小型乾燥機 Morus Zero レビュー

家電

宇宙服のヘルメットのようなデザインがおしゃれな衣類の乾燥を手助けしてくれる小型乾燥機Morus Zeroを紹介します。

この乾燥機は小型で衣類乾燥が1.5Kgしかできない代わりに乾燥機が13Kgと比較的軽く持ち運べて設置工事不要おまけにUV滅菌真空技術でスピーディーにふっくらと乾燥+電気代節約してくれるガジェットです。

さらに乾燥機とは思えないスタイリッシュな見た目なので洗濯機置き場でなくてもどこに置いても違和感なくお部屋がステキになります。

この記事について

工事不要・UV除菌・真空乾燥機のMorus Zero超小型乾燥機についてレビューです。

生乾きの服をを乾かしてすぐに着たい

梅雨時・部屋干しで生乾きの匂いが臭い・・・

梅雨のジメジメで衣類をパリッと乾燥させたい

そんな悩みを超小型衣類乾燥機Morus Zeroが解決してくれます♪

小型乾燥機は外出前の衣類の生乾き問題をサッと解決

衣類の生乾き臭いすぐに着たいをスピーディーに解決してくれるのがMorus Zero小型乾燥機。

日本はベランダや室内に洗濯物を干す習慣があるので、本格的な乾燥機は必要ないものの、ちょっとした衣類やハンカチなどをふっくらと乾燥させたいという方は多いのではないでしょうか。

そんな時にこの小型乾燥機Morus Zeroがピッタリです。

  • 最速15分で乾燥(熱+真空技術)
  • UV除菌・ダニ除去で生乾きの臭い解消
  • 衣類をふっくら乾燥
  • 工事不要(電気コンセント差すだけ)
  • 軽量13Kg(容量が1.5Kgと少ない)でスタイリッシュで置き場を選ばない
  • 真空技術でスピーディーに乾きすぐに着用できて電気代も節約

実際に家族3人で暮らす家で1ヶ月ほど使ってみて、一番気に入った使い方は外干しで70~80%ほど乾いた洗濯物の最後20%ほどを乾燥させるのにピッタリでふっくらと気分良く衣類を着用できます。

2人以上の家族の場合は、濡れた洗濯物を全部一度に乾かすのは無理なので何回かに分けて乾燥させるか、一部干して一部だけを乾燥機という使い方になりそう。

もしくは、干しても最後まで乾かなかった洗濯物を乾燥するのに適しています。

一人暮らしだったら毎日の洗濯は3Kgも出ないので十分な大きさの乾燥機になります。

  • 一人暮らし:干さずに乾燥してくれて楽
  • 家族:洗濯物の一部を乾燥・生乾きをふっくらと仕上げる乾燥

家族・一人暮らしともにうれしいのは、UV除菌もしてくれるのでタオルや綿の臭いも取れて、ふっくら清潔に乾燥してくれます。

小型衣類乾燥機とは?

小型衣類乾燥機は主に一人用の乾燥機で2万円~7万円ほどと安価で衣類容量は1.5~3Kgと少しの衣類を乾かす小型のものです。

小型なので置き場所に困らないのが良い反面、衣類の容量が少なめなので一度に大量の衣類を乾かすのには向かないのが特徴。

他の本格的なガス乾燥機や4.5Kg以上ある乾燥容量の大きい乾燥機は置き場所を選び工事が必要な機種もあるので、気軽に使いたい場合は小型乾燥機がピッタリです。

いままでの乾燥機のデメリット

普通の乾燥機は以下のようなデメリットがあるのでなかなか日本のどの家庭にも乾燥機があるというのは無いようですね。

  • サイズが大きいので置き場所を選ぶ
  • 工事が必要(ガス乾燥機など)な場合がある

特に一人暮らしな方にはスペースに限りがあるので乾燥機は導入しずらい。

反面、2人以上の家族だと乾燥機が大型なので忙しくて洗濯物を干せない家庭には重宝されているようですが、アメリカや欧米とは違って日本では外に洗濯物を干すのは当たり前なので、乾燥機は必要ないと考えている人が多い。

