骨伝導イヤホンで唯一使えるアフターショックスからノイズキャンセリング機能付きでテレワークに最適なブームマイク付きOpenCommが新発売されます。
こちらは、ブームマイクにDSP(デジタル シグナル プロセッサー)ノイズキャンセリング搭載で、話し声以外の雑音のノイズを除去してくれて、相手に話し声が伝わりやすいマイクになっています。
クルマの運転や自転車の運転でも周囲のエンジン音や雑音を消して、携帯電話で会話するのに最適です。
加えて骨伝導イヤホンなので耳穴をふさがず、音楽聞きながら自転車乗りも助かるし、クルマの運転中でもちゃんと周囲の音は聞こえてくるので普通のイヤホンよりも安全。
電話がかかってきても右側のオレンジ色のボタンを押せば受話可能なので、運転中に会話をすることは可能です。(ただし、都道府県によってハンズフリーイヤホンの規制がありますのでご注意ください。)
骨伝導イヤホンは耳穴から入る振動ではなく骨から鼓膜への振動で音を聞き取り、耳穴をふさがないので耳が疲れにくいという特徴もありものすごく便利なイヤホンなんです。
まだ骨伝導イヤホンを使ったことが無い方は、ぜひどんなイヤホンなのかチェックしていってください。
AfterShokz OPENCOMM公式ページは以下を御覧ください。
上記はアマゾンの販売ページです。
AfterShokz OpenComm 特徴・機能説明
骨伝導イヤホン
アフターショックスの骨伝導イヤホンは耳の少し前あたりに振動ユニットを装着します。
耳穴をふさがなくてもこの振動ユニットから音が聞こえます。
骨伝導は自分の唾(つば)を飲む音や自分の話し声が聞こえるのと同じように、耳穴から入る音でなくても頭から鼓膜に伝わる振動を利用して音を聞き取れるようになる仕組みです。
骨伝導イヤホンの心臓部とも言える振動ユニットPREMIMPITCH 2.0+は、より少ない振動で深みのある低音を実現。
USBマグネット充電
専用のマグネット充電ケーブルが付属されていて、骨伝導イヤホン本体と磁石でくっついて充電されて便利です。
USBなのでモバイルバッテリー・パソコン・USBアダプターからも充電可能。
16時間使用可能バッテリー搭載
待機で14日間、最大で16時間使用可能なバッテリー搭載です。
IP55防水
防水性能はIP55で以下のように防水・防塵性能があります。
- 防塵5:粉塵からの保護
- 防水5:いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
IP68やIP69だと防水機能がかなり高く水没でも問題ないので、AfterShokz OpenCommはあまり高い防水性能とは言えません。
ちょっと水に濡らす程度なら問題ないのですが、水没はしないようにするとよさそうです。
骨伝導イヤホンの弱点、利点かな?
周囲の音が聞き取れることが利点の骨伝導イヤホンですが、逆に周囲の音を低減したい場合には向きません。
集中して音楽を聞くアクティブノイズキャンセリング機能がなく、耳穴をふさがないイヤホンなので、どうしても周囲の音が聞こえてしまいます。
なので、雑音をシャットダウンしたい場合はANC(アクティブノイズキャンセリング)機能のあるイヤホンを導入してください。
OpenCommに搭載されているDSPノイズキャンセリングは通話時の周囲のノイズを消す機能で、相手にクリアな話し声が聞こえますので、自分は周囲の音は聞こえてしまいますので誤解しないようにご注意ください。
マルチポイント対応
AfterShokzの最近の骨伝導イヤホンはみんなマルチペアリング対応です。
マルチペアリングとは2つの機器、例えばパソコンとスマホを同時に接続することができ、音がなっているほうの機器を自動的に判断して骨伝導イヤホンから音が聞こえるようになる機能です。
会社ではパソコンと接続、外出先ではスマホと自動的に接続してくれるのが非常に便利です。
AfterShokz OpenComm 開封
それでは実機をみていきましょう。
箱
パッケージはいつものAfterShokzのオシャレな箱です。
2年間も保証が付いているのも嬉しいですね。
開封
箱を開けると、今回は充電ケーブルなどすべてケースの中に入っていました。
ケース
