5.9インチと標準的なスマホより少し大きめでファーウェイ初DSDS(3G+LTE同時待ち受け)可能なHuawei mate 9がおウチにやってきたのでレビューします。今回はお仕事の関係でLOVE(間の2文字が違います)に依頼されてやってきましたが勝手に開封して中身を見ちゃいます。
こちらは久しぶりに日本で発売されているSIMフリー スマホでHuawei製なのでやっぱり中華スマホなのです、日本のメーカーの日本製ってもうなくなってしまいましたね(泣)
- Huawei mate 9 MHA-L29 Kirin960 ライカ デュアルカメラ搭載 レビュー (現在このページにいます)
- 【5.5~6.4インチ 中華スマホ】Huawei Mate 9・Moto Z・Mi MIX サイズ感比較
- Huawei Nova Lite レビュー
Huawei mate 9は型番がMHA-L29と51090YMHの2種類?あるようです。
MHA-L29でAmazon.co.jpで10万円弱で売ってます・・・高い!
「51090YMH」という型番で現在は6万円を切るくらいの価格で売ってますね。
スペックを比べてみたけど?なにが違うのか分かりませんでした。51090YMHは日本向けなのかもしれません。
今回はMHA-L29のほうをレビューします。
Huawei mate 9 スペック
特徴はAndroid7、SocがKirin960でAntutu13万台、リアカメラがデュアルレンズで1200万画素+モノクロ2000万画素、5.9インチと珍しいディスプレイサイズです。
バッテリも4000mAhと結構大容量。
1台だと寂しいので下のほうで比べているHonor note 8もスペックに載せておきます。
Huawei mate 9 開封の儀
化粧箱の状態
日本で購入したものなので化粧箱もピカピカ!専用のビニールに包まれていました。
開封
パカっと、キレイな箱の中に白いスマホ本体。「HUAWEI DESIGN」とそこかしこに金文字で書いてあります。
本体裏面、シルバーが反射してキレイな画像が撮れなかった。
保護フィルム1枚貼ってないのがあって、もう一枚は本体に貼ってあるけど邪魔だなぁ、
付属品
下には付属品の箱が2つ。
ハードなケースとUSBアダプタ・USBケーブル・イヤホン・SIMピン・取説・MicroUSB→USB Type-C変換アダプタがあります。
今回は日本で買ったもので取説なども日本仕様になっていました。
USBアダプタ
5V2AのUSBアダプタ
MicroUSB→USB Type-C変換アダプタも付いている。
付属のケース
ケースを装着してみました。
裏面はカメラ以外を保護して、側面は四隅を保護してくれるケースです。Honor note 8の保護ケースとは形状が違います。
裏面半透明で側面の四隅は透明なのであまり目立たないのでケース嫌いな人もこのまま使い続けられそう。
取説
取説が全部日本語なのが地味にうれしい。
保証書も付いてるけど販売店のハンコが無いので保証受けられるかな?
