続いてBlitzWolfの新作メカニカルキーボード BW-KB3を紹介します。
こちらはただのメカニカルキーボードではなくガスケットマウントというキーボードのPCB基盤とケース(土台部分)にガスケット(クッション材)を噛ませてキータッチが非常にソフトになるキーボード。
- BlitzWolf BW-KB0 61キー RGBバックライト付きメカニカルキーボード レビュー
- BlitzWolf BW-KB3 RGB+ガスケットマウント メカニカル キーボード レビュー (現在このページにいます)
なので、通常のメカニカルキーボードのようなカシャンカシャンした打キー音ではなく、ソフトな高級感?重厚感?がある打キー音になります。
まるでアノ名機(Appleのやつ)キーボードのような雰囲気の愛着が持てるキーボードに仕上がっています。
BlitzWolf BW-KB3 ガスケットマウント メカニカル キーボード
BlitzWolf BW-KB3は中華キーボードメーカーのAJAZZ AK816・AJAZZ AK816 Proのカラーなどを変更したODM製品として売り出した製品のようですね。
どことなくStarWarsのコンピューターのキーボードに出てきそうな近未来なようなレトロのようなカラーリングもまた素敵。
ガスケットマウントはApple Extended Keyboard IIのようなソフトなキータッチ
ガスケットマウントのキータッチは1990年代に5年以上愛用していたApple Extended Keyboard IIにかなり似ていて、普通のメカニカルキーボードよりも優しいキータッチが嬉しい。
ただ、Apple Extended Keyboard IIはガスケットマウントかは?わかりません・・・
このApple Extended Keyboard IIは名機で2020年代の現代でも発売されたらかなり人気なキーボードになるのではないでしょうか?
自分も長年使っていて感覚としてはHHKBの次くらいにすごいキーボードの気がするのですが、90年代のパソコンってカラーは一色でくすんだホワイトが常識で1~2年使うと日焼けして黄ばむのが残念なところ。(iMacあたりからパソコンももカラフルになりましたね♪)
ガスケットマウントなメカニカルキーボードはそんな名機のApple Extended Keyboard IIに近い打ちやすいキーボードになっています。
BlitzWolf BW-KB3 ガスケットマウント メカニカル キーボード レビュー
Banggoodの梱包
今回は化粧箱の上に専用のダンボール箱に梱包されていたのでダメージは全くありませんでした。
本体・付属品
付属品にキーキャップの替えがあるのがかなり嬉しい。
白いUSB-Cケーブルも同梱されている。
裏面・スタンド・切り替えスイッチ
このキーボードは接続方式が2.4GHz(USBドングル付属)・USB Type-C・Bluetooth(3台接続可能)と3つの接続方法があってパソコンやスマホ・タブレットでも使用できる。
Bluetoothや2.4GHz接続用にバッテリーが内蔵されている。
段階に傾斜するスタンド
スタンドは3段階に切り替えられて、横にゴム足があるのでスタンド立てなくてもガッチリデスクにくっつくように固定される。
スタンドなし・小スタンド・大スタンドの三段階に高さを変えられる。
切り替えスイッチ
スイッチはキーコンビネーションではなく、裏面に2つあり、接続方法の2.4GHz・USB・Bluetooth(3台接続)の3つに切替可能。
右側はWindowsかMacかによって切り替えられる。Windowsでは「Win」キー、Macでは「Win」キーがコマンドキーになりそう。
ゴム足
このキーボードは重量がありますので、設置するとゴム足がガッチリ机にへばりついて動かなくなる。
キーキャップ
メカニカルキーボードはキーキャップ・キースイッチを手軽に取り外して取り替えられるのが良いところ。
キーボードの見た目を変える予備のキーキャップもいくつか同梱されているのも嬉しい。
矢印キー4つとBackSpace・Enterキー、オレンジ色がどことなくスターウォーズに出てきそうなキーボードの雰囲気になる。
左上ESCキーも替えられます。
キーキャップ引き抜き工具↓は単体で買ったら500円くらいで売っている工具も同梱されている。
スペースキーには堂々と「THIS IS PLASTIC」と書いてあるのがまた好感が持てる。
スペースキーもオレンジ色があったらなお良かった気がしますが、このままでもまぁ、かなりオシャレなキーボードです。
取説
このキーボードはキーキャップにFnキーのオプションが刻印されていないので、たまに取説を見ながらRGBバックライトの変更やキーコンビネーションを確認する必要があるのがちょっと不便なところかな。
キーキャッププロファイル MDA
キーキャップはMDAプロファイルで奥と手前が少し高くなっていて、見た目が丸っこいキーが特徴でかなり打ちやすいプロファイル。
キーの四隅が角ばってなく丸い感じで好みがありそうですが、自分は打ちやすいと感じました。
このカラーリングは女性や白を基調としたデスク、もしくはメカニックなインテリアのデスクにはピッタリではないでしょうか。
音量調節ダイヤル
キーボード右上にある音量調節ダイヤルもこのキーボードの特徴で、時計回りで音量大に押し込むとミュートになります。
もしかしたら音量操作以外にもアプリによって他の操作でも使えるのかもしれませんが、試していません。
キースイッチ Gateron G Yellow Pro
キーキャップ・スイッチも気軽に取り外して取り替えることも可能です。
今回やってきたのはGateron Gの黄軸のPro↓
スイッチは横に入れて↓取ろうとしましたが、透明のプラが割れそうだったので立てにクリップを入れてスイッチを取り出したけど、横に入れるのが正解なのかな?
