海外通販BanggoodからXiaomiから独立したブランドのPOCOフォン M4 Pro 5Gがやってきたので紹介します。
POCO M4 Pro 5Gは200ドル切りなののに5G・NFG・リフレッシュレート90HzでSocはMediaTek Dimensity 810でAntutu31万台と、メイン機として使っても十分に使える一台に仕上がっています。


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Xiaomiから独立したとはいえ、中身のOSはXiaomi製AndroidベースのMIUI12.5になっていて、操作感はほぼXiaomiスマホと変わりありません。


XiaomiスマホとPOCOスマホの一番の違いはやはり価格で、安いXiaomiスマホよりさらに2~3割ほど(それ以上?)は安くなっています。

かなり久しぶりにスマホのレビューです。
個人的には現在はGalaxy S21 5Gを使って(ほとんど使ってないけど)いて、
カメラ性能以外はスマホって進化がスローペースになった気がします。
オッサンなので、やはり画面が大きいタブレットのほうがなにかと使い勝手も良いですね。
カラーは3色でブラック以外はちょっと奇抜な色でサブ機として色で遊んでも楽しい。



POCO M4 Pro スペック
M4 Proは5Gバージョン(↓中央)とLTEバージョン(↓右側)があってディスプレイサイズがちょっと違って、SocもMediaTek製ですが5GはDimensity810でLTEはHelio G96と違います。
POCO M4 Pro 5GだけデュアルカメラでM4 Pro LTEとX4 Proはトリプルカメラ。
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---|---|---|---|
機種名 | POCO X4 Pro 5G | POCO M4 Pro 5G | POCO M4 Pro |
メーカー | POCO2318 | POCO2187 | POCO2319 |
価格調査 | 価格調査![]() ![]() ![]() | 価格調査![]() ![]() ![]() | 価格調査![]() ![]() ![]() |
OS | Android | Android 11,MIUI for POCO | Android |
Socブランド | Qualcomm | MediaTek | MediaTek |
Soc | Snapdragon695 | Dimensity 810 | Helio G96 |
メモリ | 6/8GB | 6/8GB | 6/8GB |
ストレージ | 128/256GB | 128GB/256GB | 128/256GB |
ディスプレイ | 6.67インチ(パンチホール) | 6.6インチ(パンチホール) | 6.43インチ(パンチホール) |
解像度 | 2400x1080 | 2400x1080 | 2400x1080 |
パネル | 有機EL 120Hz | TFT 90Hz | 有機EL 90Hz |
画素密度 | 395ppi | 399ppi | 409ppi |
バッテリー | 5000mAh | 5000mAh | 5000mAh |
フロント カメラ | 1600万画素 F値2.4 | 1600万画素 F値2.45 | デュアルカメラ 1600+2.4万画素 |
リア カメラ | トリプルカメラ 10800万画素 F値1.9 0.7µm 広角800万画素 F値2.2 マクロ200万画素 F値2.4 | デュアルカメラ 5000万画素 F値1.8 超広角800万画素 F値2.2 | トリプルカメラ 6400万画素 F値1.8 1.4µm 広角800万画素 F値2.2 マクロ200万画素 F値2.4 |
重量 | 205g | 195g | 179.5g |
サイズ 縦x横x奥行 | 164.19x76.1x8.12mm | 163.56x75.78x8.75mm | 159.87x73.87x8.09mm |
SD | MicroSD(最大1TB) | MicroSD(最大1TB) | MicroSD(最大1TB) |
Bluetooth | V5.1 | V5.1 | V5.0 |
NFC | ○ | ○ | ○ |
GPS | ○ | ○ | ○ |
WiFi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
生体認証 | 指紋 | 指紋 | |
充電 | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
SIM | Dual(NanoSIM2枚) | Dual(NanoSIM2枚) | Dual(NanoSIM2枚) |
2G(GSM) MHz(BAND) | 850(5-26),900(8),1800(3),1900(2) | 850(5-26),900(8),1800(3),1900(2) | 850(5-26),900(8),1800(3),1900(2) |
3G(W-CDMA)MHz(BAND) Docomo(1,6,19),au(1,18) Softbank,Y!mobile(1,8,11) | 2100(1),1900(2),1700(4),850(5),900(8),850JP(6),800(19) | 2100(1),1900(2),1700(4),850(5),900(8) | 2100(1),1900(2),1700(4),850(5),900(8) |
4G(LTE)MHz(BAND) Docomo(1,3,19,21,28,42) au(1,3,11,18,26,28,41,42) Softbank,Y!mobile(1,3,8,11,28,41,42) | 2100(1),1900(2),1800+(3),1700(4),850(5),2600(7),900(8),700ac(12),700bc(17),800Lower(18),800Upper(19),800DD(20),850+(26),700(28),TD2600(38),TD2300(40),TD2500(41) | 2100(1),1900(2),1800+(3),1700(4),850(5),2600(7),900(8),700ac(12),700bc(17),800DD(20),700(28),1700/2100(66),1500 L-band(32),TD2600(38),TD2300(40),TD2500(41) | 2100(1),1900(2),1800+(3),1700(4),850(5),2600(7),900(8),800DD(20),700(28),TD2600(38),TD2300(40),TD2500(41) |
5G MHz(BAND) Docomo(N78,N79) au(N77,N78) Softbank,Y!mobile,楽天(N77) | 2100(N1),1800(N3),850(N5),2600(N7),900(N8),800(N20),700(N28),2600(N38),2300(N40),2500(N41),3700(N77),3500(N78) | 2100(N1),1800(N3),850(N5),2600(N7),900(N8),800(N20),700(N28),2600(N38),2300(N40),2500(N41),1700(N66),3700(N77),3500(N78) | |
Wish | 1 1 | 3 2 | 1 1 1 |
トリプルカメラでコスパ重視な場合は26000円弱のPOCO M4 Pro LTEを選ぶとよさそう。
あと、自分のような田舎住みの場合は5G無くてもLTEだけで十分にやっていけると思うので、当面はLTEスマホでいいですね。
POCO M4 Pro 5Gレビュー
今回は5GバージョンのPOCO M4 Proがやってきたので実機をみていきましょう。
Banggoodの梱包
Banggoodの日本ダイレクトメール配送が今回もヤマト宅急便でやってきました。佐川急便での配送は?もうやめたのかな?

