今回は、Bluetoothでパソコンと接続できて、PC側で電圧・電流などの電流の流れをグラフ化してくれるツールを
たいていのUSBテスターはMicroUSB接続でパソコンと接続しますが、こちらはBluetooth接続なのでケーブルレスで手軽です。
BluetoothでPCと接続できるテスターは多分、このメーカー?Bakeey,RIDENかな?中国ガジェットはメーカー名がはっきりせず、山寨機の流れで町工場の集合体的なところがあるから販売メーカーというのがあまりなく、誰でも仕入れて売る的な状態になっているのでしょう。
こちらのA3-Bもメーカー名は不明です。
A3-B USB Current Voltage Meter
兄弟分的なUM25Cはいつの間にかBluetoothが壊れたのか?使えなくなってしまったので、こちらが使えてよかったです。A3-Bは今のところBluetoothは使えてます。
A3-B USBテスターのPCソフトをインストール
PCソフトはWindows用になります。
UM25Cと機能的にはあまり変わりなく、出処も同じようです。USBテスターの構造や表示されるUIもほぼ一緒でBluetoothでPCやスマホと接続できてアプリもほぼ一緒のものでした。
有線で接続しないでも電力データをPCやスマホで表示できるのはうれしいですよね。
では早速みていきましょう。
言語を設定
まずは中国語の表示だと理解しずらいので英語に変えてみましょう。
右下の「NEXT」ボタンを押しながらケーブルを刺して電源投入すると言語で出てくる。しばらくして「2.English」に黄色い枠が移動したらボタンを離すと英語表示になる。(1と3は中国語表示)
Windowsソフト
こちらのページからPCソフトをダウンロードできます。A3-A3-B-SZBのフォルダに入っています。
Banggoodにもリンクがありましたが、BanggoodのPCソフトはV1.2とちょっと古い。
上記のソフトはUM24C用のようです。ファームウェアは特になさそう。
自分は前回UM25CのPCソフトをインストールしてあったので、それを使ってみたらそのまま使えましたが、ちょっと不具合があってボルトとアンペアの表示が10分の1になります・・・使えませんね。なのでUM24C用のソフトのほうがよさそうです。
UM25用のはこちらにあります。↓
マニュアル
マニュアルはBanggoodのサイトにあります。
http://files.banggood.com/2018/05/A3&A3-B.pdf
A3-B USBテスター Bluetooth接続
では、A3-BとPCを接続して電源をグラフ表示してみましょう。
Bluetooth接続
パソコン側の設定(画面右下のアイコンをクリックして歯車アイコン「すべての設定」を押します。)を開いて、Bluetoothとその他のデバイスで、「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」の左側の「+」ボタンを押します。
すると以下のように「デバイスを追加する」画面になるので「E-test」を探してクリックして接続しましょう。
PIN番号を聞かれるので「1234」と入力します。
これでPCのBluetoothに接続できました。
デバイスマネージャーを確認しましょう。左下のスタートメニューを右クリックして、リストからデバイスマネージャーを開くと以下のように「Bluetooth リンク経由の標準シリアル(COMxx)」が2つ表示されます。COMポートはパソコンによって番号が違います。
この2つのCOMポートの数値が大きい方↑例では専用ソフトを起動して、COM11に接続します。
ではソフトを起動して接続してみましょう。
A3-B USBテスター 専用PCソフトで接続
A3-Bと接続
専用ソフトを起動すると↓このような画面になります。
左上のI/Oの部分で先程のCOMポートの大きいほうの数値を選んで、右側のConnectボタンを押すと接続できます。
PCソフトと接続できた時にA3-Bを見ると以下のようにBluetoothアイコンが画面右上に表示されます。
A3-B PCソフト 機能
とりあえずディープサイクルバッテリーの12Vにつなげてみました。A3-Bは24Vまでの電圧に耐えるようです。
最初は↑このように安定して電力を計測していますが、しばらくすると↓このように0になったりまた計測したりで安定性がない。と思っているとまた安定したり。
ようはずっと接続しているとデータ取得が不安定になるようです。
一通りPCソフトで操作できるようになっていました。面白いのはA3-Bの表示画面も操作できるところ。
蓄積したデータもでウンロードできたり、グラフを画像として保存できるのも面白いですね。
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