最近まで寒くて加湿器の季節でしたが、いきなり暑くなってきて湿度70%超えの除湿機の季節に早変わり、日本は春と秋が短くなって熱帯の国になってきてしまいましたね。(台湾みたいになってきた)
これからの季節は日本は湿気が多くなってきますので、テレワークの場合は特に結露や多湿との戦いになってきます。早めに除湿機を検討しましょう。
自分としては欲を言うと夏と冬は短くていいので湿度・温度ともに過ごしやすい春と秋を長くしてほしかったのですが、そうはいかないみたいですね・・・
- Hysure デシカント式 衣類乾燥・除湿機 レビュー
- ペルチェ式 除湿機 Hysure T8 Plusレビュー(現在このページにいます)
2000ml&強力除湿&PSE認証済の除湿機Hysure-T8PLUのレビューです。
これからの湿気が多い梅雨や夏の時期に活躍するアイテムで、クーポン適用で5500円ほどで買えます。
音は30dB前後でファンの音がします。音が気になる方はお出かけ前に部屋の湿度を下げるのには最適です。
留守中にお部屋を除湿したい
クローゼットの中の湿気を取りたい
マンションのコンクリート壁の結露を取りたい
そんな悩みを解決してくれる小型ペルチェ式 除湿機Hysure-T8PLUSを紹介します。
こちらの除湿機は部屋全体を素早く強力に除湿するというものではなく、徐々にお部屋の湿度を下げていく製品で騒音が少なく電気代もかからないために使っていない部屋やクローゼット・コンクリートの壁や家具・窓の結露しやすい場所に置いておくと効率よく除湿できます。
ペルチェ式なので除湿能力は低いのですが、騒音低めで電気代が安いので使い方によっては良い除湿機になります。
- コンパクト・軽量
- 騒音:30デシベル前後
- 省エネ:電気代 1時間約0.23円・1日約10.8円
- タンク容量:2L:満タンになると自動停止
- 1ボタンで誰でも使える
特に1日中つけっぱなしでいても電気代は約10.8円(電力会社によって電気代は変わります。)と安いので、留守中や寝る時にリビング等の除湿に使えます。
こちらの除湿機はペルチェ方式で静音・省エネ・コンパクトなので短時間でガンガン除湿するタイプではなく、少しずつ除湿するタイプです。
なので用途としては以下のような使い方に向いていると思います。
- 壁・窓の結露
- クローゼット・押し入れの除湿
- 廊下や小さな部屋の除湿
- 留守中の部屋の除湿
強力に素早く除湿したいときはコンプレッサー式(音がうるさい)やデシカント式(電気代高い)を選びましょう。それぞれの特徴は次の項目で説明してありますのでご覧ください。
除湿機の種類
除湿機は5つの種類から適したものを選ぼう
除湿は以下の4通りの除湿機とエアコンでもドライ運転で除湿可能です。
- コンプレッサー式:低温時能力低下・日10~15L・騒音大・消費電力 中・重い・大きめ
- デシカント式:衣類乾燥 冬場も活躍・日10~15L・騒音小・消費電力 大・軽量・コンパクト
- ペルチェ式::部分乾燥・日~1L・騒音 小・消費電力 極小・軽量・コンパクト
- ハイブリッド:コンプレッサーxデシカント 衣類乾燥・日10~15L・重い・大きめ
- エアコンのドライ運転:高温時(20度以上)にはドライで除湿機代わりになります。
それぞれ特徴が違っていて、コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッドが除湿能力が高め、ペルチェ式は静かでエコな代わりに除湿能力は低めです。
コンプレッサー式 梅雨・夏に最適 騒音高め
湿った空気を冷却器で冷やして放熱器で乾いた空気を出す方式で、コンプレッサーを使うので音がうるさいのですが除湿能力が高く1日10~15L(機種によって違います)ほど除湿してくれます。
夏場で部屋の湿度を下げるのには最適ですね。
弱点は温度が低い(20度以下)と除湿できないところ、温度が低く除湿したい場合は他の方式の除湿機を選ぶかコンプレッサーとデシカントのハイブリッド式を選びましょう。
デシカント式 冬春秋に最適 電気代高め
デシカント式はゼオライト(乾燥剤)に湿った空気の水分を吸着させて、ヒーターの熱で乾燥した空気を出す方式です。
なので、コンパクトで運転は静かなほうでうが、ヒーターを使用するので電気代が高めで、温度も上がってしまうので春秋冬に衣類乾燥に使うのが良いでしょう。
