新型のHuaweiタブレットHuawei MatePad BAH3-W09がBanggoodからやってきたのでレビューしていきます。
こちらは日本では発売されていないメモリ4GB/ストレージ64GBの中国版になります。日本でも販売されていますが、そちらは3GB/32GBバージョン。
Huaweiは最近問題を起こしてGoogleから締め出しをくって、OSは現状ではAndroidベースのEMUI(Huawei独自のUI=ユーザーインターフェース)で非常に使いやすく、ハード面でも完璧な仕上がりになっていますが、Googleアプリが全く無いのが問題で、特にGoogle Playストアが無いので、今後しばらくHuaweiスマホ・タブレットを日本で使うにはそれなりのテクニックが必要になってきます。
- Huawei MatePad BAH3-W09 外観レビュー (現在このページにいます)
- Huawei機 Playストアなしでアプリをインストール&使う方法
- MatePad 野良アプリ Chrome以外使える・ベンチマーク・マルチウィンドウ
Playストアがない問題の結論から言いますと、野良アプリをインストールすればほぼ問題なく快適に使用できます。
野良アプリの問題は中にスパイウェアなどが仕込まれている可能性のあるアプリもあって、セキュリティ面でリスクを負うことになりますので、お仕事用のタブレットとしてはオススメできませんが、ゲーム・映画や動画を見たり本を見る程度のお遊び用のタブレットとしては、まったく問題なさそうです。
自分の使い方としては、Tverでテレビ番組を見たり、Youtube・Amazon Prime Videoを見たりする動画専用として使っていきたいのでアプリを入れてみましたが、ほとんどがインストール・使用可能でした。
特筆すべき点としては、サウンドがハーマンカードンのオーディオで、スピーカーが左右(上下)に2つずつ装備されていてタブレットながらかなり迫力のあるサウンドを提供してくれるので、個人で映画を見るにはピッタリなタブレットで映画用タブレットとしてすでに手放せない1台となりました。
Huawei機を使いやすくするためのアプリストア・野良ストア
Huawei機にはGoogle Playストアが入ってないので、全て野良アプリをインストールするか、HuaweiのApp Storeを使うという選択枠がありますので、Androidスマホやタブレットに慣れている方はPlayストアがなくてもそれほど困ることはなさそうです。
以下の3つのストアからアプリをダウンロードすればたいていのアプリは使えるようになるかもしれません。
- Huawei App Store:標準アプリ 日本用に設定変更可能、数が少なくあまり使えない
- Amazonアプリストア:アプリが古い場合が多い
- APKPure:野良アプリがたくさん登録されているサイト・アプリ
- XAPK InstallerでXAPKファイルもインストールできる
APK・XAPKファイル
AndroidアプリのインストールパッケージはAPKという拡張子のファイルと、XAPKという拡張子がありまして、XAPK InstallerアプリをインストールすればXAPKファイルをインストールすることができます。
YoutubeやChromeがXAPKファイルですね、Youtubeの場合は別途Google Play開発者サービスアプリが必要になります。(後ほど詳しく説明しますた取り急ぎ使いたい場合はAPKPureで「Google Play services」と検索してみてください。)
Playストアが使えるようになる谷歌安装器は無印MatePadでは現状つかえないみたい
MatePad Proは?谷歌安装器を使ってなんとかPlayストアをインストールできるようですが、無印MatePadは今のところできませんでした。
ちなみにHuawei Honor 9Xは谷歌安装器でGMS(Googleモバイルサービス、Playストアを含むアプリ・API)をインストールできました。↓
無印MatePadはPlayストアの代わりにAmazonアプリストアとAPKPureで野良アプリを入れたらセキュリティリスクはありますが、ほとんどのアプリをインストールすることができました。
現状↓こんな感じ、Playストアのみ動かない状態です。(CPU-Zも1秒くらいで落ちる)
Amazonアプリストアは古いアプリが多くて、GeekBenchはバージョン3で3DMarkも古いバージョンでした・・・ただ、AmazonのKindleとかプライムビデオ・AmazonMusicはAmazonアプリストアでからダウンロードすれば最新版が手に入るのでいいと思います。
最近はアマゾンの依存率が高くて少し恐いけど・・・
野良アプリ入れて、クレジットカードやお金が絡むアプリをインストールしなければとりあえずPlayストアいらないかなぁ?