ケースは縦ヘアラインで柔らかい素材でできています。
持ち歩く時はこのままカバンの中に入れておけば外出先で使えます。
専用ケースなのでAfterShokz OpenCommがちゃんと収納できるように専用にくぼみができている。
左側のメッシュのポケットに充電用の専用USBケーブルや小物を入れておけます。
骨伝導イヤホン 本体
全体的にブラックでボタン部分がオレンジ色なのとブームマイクが特徴
ブームマイクは使わない時は回転して邪魔にならないようにしておくことができます。
付属品
付属品は専用ケース・専用USB充電ケーブル・取説などの紙になります。
骨伝導イヤホンなのでイヤーピースなどの付属品は必要ないので、あまりパーツが必要ないのもよいところ。
専用充電USBケーブル
付属の専用USBケーブルは充電時に磁石でくっつけるだけで充電できます。
本体右側のプラス・マイナスボタンの後ろに充電ポートがある。
充電するとAfterShokzのアイコンの「O」のLEDが赤く点灯。
充電完了で青LED点灯。
AfterShokz Aeropexの充電ケーブル↓でも角度が違うけど構造が同じなので充電可能でした。
取説
取説は日本語ページがありました。
取説は以下のページにPDFファイルがありますので操作方法などチェックしてみてください。こちらも日本語の説明があります。
NFSで簡単ペアリング
左側バッテリーの部分にNFCがありまして、こちらにNFC対応のスマホを近づけると簡単にBluetoothペアリングできます。
NFCにスマホやタブレットとペアリングする時にイヤホンとスマホを近づけるだけでスマホにペアリング表示してくれます。
以下のようにイヤホンとペアリングするか表示されるので、「ばい」を選択すればすぐに骨伝導イヤホンを使い始められて便利♪
ただし、NFC搭載のスマホ・タブレットでしか簡単にペアリングできません。NFC非搭載のパソコンやスマホの場合は設定のBluetoothから手動でペアリングしましょう。
Bluetoothペアリングに慣れている方はあまり必要ないかもしれませんが、分からない方には大変便利な機能ですね。
ブームマイク
ブームのさきっちょと裏側にマイクがありまして、こちらで周囲のノイズをキャンセルする構造。
ブームマイクは240度ほど回転できて、使わない時は回転して耳の後ろのほうに収納、使う時は回転して口の近くにくるようにできます。
ブームマイクをたたんだ状態↓
めいいっぱい回転させるとココまで↓回転できます。これ以上、下には回転しない。
ブームマイクのDSPノイズキャンセリング効果
DSPノイズキャンセリングは通話中のバックグラウンドのノイズを低減してくれる機能で、アクティブノイズキャンセリングの音楽再生中にバックグラウンドのノイズを低減してくれる機能ではありません。ご注意ください。
肝心のDSPノイズキャンセリング効果ですが、3Dプリンターが稼働中のうるさいところで試したところ、ほぼ完全に周囲のノイズが消えて話し声だけが相手に聞こえました。
同じメーカーAfterShokzのAeropexもマイクがありますが、こちらはノイズキャンセリング機能が無いので3Dプリンターの音がダダ聞こえで相手に騒音まで届いてしまいました・・・
音に関しては人によって感じ方が違うと思いますが、個人的に試したところブームマイクのノイズキャンセリングかなり有効だと思いました。
少なくともDSPノイズキャンセリングが無い骨伝導イヤホンよりは、スムーズな会話ができそうです。
技適マークあり
OpenCommもBluetoothで通信している機器なので技適マークが必要です。
その点に関しては左側バッテリーの内側にちゃんと技適マークがありますので、日本国内でも問題なく安心して使えます。
OpenComm 他の骨伝導イヤホンと比較
AfterShokz Aeropexと比較してみます。Aeropexは以下のページでレビューしていますので気になる方は参考にしてくださいね。

アフターショックス骨伝導イヤホン音質
音質に関してはOpenComm・Aeropexともに同じだと思います。(素人が感じた音質の感想です。)
両機ともに重低音もほどよく効いて、音に広がりがあります。
音漏れは?
