IP68防水仕様でMP3など音楽ソースをパソコンからイヤホンに保存して聞くタイプの骨伝導イヤホンAfterShokz XTRAINERZがやってきたのでレビューしていきます。
XTRAINERZは音楽プレイヤーと4GBのストレージ内蔵なので、スマホと接続しなくても単体で音楽が聞ける防水骨伝導イヤホンなので、プールなどの水中でも使えます。
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気になるのは水中での音質ですが、骨伝導イヤホンなので音の劣化は全くなくちゃんと聞こえます♪ コレは新しい体験です!
防水ウォークマンは水の侵入を防ぐために水中用のイヤーピースに取り替えるので音が大幅に悪くなって、水の中で使うとさらに聞こえづらくなるので実用的ではなかったので、この骨伝導イヤホンは水中で音楽を聞きたい方は唯一ちゃんと音楽を聞ける必須アイテムと言えるでしょう。
AfterShokz XTRAINERZのビデオ↓を見るとプールだけでなく海水でも使える?かもしれません。
海(防水性能劣化が心配)でも使えるかもしれませんが、メインの使い方としてはプールで水泳中に音楽を聞く場合に最適です。↓
耳穴・鼓膜を通さずに聞くので水中でも劣化なし!
音楽プレーヤーとBluetooth接続の両方できるイヤホンがSony防水ウォークマンNW-WS625ですが、防水ウォークマンのほうは水中ではかなり音が悪くなりますので実質使えないかなぁ、
でもNW-WS625は海水でも使えるのでサーフィンやSUPをやっていて音が無いよりあったほうがましと割り切れる方には重宝する?・・・音が悪すぎて聞く気になれないかもしれません。
AfterShokz XTRAINERZ 特徴
骨伝導イヤホンは耳穴をふさがないで音楽を聞けるというのが最大の特徴!
XTRAINERZは完全防水のIP68防水で水中でも音楽が聞けるタイプのもので、骨伝導なので音質は劣化せずにそのまま聞こえました!(ただ、XTRAINERZ自体の音質はBluetooth接続の骨伝導イヤホンAEROPEXより少し劣ると思いました。)
それではもう少しAfterShokz XTRAINERZの特徴をみていきましょう。
Bluetoothは非搭載・音楽プレーヤー内蔵
AfterShokz XTRAINERZはBluetooth非搭載モデルで、この骨伝導イヤホンに音源を入れるだけで音楽が聞けるようになっています。
イヤホンに入っている音源しか聞くことができないので、もしBluetooth搭載でスマホの音楽を聞いたり電話として使いたい場合は前ページのAfterShokz Aeropexを選びましょう。
骨伝導技術
耳の前・もみあげの後ろあたりに振動ユニットをあてます。この振動ユニットがバイブレーションして内耳に直接音を伝えています。
たしかに水中でも音楽が聞けて骨伝導イヤホンでは音は良いと思いましたが、音質はさらに進化型のAfterShokz Aeropexのほうが音はさらに良いようです。
IP68防水で水中でも音楽が聞ける!
