バルブをつなげてボタンを押すだけで空気が入り、自動車や自転車のタイヤ・ボール・浮き輪などの空気を手間いらずで電動で入れられる電動空気入れを紹介します。
最近はコンパクトタイプな電動空気入れも増えてきていますので、自転車・バイクの携行時にもかなり使えるサイズになってきました。
- 電動空気入れ おすすめランキング10選 (現在このページにいます)
- Xiaomi電動空気入れレビュー
コスパ重視な場合は3千円ほどの価格でバッテリーがなくシガーライターに差して給電するものもあり、コンパクトなのでクルマの中に入れておけば安心です。

クルマ・バイク・自転車・ボール、ご自分の使用用途にあった電動空気入れを選んでみてくださいね。
空気入れの種類

空気入れといっても空気を入れるタイヤやボールによって、手動・電動、コンパクトなどのタイプが違うので、どんな空気入れがあるのか簡単に見ていきましょう。

ここ数年でコンパクトなバッテリー内蔵の電動空気入れがでてきたので、空気入れが必要な場合はチェックしておくといいですね。

上記の空気入れのうち、★が付いている電動・シガーソケット給電、電動・バッテリー給電のおすすめ10選を紹介します。
バルブの種類と空気圧単位
バルブの種類

ボールやタイヤなど空気を入れたいものによって様々なバルブがありますので、ここで簡単に説明していきます。
クルマのバルブ
スナップインバルブとクランプインバルブがあります。
たいていの自家用乗用車はスナップインバルブで、電動空気入れはそのまま装着できるかアタッチメントが付いているので買ってすぐに使えます。

クランプインバルブはトラックや大型の自動車に使われています。
自転車のバルブ

自転車は、米式・英式・仏式の3種類
主に以下のように自転車のタイプによってバルブも違ってきます。米式は日本ではあまり使われていません。
- 米式:マウンテンバイク
- 英式:ママチャリ
- 仏式:ロードバイク・マウンテンバイク・クロスバイク

自転車乗りの場合はどのチューブが使われているか、輪行前に把握しておきましょう。

自転車が多い場合は↑上記のような変換アダプターが500円ほどで販売されていますので一つ持っておくと便利です。
ボールの空気入れ
ボールの空気入れのアタッチメントは以下のように差し込んで空気を充填するピンタイプのものになります。

電動空気入れには同梱されていないものもありますので、買う前にボール用のアタッチメントが入っているか確認しましょう。
アタッチメントが付属してなければ別途500円ほどで買う必要があります。
浮き輪・ビーチボール プラスチックノズル
浮き輪・ビーチボールなどのプールや水辺で遊ぶものの空気入れのアタッチメントは↓右側の黒いアタッチメント2種になります。

こちらは電動空気入れには同梱されていない場合がありますので、使う時は別途用意しましょう。
↑上画像のアタッチメントは399円でしたので浮き輪を使う場合は予め用意すると便利です。
空気圧の単位は4つ

空気圧の単位はkgf/cm2、PSI、kPa、barの4つの単位があります。
クルマは主にkPaを使っていて自転車はPSIとbarの表示がタイヤに刻印されています。
- PSI(ポンド・スクエア・インチ):1PSI=6.89476kPa
- bar(バール):1bar=100kPa
- kPa(キロパスカル):1kPa=0.01bar=0.01019716..Kg/cm²
- 1Kg/cm²(重量キログラム毎平方センチメートル):1Kg/cm²=98.0kPa

タイヤやボールの種類によってかなり差はありますが、大まかには以下のような空気圧になります。
- 自転車:45psi、調節範囲30~120psi
- バイク:2.4bar、調節範囲1.8~3.0bar
- クルマ:2.5bar、調節範囲1.8~3.5bar
- ボール:8psi、調節範囲4~16psi
以下のような空気圧の目安もありました。

空気を入れる前にタイヤの側面やボールに書いてある空気圧を確認してから空気入れを使うとよいですね。
電動空気入れの特徴

それでは、最近主流になりつつある電動の空気入れの特徴を見ていきましょう。
シガーライター給電と、バッテリー給電がある
電動の空気入れはクルマのシガーライターに差して電気で空気を圧縮してタイヤやボールの空気を入れる電動空気入れと、
空気入れにバッテリーが内蔵されていて、USBやACアダプターで充電して使う2つのタイプがあります。