BlitzWolf BW-KB0(↓黒)の赤軸とスイッチを取り替えてみる。
スイッチを赤軸に付け替えてみましたが打キー音はどちらもあまり変わらないような音でした。
2.4GHz用USBドングル
無線はBluetoothと2.4GHzでもパソコンと接続できます。
2.4GHz接続は専用のUSBドングルがUSB Type-Cポートの下に装着されているので、外してパソコンのUSBポートにさすだけでキーボードが使えるようになります。
あまり影響は無いと思いますが、Bluetooth接続よりも遅延が少なくより快適にキーボードを使いたい場合は2.4GHzがベターです。
三角のランプ
逆三角の右側の赤点灯がUSBケーブルが接続されていて充電中↓
左下は無線デバイスの接続状態、Bluetooth1赤・2青・2.4GHzが白ということらしいが、Bluetooth3は不明。
上の青LEDはなんだっけか?わからなくなってきた。
重量
このキーボードは他のキーボードと比べるとずっしりと重いので測ってみると972gもありました。
ガスケット(クッション材)がゴムで重いのかもしれませんね。
RGBバックライト
BlitzWolf BW-KB0(↓黒)はキーキャップのアルファベット部分も半透明なのでRGBバックライトの光がキレイですが、BlitzWolf BW-KB0(↓白)のほうはあまり目立たない。
キーキャップの間のスキマから光るので、それほど光が見えない。
キーボードはあまり見るものではないので、光が目立たなくても問題なさそう。
2つの61キーボード BlitzWolf BW-KB0・SKYLOONG GK61とサイズ感比較
61キーボードのBlitzWolf BW-KB0(下の黒)とSKYLOONG GK61(真ん中の白)をサイズを比べてみましょう。
上はFキー・右側のキー1列分だけでかい
61キー(↓下黒と中白)のキーボードと比べて一回り大きいのが75%キーボードのBlitzWolf BW-KB3。
61キーボードはFキーと数字キーが兼用なのでその分だけ1行少ない、75%キーボードはさらに右に1列分のDelキーやPgDnキー・ボリュームがあるので横幅も広い。
61キーボードはコンパクトで良いのですがメカニカルキーボードの音がカシャンカシャン言うので、61キーボードでガスケットマウントだったら最高なのかもしれませんね。
BlitzWolf メカニカルキーボード2種
BlitzWolfから発売されているメカニカルキーボードは以下の2種、黒いBlitzWolf BW-KB0のほうがFnキーの白い刻印があるので覚えなくてもRGBバックライトの光り方を変えたりできて便利。
BlitzWolf BW-KB3のほうはFnキーのキーコンビネーションの刻印がなく、オレンジ色で「Row.3 2.25.Unit」とアルファベット以外のキーに小さく書いてあって意味がなくちょっと残念。
BlitzWolf BW-KB3(↓白)はRGBバックライトはあまり合わず、やはり黒いほうがゲーミングキーボードっぽい雰囲気ですね。
厚み
厚みもBlitzWolf BW-KB3(↓白)のほうがガスケットマウント分だけケースの厚みがあります。
静音化リング
ついでに静音化できるというリングを買ってみました。買ったのは内径8mm太さ1.5mmのゴムリングでAliexpressで1ドルほどで売ってます。
適当にリングを入れてキャップをスイッチに装着してキーを打ってみると・・・ほぼ?変わりません。
キーを押し込んだ時にバネのカシャンという音を低減するリングのようで、体感的に静音化した実感はあまりありませんでした。
BlitzWolf BW-KB3 ガスケットマウント メカニカル キーボード まとめ
ガスケットマウントの影響なのか?不明ですが、キーボードなのに972gもあってとにかく重く、逆に考えるとガッチリとデスクに設置できてズレずに入力に集中できる。
RGBバックライトの光らせ方を変えるキーコンビネーションの刻印があれば便利でしたが、刻印がないので覚えていないといちいち取説を見なければいけないのがちょっと不便。
ガスケットマウントのキータッチは万人受けして長く使えそうなので、メカニカルキーボードの安っぽいカシャンカシャンした打キー音が嫌いな方は試してみる価値はあります。
BlitzWolf BW-KB3 ガスケットマウント メカニカル キーボード
※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。
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