Banggoodから中国版ではない、Playストアが入っているグローバルバージョンのLenovo Pad Pro2021がやってきたので紹介します。
こちらは、11.5インチの大画面で有機ELの解像度2560×1600(WQXGA)ディスプレイでLENOVOの最高峰のタブレットになりますが、さらに同様のスペックでディスプレイが大型の12.6インチのバージョンも最近発売されました。
SocはSnapdragon 870(スナドラ870)とハイスペックモデルでメモリ6GB・ストレージ128GBと充実したスペックで大画面で美麗なゲームをプレイしたい方にも対応するタブレットに仕上がっています。
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自分はすでに1週間ほど使っていて、気に入った点は「薄い!」ということと、ディスプレイがキレイという点。
それ以外は少しだけ動作が速いくらいで自分のように休憩時間や夜にちょっとTVや映画を見たりIoT機器(玄関やスイッチ)をいじくったり読書したりして過ごすにはエントリーモデルのタブレットと比べても大差ないと思いました。(宝の持ち腐れ・・・)
ただ、キーボードを別途入手してパソコンの代わりに Lenovo Pad Pro2021 を使うとなるとこのハイスペックがかなり役に立ちそうな気がしますので、ちょっと外出時にキーボードをつなげてPCモードでお仕事するのには最適でしょう。( Lenovo Pad Pro2021 専用キーボードは?Banggoodには売ってない?コレ装着できるかな?)
Lenovoタブレット 3機種
左2機種はほぼ一緒でディスプレイサイズが12.6インチ・11.5インチと違う程度のハイスペックモデル。
右側のPad 11はミッドレンジモデルのLenovoタブレット、最近Lenovoはラップトップもそうですがタブレットにも力をいれていて、どんどん新機種だしてますね。
あと、 Lenovo Pad Pro2021 と Pad Pro 12.6(BanggoodではSupportとある)はGPSが無く、右のPad 11はGPSがあります。
Pad Proをクルマでナビとして使いたい場合はLTEも無いしGPSも無いのでちょっと役不足かもしれません。
Lenovo Pad Pro2021 開封
海外通販BanggoodからやってきたLenovo Pad Pro2021 の実機を見ていきましょう。
Banggoodの梱包
最近のタブレットやスマホ・モニター・ノートPCなどの精密機器はエアチューブに入っているので安心です。
化粧箱
エアチューブ梱包なので化粧箱もほぼ無傷。
Lenovo Pad 11の箱と比べてみると少し大きめの箱でした。
Lenovoタブレットの箱は側面が紫のストライプ柄、あまり良いデザインとは言えないですね・・・
箱の裏はスペックなど表示されています。1・2ヶ月前までは中国版しかなかったので、グローバルバージョンはTB-J716Fの型番なのかもしれません。
JBLスピーカーのDolby ATMOSサラウンドでゲームや映画がはかどります。音はたしかに良いのですが、ミッドレンジのLenovo Pad 11はJBLではないもののDolby Atmosなので音質は同等のようです。
同等かと感じていましたが、ゲームをプレイしたところJBLスピーカーの威力を感じ、Pad 11より迫力と重低音がアップしていました!
開封
クッション材は箱のうらにもなくタブレットが表向きにダイレクトインされています。
付属品はタブレット本体の横にUSBアダプタ・USBケーブル、下に取説など。
裏返すとさすがハイスペックモデルでメタル筐体がちょっと高級感あります。
手に取るとかなり薄い!実測で5.8~6mm(カメラ部分以外)ほどの薄さ。通常だと側面の金属からプラパッキンの分だけディスプレイが上に出てるのですが、 Lenovo Pad Pro2021 はプラパッキンなしでデスクトップは側面金属に埋め込まれていますのでその分だけ薄い。
ちなみにLenovo Pad 11は厚み7.5mm(カメラ部分以外)で1.5mmほど Lenovo Pad Pro2021 のほうが薄い筐体になっています。
裏面の型番のシールはベタベタしたシールで取りにくい。
付属品
日本でも使えるA型プラグのUSBアダプターとUSB Type-C↔USB-Aケーブル、それとUSB Type-Cのイヤホンジャック変換ケーブルも付いていました。
USBアダプターは5V3Aが同梱。
取説類はすべて中国語でした。
側面
側面左上のほうにボリュームボタン、上には電源ボタンがある。
ディスプレイ面と側面の角はツヤありの面取り仕上げてシルバーなので高級感あり。
