ディスプレイ付きでデザインが良くペンタイプ、高性能でファームアップやプログラムも可能な唯一無二のはんだごてMINI TS100のメーカー「MINI WARE」から新たにステンレス製の精密電動ドライバーが出たのでレビューします。
MINI製の精密電動ドライバーなのでかなりこだわった作りで、金属製質感最高!男子だったら一度は手にしたくなるようなメタリックな見た目でやはりMINI製なのでディスプレイ付き。
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通常のドライバーのように手を回した方向に電動ドライバーが回転するというモーションコントロールがかなり素敵な機能でこちらも唯一無二の機能。どうやって動くかこちらの動画でご確認ください。
ねっ!スゴくないですか?ステンレス製で質感最高+モーションコントロールでギミックが効いていてこれは男子だったら一本は持つべきガジェットではないでしょうか?
ではみていきましょう。
やってきたのは最新バージョンのMINI ES121で旧バージョンのES120もあります。違いは見たところ
- ギアボックス:1:44 → 1:64
- 無負荷速度:約270rpm → 約380rpm
- 最大電子トルク:2.5kgf.cm → 1.5kgf.cm
ということ。最大電子トルクが低くなっているので?多分どちらかが間違っているようです。
ギアボックスは1:64でES120よりも高速回転になりました。先端は4重構造になっていて↓メタリックな見た目がカッコいい。動作は一番先端の6角穴のみ回転します。
MINI ES121 本体・仕様
箱
透明プラに入っている金属製の本体が見えて素敵なみため。
付属品
星型6角ビットや「+」「-」のビットが専用ケースに各7本ずつビットが合計16本はいっていました。
ビットには磁力がありましてドライバーの6角穴に近づけると吸い付いて装着されます。
操作はディスプレイ下のボタンを押しながら手を回して操作する。↓
スマホやラップトップなどの殻割りで使えそうです。
取説
またPDFマニュアルがES120用とちょっと古いのですがありました。↓
仕様
MicroUSB充電の最高速度380rpm、トルクは1.5kgf.cmでそれ以上になると手回しになります。
仕様 | |
---|---|
電圧 | 3~5V |
最高速度 | 約380rpm |
電子トルク | 1.5kgf.cm |
最大トルク | 30kgf.cm(手回し) |
ビット | 4mm六角 |
充電時間 | 45分 |
動作時間 | 30分 |
充電 | MicroUSB 5V |
MicroUSB充電・アップデート
MicroUSBポートが後ろにありますので刺して45分で充電完了。充電しながらドライバーを使うことも可能です。(MicroUSB接続したときにディスプレイにDFU3.44の表示が出たらDFUモードでPCと通信モードなので操作不可になります。)
それと、このMicroUSBポートとPCにつなげてファームウエアアップデートも可能。ちょうど新しいファームウエアがありましたのでアップデートしてみました。下のほうで詳しく書いておきます。
モード変更
ボタンを3回クリックで調整画面でモードを変更できます。↓
通常の1~4のモードはモーションコントロールを効かせるといきなりMaxスピードで回転しだします。
- 1(トルク強い)~4(トルク弱い)(スピード調整不可)
- A:スピード調節モード
- P:不明(プログラムモード?)デフォルトで4と同等の機能
スマホなどを殻割りするときはビスにぐっとあてた状態で回転(手をちょっと傾ける)させるとうまくいきました。精密ドライバーなので外す時は最初に手動で少し回してその後、電動で外していくといった感じでしょうか。
他の電動精密ドライバー比較
比較といっても他の製品はXiaomiもOEM製品で出した以下の電動精密ドライバーしか候補が無いっぽい状態です。
XIAOMI Wowstick Screwdriver
XIAOMI Wowstick ScrewdriverはBanggoodで2000円前後まで価格が下がっていました。こちらもペンタイプでコンパクトなので机の引き出しに忍ばせておくのもよさそう。
XIAOMI Wowstick Screwdriver
日本製で日本で売っているもっとスゴイ質感のさらにスゴイ性能の電動精密ドライバーを探してみましたがありませんでした・・・・
ミニ電動ドライバー
無かったのでミニ電動ドライバーで探してみましたが、あってもこういった↓おもちゃっぽいものありませんでした。これはこれで実用十分かもしれませんが男子として欲しいと思える商品ではないですね。
MINI ES121 トルクの強さの比較
トルクは以前レビューしたXiaomiの精密電動ドライバーと同じくらいかな?Xiaomiのほうは0.2N・m(ニュートン・メートル)と約2kgf・cm(キログラム・センチメートル)ほどのトルクの強さのようで仕様としてはXiaomiの精密電動ドライバーのほうが強い。
ただ、使った感じはこちらのES121のほうがトルクが強く感じました。Xiaomiのほうは指でつまんだらストップしますが、こちらのES121は最強モードの「1」にすると指でつかんでも回転が止まらず、最弱モードの「4」だと強く掴んでギリギリ止まるかなぁ、といったところ。
MINI ES121 質感
XIAOMI Wowstick Screwdriver↓も悪くない質感でしたがES121のほうが全然高級感があってグッとくる質感で惚れ惚れします。
XIAOMI Wowstick Screwdriverの優れている点としては操作時手元にLEDライトが点くところ。ES121はLEDライト点きません。
優れている点は第一にディスプレイがついていて操作時にビスが入っているか外れてるかアニメーションで表示される。
指で持つ部分はひし形に彫り込みしてあってグリップ力が高くなる。
ディスプレイ裏面はMINIアイコンなどのプリント。
ステンレス製なので全体的な見た目もかなり良いがずっしりと重い持った感じ。しかし実測で107gなのでそれほど重くは無いようです。重さは軽くなるか分かりませんが、銅合金製(Chrome)のES121もあります。
MINI ES121 ファームウェアアップデート
MINIWAREのスクリュードライバーのページ、ステンレスと銅合金製があります。
FORUM(フォーラム)にファームウエアのページがありました。
こちらのV1.10をダウンロードしてファームウエアアップデートしてみましょう。
ダウンロード完了したら解凍すると「ES120ES121APPV110.hex」というファイルができます。
ES120ES121APPV110.hexの拡張子を「rdy」に変えてES121にアップロードします。
PCと通信するためにDFUモードにするにはMicroUSB接続した状態でボタンを長押しで、DFU:3.4●の表示になりPCにマウントされます。
PC側には以下のように「C2DCCAF4」と表示されました。
ここにES120ES121APPV110.rdyをコピーすれば完了。
アップデート完了しました♪
MINI ES121 使ってみた感想
モーションコントロール機能がある唯一の電動精密ドライバーで精密ドライバーをよく使う方には便利アイテムとして使えそう。
自分はMacを辞めてしまったので最近は殻割りしていませんが、もしまだMac使っていたら殻割り改造に大活躍な電動精密ドライバーです。
ステンレス製で質感もよく所有する満足感が得られるガジェットですが、今は実際に使うのはたまぁにしかなさそうなので、引き出しにしまっておいて時々眺めてたりしてみます。
MINI電動精密ドライバーは日本でも売ってましたが旧バージョンのES120で19500円ほど・・・でしたのでBanggoodの倍の値段です。やはり中華ガジェットは地元で買うほうがお得みたい。
コメント
お久しぶりです。
これって奥さんに出品するんですか?
お久しぶりですー
いえ、今のところ出しません。