シガーライターにさすタイプは3千円ほどと低価格で、バッテリー内蔵タイプは4千円~8千円前後の価格になります。
メリット

電動空気入れのメリットをみていきましょう。
- バルブにセットしてボタンを押すだけで空気を入れられる
- 自転車・クルマ・ボールなどの空気圧を選べば、空気圧が上がったら自動停止する
- コンパクト・軽量の電動空気入れが増えてきた
- 充電式の電動空気入れは場所を選ばずどこでも使える
デメリット

電動空気入れは音がでますので、騒音には注意が必要です。
- コンプレッサーの音が50~70dbほどと騒音が出るので静かな場所では使いづらい
- 充電タイプのものは充電しないと使えない・シガーライター給電はクルマが無いと使えない
電動空気入れ おすすめランキング10選

それでは電動空気入れおすすめランキング10選を紹介します。
9位と10位はシガーライタータイプのクルマで使うバッテリー無しの電動空気入れ
8位のガンタイプはACアダプターで充電
1位~7位まではUSB充電のモバイル電動空気入れです。
用途にあうあなただけの電動空気入れを選んでみてくださいね。
AstroAI 電動エアコンプレッサー
空気圧 | 最大100psi |
---|---|
バッテリー | なし(シガーソケット給電) |
サイズ | 9.91×19.15×21.84cm |
重量 | 1590g |
その他 | 36ヶ月安心保証・液晶ディスプレイ・手元LED・収納袋・電源コード長277cm・ホース長78cm |
クルマのシガーソケットに給電するタイプの電動空気入れ
コンプレッサーデザインがカワイイ電動空気入れ
バッテリーはなく、クルマのシガーライターから給電するのでクルマのタイヤやクルマのそばで空気を入れる。
5種類のアタッチメント同梱
Niccen 電動エアコンプレッサー
コスパ重視なシガーソケットで給電するタイプの電動空気入れ
クルマのシガーライターから給電するので、クルマやクルマでの移動時に使う電動空気入れ。
3千円ほどと安いので、クルマでしか使わない場合にコスパ高
DigHealth 電動エアコンプレッサー
ガンタイプの電動空気入れ
クリップや5種類のアタッチメントが豊富
ACアダプター充電でUSB充電でないのが残念なところ。
zepan 自動車 空気入れ
円柱タイプのハンドルが付いた電動空気入れ
シガーソケット・USBの2つの充電が可能
4種類のバルブアタッチメント付き
JanGoo 電動エアーポンプ
アルミ合金のスタイリッシュな電動空気入れ
クリップ付きなのでママチャリにも空気入れ可能、アタッチメントは4種類
xiaomi USB電動空気入れ
シャオミのオシャレな電動空気入れ
カッコいいデザインが特徴のLCDディスプレイ表示な電動空気入れ
自動車・オートバイ・自転車・ボールの空気を入れることが可能
手元を照らすLEDライト付き
Reesibi 電動 空気入れ
コンパクト・USB Type-C充電の電動空気入れ
コンパクトなのに2000mAhの大きめバッテリー搭載でUSB Type-C充電の電動空気入れ
ホースは本体に収納されていて引き出すタイプ。
アタッチメントは4種類で自転車(米・仏式)・クルマ・ボール・浮き輪に空気入れ可能
マキタ 充電式空気入れ18V
空気圧 | 最大121psi(830kPa) |
---|---|
バッテリー | 交換式18V BL1860B(6.0Ah) DC充電 |
サイズ | 26.6x8x17.4cm |
重量 | 1.7kg |
その他 | 手元LEDライト・デジタルディスプレイ・アダプタ、ホース収納可能・ホース長65cm |
安心のマキタ製電動空気入れ(本体・バッテリーケース付き)
マキタのバッテリー交換可能な充電式タイヤ・ボール電動空気入れ
充電は専用充電器ででの充電なのでかさばるところが残念。
手元LEDライト・バックライト付きの液晶ディスプレイ・アダプタ収納可能
電動工具をマキタでそろえている方はバッテリー(18VバッテリBL1860B(6.0Ah))を使い回せます。
本体のみだと7,500円ほどで買えますのでバッテリーをお持ちの場合は本体のみあれば安上がりで便利。
AirXwills エアコンプレッサー
スリムコンパクトで携行に便利な電動空気入れ
エアホースで狭い自転車のバルブにも装着可能
アタッチメント4つ同梱
CYCPLUS 自転車 空気入れ
スリムでコスパ良く自転車で携行に最適な電動空気入れ
バッテリーが500mAhと小さい分、スリムで軽量なので自転車に携行するのに最適な電動空気入れ
MicroUSBで充電して何度も使えるのが便利