Huawei mate 9 外観チェック 特徴・機能説明
起動
Huaweiのアイコンがしばらくキラキラして、EMUIのアイコンに変わります。
起動したら初期設定が待ってました。初期設定の様子は次の記事で書きます。
表面
初期設定終わったら最初から日本語表示でやっぱり安心感あります。
5.9インチのディスプレイで標準的な5.5インチよりも大きめなディスプレイを希望されている方に合いそうです。
他機種とのサイズ感は後で撮影して比べたものを載せてみますが、Motorola Moto Zと同じくらいの大きさで、Xiaomi Mi Mixより少し小さいくらいでホントに5.9インチあるのか疑いたくなるようなサイズ感
ディスプレイサイズが標準より少し大きい以外は普通のハイスペックスマホです。
ベゼル幅
ディスプレイの表示されない黒い枠はHonor note 8よりも幅がなかったが1.5mmあった。表示されない部分が無ければスゴイ見た目になるんだけど、現状だとイマイチです。
- 上:側面金属約1mm+プラパッキン0.5mm+白ベゼル約8.5mm+表示されない部分約1.5mm=11.5mm
- 左右:側面金属約1mm+プラパッキン0.5mm+表示されない部分約1.5mm=3mm
- 下:側面金属約1mm+プラパッキン0.5mm+白ベゼル約12mm+表示されない部分約1.5mm=15mm
裏面
デュアルカメラ左がフラッシュで、右にはライカのSUMMARIT-H 1:2 2/27 ASPHセンサーでP9にも搭載されていたセンサー、背景ぼかしとかワイドアパーチャとかで活躍するセンサーですね。
デュアルレンズの上の小さな穴のようなのがNFCセンサー、上部右側にあるのが赤外線センサーでリモコンにもなる。
裏面と側面部分の角はツヤあり面取り仕上げがしてあってキラキラして高級感アップしてます。
裏面の上下のパーツはUMI Superの構造に非常によく似ています。
裏面・側面一体型のメタルに上と下にパーツを埋め込んだ構造になっている。上下のパーツは金属に見えるけどアンテナ・電波の関係で多分プラスチック製。
側面
側面は上下のシルバーヘアライン仕上げ。
SIMスロット・MicroSD
はい、いつもどおりSIM2枚刺しができてDSDSもできますが、1枚がMicroSD兼用なのでご注意ください。
この1枚兼用な仕様なんとかならんものなんでしょうか?SIMトレイを長くして3枚とも同時にさせるとかにしてほしい。
リアカメラ
デュアルレンズとカメラアプリについてはこちら↓でHuawei P9でやってます。参考にしてくださいね。
Huawei mate 9 と honor note 8を比べてみた
ほぼ同じようなデザインですが、よく見ると構造がやはりMateとHonorでは違うようです。
ハイスペックとミッドレンジかファブレットのデザインに若干の違いを出しているようです。
Xiaomiで言うとMi5sとMi MAXの違い、UMIで言うとUMI SuperとUMI Touchとの違いと同じようで、中国のメーカーはハイスペックスマホの場合は裏面上下のアンテナのパーツを埋め込み、ミッドレンジかファブレットの場合は上下のパーツは側面・裏面一体型の構造が多いようです。
現在は持ち歩くにはでかすぎるHonou note 8を主に使ってます。
Mate9:5.9インチ、Honor note 8:6.6インチとディスプレイサイズが大分違うので本体サイズも親子ほど違う。
仕上がりは上々で文句の付けようがない。文句は無いけど高級感があるのはやはりMate9のほうでHonor note 8上と下のパーツが別で簡易な構造になっている。が、全く問題ないレベルの完成度であとは好みの問題になりそう。
Huaweiのダメな特徴であるディスプレイの表示されない黒い枠が目立つ↓
Mate9が表示されない黒枠約1.5mm、Honor note 8が表示されない黒枠約2.5mmとHonor note 8は発色が今までのスマホで一番キレイなんですが黒枠が2.5ミリもあって目立つ。
Moto Z・Mi MIX・OnePlus3T・Xperia XZと並べてみた
並べてみるとMoto Z:5.5インチ、Mate9:5.9インチ、Mi MIX:6.4インチとディスプレイサイズは違うものの本体サイズはあまり変わりない見た目。
Xperia XZちゃんも乱入してきた。この子は自立できるところが最大の特徴、そのうちSonyからも自立しちゃってXperia㈱とかになっちゃったらどうしましょ。
Xperia XZは後ほどレビューします。
Huawei mate 9 機能
引き続きHuawei mate 9 MHA-L29をレビューしていきます。
こちら、日本で売ってて中国では売ってない?ようです。日本に来るとやはり少し割高になっているようです。
初期設定