小型乾燥機が合う人

小型の乾燥機であれば特に考えることもなく手軽に導入できるのが良いところ。

  • 一人暮らし・2人暮らし
  • 主に部屋干し、最後に乾燥させると嫌なニオイがとれる
  • 引っ越しが多い人:電源コンセントのみ必要で工事不要
  • ちょっとした生乾きに乾燥・除菌(除菌機能が無い乾燥機あり)に使う
  • 乾かしてすぐに着たい

特に仕事が忙しくて部屋干ししかできない方は、最後の仕上げとして乾燥機にかけるとニオイも取れて除菌もしてくれるので気分よく着用できます。

3人以上の家庭でも少量の衣類や朝着るのに乾いてない衣類の生乾きに使えます。

小型乾燥機Morus Zero 特徴

ここからはMorus Zeroの特徴をみていきましょう。

Morus Zeroは主に以下の6つが特徴で、他の小型乾燥機よりもコンパクトでスタイリッシュな反面、洗濯容量が1.5Kgしかないのがデメリット

通常の小型乾燥機にはないUV除菌機能があるので、洗濯物の臭い解消にも一役買ってくれます。

  1. 最速15分で乾燥(乾燥速度60%向上)
  2. UV除菌・ダニ除去で生乾きの臭い解消
  3. 衣類をふっくら乾燥
  4. 工事不要(電気コンセント差すだけ)
  5. 軽量13Kg(容量が1.5Kgと少ない)でスタイリッシュで置き場を選ばない
  6. 真空技術でスピーディーに乾いてすぐに着用できて電気代も節約

最速15分乾燥

クイックモードは衣類を15分で乾かしてくれる最速モードです。クイックモードがあればすぐに着たい衣類も濡れていてもすぐに乾かしてくれるのでかなり役立ちます。

速さの秘訣は、衣類を熱で乾燥させるのとともに、ドラム内の気圧を下げる(真空負圧乾燥技術)ことによって水の沸点をさげて、低い温度で水を蒸発させる技術を搭載。

熱 + 気圧で素早く乾燥してくれるわけです。

UV除菌・ダニ除去

速度70㎞/hのパワフル温風と99.99%UV除菌やダニ除去の機能で花粉対策や雑菌繁殖を防ぎ、衣類の生乾き臭も低減。

ふっくら乾燥

インバーター制御で衣類の繊維を優しくふっくらと仕上げる。

工事不要

コンセントがあればどこでも乾燥可能なので、1200Wが使えるポータブル電源で車内でも乾燥機をかけられる。

100V電源のみなのでコンセントがあればどの部屋でも使える

なお、乾燥時に出る水(実際に衣類を乾燥させてみましたが水はほぼ出ません)はドラム下のトレーに溜まるので定期的に水分を捨てるだけ。

軽量・スタイリッシュ

見た目が乾燥機に見えずにリビングに置いても違和感がないデザインになっていて操作時には内部が光るので、まるで宇宙船の外から内側をのぞいている気分になります。

軽量な代わりに衣類乾燥容量が1.5kgと少ないのがネックなところでTシャツは1度に6枚ほど、長袖シャツは4枚ほどしか乾燥できません。

  • 半袖シャツ:約6枚
  • 長袖シャツ:約4枚

一人暮らしであれば十分な乾燥容量ですが、家族の場合は容量がちょっと少ない。

なので、複数回に分けて乾燥したり、一度干して乾かなかった衣類のみを乾燥させるなどの工夫が必要になってきます。

普段乾燥機を使わず干す方が多い日本では、生乾きや、ニオイがする衣類・タオルをUV除菌したりふっくらと仕上げるのに役立つ乾燥機がMorus Zeroです。

小型乾燥機 Morus Zero レビュー

それではMorus Zero実機をみていきましょう。

Morus Zero スペック

まずは仕様から、縦横のサイズが50cmを切っていてかなりコンパクト、奥行きが528mmあるので奥行きが狭い棚にはちょっと置けないかもしれません。

モーターはDCモーターで消費電力が最大1200Wなので、1時間乾燥させると約33円(1kWhあたり27円とした場合)の電気代がかかります。

箱から出しにくい!

