IP68防水 中華スマホ Blackview BV6000・Homtom HT20・IMAN Victor レビュー

スマホ 改造・調査

ついに中華スマホも防水・防塵の領域に入りだしてきました。これで日本スマホのお家芸である防水・防塵機能がどのスマホでも付くようになったら・・・日本スマホヤバイぞ!

2009年に日本のGDPは中国に抜かされて以来、現在は2倍から3倍くらいの差をつけられて残念な状態になってしまってアメリカには4倍も抜かされて・・・そっちのお国の方と商売したほうが断然お得に楽にお仕事できる状態になってきてしまいました(泣)

日本の大卒の初任給はバブルのころから初任給18万ほどでしたが、現在は・・・19万円ほどのようで20年以上ほぼ変わらず・・・このグラフを見ると給料が変わらないのがうなずけて、悲しい限りです。

中国では北京の住み込みメイドさんが2011年当時1000~1500元(1万5000円前後レート13倍)でしたが2013年に行ったら4000元(約64000円レート16倍)に値上がりしてました、今はどうなんでしょう・・・ものすごい値上がりしている気がします。

とはいえ、日本はこういう状態なので生活費も20年くらいほぼ上がらずどの国よりも安くなってきているのでその辺がお得なところ。今時300円程度で牛丼など清潔な食べ物買える国はあまり無いですね。(中国でも屋台など数百円で食べられますが不清潔です。)外国でお仕事して日本の物価が安いところで生活するのが現在では良いかもしれません。下手にフィリピン・マレーシアとか行っても、もう物価も安くないし余計な経費がかかりすぎてしまって、大人しく日本にいたほうが良さそうです。

そのうち外国に出稼ぎする人もでてきそうで、自分もネット出稼ぎしている人間の一人です。

話はソレましたが、中華スマホも防水・防塵がでてきて日本スマホが対抗意識がでてきて、GDPのような状態になってしまうのか、それともこれから一気に盛り返すのか見守っていきたいと思います。

Blackviewの特徴

ゴツくて頑丈そうに見えるIP68防水な中華スマホメーカーのBlackviewスマホをみていきましょう。

Blackviewは頑丈スマホで有名ですが、頑丈スマホだけでなく、「S」・・・などのアレを真似たアスペクト比18:9ディスプレイのスマホもだしてきています。

Blackviewは頑丈IP68防水な中華スマホがメインのメーカーですが、それ以外にもSシリーズでアスペクト比18:9ディプレイ搭載スマホや、Pシリーズでは大容量バッテリーのスマホを出しています。

いずれもミッドレンジスマホとそれ以下のスペックのスマホがメインで、Aシリーズではエントリークラスのスマホもだしていて3Gスマホもありますのでご注意ください。

こちらが公式サイト↓

Cool Rugged Phones & Tablets & Smartphones - Blackview
Welcome to Blackview official site. We keep producing tougher rugged smart phones and tablets for every one in need arou...

かなり精力的に新しい機能を搭載したスマホを出しているようです。

シリーズ

  • BV:Blackviewを代表する頑丈IP68スマホ
  • Pシリーズ:アスペクト比18:9で大容量バッテリーなど最新の機能を搭載
  • Sシリーズ:Galaxy S8クローンなミッドレンジす真面
  • Aシリーズ:エントリーモデルで3Gスマホもあるので安いからといって間違えて買わないようにご注意ください。

今回はこちらの中華スマホ、見るからに頑丈そうです。

Blackview BV6000 スペック

こちら、中華スマホには珍しくNFCがついています。

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Blackview BV6000 カラー

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Blackview BV6000 開封の儀

GearBestの梱包

こちら香港倉庫から来たのでいつもの梱包とは違いDHLのビニール袋の中もビニール袋だけ・・・段ボール箱に入れてほしかった。

化粧箱の状態

ちょっと擦り傷があって角が凹んでますが大したダメージもありませんでした。

開封

パカっと・・・ゴムの部分が・・・

付属品

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付属品の白いUSBアダプタ・イヤホン・MicroUSBケーブルは黒いホコリのようなのが散りばめられている・・・ケーブル・イヤホンも薄汚れがあってあまり良い印象ではありません。

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付属品はドライバーや上下にあるイヤホンやMicroUSBのゴムのフタの換えが同梱されていました。

あと、ディスプレイの保護シートも1枚入ってます。

Blackview BV6000 外観チェック

起動してみましょう。下のMicroUSBのフタ開けて撮影しちゃいました。

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上下のフタを閉じなさいって、早速言われた。

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表面

とにかく分厚くてゴツい見た目です。

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側面のボタン類がある部分のみ金属でできていて、六角の穴があるビスが3つも意匠的でハードなイメージを彷彿とさせるようです。