ペルチェ式 除湿能力低め 部分除湿 軽量コンパクト 電気代安い
ペルチェ素子とは電気を流すと片方は冷えてもう片方は発熱するという面白い素子です。
この現象を利用して冷蔵庫を作ったり水を冷やしたりできて、除湿器にも使われている機種があります。
ペルチェ素子に電気を流して空気を冷やして水滴を発生させて、乾いた空気を排出するのがペルチェ式の除湿機になります。
今回紹介するHysureのT8 Plusもペルチェ式の除湿機になります。
ハイブリッド式
こちらはコンプレッサー式とデシカント式の両方を使えるので春夏秋冬どの季節でも使える除湿機になっています。
弱点は両方の機能搭載しているので除湿機本体の価格が高いのと重いのが難点。
用途としては部屋の湿度を下げるというより衣類乾燥に適していて、共働きで1年中部屋干しする家庭に最適ですね。
エアコンのドライ
気温が暑い時に、部屋全体の湿度を下げたい場合はエアコンのドライ運転が使えます。
ただし、ドライ運転は気温が20度より下になってくると除湿能力は徐々に下がってくるので、気温が低い時には使えません。
冬場や気温が20度以下の季節で洗濯物を乾かす・部分除湿などはデシカント式・ペルチェ式・ハイブリッドの除湿機を選ぶようにしましょう。
ペルチェ式 除湿機 Hysure-T8PLUS レビュー
ここからはペルチェ式でタンクが2LのHysureのT8 Plusの実機を紹介していきます。
化粧箱
アマゾンの大きめの箱に↓こちらの小さい化粧箱が入っていました。
アマゾンの梱包用のグチャグチャの紙が大量に入っているので、発送の際は再利用させていただきます。
開封
除湿器本体は縦長のツヤツヤしたボディでホワイトかブラックなのでお部屋に溶け込むカラーになっています。
付属品は取説・電源のメガネケーブル・ギフト券のみのシンプルな内容。
取説は日本語でちょっとしたことが書いてあるだけです。もっとも電源入れて上のボタンを押せば動作するので説明は必要ないですね。
ペルチェ方式
この除湿機は湿気を含んだ空気をファンで吸い込んでペルチェ素子で冷却して水滴にする方式です。
こちら↓他機種なので矢印の向きが下のほうからになっていますが、レビューしているHysure-T8PLUSは正面から空気を取り込んでペルチェ素子で冷やして水滴にしてタンクに水を貯める方式。
吸い込んだ湿った空気は横から出ます。
ペルチェ素子を使っているのでそれほど強力に除湿はできませんが、省エネで使用できるところが利点。クローゼットや押し入れの中などの部分的な除湿には最適です。
コンセントポート
ポートはメガネケーブルを差し込んでコンセントに指すようになっています。
ポートが本体真ん中あたりにあるので、ケーブルが邪魔になりがち、できれば下のほうにポートがあったほうがなお良かったのですが下のほうにタンクがあるので仕方がないですね。
持ち運び用の取手
本体の裏側上のほうには取手もあるので持ち運びにも便利。
タンクに水が溜まったら取り出して捨てられる
タンクは除湿器本体から取り外せるタイプなので、水が溜まったら取り外して捨てられます。
除湿器本体の裏側下のほうにタンクがあって、引き出すだけで取り外せる。
キャップを取って水をすてるだけです。
フィルター
お部屋の湿気や空気とホコリや雑菌などを一緒に吸い込むので、前面の吸い込み部分にフィルターが内蔵されています。
この製品は除湿機なので、空気清浄機能はありません。空気を吸い込んだ際にホコリや雑菌はフィルターしますが、おまけ程度と考えていたほうが良いでしょう。
上の画像のように前面がパカッと開くのではなく、フィルターは下からスライドして取り出します。
フィルターを取り出すには一度横にして、フィルターを引っ張り出します。
フィルターは定期的にお掃除すると部屋の空気もきれいになりますね。
ボタンスイッチ
操作ボタンは本体上に一つしかありませんので操作方法を迷うことはないでしょう。。
ボタンを押すと緑LEDが点灯して除湿開始、タンクに水が溜まると黄色LEDが点灯して除湿停止します。
騒音について
騒音はファンが回転するのでどうしても音がでてしまいますが、扇風機の弱~中程度の音なので2メートルほど離れていればそれほど気になることはないでしょう。
それほど気になる音ではないものの、寝る時にそばに除湿機があると静かな部屋の場合は気になると思います。
ペルチェ除湿器 Hysure-T8PLUS まとめ