3位のマキタ電動空気入れは約28000円とかなり高いのですが、バッテリーだけで14000円で本体は8千円ほどなので18Vのマキタ電動工具バッテリーを使っている場合はコスパ高いですね。
電動空気入れ まとめ

お気に入りの電動空気入れは見つかりましたでしょうか?
クルマに一台常備してもいいし、コンパクトなものは自転車に携行して輪行に出てもいざというときのために便利ですね。

ご注意いただきたい点は、コンプレッサーで空気を圧縮するためにどうしても騒音が出てしまうので夜間の使用には注意しましょう。
使うシーン
- クルマやその周辺:コスパ良なシガーライター給電式空気入れ
- 自転車・クルマ・バイク・ボール:USB充電式空気入れ(場所・タイヤ・ボールを選ばない)

クルマのタイヤ空気入れメインで使う以外は、USB充電の電動空気入れを選んだほうがよさそうです。
電動空気入れ 10選比較

紹介した電動空気入れを比較しながら選んでみてくださいね。
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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商品名 | CYCPLUS 自転車 空気入れ | AirXwills エアコンプレッサー | マキタ 充電式空気入れ18V | Reesibi 電動 空気入れ | xiaomi USB電動空気入れ | JanGoo 電動エアーポンプ | zepan 自動車 空気入れ | DigHealth 電動エアコンプレッサー | Niccen 電動エアコンプレッサー | AstroAI 電動エアコンプレッサー |
特徴 | スリムでコスパ良く自転車で携行に最適な電動空気入れ | スリムコンパクトで携行に便利な電動空気入れ | 安心のマキタ製電動空気入れ(本体・バッテリーケース付き) | コンパクト・USB Type-C充電の電動空気入れ | シャオミのオシャレな電動空気入れ | アルミ合金のスタイリッシュな電動空気入れ | 円柱タイプのハンドルが付いた電動空気入れ | ガンタイプの電動空気入れ | コスパ重視なシガーソケットで給電するタイプの電動空気入れ | クルマのシガーソケットに給電するタイプの電動空気入れ |
ブランド | CYCPLUS | マキタ | Reesibi | Xiaomi | JanGoo | BIUBLE | DigHealth | Niccen | AstroAI | |
価格 | 約4,700円前後 | 約6,000円 | 約28,000円前後 | 約4,500円前後 | 約5,200円前後 | 約4,000円前後 | 約4,400円 | 約3,000円 | 約3,600円前後 | |
空気圧 | 最大150psi | 最大150psi | 最大121psi(830kPa) | 最大120psi | 最大150psi | 最大150psi | 最大150psi | 最大150psi | 最大150psi | 最大100psi |
バッテリー | 500mAh(12.8V) MicroUSB充電 | 2000mAh(USB充電) | 交換式18V BL1860B(6.0Ah) DC充電 | 2000mAh 7.2V(USB Type-C充電) | 2000mAh(MicroUSB充電) | 2400mAh(USB充電) | 2000mAh(MicroUSB・シガーソケット充電) | 2200mAh(ACアダプター) | なし(シガーソケット給電) | なし(シガーソケット給電) |
サイズ | 5x5x18cm | 6.8×14.4×26.2cm | 26.6x8x17.4cm | 3.8x6x15.2cm | 7.7×4.5×12.4cm | 8x4x14cm | 14x12x11cm | 7.4x23x29.4cm | 9.2×14.7×23.1cm | 9.91×19.15×21.84cm |
重量 | 336g | 750g | 1.7kg | 340g | 499g | 757g | 730g | 1200g | 770g | 1590g |
その他 | 12ヶ月品質保証・デジタルディレイ・収納袋 | 液晶ディスプレイ・手元LED | 手元LEDライト・デジタルディスプレイ・アダプタ、ホース収納可能・ホース長65cm | 液晶ディスプレイ・手元LED・収納袋 | 液晶ディスプレイ・手元LED・収納袋 | 12ヶ月保証・液晶ディスプレイ・手元LED・収納袋 | 1年保証・液晶ディスプレイ | 液晶ディスプレイ・手元LED・収納バッグ | 液晶ディスプレイ・手元LED | 36ヶ月安心保証・液晶ディスプレイ・手元LED・収納袋・電源コード長277cm・ホース長78cm |
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やはりUSB充電式でコンパクトなものがどこでも使える最新電動空気入れになりますね。
電動 空気入れ 売れ筋ランキング

次のページではXiaomi電動空気入れをレビューしていますので、よかったらご覧ください。
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