充電とデータ通信用のUSBType-Cポートは底面の真ん中にありました。
スピーカーはタブレットを横にした状態で左右上下に1つずつ、合計4つJBLスピーカー内蔵されていて、重低音が結構よかった。自分が使った今までのタブレットのスピーカーのなかで一番良い音を出してくれるようです。
電源ボタンと指紋認証
電源ボタン兼用の指紋認証になっています。
フロントカメラ
右側のレンズがカメラで左側はレンズっぽいのですが違ってセンサーのようです。
POGOピン
キーボードを接続する金の金属のPOGOピンが4つ底面(ディスプレイ面を立てにしたら左側面)にあります。
専用キーボードがあれば最強で、簡単な仕事だったらこれ一台あればパソコン要らないですね。
MicroSDスロット
ディスプレイ面を立てにした上側面にMicroSDスロットがあります。
Lenovo Pad Pro2021 はLTEに対応していないので、スロットにはMicroSDカードが1枚だけ装着することができます。
裏面
裏は金属の筐体なので、Wifiなど無線通信しやすいように一部樹脂製のアンテナラインがあります。
斜めから見ると濃いグレーのようですが、光をあてると薄いシルバーに輝きます。
側面と裏面が一体型で、カラーは濃いシルバーと↓Lenovoアイコンがある右側が薄いつや消しシルバーになっています。
通常は↓縦で使うには↓このようにカメラを上にして、Lenovoアイコンが下になるように使うとUSBType-Cポートが下にきて便利です。
リアカメラは本格的
リアカメラはどのタブレットでもぽっこりと出ていて、あまり使わないのに出ているから不便だなぁと感じますが、こちらの Lenovo Pad Pro2021 はかなりキレイに撮影できてびっくりしました。
リアカメラは適当に撮影してもスマホなみにかなりキレイに撮れます♪
タブレットで写真やビデオを撮るのが好きな方にも向いているタブレットです。
起動時にブートローダーアンロック警告
筐体を一通り見たので起動してみると・・・
すでにブートローダーがアンロックされている状態で出荷しているらしく、起動時にこんな警告が出ました。
もともと中国版だったけどPlayストアがあるグローバル版のカスタムROMをインストールしたようですね。
カスタムROMによるトラブルが起きました。下のほうで追記しています。
Lenovo Pad Pro2021 内部調査
続いてベンチマークなどLenovo Pad Pro2021の内部をみていきましょう。
ホーム画面
Lenovoのタブレットもデフォルトで入っているアプリは必要最低限で、PlayストアなどGoogleアプリがいくつか入っていてLenovo製はセキュリティアプリくらい。
PCモードにすると↓このようにデフォルトで横向きで下にタスクバーが表示されて、起動しているアプリやタスクバーに固定されているアプリが並び、右側には音量・Wifi・バッテリー・時計などのアイコンが表示されてパソコンのような見た目のデスクトップになる。
PCモードはLenovoタブレットにはほとんど標準的な機能のようで、ミッドレンジLenovoタブレットのPad 11 も対応していました。
専用キーボードがあれば簡単な記事作成やプログラムなどのお仕事がこれだけでできちゃうので、動画編集やグラフィックス編集のお仕事以外の方にはタブレットだけで十分に仕事ができる時代がきているようです。
ホーム画面左
ホーム画面の左側の画面は情報パネルで、Lenovoアカウントにログインすればもっと多くの情報が表示できそうですが、ニュースは中国のニュースで日本では使えず、
天気予報は日本の地方(GPSは無いのですが、Wifiのロケーションで大まかな位置を自動取得します)でも設定できました。
情報パネルの画面は天気予報とセキュリティのパネルくらいしか使えなさそう。
スタディアシスタント
設定 > スタディアシスタントにタブレットを無駄に長く使わないようにタイマーや利用状況をチェックする機能があります。
デフォルトでちょっと使ってみましたが、なぜか?使っているとすぐにロックされるので・・・やめました。
指紋認証
指紋ロックは上部の電源ボタンが指紋に対応しています。
電源ボタンに軽く触れたか触れない程度で素早くロック解除してくれます。
NetflixはPlayストアからDLできないのでAPKからインストールする
PlayストアからNetflixをダウンロードしようとすると↓以下のように対応していないとのこと・・・
これはブートローダーアンロックのせいかもしれませんね。
その場合はココ↓からAPKをダウンロードしてインストールすれば使えるとのこと。
Netflixのヘルプのページ(ここにAPKのインストール方法など説明があります。)はこちら
Amazon Kindleが使えない?
