100ドル切ってSIMもさせるので電話としても使える7インチ中華タブレットLenovo TAB3 7がBanggoodからやってきたのでレビューします。
こちらは7インチタブレットでSIMをさせるのでデータ通信や電話としても使えそう。
基本的にキッズ用を想定して作られたもののようでキッズモードがありました。もちろん大人でも使えます。
Lenovo TAB3 7 スペック
エントリーモデルなのでスペックはかなり低めでメモリ1GB・ストレージ16GBだとヘビーユーザーにはかなり物足りないでしょう。子供やライトに使う方だったらコスパ高いし大画面なので良さそう。
あと、7インチだけど1024x600と解像度が低いのでその点でも注意が必要です。
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Lenovo TAB3 7 カラー
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Lenovo TAB3 7 開封の儀
Banggoodの梱包
BanggoodからEMS(国際スピード郵便)でやってきました。梱包ビニール袋の中にプチプチを巻いたLenovo TAB3 7(LTE)の化粧箱
化粧箱の状態
ちょっと左角が凹んでいますが概ねキレイ。
開封
引き出しのように上のフタをあけて本体を引き出します。
ディスプレイ面の上下、特に下にある青いものは・・・商品画像にも写っていたのでホームボタンかなにかが青いと思っていましたが、上下の青いのはシールなのではがせます。
上下の青いシールを剥がすと↓こちらのようなディスプレイ面の見た目になります。
裏面はこんな感じ↓でSIMスロットカバーの水色にLENOVOと書いてあるが印象的。
付属品
付属品はUSBアダプタ・ケーブル・取説です。取説はやはり中国語ですね。
USBアダプタは5V1Aなので急速充電できなさそう。
Lenovo TAB3 7 外観チェック 特徴・機能説明
起動
電源ボタンを押して起動します。LENOVOアイコンが真ん中に表示されて背景画像がクルクルと変わる。
起動が終わったら初期設定になってここで日本語を選べば以降は日本語表示になって分かりやすい。
表面
ディスプレイ面は特徴はなく普通のAndroid機で古いバージョンのAndroidかなと思ってましたがAndroid6で使いやすい。
ディスプレイ周りのブルーなプラスチックのモールが少し気になりますが、ガチャガチャとラフに使って傷つけてもへっちゃらな高級感のないデザインなのでやはりキッズ用のタブレットか、自分専用ではなく家族みんなで使うのに適しているようです。
リビングのテーブルの上に無造作に置いてあって子供や家族がちょっとした調べ物やゲームに使うことを想定した見た目です。
ズームで完成度チェック
ズームで見るとディスプレイのガラスと側面の青いモールとの間に少しスキマが空いているのが分かります。
広角レンズでズームで見るとアラが見えちゃいましたが肉眼でみるとまったく分からないレベルなので問題はありません。
ディスプレイ
ディスプレイは良くも悪くもなく標準的な画面ですが、ズームしてみると画素密度が170ppiでやはりジィ~っと見るとジャギーが分かります。ジッと見ないと分からないので普段の本読みなどでは全く問題無く使用できます。
左下の四角いようなアイコン↓をタップするとメディア・標準・レディング・子と4つの項目が表示されてそれぞれタップするとディスプレイが黄色っぽい色味でブルーライトを低減してくれるようになっています。
- メディア:緑を強調している気がする
- 標準:標準的な色味
- レディング:多分リーディングで黄色味がかったお色
- 子:子供が使う用で黄色味がかっていて少し暗め
このようになっていました。7インチとスマホとしてみるとかなりな大画面なので目に悪影響が無いようにブルーライトを低減する気遣いがあって子供に使わせたい。
ベゼル幅
ベゼルには気を使っていない機種で広めです。
- 上:側面約1.2mm+黒ベゼル約19mm=20.2mm
- 左右:側面約1.2mm+黒ベゼル約4mm=5.2mm
- 下:側面約1.2mm+黒ベゼル約13mm=14.2mm
裏面