エアチューブに入っているので無傷。電源プラグの変換アダプターも同梱されていました。

化粧箱は全くの無傷♪


付属品

付属品はケース・USBアダプター・USBケーブルと必需品はすべて入っています。


POCOシールと分厚い取説など
取説などの紙媒体も入っていて、黒・黄色のPOCOシールが大小いろいろと入っていてシール好きにはたまらないです。

USBアダプターはCタイプ
USBアダプタはCタイプ(ヨーロッパ・韓国などで使える)なところが残念で、日本で使えるAタイプへの変換アダプターはBanggoodが同梱してくれています。

USBアダプターもXiaomi製ですね。
変換アダプタをつけると↓こんな感じで長くなってしまうので、できればGaN充電器などの高出力のUSBアダプターを別途用意するのも良いかもしれません。

ただ、付属のUSBアダプターもQuick Charge3(POCO M4 Pro本体のSocはMediaTek製なのでQuick Charge規格のQualcommとは無関係)のアイコン(下にQRコードの右側のアイコン)がついているので最大27Wの急速充電ができそう。
ディスプレイ面
ディスプレイ面はごくごく普通のスマートフォンといったお顔で、フロントカメラがパンチホールで左右上のベゼルは細く下のベゼルは太めになっています。





ディスプレイ面はどのAndroidスマホもほぼこのような見た目で、あまり区別はつかない。
裏面
裏面のみPOCOフォンとわかるようなデザインでカメラにこだわっているっぽい見た目がカッコいい。





Xiaomi Redmi Note 11などとデザインはあまり変わりはなく、カメラ部分の構造がほぼ一緒で、カメラの右側のつや消しのブラック枠のみがPOCOオリジナルな特徴といったところ。
ケースをしなければかなりカッコいい見た目ですね。
リアカメラ
リアカメラは5000万画素と119度の広角800万画素の2眼。

↓右の大きなレンズが5000万画素のメインカメラ、左側の4つの丸の右上が広角カメラで右したはLEDフラッシュ、

左下の「AI」の文字はダミーで左上の赤丸も?ダミーみたいですね。

Xiaomi Pad 5もハイスペック版(中国版)用にレンズの一つがダミーで、POCO M4 Proのハイスペック版のPOCO X4 Proは1億800万画素のトリプルカメラで↓赤い点の部分もレンズになってますが、「AI」の部分はダミーになっています。
XiaomiやPOCOの製品は経費節約のためにハイスペックとミッドレンジのガジェットを同じようなデザインにして価格に還元しているようですね。

カメラ写りも普通でメインカメラは5000万画素のF値1.8なので明るい写真が撮れました。

昼間のちょっとうす暗い部屋の中を撮影してみました↑、結構明るく撮れてます。
指紋認証付きの電源ボタンと音量ボタン
指紋認証兼用の電源ボタンで、指紋を登録すると電源ボタンをタッチするだけで認証と画面表示の2つの動作を同時にしてくれるのが便利。