ペルチェ式の除湿機はパワーはないものの、静かで省エネ・軽量コンパクトなのが特徴
- 騒音少なく電気代も少ない省エネ除湿機
- コンパクトで軽量なので持ち運びに便利
- ペルチェ式なのでそれほどの除湿は期待できない(1日750ml程度)
こんな悩みを解決
ペルチェ式除湿機は以下のような悩みを解決できるガジェットになります。
- クローゼットの湿気を取りたい
- コンクリート壁の結露除去
- 廊下の気温が低いのに湿度のせいでムシムシする
- 小さなお部屋の除湿
- 留守中に部屋を除湿する
このようなことを解決することに役だててみてくださいね。
ペルチェ式 除湿機 おすすめできない人
この場合はコンプレッサー式かデシカント式・ハイブリッドなどの他の除湿機を選びましょう。
比較のポイント 除湿方式で選ぼう
除湿方式によって使い方が違ってきますので、場所や季節にあう除湿機を選んでください。
- コンプレッサー式:夏 強力除湿・騒音大・消費電力 中・重い・大きめ
- デシカント式:春夏秋冬 強力除湿・騒音小・消費電力 大・軽量・コンパクト
- ペルチェ式::部分乾燥・騒音 小・消費電力 極小・軽量・コンパクト
- ハイブリッド:コンプレッサーxデシカント 衣類乾燥・重い・大きめ
- エアコンのドライ運転:高温時(20度以上)にはドライがおすすめ
気温が20度以上になる梅雨時期はエアコンのドライ運転でも除湿になりますので、マンションでしたらエアコンだけでも除湿できますね。
木造住宅・一軒家の場合は1階が湿気が多くなるので、床下の湿気対策と除湿機を兼用するとよさそう。
Hysureペルチェ除湿機 比較
どれもペルチェ式になりますが、Hysureの除湿機をいくつか紹介します。
右側の2機種は空気清浄機能付きのペルチェ除湿機になります。
画像 | 1 | 2 | 3 | 4 | ||
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商品名 | Hysure T8 Plus | Hysure T8 | Afloia Q3 | Hysure Q4-ALLWH | Hysure Q10 | Afloia Q8 |
特徴 | ワンボタン・タンク容量2Lのシンプル除湿機 節電タイプ | ワンボタンのシンプル除湿機 節電タイプ | 猫耳デザインのライトが可愛い小型の除湿機 | ナイトライト付きのコンパクト除湿機 | タイマー付き・風量設定 空気清浄・除湿の1台2役 | 除湿・空気清浄 一体型モデル HEPAフィルターでPM2.5も除去 |
メーカー | Hysure | Hysure | Afloia | Hysure | Hysure | Afloia |
価格 | 6,500円前後(クーポン適用) | 4,000円前後(クーポン適用) | 4,000円前後(クーポン適用) | 4,500円前後(クーポン適用) | 9,500円前後(クーポン適用) | 10,000円前後 |
タンク容量 | 2L | 1L | 750ml | 1.5L | 1.5L | 1L |
除湿力(1日最大) | 750ml | 400ml | 480ml | 450ml | 750ml | 850ml |
電気代(24時間) | 約10.8円 | 約5.4円 | 約14円 | 約7.5円 | 約28円 | 約28円 |
サイズ(幅x奥行きx高さ) | 22.8x15x37.2 | 16.3×10.7×26.7cm | 14.9×14.8×29.8cm | 15x15x24cm | 40.6×22.6×22.6cm | 22x22x37.3cm |
重量 | 2.39Kg | 1.2Kg | 1.21Kg | 0.9Kg | 3.1Kg | 3.2Kg |
その他 | 12ヶ月保証・PSE認証 | 12ヶ月保証・PSE認証 | 12ヶ月保証・PSE認証 | 12ヶ月保証・PSE認証 | 12ヶ月保証・PSE認証 | 12ヶ月保証・PSE認証 |
コンプレッサー式・デシカント式・ペルチェ式・ハイブリッド・エアコンのドライと用途に合った製品を選んで適切に除湿していきましょう。
※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。
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