裏面はプラスチックでホワイトのパールが入った塗装のようです。全体を見るとカメラが小さくてちょっと安っぽい見た目で水色のLENOVOアイコンがワンポイントになっている。
最近Lenovoは四角いLenovoと書いたアイコンに変わったようですね。以前は「lenovo」と最初のLが小文字だった気がします。
ツルツルな裏面なので傷が目立ちそうですがそうでもないのかなぁ、どうなんでしょう。傷ついても気にしないで使うタブレットですね。
側面
裏面・側面一体型でイヤホンジャック・MicroUSBポートはくり抜いたのみの見た目が悪い仕様です。
リアカメラもあまり良いデザインとは言えなくとって付けたような感じ。
シンプルな作りで、裏・側面一体型でその上に水色のプラスチックモールが乗っかったような構造でよくある中華タブレットの構造と同じ。
水色のLenovoアイコンはSIMスロットのフタになっている。
側面のボタン類もかなり傾斜していて裏面に近い角度なのでボタンが押しにくい。
SIMスロット・MicroSD
水色のLenovoアイコンのフタを開けるとSIMスロットの金属トレーが顔を出す。
Lenovoアイコンのフタは右側のポッチのようなゴムで引っ掛けて左側のみとるようにできているがゴム部分が短いので「グイッ」と持ち上げるとフタが本体から取れた。
トレーを引き抜いてみます。SIMピンで引き出すタイプのSIMトレーと同じで1枚はMicroSDと兼用な仕様。
Lenovo TAB3 7(LTE) スペック
このLenovoのタブレットはやはり子供用というか個人ではなくリビングなどに置いておいて家族が使うとか子供が集まる場所に置いて誰でも使えるようにするといったタイプのタブレットのようです。
一応Andonand6あたりからマルチユーザー機能はあるのですが、こちらのLenovo TAB3 7(LTE)は特にマルチユーザーを意識した作りになっていました。
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その他のLenovo機はこちら「中華スマホLENOVO機種 スペック一覧」をご覧ください。
Lenovo TAB3 7(LTE) 設定
初期設定
初期設定は普通のAndroidの設定でした。最初に日本語にできるので日本で販売されているタブレットとほぼおなじようです。
ホーム画面
デフォルトでは1画面のみでした。
アプリ一覧
アプリは25個入ってました。
設定
設定の日本語が「接近性」ちょっとおかしいところがあります。
接近性
特殊機能
ジェスチャー
中華スマホなどでおなじみのジェスチャー機能
タブレット情報と表示
こちらも「空想」とか日本語がおかしい部分があります。
- タブレット情報
- 表示
3G/LTE
こちらの中華タブレットはLTE対応なのでちょっと試してみました。
- 設定>SIMカード
- モバイルネットワークでアクセスポイント名設定する
- アクセスポイント名
- 日本のAPN設定たくさん入っている
- Lenovo TAB3 7(LTE) LTE設定 SIMカード2枚さした
APN設定で今回はSPモードがデフォルトで入っていましたがMVNOのSo-netがなかった。
SIM2枚同時待ち受けは2G+LTEのみのようで、やはり日本では同時待ち受け使えませんね。
設定>子供モード と キッズモード
キッズモードのアプリと設定 > 子供モードの両方から同じように子供用のユーザーの登録・設定ができました。
どちらからユーザーを登録しても同じですのでキッズモード アプリを起動して児童のユーザー登録してみました。
ユーザーごとにロックが必要なのでパターン登録してから子供用の設定になります。子供用の設定でロック登録するのではなく、オーナーユーザー(最初からあるユーザー)がロック登録されるので子供(児童のユーザー)の場合はロックはされていません。
ロック登録したら以下のように子供にどのアプリを使わせるか、どのサイトのアクセスを許可するか、時間帯などを設定することができた。
- 子供の名前
- 使用できるアプリを選択
- IPアドレスかサイトを許可
- 使用時間制限
- ユーザ作成完了
これで児童ユーザーが作成されて、切り替えるにはキッズモードアプリか設定>子供モードから該当する児童ユーザーをタップする。
