする

Auto Detection機能を使ってUSBアダプタ・ケーブルの組み合わせがどのプロトコルに対応しているかテストしてみましょう。

USB PD 2.0対応のUSBアダプタとケーブルの場合

USB PDに対応したUSBアダプタでテストしてみます。

USB Type-C専用アダプタの紹介、引き続きdodocool製品のレビューです。

それと、ウチにあるこちらの↓USB PD対応のケーブルを使います。

この組み合わせでAuto Detectionテストすると以下のように表示されました。ケーブルは100Wまで対応していますが、USBアダプタがMax30Wまで。

PCと接続したMicroUSBの場合

続いて普通のMicroUSBケーブルでパソコンとUSBテスターをつないでみました。

全然対応していないようです。VIVO Flashの5V2Aには対応しているみたい。

普通のUSBアダプタとAukeyのUSB Type-Cケーブル

普通のAukey USB Type-CケーブルとUSB PDではないノーマルなUSBアダプタをでテストすると予想外に対応しているプロトコルが多かった。

このように『充電速度が遅いなぁ』と感じたらAuto Detectionで対応しているプロトコルをチェックしてみましょう。

USB PDに対応しているかUSBテスターでチェック

PPS(プログラマブル・パワー・サプライ)

PPSは電圧・電流を最適な数値に調節して発熱・変換ロスを最小限に抑えるしくみのこと。

USBテスターではUSB PD 3.0のPPS(ProgrammablePowerSupply)をサポートしているUSBアダプタかチェックできます。

USB PD PPS

ZY1280ではPD Triggerの画面でPD3.0 PPS対応か確認できる。

PD E-Maker

高電圧のUSB PD給電をするにはUSB Type-CプラグにE-MakerというICチップが内蔵する必要がある。USBテスターにはこのE-Makerのあるなしをチェックしてくれる機種もあります。

E-Makerが無いと最大3Aまでしか電流を流せない

USB PD対応ケーブルでもE-Makerが無い場合があって、その場合は最大3Aまでしか流すことはできない(USBアダプタが判断する)。これよりも大電流を流す場合はE-MakerありのUSBケーブルを使うようにします。

PD E-Makrkerをテスト

YZXstudio ZY1280

MicroUSBプラグも刺さないとディスプレイが表示されないので刺しておく。

最初は、このようになにも出ない状態↓、あとE-Makerが入ってないUSBケーブルも以下のようにNot Supportの表示になります。

PD E-Makrker

ケーブルを抜き差しすると2、3秒だけ以下のように表示されました。

PD E-Makrker

このUSBアダプタとケーブルの組み合わせでは最大5Aまで電流が流せることを確認できました。

Power-Z Pro

同じようにPower-Z ProでE-Makerを調査すると↓以下のような似たような表示になった。こちらはIDなどは表示されないのかな?

Power-Z Pro

Web-U2

Web-U2では以下のように表示されます。E-Markerが無いUSBケーブルだと緑色の文字の部分が全て空欄になります。

Web-U2 E-Maker

PD トリガー

ラップトップなどの機器からの信号(トリガー)によりUSBアダプタとケーブルのプラグが電圧を決定する仕組み。

USB PD2.0 30WのUSBアダプタとUSB PD3.0に対応したケーブルで試してみます。なお、USB PD非対応の場合は電圧を変更することはできませんでした。

ZY1280でテストすると5V3A,9V3A,15V2Aの3つ選ぶことができました。

PD トリガー

一方、Web-U2では20V電圧を決定することができました。

PD トリガー

PD リスナー

PD ListenerはPower Deliveryの通信を表示してくれる機能のようですが、いまいち使い方がわからない。

PDリスナー

ZY1280でPDリスナーを表示してみたが、うまく表示されない?


Web-U2ではPD Trigger(下画像右)で15Vにして、その後PD Listener(下画像左)でPDのパケット通信が表示されるようですが・・・

 Web-U2ではこのような表示に。

試したところ、カチカチ電圧が変わる?音がしてうまく表示しませんでした。やり方違うみたい。

PD Trigger

以上、今回はUSBテスターでUSB PD対応かテストするお話でした。

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