箱は外側のダンボール箱と内側の化粧箱の2重に入っていまして、両方ともに箱から出しにくい構造になっていました・・・

カラーはダークグレー、他のカラーはホワイト。

この状態↓なのでダンボール箱から化粧箱を引っ張り上げることはできずにひっくり返して取り出すしかない。

外側のダンボール箱から出しました。化粧箱はかなりおしゃれな箱です。

内側の化粧箱も本体をかなり取り出しにくい、ひっくり返して発泡スチロールごと取り出さないと取れない!

やっと取り出せました。もう少し取り出しやすくしてくれると楽だった。

箱から出すのに苦労しましたが、中身はスタイリッシュ。宇宙服のヘルメットみたい。

付属品

シンプルな付属品で、電源コードと靴乾燥用の棚、クイックスタートガイド。

クイックスタートガイドは簡単な設置方法のみで使い方の詳細は載ってませんでした。

日本の家電だったら分厚い説明書が入っているのでそのあたりは文化の違いでしょう。使い方は電源押すだけかモードの説明は日本語で本体操作パネルのところに書いてありますので、わざわざ取説は必要ないといったところでしょうか。

排出口と電源

本体背面に排出口があるので、壁からは少し離して設置したほうがようさそう。

その下には電源プラグ差し込み口と電源スイッチがついている。電源コードは付属されているのでコンセントに指すだけで使える。

電源オンでLEDライトが光る

電源をオンにするとドラム内部が見やすいようにLEDライトが光って、ビープ音も宇宙船で鳴るアラートのような音(↓後ほど動画で紹介)でかなりオシャレな雰囲気にしてくれます。

操作パネル

乾燥機本体の上部にある操作パネルはシンプルで4つのボタンと8つのモードが操作できるのみです。

操作パネルのディスプレイ表示方法やビープ音はかなりこだわっていてオシャレです。

ドラムのドアを開けたまま乾燥機運転しようとするとCLOSE DOORの警告が表示される。

モードは次の項目で説明しますので、ボタンだけ簡単に説明しますね。

  • モード:8つの乾燥モードを切り替える
  • マイナス:+と-で手動で乾燥時間を設定
  • プラス:+と-同時押しでチャイルドロック
  • 電源:スタート・ストップ、長押し:電源オン・オフ

通常は電源ボタン長押しで、もう一度電源ボタンを押してスマートモードでスタートすれば乾燥機が自動で温度や湿度などを判断して乾燥してくれます。

スマート運転中のディスプレイ表示、残り時間がメモリで表示される。

8つのモード

操作パネルの上に8つのモードの説明が日本語で書いてありますので、使い方に迷うことはなさそう。

通常はスマートのモードで自動で乾燥させておいて、朝の急ぎはクイック15分で衣類を乾かしてすぐに着用するスタイルですね。

  • スマート SMART 自動:衣類の水分を感知して乾燥時間を自動調節して乾燥
  • クイック QUICK 自動・15分:真空技術で15分でシャツを乾かす
  • シャツ SHIRT 60分:温風とタンブルアクションでシワを軽減
  • シルク SILK 40度 60分:デリケートな衣類を低温乾燥
  • 温め WARM 60度 30分:衣類を温める
  • リフレッシュ REFRESH 60分:衣類のニオイ・ホコリの低減
  • 靴 SHOE 60度 60分:靴を乾かす(ドラムは回転しない)
  • 除菌 SANITIZE 60度 60分:UVライト・熱・真空で殺菌

温度:各モードの温度は変更不可 ・ 時間 分:デフォルトの乾燥時間

リフレッシュ・温め・靴・シルク・除菌は他の小型乾燥機にはあまり無い機能なので、これらの機能が必要な方はMorus Zeroはかなり使いやすい乾燥機になりそう。

水タンク

タンクは正面の下の方の引き出しを引っ張ると出てくる。

洗濯物乾燥時に水がタンクにたまったら定期的に捨てる。

水タンクを装着せずに乾燥機をかけようとしたら、↓以下のようにエラーになる。水タンクを装着すると消える。

フィルター

糸くずなどのホコリが溜まるフィルターは磁石でくっついていて、引っ張ると取れます。

ドラムの奥にあるグレーの部分がフィルターで中心の丸い部分の周りに3つの6角形の穴に指を入れて引くと取れる。

つまんで引っ張るだけでフィルターが取れる

フィルターも綿埃のような繊維が溜まるので定期的に掃除が必要です。

乾燥機の騒音

乾燥機なのでドラムの回転音がそれなりにします。

操作音・ビープ音は宇宙船をイメージしたのか?なかなか雰囲気のあるおしゃれな音で男性でも操作したくなる音です。

乾燥機どこに設置しようか?