設定 > マルチユーザー を見ると新しくキッズモードで作った「子供のプロファイル」が追加されてました。以下↓画像のように「子供のモードプロファイル」をタップしても児童ユーザーに切り替えられます。
- ロック画面で切り替
- マルチユーザー でも切り替え可能
キッズモード・子供モードも同じですが、歯車アイコンをタップすると以下のように子供モードのプロファイルを設定できて、子供がどのアプリやネットを使ったかも確認可能。
- 設定>子供モード 歯車アイコンタップで児童ユーザーを管理
- キッズモードで児童ユーザーのアプリ履歴を見る
- 児童ユーザーのネットワークアクセス履歴を見る
Lenovo TAB3 7(LTE) アプリ・機能
アプリセンター
こちらはLENOVのストアのようです。
Hotoday
こちらニュースアプリのですね。特に取り上げる特徴などは無いのですが、このアプリは発展途上国向けにできているようで英語はありますけどアメリカとかヨーロッパの言語は対応してないようです。日本は完全に圏外・・・
- 日本語はおろかアメリカもない
BeartyPlus
子供とか女性に人気の自撮りアプリですね。
人気アプリのSnowを真似?したようなアプリです。
- 二次元カメラ Snowのようなやつ?
DOLBY ATMOS
ドルビー ATMOSアプリが入っていました。DOLBY ATMOSは立体的なサウンドを楽しめるようです。子供が映画やアニメを楽しむために付けたのでしょうか。
サンプル動画があったので実際に聞いてみましたが・・・スピーカーはディスプレイ面上しか無いのでそれほどすごい音はでませんでした。
Lenovo TAB3 7(LTE) ベンチマークテスト
AnTuTu
Antutuはかなり遅くエントリーモデルの中華タブレットの部類でしょう。
Geekbench
RAM・ストレージスピードテスト A1 SD Bench
CPU-Zのスペック詳細
Lenovo TAB3 7(LTE) まとめ
エントリーモデルで低スペック
スマホにあまり興味の無い方でスマホとタブレットを1台で済ませたく、かつ大画面でコスパが高い機種希望・・・という贅沢な望みを叶えてくれる一台。
コスパ高いがスペックはやはり価格なりでエントリータブレットの部類に入りますので過度の期待は禁物でそれなりには使えますがライトに使う人向けです。
7インチなので本読みに最適な大きさで子供も使うのを想定してブルーライト低減モードがあって目に優しい中華タブレット
筐体の完成度もそれほど高くは無く、高級感が全くないので所有する喜びも無し。やはりグチャグチャにしてハードに扱う子供に使わせるのが一番なのかもしれません。
自分も子供に使わせるかどうするか検討中。現在スマホをTV代わりに(ウチにはTVが無い)して韓国や日本のTV番組を見ているのですがスマホだと画面が小さいので、もともと視力が悪いのにますます悪くなりそうで・・・タブレットのような大きい画面のほうが目にやさしい?のかなと考えています。自分は大画面のほうが好きですけど果たして小さい画面よりも大きい画面のほうが目に良いのだろうか?調査してみます。
やはりエントリーモデルなので低スペックです。
キッズモード機能が特徴
Androidに最初からあるマルチユーザーに子供用のキッズモード機能を追加した子供や他のユーザー(マルチユーザー)が使うことを想定したタブレット。
やはりエントリーモデルのスペックなので子供用ユーザーに切り替えるとちょっともたつきを感じた。マルチユーザーにしなければそれほどもたつきを感じなかった。
アプリの内容など中身をよく見ると発展途上国の子供や女性ターゲットな中華タブレットのようですが、すぐ日本語表示にできるので激安なAndroid中華タブレットが欲しい方にはあいそう。
100ドル以内の7インチ台タブレットが希望の場合は候補の一つとして上げておくのも良いでしょう。特にお子様に使わせる場合は管理ができて楽。
※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。
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