映像鑑賞タブレットと割り切ればセキュリティ低くてもいいかもしれません。
Huawei MatePad 3機種 スペック
今回クーポンが出ているのは無印のMatePad(↓左側の機種)です。MatePad ProやPro 5Gはさらにスゴイタブレットで別モノですね。
Pro 5GはキャリアがチャイナユニコムとチャイナモバイルのBANDしか対応していないので、日本で使うには厳しいと思います。
Huawei MatePad BAH3-W09 開封
それでは今回は無印MatePadの外観をみていきましょう。
Banggoodの梱包
Huawei MatePad BAH3-W09はBanggoodからやってきました。
梱包はエアチューブに入っていたので中身は全く問題なし。
化粧箱の状態
ただ、化粧箱は倉庫で保管してあった傷なのか少し擦り傷、角に凹みがあります。
日本人は化粧箱も商品として扱うのですが、海外ではそういった発想はないので、化粧箱の傷は多少は多めに見ましょう。
開封
それでは早速開封していきましょう。
第一印象としては、白いベゼルが広めでディスプレイが表示されていない黒い部分も目立つのでちょっと古い?ような印象のタブレットでしたが、見慣れると悪くはない感じ。
それにベゼルがある程度ないと手で掴んだときにディスプレイに触れてしまうという難点もあるので、このベゼルの広さも先進的なデザインではないにしてもこれはこれでアリです。
ベゼルの白い部分は7.2mm、側面からディスプレイ表示部分までは9.6mmありました。
デフォルト↑ですべてのアプリが中国系なので、これからカスタマイズするやる気が湧いてきます!
裏面は普通に見ると白いパネルで、Huaweiの文字は立体的な銀色、カメラの部分が出っ張っているのがちょっとマイナス点。
付属品
付属品はUSBアダプタ・USB-Cケーブル・SIMピン(MicroSDスロット用)・USB-Cイヤホンジャックケーブル・取説になります。
USBアダプタはUSB-Cで5V2Aで、急速充電する場合は別途USBアダプタを用意する必要があるようです。でもQC対応かな?
このUSBアダプタもQUICK CHARGEと書いてありますが、充電してみると↓普通の充電?のようです・・・急速充電していると思いますがアイコンは普通の充電と変わりない。
こちら↓はXiaomi Mi GaN Charger 65WのPD(Power Delivery)充電ができるアダプタで充電してみるとイナズマアイコンが大小2つになりました。
ちなみにXiaomiスマホの場合↓は充電数値も表示されて、QC充電の場合は右側にカミナリ2つアイコンが表示、ノーマル充電はカミナリ一つが表示されます。
Huawei MatePad BAH3-W09 外観チェック
表面
ディスプレイ面はベゼルが広め(側面からディスプレイ表示部分までは9.6mm)であまり見た目が良いとは言えませんが、4方向ともに同じ広さのベゼルで統一されているのでそれほど悪くはない見た目です。
問題はディスプレイが表示されない部分が黒いので白い筐体だと黒い部分が目立つところ。
このタブレットは基本的に横にして動画や映画を鑑賞することを想定しているようで、右の中央あたりにフロントカメラが配置されています。
ディスプレイの解像度は2000×1200ピクセルで、サウンドはハーマンカードンなので、まさに映画鑑賞用のタブレット。
自分のウチにはTVが無いのでTverでテレビ番組を見たり映画を見たりするのに使っていきます。
操作はホームボタンや戻るボタンのナビゲーションバーが無くなって、下からスワイプや左からスワイプなどに変わりました。(ナビゲーションバーを表示する設定はどこにあるのか?EMUIにはないのか調査中)
裏面
かなり控えめですが、光の加減によってうっすらと虹色に光るパネルになっています。
裏面はあまり見ることはありませんが、他のタブレットとは違って見た目は良いですね。
裏面の真ん中にHUAWEIの文字、下のほうにグレーで控えめに「SOUND BY harman/kardon」と書いてあります。
側面
ボタンは上に電源ボタン、右側面にボリュームボタンと少し変わったボタン配置。
側面は丸みがあるシルバーで角も丸みがあるデザイン。