これがなによりスゴイところで、水中でも音楽が聞けて、耳穴にイヤーピースで穴を塞ぐタイプのイヤホンではなく、肌(骨)に振動を伝えるタイプのイヤホンなので、音質の劣化があまりないところが良い部分。
水泳など水中のアクティビティをする方には最適です。
心配は海水に入れたら骨伝導イヤホン本体は劣化?しないかが問題で海水でも使えたらパーフェクトでしょう。(IP68防水なので多分大丈夫だとは思いますが、取説には特に書いてありませんでした。)
デジタルオーディオプレーヤー搭載
コーデックは5種類対応していて、PCと接続してフォルダ分けして音源を保存することができます。
- WMA:Microsoftが開発した音声データ圧縮符号化方式
- AAC:MP3の後継のより高音質、標準的な音声フォーマット
- MP3:広く普及されている音響データ圧縮技術(圧縮するのでデータ容量小)
- WAV:MicrosoftとIBMが開発した(圧縮してないのでデータ容量大)
- FLAC:オープンフォーマットの可逆圧縮音声ファイルフォーマット
iTunesで再生可能なファイル形式.m4aは使えないので変換する必要があります。
AfterShokz XTRAINERZ 開封
ではAfterShokz XTRAINERZ実機をみていきましょう。
箱
今回やってきたのが左側のXTRAINERZ、右側はスマホとBluetoothで接続してスマホの音楽やマイクも内蔵されているので電話を受けたりかけたりすることができるAEROPEX。(前ページでレビューしてます)
両方ともカッコいい人がAfterShokzの骨伝導イヤホンを装着している画像でインパクトがある箱になっています。
2年保証があるとことも良いですね♪
開封
それでは、開けていきましょう。
この箱はカッコいいのですが、本体を取り出すのにちょっと苦労しました・・・
左側に開けていくと本体登場しますが、透明プラで覆ってあってあけられない。
よく見ると右側にテープがあって↓これを剥がさないと透明プラが取れないようになっています。
本体登場↓しかし、これもテープでガッチリと留めてあってはずれない。
裏を見ると↓このテープを剥がして引っ張るようです。粘着テープがガッチリついて台からなかなか剥がれない・・・
かなり取りにくいし、カッターでこのテープを切りたくなってきて、下手すると使う前から壊してしまいかねないほどガッチリくっついています・・・ここまでガッチリやらなくてもいいのにと思った。
やっとテープが取れたので本体を見てみましょう。
見た目↓は振動ユニットの部分と左右をつなぐリングの部分がドットの水玉模様のような模様があってオッサンには白いペンキが付いてしまったような?模様でちょっと抵抗がありましたが、子供から見たらカッコいいそうです。
付属品
AfterShokz XTRAINERZはAEROPEXよりも付属品は少なめ。
専用ケースの中に入っています。↓
このケースはプールなどで使って濡れたまま骨伝導イヤホンを入れられるように水切り穴もあいてます。
ケースの中にUSB専用充電ケーブル・プールで使う耳栓・保証書・取説(日本語あり)
ケースに入れる
ケースに骨伝導イヤホンを入れてみます。↓ケースが大きめな作りなので簡単にイヤホンが入りました。
耳栓やプールのキャップなども入りそうです。
充電器
充電器は専用の充電器で骨伝導イヤホンの右側にはめ込んで充電しますので、充電しながら操作不可で音楽も聞けません。
それではボタン操作や装着感をみていきましょう。
AfterShokz XTRAINERZのボタン操作
この骨伝導イヤホンは右側にボタンが4つあります。拡大して見ると↓ゴムっぽい質感であまり見た目はよくはないのですが、肉眼でみるとそれほど悪くはないです。ラバーコーティングで手触りも柔らかい感じで気持ちいい。
左からボタンを説明していきます。
- :モードボタン(再生モード・イコライザー切り替え)