それにしてもこの分厚さはなんとかならなかったものなのか・・・

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ゴムがゴムだけにハードに使って外装に傷をつけても全く気にならないのですが、もう少し良いゴムを使ってほしかった。

分厚いのが他のスマホには無い特徴(短所?)かもしれません。

ベゼル幅

この機種はベゼルが狭いとか広いとかは関係ないのですが、一応計測してみました。

  • 上:ゴム先端約10mm+黒ベゼル約12mm=22mm
  • 左右:側面金属約3mm+ゴムパッキン約4mm+黒ベゼル約4mm=11mm
  • 下:ゴム先端約14mm+黒ベゼル約12mm=26mm

ナチュラルな光で肉眼に近い見た目に変える

上の画像はちょっと強い光をあてすぎたので通常は下のような光のあたり具合が実際の見た目に近いかもしれません。

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この見た目が肉眼で見るのと同じくらいの見た目です。

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裏面

裏面も頑丈さをアピールしている形状になっています。どこかロボットのような?近未来的な宇宙船のドアのような形。

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デザインは悪くは無いのですが、もっと薄くて金属だったら良かった気がします。それだと頑丈にならないのかもしれませんね。

ハードなドロまみれになったり泥水にぽっちゃり落としちゃったり、工事現場だったり山岳調査だったり、山奥の原人?だったり・・・の場合はかなり使えるでしょう。

裏の下のほうにはブットいストラップホールもあって落としても無くしちゃわないように首にかけたりできます。

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側面

ぶ分厚い、これほんと厚すぎる気がするけど、16mmもあるから薄いスマホ2台はゆうにあるでしょう。

上にイヤホンジャック、下にMicroUSBコネクタがある。それぞれゴムのフタが付いていてビスで留まっているのでフタは外れることはない。

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ちゃんとフタを閉じておかないと防水・防塵にはなりません。

ゴムの質感がよろしくない

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このゴムの外装はちょっとあまり良くないですね。

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近くで見なければ問題無いのですが、近くでじっとみると、ううん・・・

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近くで見てはいけないスマホ、もしくはディスプレイ以外は傷を気にしちゃいけないスマホですね。

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ディスプレイには保護シートが貼ってあります。指が滑りにくいので剥がしたいところですが、このままにしておきましょう。

ボタン類

左側

左真ん中あたりにあるPTT

PTTだけどうやって使うのかわからなかった。現在調査中です。

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こちらはSOS

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左上にカメラのボタンがあります。

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右側

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右側は音量ボタンと電源ボタンで普通です。

MicoriUSBコネクタが深すぎる

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コネクタがこんなに深いんです、普通のMicroUSBケーブル刺せません。ちなみにイヤホンジャックも深いです。

付属のMicroUSBケーブルは充電専用なので、PCと通信するときはどうしましょう。

MicroUSBケーブルの差込口のゴムを少し削ってさせるようにするしかないですね・・・

イヤホンジャックと気圧計

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イヤホンジャックも深くてイヤホンさせないと思いやってみましたが、ギリギリさせました。

SIMスロット・MicroSD

SIMスロットにアクセスするにはこのマイナスのビスを外さなければなりません。

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そんなことはなく、MicoroSIM2枚とMicroSDも別途入れられる。分厚いのは良いことだ♪

MicroSDは楽に入りますが、MicroSD2枚はキツイのでけっこう神経つかいます。外すときもきつかった。

Blackview BV6000 アプリ・機能

なにはともあれ日本語化

普通のAndroid6なので特に説明する必要もなさそうです。

ホーム画面

右画像のAntutuから下は自分でインストールしました。

結構少ないアプリで助かります。

通知パネル

普通のAndroidですね。テーマで色とかアイコンを少し変えてるみたいです。

ライトアプリもあるけど通知パネルのライトを押してもLEDフラッシュが点灯する。

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Smart Assistant

こちらも目新しくは無いですね。

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MiraVision

ディスプレイ設定にMiraVisionというのがありました。調べていないので詳しくは不明。

グローブモードもある

ハードな使用を想定してグローブモードもありました。

絵が書いてあるけどミトンのようなグローブでも使えるのかなぁ。

One Key SOS

これが側面左下のSOSボタンの設定です。

まずは、「Set the help contact」を見てみましょう。

下の+を押して「Add from contacts」を選択するとリストがでてくる。しかし?普通にウチに電話をかけるとかないのだろうか?