ほんとうは洗面所などに設置すべきだと思ったのですが、洗面所が狭くなるので寝室に設置することにしました。

寝る時は乾燥機かけないで昼間か夜の寝室に人が居ない時に乾燥機や3Dプリンターを動かすので、3Dプリンターのトナリに設置

スタイリッシュなのでどこに置いても違和感なし、3Dプリンターのエンクロージャーが不織布でちょっと安っぽく見える。

ロボット掃除機も右下に設置して、ダストタンクはフィラメント置き場として使う。(そろそろフィラメントひっかけるアームを作ろうかなぁ)

Morus Zeroは小さくて3Dプリンターの隣に置けてスタイリッシュなので寝室に置いても問題なさそう。

乾燥機動作中は宇宙服のヘルメットを外からみたような雰囲気になる

部屋の照明を点けて乾燥機をかけると普通の見た目ですが・・・

照明を消して動作させると、宇宙から宇宙服のヘルメットの中をのぞいたような雰囲気になります。

この乾燥機は見ていても楽しい♪

靴乾燥棚は棚の裏にくっつける

ほとんど使うことのなさそうな靴を乾燥させる金属製の棚は、普段邪魔なので乾燥機を設置している棚の裏に磁石(パーツは3Dプリンターで作る)でくっつけておきました。

3D design Morus Zero - Tinkercad
3D design Morus Zero created by Bey.jp with Tinkercad

パーツの3Dデータは上記リンクで公開しておきました。磁石はダイソーの13mmほどで4つ入った強力磁石を使ってます。

小型乾燥機 Morus Zero まとめ

小型・軽量なのでテーブルの上・デスク・冷蔵庫の上・棚など、どこでも置けてコンセントさえあれば使える小型乾燥機

おしゃれなデザインなので、キャンプに持っていってポータブル電源があれば使っても違和感なく使えて、キャンピングカーだったらかなり便利に使える小型乾燥機になります。

洗濯しても洗濯物を干したくない・・・めんどうくさがりな一人暮らしの方から、すぐに着たい洗濯物を乾燥させるのに便利に使えます。

Morus Zeroを使うメリット・デメリット

  • コンパクト・軽量で工事不要、どこでも設置可能。
  • 衣類のホコリが除去できる
  • パワフル温風+99.99% UV除菌でダニ除去・花粉対策が可能・生乾きにも効果あり
  • 温めモードで着る前に衣類を温められる

デメリットは以下2点で、乾燥容量が少ないのと、乾燥機なので多少の騒音が出るということ。

  • 小型軽量な代わりに衣類乾燥容量が1.5Kgしかない
  • 騒音は小さいものの、それなりに音はする。

個人的に使ってみた感想

ウチは3人家族で、今までは乾燥機は使ったことはなく、洗濯物はベランダに干していました。

乾燥機はあまり必要とは感じていませんでしたが、雨の日は洗濯物をベランダに干せないので、室内干しで日中70%くらい乾かしたら最後に乾燥機にかけると完全に乾いてくれるので便利です。

ただ、小型乾燥機なので1度に大量の衣類を乾燥はできないものの、生乾きの衣類を乾燥させるだけなので、何回かに分けて乾かせば問題ありませんでした。

家族でくらしていても、洗濯物を一度干して、最後の仕上げとして乾燥機にかける使い方だったらMorus Zeroでも十分に2人以上の家族でも使えます。(すべての洗濯物を干さずにののまま乾燥させるのには向いていません。)

それと、UV除菌や衣類のホコリも取ってくれるのも地味に嬉しいところ。清潔でふわっと乾いた服をいつでも着られるのは幸せです♪

新生活やこれからの梅雨の時期に小型の乾燥機を手にいれておくのはいかがでしょうか?

Morus Zeroならば生乾きの服を無理に着なくても良い生活が待ってます。

Morus Zero超小型乾燥機

※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。

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