- :マイナスボタン(音量下げ・前の曲)
- :電源ボタン(電源オン・オフ、音楽再生・停止)
- :プラスボタン(音量上げ・次の曲)
マルチファンクション/電源ボタン
電源・再生・停止ボタンを兼ねています。
- 電源オン:3秒間長押し(アフターショックスへようこそ)
- 電源オフ:3秒間長押し(終了します)
- 音楽再生:1回押し(ビープ音)
- 一時停止:1回押し(ビープ音)
M モードボタン
左側面のあるMと書いてあるボタンはあまり使うことは無いと思います。2秒長押ししてイコライザを切り替えしても音質の変わりは感じませんでした。
- 再生モード切り替え:1回押し(ノーマル再生します/リピートし
ます/シャッフルします) - EQイコライザ切り替え:2秒間長押し(通常モードです/水泳モードです)
音量+ /音量 –
音量調節と、曲移動に使います。
- 音量+:1回押し(ビープ音・Maxの場合はピーン音)
- 音量-:1回押し(ビープ音・Minの場合はブーン音)
- 次の曲:+2秒間長押し(ビープ音)
- 前の曲:ー2秒間長押し(ビープ音)
- バッテリー残量:音楽停止時+かー一回押し(充電されています/およそ半分です/残りわずかです/充電してください)
右手の人差指と親指でつまんで、親指で押すようにする。
進化版は右側面で人差し指一本で押すようにするボタンだったらより便利になる気がします。
その他
キーコンビネーションでストレージに入っているフォルダを選択したり、言語を変更したりできます。
- フォルダーの選択・解除:音量-とMを2秒間長押し(現在のフォルダを再生します/全てのフォルダを再生します)
- 次のフォルダ:現在のフォルダを選択時、音量+とMを2秒間長押し(次のフォルダです)
- 言語設定:音量+と音量一を2秒長押し(英語/中国語/韓国語/日本語)
フォルダの中に音楽ファイルを入れておいて、フォルダ内だけ再生することも可能になっています。
AfterShokz AeropexとXTRAINERZのボタン部分比較
AfterShokz Aeropex(↓左のグレー)はボタン部分に隙間のようなのがあるので、水没は不可っぽいです。右側のAfterShokz XTRAINERZは完全にコーティングされている感じです。
AfterShokz Aeropexのほうが再生・停止ボタンが左人差し指で操作できるのでより進化した操作感です。
骨伝導イヤホンを専用充電器で充電する
この専用充電器が特徴的で骨伝導イヤホンを挟み込むようにして充電します。
骨伝導イヤホンの↓この金色の4つの金属部分を専用充電器にあてて蓋をする。
充電器にこんな感じ↓で乗っけてフタをする。
フタをした状態↓
充電中は赤いLEDが点灯。
充電完了すると↓青いLEDが点灯。
これで充電完了、音楽を聞ける状態になりました。
この状態のままパソコンとUSB接続して、音源をコピーしていきましょう。
パソコンと接続して音楽ファイルをコピーする
充電器に装着したままの状態でパソコンのUSBポートに接続すると↓以下のようにXTRAINERZがマウントされます。(Windows10の例)
XTRAINERZフォルダの中を見ると、サンプルの.mp3音楽ファイルが4曲収録されています。サンプル曲はアンビエント系の音楽でした。
フォルダを新しく作って、その中に音楽ファイルを入れることもできまして、フォルダの中だけ再生することも可能なので、ランニング用や休憩用などの音楽ファイルをフォルダ分けして保存しておくと便利です。
上のほうのボタンで説明してありますが、音楽を聞く時にフォルダの選択は「音量-とMを2秒間長押し」で、次のフォルダを選択する時は「音量+とMを2秒間長押し」になります。
お好きな楽曲をコピーして好きなシーンの時に繰り返し聞けるのが最高ですね。
骨伝導イヤホンとメガネは一緒にかけられる?