つづいて「Set the message content」を見てみましょう。

現在地座標付きのメッセージを設定できるようになっています。

SOSは長押しする

5秒間カウントダウンが始まって、5秒SOSボタンを押し続けていると緊急電話をかけます。

カウントダウン中はすごい大音量でピーッ、ピーッと音がします。

右側の画像になったときにSMSとかTELするようですが、SIMを入れてないのでかけられないって怒ってるようです。

ライト・コンパス

ハード仕様のスマホならではのアプリ

こういうアプリはUlefone Powerとかにもあった気がします。

気圧はCompassで計測しているようです。他にも気圧を表示できるアプリなどがあったらできそうで、トレッキングなどに役立ちそう。

Blackview BV6000 ベンチマークテスト

AnTuTu

Geekbench

ブランド 型番 計測OS AnTuTu Geekbench
Link 商品ページ レビュー カテゴリ
Sony Xperia Z3 Android4.4.4 48419 961 2678
Huawei Huawei P8 Max Android5.1.1 47497 792 3347
UMI  UMI Super Android6 46962 856 3179
シャープ AQUOS Xx mini 303SH Android4.2.2 46459 912 2858
Blackview Blackview BV6000 Android6 45918 732 2541
シャープ AQUOS SERIE mini SHV31 Android4.4.2 45179 911 2221
Sony Xperia C5 Ultra Android5.1 44591 800 4223
シャープ AQUOS ZETA SH-01H Android5.1 43238
LG L22 Android4.4.2 42845 930 2718
Xiaomi Xiaomi Redmi 3X Android6 41613 624 2660
MEIZU M3 note Flyme OS5.8 Android5.1 40416 737 2412

RAM・ストレージスピードテスト A1 SD Bench

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こちらで比較しています。

CPU-Zのスペック詳細

Blackview BV6000 価格調査

日本で買うとやはり割高のようです。

Blackview BV6000 使ってみた感想

分厚くてゴツいスマホです。その分頑丈にできているようですが、筐体のゴムの部分があまり良いゴムを使っていないようで、完成度が低い。

MTBダウンヒルとかトレッキングとかスポーツやるときには気軽にダイレクトにポケットに入れておくことができそうで、落っことしても大丈夫そうなので良いかもしれませんね。

あと、工事現場とかハードなお仕事をする方にはもってこいかもしれません。

スーツ着てこのスマホ持つとちょっと違うかなぁ、会社とかに持っていったら上司に怒られたりして(そんなわけないですね。)

そういうわけで、スポーツなどハードなシーンでは使えそうですが、日常の会社とか営業などのシーンではちょっと合わないかもしれません。

普段使いではなくアドベンチャー仕様です。

このゴツさでやっと防水・防塵機能が実現できる技術ならば日本のスマホのほうが技術は上となるでしょうけど、どうなんでしょうか?

iPhone7はこれより低いIP67ですがスマートになっていますし、iPhoneを真似る企業がたくさんあるのでこれからは防水・防塵が流行るのかもしれません。

日本のXperiaなどは昔からスマートな筐体で防水・防塵なのでこの技術が中華スマホのメーカにもあって、高級感がある筐体で防水・防塵の中華スマホが出てきたら、もう日本スマホ撤退でしょう。

Blackview BV6000

コメント

  1. yuiaria より:

    生体認証 指紋ってなってますが確か指紋認証なかったはずですよ。

    • GO より:

      yuiaria様
      ご指摘ありがとうございます。たしかに指紋認証ないですね(汗)
      修正しておきました。感謝です!

  2. Stingray より:

    はじめまして、BV6000を購入しました。
    早速、simカード等を入れて設定を始めたのですが、wi-fiが一旦はつながるのですが直ぐに切れてしまいます。その他何ヵ所か設定をONにしても直ぐに前の設定に戻ってしまいます。
    何かおかしいのでしょうか?

    • GO より:

      Stingray様
      コメントありがとうございます。
      SIMカードなどを全て抜いて初期設定されるとうまくいくかもしれません。
      自分の場合はSIMカード入れずに初期設定したら問題なくネットにつながりました。
      調子悪い場合は再起動したり初期化すると元に戻るかもしれません。
      普通のAndroidなので他の素のAndroid機とやり方は違いません。

      • Stingray より:

        GO様
        初期化したら問題なく作動する様になりました。
        助かりました、有り難うございます。

  3. 12 より:

    初めまして、私もbv6000を11月位から使い出してmineo dで使っています。
    重いのと大きいのには慣れるものですね。
    メーカー側もandroid7.0まで引き上げられて
    それに伴ってカメラの画質の問題等も解決しました。
    7.1もロールアウトする予定らしいですが
    ルート化も出来ますし、概ね満足です。

    • GO より:

