つづいてパソコンと接続してアプリで電源データを表示できるUSBテスターがいくつかあるのでみていきましょう。
WEB-U2 USBテスターの設定
まずはWEB-U2、パソコンに接続する前にUSB HID PORTをオンにする設定が必要です。
ボタン操作
M(右ボタン)を押しながら電源(どのUSBポートでもOK)を入れると設定画面になる。↓
各項目の選択は右ボタンで下、左ボタン(OK)で上に移動。右ボタン長押しで選択。決定時も右ボタン長押し。左ボタン長押しでEXITする。
USB HID PORTを有効にする
パソコンと通信する場合は「USB HID PORT」をオンにしておきます。
これでパソコンに接続してアプリで電源データを表示させることができます。
Serial Data Upload
こちらはパソコンのアプリで指定秒ごとにアップロードすると思いましたが、実際にアプリでみるとリアルタイムに表示されているようでしたので、アプリとは関係ないようです。
パソコンアプリ以外にもシリアル通信のデータが取得できるのかな?
このシリアルデータをなんとかLinuxで取得したいのですが、技術不足でどうやって取得すればいいのかわからない・・・
WEB-U2 ファームウェアアップデート
まずはWEB-U2用のPCソフトをダウンロード、ついでにファームウェアをダウンロードしてアップデートしましょう。
PCソフトとファームウェア
PCソフト・ファームウェアともに以下のページにあります。
PCソフト ファイル名:WITRN_USB_V4.0 .rar ↓
ファームウェア ファイル名:U2_APP5.5 .rar
RARファイルの解凍ソフトは以下のLhaplusなどで解凍できます。上の2つを解凍しておきましょう。
Web-U2 DFUモードにする
左ボタン(OK)を押しながら電源を入れるとDFUモードに入ることができる。MicroUSB HID(左上のMicroUSBポート)にPCと接続されたケーブルを刺します。
Web-U2 PCソフト起動
続いて、先程解凍しておいたPCソフトのフォルダの中に「WITRN_Meter 4.0.exe」がありますので起動すると警告が出ますが、「詳細情報」を押して実行しましょう。
起動したら「Upgrade」タブを押すと以下のような画面になりますので、「Open」ボタンを押して、先程U2_APP5.5 .rarを解凍して出てきた「U2_APP5.5.u2p」を選択します。
「Local upgrade」を押してファームウェアをアップデートしましょう。
正常にファームウェアアップデートできれば以下の表示『・・・・Firmware installed successfully』されれば完了。
ファームウェアアップデートができたら、WEB-U2の左上に指したMicroUSBケーブルを抜いてDFUモードを解除しましょう。もう一度挿せばWEB-U2の電源データをグラフなどで表示できるようになります。
WEB-U2 電源データをPCアプリで表示
パソコンアプリで電流や電圧などの電源のデータを表示させてみましょう。
グラフ表示
数値表示
WEB-U2のディスプレイと同じような表示がPCでもできました。
これでログやデータをどこかに転送できれば良いのですが、そういった機能がないようなのでなんとかハックしてデータを有効活用したいところ。
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