結論からいいますと↓骨伝導イヤホンとメガネは一緒に装着できます。
ただ、耳たぶの上あたりが少し干渉するのでメガネを少し上に上げるといいと思います。
骨伝導イヤホンを装着したあとにメガネをつけると干渉せずに気になることもありませんでした。
頭の小さい子供や女性の場合は左右をつなぐリングが頭の後ろとだいぶ空いてしまうので、結いた髪の毛の上にする↓とぴったり装着できそうです。
AfterShokz XTRAINERZ と Aeropex 外観比較
AfterShokzの骨伝導イヤホン2種の見た目を比べてみましょう。といっても見た目はあまり変わりがないのですが、ボタン周りが違いました。
Bluetooth接続のAfterShokz Aeropexのほうが新型で音はさらに良く左側に再生・停止ボタンがあるので使いやすい。
ボタンもAfterShokz AeropexのほうがシンプルになってXTRAINERZのほうがボタンが4つあってちょっと操作しずらい。IP68防水なので水中ではこのほうが操作しやすい?わけないか。
左右のボタンやバッテリーが内蔵されている部分もXTRAINERZが少し大きめ、この中にストレージや音楽プレーヤーの回路も入っているようです。
グレーのAfterShokz AeropexはBluetooth接続でスマホの音楽や通話・待受ができて、AfterShokz XTRAINERZはこれだけで音楽再生可能でBluetooth非搭載、両方とも機能が違うのでお好みで選ぶとよさそうです。
AfterShokz XTRAINERZのほうは主にランニングや水泳など、アクティビティにピッタリで、AfterShokz Aeropexのほうはスマホを使って電話したり映像見たりするのによさそうですね。
AfterShokz2種とSONY防水ウォークマン 外観比較
SONY防水ウォークマンNW-WS625は、Bluetooth接続でスマホの音楽を聞けて、内蔵の音楽プレーヤーに音源を入れておけばスマホがなくても音楽が聞けます。Bluetooth・音楽プレーヤー2つの機能がこの1つのイヤホンで可能で、さらに防水(海水可)になっているところが最大の特徴。(コチラでレビューしてます↓)
ただし、SONY防水ウォークマンは水中で聞く(水中専用のイヤーピース装着)と音の劣化が激し過ぎてまともに音楽が聞けません。
一方で、骨伝導イヤホンのほうはAfterShokz XTRAINERZで音楽プレーヤーしかできないけど水中では1択と言っていいほど音の劣化が無いので水中で音楽を聞きたい方はコレしか無い。
AfterShokz AeropexはBluetoothでスマホと接続して音楽や電話をするタイプで、普段スマホアプリで音楽を聞いている方には最適。車の運転中に装着しておいて電話の待受・通話も可能。
AfterShokz2種とSONY防水ウォークマン 本体比較
SONY防水ウォークマンはイヤーピースとその周りが大きめでチューブも太い、AfterShokz XTRAINERZのほうはコンパクト。
SONY防水ウォークマンは全体的に大きめでチューブ以外はプラスチック製、AfterShokzは2周りほど小さく全体がラバーコーティングでコーティングされている。
こうやって見ると、SONY防水ウォークマンよりもAfterShokzのイヤホンのほうがより進化したイヤホンに見えます。
AfterShokzのイヤホンは上から見るとかなりスマートです。
どのイヤホンも一長一短ありますので、しばらくこの3つのイヤホンを使い続けてみます。
今は完全ワイヤレスイヤホンが主流になっていますが、左右がチューブでつながっているイヤホンのほうは操作が簡単で、さらに骨伝導イヤホンは自転車やスポーツ・アクティビティで使えるので運動する方はこちらのほうがオススメです。
完全防水骨伝導イヤホン AfterShokz XTRAINERZ 使ってみた感想・まとめ
ジムで水泳する方や水中で聞くのにピッタリな骨伝導イヤホンで水中でも音質が劣らないところがスゴイ!
それと、お風呂に長時間いて音楽や映画などを見る方にも最適でシャワー浴びながらでも音楽を劣化なく聞けますヨ♪
メリット
- 音楽プレーヤー内蔵で骨伝導イヤホンだけで音楽再生可能
- IP68防水で水没可能で水中でも音楽が聞ける
- 水中で聞いても音質が落ちない!
- 骨伝導で耳穴をふさがなくても音が聞こえるのでアクティビティに最適
- スリム・コンパクトでスタイリッシュ
デメリット
- AfterShokz AeropexやAfterShokz テレビ用のほうが音質が良い
- Bluetooth機能がなくスマホと接続できない。
- 充電・PC通信は専用充電器でUSB接続なので汎用性がない
水中で音楽を聞きたい方はぜひ検討してみてください。
※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。
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