音漏れは音量を半分以下だと50cmほどに近づいても聞こえないレベル、半分より上になると徐々に音漏れしていきます。
音量Maxになると5Mほど離れていても音漏れします。
音量を少なくすると音漏れせずに、音量半分以上だと音漏れしだしますので、大音量で骨伝導イヤホンを聞く場合には音漏れにご注意ください。
Aeropexと比較
自分もアフターショックスの骨伝導イヤホンを使ってからこの便利さにハマってしまって、周囲の音が聞こえると危険が減る散歩や登山などのスポーツ時に大活躍しています。
外出時いつも持っていくのはAfterShokz AeropexかAfterShokz テレビ用、テレビ用もトランスミッター以外はAeropexと同じです。
作業中だとノイキャンのヘッドホンを付けていて2時間ほどすると耳が疲れるので骨伝導イヤホンに切り替えると引き続き音楽や音声で本を読むこともできて便利。
ただし、耳穴をふさがないので作業中は逆に周囲の音が聞こえてしまうという、周囲の音が聞こえないで欲しい場合はメリットがデメリットになってしまいますね。
見た目の違い
左がAeropex、右がOpenComm、
見た目での違いはブームマイクとオレンジのボタン以外はカラーリングが若干違い、OpenCommは骨伝導部分やバッテリー部分がツートンカラーになっています。
対してAeropexのほうはアーム部分がブラックでバッテリーや骨伝導部分がちょっと薄いブラックなカラーリング。
骨伝導振動ユニット 左側
OpenCommはブームマイク、Aeropexはマルチボタンになっています。
骨伝導振動ユニット右側
右側はOpenCommがマルチボタン、Aeropexはマイクになっています。
右側 電源(プラス)・マイナス ボタン
右側のバッテリーの部分にプラスやマイナスの操作ボタンと充電ポートがあります。
OpenCommのほうはオレンジのボタンで視認性アップしてます。ポップなボタンになった代わりに防水性能が少し落ちてIP55防水になりました。
Aeropexはスポーツ用、OpenCommは通話用で使うのがよさそうですね。
アフターショックス オススメ骨伝導イヤホン 4機種
2020/12現在でアフターショックスのオススメ骨伝導イヤホン4機種をチェックしてみましょう。
それぞれ特徴が違って使いみちも異なるので用途にあった骨伝導イヤホンを選ぶとよさそうです。
AfterShokz Xtrainerz
スピーカー | 骨伝導変換器 |
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プロファイル | MP3, WMA, AAC, FLAC, WAV |
防水 | IP68 |
バッテリー | 183mAh 最大8時間 |
Bluetooth/ストレージ | なし/4Gストレージ単体再生可能 |
重量 | 30g |
備考 | 2年保証 |
IP68防水で水中で使える骨伝導イヤホン スマホと接続せずに4GBストレージで音楽再生!
内蔵ストレージで水中でも耳をふさがずに音楽を聞ける。
耳穴を塞ぐタイプのカナル型などのイヤホンは水中だと音がこもりすぎて聞くに耐えないが、骨伝導イヤホンならば無問題。
水中で音楽を聞きたい場合はほぼコレ一択。
レビューはこちら↓
防水IP68 AfterShokz XTRAINERZ レビュー 水中でも音質の劣化なし!