      コメントありがとうございます。
      bv6000ルート化もしましたか!素晴らしい♪
      自分にはちょっと向かなかったのですが(汗)かなり人気があるようですね。

  4. ホワイト より:

    大きすぎて、今までのバイクやクルマのスマホホルダーに合致しないのが悩みです
    以前はTORQUE01を使っていたのですが、スペックに現れない使いやすさでは、
    まだまだ国産には及ばないとは感じます。
    とはいえ中華純正スマホの魅力を十分感じております。

    陰ながらブログを楽しみに読んでおりました。これからも楽しみにしております。

    • GO より:

      ホワイト様
      Blackview BV6000完成度低いですよねぇ、
      コレだったら国産のにはまだまだ及びませんが、Xiaomi機やLeEco、Huaweiなどは完全に日本製の上を行っちゃってて悲しい限りです(泣)
      富士通・シャープなんかはプラ製が得意のようでプラ成形技術しかないのか?メタルのが出ないんですよねぇ、安っぽいし。
      唯一Xperiaだけ検討してますがXなんて、Xiaomiのミドルスペック機レベルになったかなぁという印象
      中華スマホは今年前半あたりから完全に日本製を抜き去っている気がします。日本人としてはホント残念ですが消費者としては争ってもらって良いもの作って貰いたいです。
      他の方はどういう印象なんでしょうか?気になります。

  5. ホワイト より:

    当機種でauのLTE通話simで使用したところ、
    データ使用はできるものの通話はできませんでした。
    simフリー機は初めてなのですが、auは相性がよくないようですね。
    これを機会にドコモ系のsimに変えてみようかと思います。

    • GO より:

      ホワイト様
      auは場所によってデータ通信もできないところがあるようなのでやはりドコモ系のほうが良いと思います。
      Blackview BV6000を使ってますか?どうなんでしょう?防水は良いのですが分厚くないですか・・・
      自分としてはもう少しスマートに仕上げてもらいたかった気がしますが、アウトドアではピッタリですね。

  6. 通りすがり より:

    PTT用のアプリは箱の横にQRコード付いてて飛べるようになってますよ!

    • GO より:

      あっ!マジですか(汗)よくみてなくてスミマセン。ほんとドジなものでm(_ _)m
      有力情報ありがとうございます。

  7. 匿名 より:

    初めまして、通りすがりの者です。
    PTTボタンですがPush to Talkのボタンではないでしょうか(トランシーバーで喋るときに押す横のボタンのような)。
    話すときだけ押すようにして使うとか…。

    • GO より:

      コメントありがとうございます。
      はいトランシーバーのPTTボタンですね・・・ただどのアプリを使うのか?分からないのです(汗)
      トランシーバーになるアプリ?では使えそうですね。

  8. ハットリ より:

    失礼します。

    本日ドコモ系のフリーテル購入しました。
    アンテナは立つのですが、ネットが繋がりません。
    APNも規定の通りにしたのですが、何かコツが
    あるのでしょうか?
    おわかりであればご指導下さい。

    • GO より:

      ハットリ様、こんにちは
      基本的なことですが、「モバイルデータ」はオンにしてありますか?
      あとはSIM2枚刺しなので該当SIMのほうに設定してないとか、
      自分がやったのはドコモSIM・So-netSIMともにデータ通信いけました。

  9. ハットリ より:

    GO様
    ありがとうござます。初心者の海外機なので戸惑いました。対応はむりでも個人判断で入れればドコモ回線は行けるという事ですかね。
    スピーカーは、いろんなアプリなどもためしましたが、改善されずおそらく断線ですね。
    アマゾンの評価にも同じような人がいました。
    多少のトラブルは海外製なので覚悟は、しておりました。
    Go様のサイトは解り易く勉強になります。ありがとうございます

    • GO より:

      ハットリ様
      はい、少なくともドコモSIMとSonetSIMはTEL・データ通信できました。
      そうですか、スピーカー断線(汗)ですか。自分のはまだ音が鳴るようです。
      ありがとうございます♪ もっとわかりやすく説明できるように精進します。

  10. ハットリ より:

    本日楽天モバイルに行くと対応不可でした。
    使えるSIMのキャリアご存じでしょうか?
    急にスピーカーから音が出無くなったのですが、アプリ
    とか関係ありますか?
    ご存じであれば教えて頂けると助かります

    • GO より:

      ハットリ様
      コメントありがとうございます。
      SIMフリー機なので楽天モバイルでは対応してくれないでしょう。
      ドコモ回線を使用しているのでつながると思います。ドコモSIM・So-netSIMではつながりました。
      スピーカーはちょっと分かりません。アプリでサイレントにする設定とかがあればそちらが原因かもしれません。