中華スマホulefone Powerの見た目完成度・仕上がり・質感も170ドルほどのスマホにしては驚くべき高次元で日本・韓国のミドルスペックスマホは抜かれてしまったような様相ですが、
肝心の使い心地が悪ければ意味がない。ということでチェックしてみます。
目次
Ulefone Power 見た目のレビュー
上記に書いたように質感は非常によく、あと一歩といったところですが完成度高く高級感すら感じます。
これで170ドル程度のスマホとは到底思えません。
もし「Made in Japan」とかアメリカのブランドの場合だったら間違いなく4万~6万円代の値を付けているでしょう。
もし、Xiaomiスマホがコレの上を行くXperiaやGalaxy並の完成度の高さや質感だったら他のスマホは3万円か4万円は値下げしないと中国勢にはまず勝てないと予測できます。
30年前の日本の電機産業のあの飛ぶ鳥を落とす勢いのような中国勢です。中国の場合は日本の13倍の威力なのでとんでもない大金持ちが出現するのは当たり前で、生活水準も一気に追いぬかれましたね。
まぁ、物価が高くなりすぎて当分中国には行く気にはなりませんが、友人がいるので少し円高になったら行ってみます。
以下の操作ですがulefone Powerは普通のAndroid機だったので特別難しいことはなく普通に日本語で設定できましたが、一応メモしておきます。
ulefone Power 起動
ulefone PowerはAndroid5.1なので普通に日本語も選択できます。
デフォルトのAndroidのようで、Nexus5Xに非常に近い感覚です。
Androidの最初のセットアップを進めます。
U-launcherを選ぶとUlefone Powerの標準スキンが表示されます。
- U-launcher:Ulefone オリジナルのホームアプリだと思う。
- Launcher3:Googleのホームアプリ
後ほどホームアプリを変更する場合は、
設定 > ホーム
こちらから切り替えられます。
ulefone Powerの動作スピードは?
ulefone PowerはCPUがMediaTek MTK6753 1.3GHz オクタコアでXperia C5 Ultraよりも劣るCPUのようですが、動作はなぜか?Xperia C5 Ultraよりもキビキビ動きます。
カメラ起動も速いですし、撮影も普通に速い。長押しで連射撮影できますがそちらももたつくことはまったくありませんでした。
そもそもなんでXperia C5 Ultraはカメラ起動が遅くてシャッターもトロいんだろうか?プレミアムおまかせオートのせいとは思えないけど。
ただ、U-launcherのホームアプリを使った場合は待受からホーム画面になる時にアプリが動作するらしく1秒ほど待たされることがありました。
スキンを変更できます
スキン(画面の見た目)をダウンロードして好きなアイコン・背景に変更できます。
最初から登録されているテーマは男性が好むような渋い暗めのテーマです。
SIM Toolkitというアプリを起動しても「このアプリはインストールされていません」と出てくる、削除もできない。コレなんだろう?
余計なアプリは入っておらず、SIM Toolkitとスキン関連のアプリ3つとライトを光らせるTorch以外は標準アプリのようです。
テーマのダウンロード・変更
Themアプリを起動します。他にもThemesというアプリもあって似たようなスキンを変更するアプリのようです。
- かなりのテーマがある
- themeタブをタップするとダウンロードできるテーマ一覧が表示される
- 現在ダウンロードしてあるテーマ一覧 themeタブのlocal themeで見れる
- ダウンロードしてみる
- テーマでアイコン・背景画像が変えられる
ホームアプリ変更
設定 > ホーム
- Launcher3に切り替えた
普通のGoogle製のLauncher3のアイコンにも切り替えられる。
Sony IMX214 1300万画像 カメラ性能
なかなか良いカメラ
こちらのSony製CMOSイメージセンサーを採用しているようです。
適当に撮った写真。普通にキレイに撮れます。
今後はXperia C5 Ultraとulefone Powerのカメラ2刀流でカメラ修行しやす♪
カメラのシャッター音
SIMカードを入れるととたんに「ボロン」とデカイシャッター音が鳴り響いて、スクリーンショットでも同じデカイ音が鳴るのでビクつく・・・困った。
この音はAndroid純正の音かな?Nexus5Xと同じだと思う。
カメラアプリ
- 標準 薄暗いところでもなかなかキレイに撮れる
- ライブ写真モードにすると暗くなってしまう。
- HDRにすると明るい画面になる
Androidデフォルトのカメラアプリみたいで薄暗い場所でもキレイに撮れる。
丸ボタン
電源ボタン(Xperiaが丸ボタンが電源だったので)かと思った丸ボタンですが、録音とカメラ操作ができるようです。
長押しで録音
音声レコーダーが起動して自動的に録音開始される。
クリックでカメラアプリ起動
- もう一度クリックで撮影
- 長押しで連射
セキュリティ機能
指紋認証
裏面の人差し指の当たるところくらいにちょうど指紋認証のスキャナーがあります。
反応はXperia Z5 Premiumと同じくらいで、iPhone6よりは反応悪いときがあります。
設定 > Fingerprint
Enroll fingerprintが出たら「ENROLL」を押すと指紋登録が始まります。
ジェスチャーアンロック
設定 > ジェスチャーアンロック
いろんなジェスチャーで動作させることができるようです。
こちら今は必要ないので後日必要であればやってみます。
スマートジェスチャーなんてのもあって便利そうです。
ホームボタン・
液晶画面の下の白い部分の真ん中に丸だけがありますが、左右にもタッチボタンがあります。
左右のタッチボタンはタッチすると薄っすらとLEDが点で光るのでうまく撮れませんでしたが以下のようになります。
Xperiaでは、液晶画面内にホームボタン・右が四角のアプリ一覧ボタン・右が戻るボタンでしたが、
ulefone Powerの場合は右が戻るボタンで左が以下のような表示になります。
こちらアプリ一覧が表示されるのではなく主にホーム画面のアイコンや背景を設定するためのものでした。
起動しているアプリ一覧はどうやって表示させるのだろうか?