AfterShokz Aeropex
スピーカー | 骨伝導変換器 |
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プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
防水 | IP67 |
バッテリー | 145mAh 最大8時間 |
Bluetooth/ストレージ | 5.0 |
重量 | 26g |
備考 | 2年保証・技適マーク |
PREMIMPITCH 2.0+搭載 スマホとBT接続で電話・音楽再生・IP67防水
PREMIMPITCH 2.0+搭載で深みのある低音と少ない振動の両立で骨伝導イヤホンのさらなる進化。
防水・防塵機能がIP67なので日常生活やスポーツなどの汗・水濡れにも耐える。
進化型 骨伝導イヤホン AfterShokz Aeropex レビュー
AfterShokz テレビ用
スピーカー | 骨伝導変換器 |
---|---|
プロファイル | SBC, FS, APTX, APTX LL |
防水 | IP67 |
バッテリー | 145mAh 最大8時間 |
Bluetooth/ストレージ | 5.0 |
重量 | 26g |
備考 | 2年保証 トランスミッター付き・技適マーク |
TVやステレオにBluetoothが無くてもイヤホンジャック・ピンプラグ・光デジタルで接続可能になる骨伝導イヤホン
人気のAeropexにトランスミッターを追加させてBluetoothが無いテレビでも骨伝導イヤホンを使えるようにしたバージョン。
スマホやタブレットとテレビやTVゲームなどでイヤホンジャックや光デジタル・USB出力がある機器で使えます。
骨伝導イヤホン AfterShokz テレビ用出た! トランスミッターでどの音源でも接続可能に
AfterShokz OPENCOMM
スピーカー | 骨伝導変換器 |
---|---|
プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
防水 | IP55 |
バッテリー | 最大16時間 |
Bluetooth/ストレージ | 5.0 NFCペアリング |
重量 | 33g |
備考 | 2年保証・技適マーク |
DSPノイズキャンセリング搭載でテレワークに対応した新世代骨伝導イヤホン
DSPノイズキャンセリング搭載のブームマイクで周囲のノイズをカットしてクリアに会話可能。
大容量バッテリーで16時間連続使用可能。
耳穴をふさがないので自転車でも装着可能で、耳が痛くなりにくくずっと付けていられる。
ブルートゥース接続はNFCで簡単にペアリング可能。
AfterShokz OpenComm 使ってみた感想・まとめ
業務用以外の骨伝導イヤホンとしてはアフターショックスのものは唯一音が良い骨伝導イヤホンとして広く認知されていまして、音楽を聞きながら自転車に乗る方はAfterShokz一択しかなさそうです。
今回レビューしたOpenCommも自転車やクルマの運転時に使えて、自宅ではテレワーク用に使えるかなり使い勝手の良い骨伝導イヤホンに仕上がっています。
クリアな通話が可能なDSPノイズキャンセリング機能搭載(アクティブノイズキャンセリングではありません)でドコでも通話音質良く会話できるのも嬉しいです。
AfterShokz 骨伝導イヤホン 4機種比較
アフターショックスは機能別に4つの骨伝導イヤホンがありますので、用途にあった骨伝導イヤホンを手に入れてください。
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商品名 | AfterShokz OPENCOMM | AfterShokz テレビ用 | AfterShokz Aeropex | AfterShokz Xtrainerz |
特徴 | DSPノイズキャンセリング搭載でテレワークに対応した新世代骨伝導イヤホン | TVやステレオにBluetoothが無くてもイヤホンジャック・ピンプラグ・光デジタルで接続可能になる骨伝導イヤホン | PREMIMPITCH 2.0+搭載 スマホとBT接続で電話・音楽再生・IP67防水 | IP68防水で水中で使える骨伝導イヤホン スマホと接続せずに4GBストレージで音楽再生! |
ブランド | AfterShokz | AfterShokz(アフターショックス) | AfterShokz(アフターショックス) | AfterShokz(アフターショックス) |
価格 | 18,180円(税別) | 約26,268円 | 18,180円(税別) | 19,668円 |
スピーカー | 骨伝導変換器 | 骨伝導変換器 | 骨伝導変換器 | 骨伝導変換器 |
プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP | SBC, FS, APTX, APTX LL | A2DP, AVRCP, HSP, HFP | MP3, WMA, AAC, FLAC, WAV |
防水 | IP55 | IP67 | IP67 | IP68 |
バッテリー | 最大16時間 | 145mAh 最大8時間 | 145mAh 最大8時間 | 183mAh 最大8時間 |
Bluetooth ストレージ |
5.0 NFCペアリング | 5.0 | 5.0 | なし/4Gストレージ単体再生可能 |
重量 | 33g | 26g | 26g | 30g |
備考 | 2年保証・技適マーク | 2年保証 トランスミッター付き・技適マーク | 2年保証・技適マーク | 2年保証 |
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この他にもアフターショックスの骨伝導イヤホンはありますが、この4機種が最新のものです。
※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。
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