ディスプレイ面から向かって右が電源とボリュームボタン、左側がSIMスロットになります。

SIMスロット
SIMスロットは左上にありSIMピンでスロットを取り出す標準的な仕様。


SIMスロットはまだまだ・・・1ポートはMicroSDカードとSIMが兼用になっていて不便ですが、経費節約していて価格が安いので仕方がないですね。

USB Type-Cポートとイヤホンジャック

最近の若い方は有線のイヤホン(使ったことない世代)が珍しいらしくて、「あえて」有線イヤホンを使う人が増えているらしいですね。なので、POCO M4 Pro 5Gはそういった人向けにピッタリです。


個人的には有線イヤホンは装着するとケーブルがホッペタや首筋などをコチョコチョされるのでストレスになってあまり使いたくはありません。
POCO M4 Pro 5G MIUI・設定・ベンチマーク
続いてPOCO M4 Proの中の気になった部分を紹介します。
MIUI 12.5
OSはAndroidベースのMIUI for POCOのMIUI12.5で、ノーマルMIUIとの違いは、あまりないのですがPOCOストア・POCOコミュニケーションアプリが入っているところが主な違いかな。



いずれにせよ、ほとんどMIUI OSと思っておいても問題ありません。
アプリ
最初にインストールされているアプリはGoogle関連(Playストア含む)MIUIのセキュリティやテーマアプリなど、それとちょっとしたゲームもいくつか入っていました。


MIUIやGoogleのアプリ以外は全部中国製のTikTokやPUBGなどの世界的に有名なアプリがインストールされている。
画面ロック
ロックは指紋・顔認証・Bluetooth・PINなどと、


SIM設定
SIMは1GBまで無料の楽天SIMを入れたらちゃんと認識しませんでした・・・


いつも使っているIIJMIOはSIMカード差しただけですぐに使えるようになりました。


ただ、ウチは田舎なので↓4G+までしか電波拾えず、5Gはもう少し都会に行かないと使えない。

Antutu
Antutuは31万台でミッドレンジスマホレベルで、3Dゲーム以外はほとんどの事に使えます。


GeekBench
こちらもあまり高いスコアではないのですが、普通に使うには問題ないでしょう。


CPU-Z





A1 SD Bench

3DMark
ちょっとカクカクしてあまり3Dゲームには向いてなさそうです。


Wild Lifeを何回テストしても途中で終わってしまってちゃんと計測できなかった・・・
POCO M4 Pro 5G カメラ性能は普通
一番気にしているカメラ性能が思ったよりも普通でした。200ドル台な価格帯で良いレンズとシステムを導入するのはちょっとコクで、頑張ったほうかな?ちょっと見てみましょう。
写真
画像サイズにFullが追加されて、写真をミニチュアジオラマ風にしてくれる「チルトシフト」も追加されています。


チルトシフトは丸く中心に焦点があって、周りはすべてぼかしになる画像になります。

ちなみに近くのものを撮影する時には10cmくらいまでピントが合いました。
ポートレート
思ったよりも明るく背景ぼかしも自然な感じに撮影できました。



プロ
プロもありますが、WB(ホワイトバランス)を曇りにしたらかなり黄色っぽい画像になってしまいました。プロはまだ自分には使いこなせないようです・・・



その他の機能
夜景・タイムラプス・スローモーションなどの機能もある。


よく使う機能をスタート画面に移動することも可能。
スローモーション
スローモーション機能は撮って、いらない箇所は通常のスピードでスローにしたいところを調節する編集機能が追加されてGalaxyとまではいかないものの便利になった。



以前のMIUIスローモーションは10秒くらいの一定時間でしか撮影できなかったので進化してますね。
設定


POCO M4 Pro 5G まとめ
3Dゲームをプレイしない・カメラ性能にこだわりがない、ほとんどの人が普通に使って満足いくスマホに仕上がっています。
カメラ性能・ゲーム速度にこだわりがある場合はハイスペックなスマホをメインにして、POCO M4 Proはサブ機として使うのもコスパ高すぎなのでありだと思います。
それと、そろそろ5Gスマホを試してみたい方にも安価に導入できるのでよさそう。



カメラ性能が「並」なのがちょっと不満点ですが、値段にしてはカメラも頑張ったほう、やはりカメラ性能が良いスマホはそれなりの値段しますね。

正直言うとスマホは家電のような一般的なガジェットになってしまって進化もあまりなく、ほとんど興味がなくなってしまいました。
ただ、カメラ性能がアップしてきているので、コンデジや一眼レフの代わりとして気軽に撮れるカメラとしては優秀ですね♪
ということで、振り出しに戻ってスマホはやはりカメラ性能の良いGalaxyかXperiaかなぁと思っている今日このごろ。
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