フラッシュライト
フラッシュライトのアプリが付いていてなにかゼスチャーをしたら突然点いた気がしたけど、どこを押したのか不明。何かをすればサッと光るみたい。
Torchアプリから操作してみます。
なかなか強烈に光ます。
MVNOでデータ通信を試す
SIMフリーなので当たり前ですが普通にデータ通信できました。
auのMVNOではSIMフリーだとたいてい使えないのでご注意ください。
So-Net 0SIM MNVO(格安SIM)も普通にAPNを設定したら使うことができました。
ただ、2枚装着するとやはり1枚は2Gなので日本では使えません。
2枚装着の場合は切り替えて使う用にすればいちいちSIMカードを取ったり装着したりしなくてすみますが、MicroSDが装着できなくなり・・・やっぱりSIM1枚しか使えないようです。
映画配信サービス ゲオチャンネル検証
ゲオチャンネルはアプリをダウンロードして普通に観れました。
中華パッドと違って「不正改造・・・」などの警告も全く出ずにすんなり見れます。
ただし、HD画質では観れないらしい。これはXperia C5 UltraでもHD画質では見れないと言われるのでスマホではHD画質見れないのかもしれません。
他の映画配信サービスでも同様に見れると思います。
赤外線リモコン
リモコン内蔵されているようですが、リモコンアプリが無いので試せない。
うちには赤外線リモコンはエアコンしかないのであまり役にたたないかな。
Microsoft Universal Foldable Keyboard接続する
Bluetooth4.0なので今度はMicrosoft Universal Foldable Keyboard君も素直に接続してくれることを期待して試してみます。
Microsoft Universal Foldable Keyboardレビューは上記でかきました。
Bluetoothで簡単に接続できた。
が・・・
キーボードのフタを閉じてもう一度開くと、完全無反応。
やっぱXperiaと同じ症状だわ。
このキーボードWindows10とNexusuしか使えないんじゃないかなぁ?
Bluetoothの規格違いで使えないのか?Microsoftのせいで使えないのか?クセがありすぎです。ファームウェアで改善してくれることを希望します。
LogicoolのマウスMX Anyware 2は優秀で今まで使った全てのスマホ・タブレット・パソコン・ラズパイ2にも接続できて使いやすすぎでやっぱりマウスの神様です。
大容量バッテリー 6050mAH
16時間経過 75%
これを見ただけだと10時間くらいで無くなる計算だけど、今充電完了から16時間経って2時間ほど映画観た状態で残75%ほどだからかなりバッテリー持ちが良さそうです。
少なくともずっといじっていても1日は持ちそう。
実際にどのくらい持つか、このまま充電せずに減らしてみます。
29時間経過 58%
寝ている時間もありましたが通常使用でulefone Powerでカメラ撮影したりいじくりまわしてみたりしていました。
自分の使い方ではあと1日くらいは持ちそうです。
バッテリーが大容量なので外出することが多いビジネスマンには最適だと思います。
AnTuTuベンチーマーク比較
- Xperia Z5 Premium:76504
- Galaxy A8 :68309
- Teclast X98 Plus:52728
- Chuwi Hi8 :48869
- Xperia C5 Ultra :44591
- Ulefone Power :37458
ドベですがXperia C5 Ultraよりもサクサク動いてストレスは特にありませんでした。
それにしても37000台は低いなぁ。どうやら3D性能が低いので動作にはあまり影響なさそう。
それともAndroidが標準仕様なのでサクサク動くのかもしれません。それか、AnTuTuベンチマークがあまりあてにならない数字なのかも。
ulefone Power ミドルスペックで優勝レベル
ulefone Powerを一通り見てみました。
Xperia C5 Ultraが要らなくなるくらいのレベルのスマホです。Xiaomi Mi5 Plusも欲しいしXperia C5 Ultra処分しちゃおうか?でもキズだらけなんで使うしかなさそう。
これだけの完成度・サクサク動くスマホで170ドルだったら半年ごとに交換しても良いくらいでもうMNPとかして高額スマホを手に入れる必要が全くなくなってしまった。
もう少しUlefone Powerで遊んでみて気がついた点を報告しますね。
コメント
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uiefone geminiの機種ですが電話及び連絡先当の日本語入力が出来ません外字入力しかできない状態ですどのようにすればすれば良いか困っています分かればご指導宜しくお願い致します。
イマダマサノリ様
コメントありがとうございます。
日本語入力はPlayストアからGoogle日本語入力をインストールすると良いかと思います。
日本語が打てないと思うので「Google japanese input」と入力していただくと出てきます。
もしGoogle日本語入力が気に入らない場合は、SimejiとかATOKという日本語入力アプリがありますので試してみてください。
Playストアから色々とやってみてくださいね。