Kindleがなんかおかしい・・・
Kindleアプリをアンインストールして、再度インストールしたら普通に使えるようになった。
Antutu
Antutuベンチマークは70万台とハイスペックなのでかなり高速で、Lenovo Pad 11の3倍以上のスピード。
GeekBench
GeekBenchもミッドレンジの3倍弱くらい速いスピード。
3D Mark
3D MarkはWild Lifeでテストしてみました。
美麗な3Dグラフィックスも問題なくサクサク動いて、ほとんどすべてのAndroidゲームをプレイできそうです。
いつも使っていたSling Shotoは?スナドラ870のGPU Adreno 650 は計測できないようですね。
CPU-Z スペック調査
設定 > デバイス情報を見ると以下のようになっています。これだけだと情報量が少ないのでCPU-Zを見てみましょう。
SocはSnapdragon870で最新のはSnapdragon888+で次期バージョンは番号が足りなくなったので、名前を変更してSnapdragon 8 Gen1や8cx Gen3などになるようです。
GPUはAdreno 650で新しめのGPU,最新はAdreno 680・685も出てる。
A1 SD Bench
美麗なゲームアプリは十分にプレイできる
さすがハイスペックなタブレットで重そうなゲームも難なくプレイできました。以下のゲームをちょっとだけプレイしてみました。
美麗な麻雀ゲーム
麻雀はごく普通にプレイできる、最近の麻雀ゲームもグラフィックスがキレイになりましたね。
自分は東風荘世代なので、こんなにキレイでリアルな麻雀ゲームだとちょっと落ち着かないかなぁ、
イマージュ2M
イマージュもDLしてみました。6GBもデータがあってかなりグラフィックスにこだわっているゲームですね。
こちらPC版より少し画質が下がっているようで、やはりこういう超美麗なゲームはPCのほうがキレイに表示される印象でした。
それとジョイスティックでプレイしたかったのですが、できない?なんででしょ?タブレットの画面でタッチしてプレイするの疲れて肩凝ったのでやめた・・・
Androidタブレットでジョイスティックが使えるゲームを探し中。
Lenovo Pad 11と比較
ミッドレンジタブレットのLenovo Pad 11と比較してみましょう。
高級感の違い
上がLenovo Pad Pro2021でメタル筐体のシルバー仕上げなので高級感あります。
個人的にLenovo Pad 11をずっと愛用していて、本読みや映画・TVなどはこのスペックで十分に感じています。
ただ、美麗なゲームをやるにはやはりハイスペックのほうがもたつきが無いのでストレスなくプレイできますね。
ゲームをあまりやらない場合はミッドレンジかエントリーモデルのタブレットで十分に感じます。
リアカメラ
カメラ性能もLenovo Pad Pro2021のほうが全然上でLEDフラッシュとセンサーもあってスマホのように普通に使えるカメラに仕上がっています。
Lenovoアイコンは同じ
カメラと下反対にあるLenovoアイコンは逆を向いていて、これだけは両機ともに同じ。
Lenovo Pad 11は左側が樹脂製なので、ポップな見た目なのも良い感じです。
筐体の厚みが違う
裏と側面のメタルの筐体の厚みは同じですが、Lenovo Pad 11のほうがプラパッキンの分だけディスプレイが側面から出ているので厚みがあります。
厚みは1.5mm(カメラ以外)ほど違いまして、ディスプレイサイズが0.5インチ違いますが重さはほぼ一緒。
- Lenovo Pad 11:重量490g・厚み7.5mm
- Lenovo Pad Pro2021:重量491g・厚み6mm
ディスプレイサイズ
Houmony OSでPlayストアが無いHuaweiタブレットとLenovo Pad 11とLenovo Pad Pro2021とディスプレイサイズを比べてみましょう。
- Huawei MatePad BAH3-W09:10.4インチ
- Lenovo Pad 11:11インチ
- Lenovo Pad Pro2021:11.5インチ
10インチと11インチだとけっこうサイズが変わりますね。
Huawei MatePadだけHoumony OSなので、Xiaomi Mi Homeの見え方が古いのか?IoT機器の各項目が大きな画面になって操作しやすい用に感じます。
手に取るとどのタブレットのディスプレイサイズも大差はない気がしますが、並べると結構違います。
3機種のスペックはこちら↓
タブレットをIoT操作パネルとしていかがでしょうか
タブレットがたくさんあって、飾る場所があればIoT操作パネル代わりになって便利です。
タブレットを使わないときは、テレワークの壁に設置して充電しながら部屋の監視カメラやIoTスイッチなどを操作するパネルとして使用すると、ずっと使えて便利です。
Lenovo Pad Pro2021 トラブル解決方法
Wifi 接続が制限されています
Lenovo Pad Pro2021はグローバル版ですがカスタムROMっぽいので、バッテリーがなくなって終了したあとや、再起動すると、Wifiがつながらなくなる現象が起きてます。
Wifiはつながるのですが、『接続が制限されています』と表示されて、ネットにアクセスできない状態になります。
この解決法は設定アプリで以下のようにアクセスしてください。
設定 > 一般設定 > ネットワーク設定のリセット
ボタンを押します。
もう一度Wifiのパスワードを入力するのはちょっと面倒ですが、これをリセットするだけでWifiがつながるようになりました。
Lenovo Pad Pro2021 タブレット なかなか使いやすくて速い!でもカスタムROMなのでまだトラブルありそう。
遭遇したら追記していきますね。
※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。
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