日本で売ってるスマホなので初期設定からいきなり日本語表示になって日本人に優しいですね♪
Googleアカウント取得
どっちにしろGoogleアカウントは取得しないとPlayストアは使えないのでやっちゃいましょう。
ホーム画面
HiAppなどHuaweiのアプリが10個くらいあります。
通知パネル
テーマ
設定
クローンアプリ
電池
通知の鳴動制限
スマートアシスト
ナビゲーション
音
詳細設定
端末情報
技適マークも表示されて国内でも安心して使えます。
DSDS デュアルSIM設定
デュアルカード設定
SIM間の通話転送
設定 > デュアルカード設定 > 2枚のSIM間の通話転送を有効にする
モバイルデータ通信
モバイルネットワーク
モバイルネットワークは、設定 > その他 > モバイルネットワーク からアクセスします。
APN設定
APN設定はやはりSpmodeはなく、代表的なMVNOの設定しかありませんでした。
Huawei mate 9 アプリ
Huawei製のアプリがいくつか入っています。大したアプリはなさそうですが一応載せておきます。
ツール
ダウンロード
天気
天気は場所の選択で「Japan」はありませんでした(泣)でも日本の都市はいくつかありました。
HiCare
ミラー
女性に必須機能ですね。
スマートリモコン
リモコンもついてますよ。中国のHuawei honor note8には赤外線ビーム付いてないのに日本で売ってるMate 9は赤外線付きで逆な気がする。
バックアップ
Huawei mate 9 ベンチマークテスト
AnTuTu
Hisiliconの最新CPU Kirin 960でAntutu137000台
Geekbench
RAM・ストレージスピードテスト A1 SD Bench
CPU-Zのスペック詳細
Huawei Mate 9 ファクトリー リセット
中古で購入したHuawei Mate 9がファクトリーリセットしても初期設定で永遠と「この端末はリセットされました。続行するには、この端末で前に同期したGoogleアカウントにログインしてください」のページから抜け出せない件ですが、ようやく解決しました。
こちらは72時間経っても「前に同期したGoogleアカウント」でログインしないとなにをやっても初期設定が完了しないので結局は前の所有者に連絡してGoogleIDとパスワードを教えてもらって、初期設定を完了してからGoogleIDを削除後、新たにアカウントを取得したりしないと使えるようになりませんでした。
ファクトリーリセットの画面にするには、再起動してHuaweiアイコンが表示されている時に上・電源ボタンを押す。
以下のような画面になりました。
「この端末はリセットされました。続行するには、この端末で前に同期したGoogleアカウントにログインしてください」と表示される場合はファクトリーリセットしても意味は無いようです。
Huawei Mate 9 初期設定できない件、解決
Huawei Mate 9 で72時間ほど放置してもいっこうに初期設定完了しないので販売者に問い合わせて以前ログインしていたGoogleIDを教えてもらってログインした。
ちょっとどうやったのか忘れてしまいましたけど、上のような表示が出てきて販売者(以前の所有者)のGoogleIDにメールが行って[はい]を押したようです。
Google IDと端末の紐付けを削除しておかないと次の所有者に迷惑がかかるので自分も気をつけます。
無事初期設定も完了して使えるようになったのでめでたしめでたし♪
Huawei mate 9 使ってみた感想
最大の特徴はライカのデュアルレンズですが他社もデュアルレンズ搭載しているのがあたり前になってきちゃったので特徴とは言えず、普通のハイスペックスマホ。
SocもKirin960のためかAntutu13万台で超ハイスピードではないので特徴とはならないかなぁ、でも13万台だったらまず問題なくサクサク動きますね。
日本仕様なSIMフリースマホなところが最大の特徴かもしれません。こちら↓のHuawei日本語サイトに特徴や仕様がありますので興味ありましたらご覧ください。
今回レビューしたMate9の型番MHA-L29はAmazon.co.jpで10万円弱とアマゾンで買う場合は他のハイスペック中華スマホと比べたらかなりな割高。
Antutu13万台
ハイスペック中華スマホで5.9インチというあまり無い大きさ、ライカのデュアルレンズもHuawei機の特徴の一つ
Antutu13万台でハイスペック中華スマホにしては少しスピードが遅い気もしますが通常使う分にはまず影響は無い速さでしょう。
さすが日本仕様なHuawei機です。技適マークもあるし細かい設定も日本仕様になっていました。
HUAWEI Mate 9 ライカカメラ搭載64GB 海外シムフリー MHA-L29 (Champagne Gold)
コメント