前面パネルとの境目はパネルのほうが少し出っ張っていて、パネルが丸く側面に入り込んでいるような構造になっていますのでスマートに見えます。
左右(上下)に2つずつ、合計4つのスピーカー搭載で音に迫力あり!9個ほどの穴がスピーカー部分。
それと↓上面(右側面)に4つの穴が空いています。これは音が抜ける穴なのかもしれません。
MicroSDスロット
MicroSDはSIMピンを指してスロットを取り出して装着するタイプ。
別のバージョンではSIMカードも装着できそうですが、無印のMatePadは↓MicroSDカードのみ装着できるようになっていました。
左側の灰色で埋まっている部分はMatePad Pro 5GだとSIMカードがさせるようになるようです。
Xiaomi Mi Pad 4 Plusとちょこっと比較
XiaomiはMi Pad 4から2年近く新しいタブレットを出してないようで、自分もMi Pad 4 Plusを2年ほど使っていますが、2年後の今も全く不満なく使えています。
タブレットはもしかしたら完成されたガジェットなのかもしれません。
両機ともに10インチ台なので筐体サイズはあまり変わらず、MatePad BAH3-W09のほうが少し横幅が広いだけです。
外観比較
両機ともにサイズも薄さも似たようなタブレットであまり変わりはないのですが、ちょこっとだけみていきましょう。
サイズは高さが245mm台で、幅がMatePad約155mm、Mi Pad 4 Plus約149mmと6mmほどMatePadのほうが広い。
薄さはMatePadが7.35mm(実測7.5mm)、Mi Pad 4 Plusが8mm(実測7.9mm)と、MatePadのほうが若干薄い。
側面
下のスピーカー穴やUSB-Cポートなどほとんど一緒で、Mi Pad 4 Plusのほうはホームボタンがあるタイプ。
ホームボタンがある分だけディスプレイ下のベゼルが広めで、タッチだけどホームボタンがあるので時代を感じさせる構造になっている。
Mi Pad 4 PlusのほうはLTEが使えるので上側面は電波を使えるようにプラになっています。
Huawei MatePad BAH3-W09のほうは上に電源ボタンがある。↑
両機ともに角に丸みを帯びたディスプレイで丸みのRもほぼ一緒。
解像度はMatePad BAH3-W09のほうは2000×1200なのに対し、Xiaomi Mi Pad 4 PlusはフルHD(1920×1080)
重量比較
Huawei MatePad BAH3-W09のほうは30gほど軽いようです。
30gの違いですが、MatePadのほうが軽いと感じます。
スペック 比較
両機タブレットともに使いやすく映画や動画、本などを読むにはピッタリです。でも手に持って本を長時間読む場合はちょっと重いかな?
スペックを少し比べてみると、ディスプレイ10インチ台だけど画素数が違って、MatePadのほうが若干大きめのディスプレイ。
SocはXiaomi Mi Pad 4 PlusがAntutu14万台、MatePadがAntutu27万台とだいぶ違うけどゲームをやらなければ映像・本や軽いアプリを使う場合はMi Pad 4 Plusでも十分に使える。
サウンドはXiaomi Mi Pad 4 Plusのほうはスピーカーが底面しかないので映画では迫力不足、MatePadは上下4つもスピーカーがあってハーマンカードンで迫力のサウンドで映画に最適。
カメラは両機ともにタブレットだから使う機会はあまりないので800万画素あれば十分。というより出っ張るので無くてもいいくらいだと思います。
あとはMi Pad 4 PlusがLTEできるので外出先でもネットに接続できるという特徴がある。
今買うんだったらHuawei MatePad BAH3-W09のほうがよさそう、けどPlayストアが絶対に必要な場合はMi Pad 4 Plus。
今後は映画・動画を見る場合はMatePad、Mi Pad 4 Plusのほうはインストールできなかった監視カメラDigooLifeアプリや、頻繁にアップデートするメルカリなどを使おうと思います。
両タブレットは仕事中は壁に設置して監視カメラのモニターとして使います。(ガジェットのたまり場でごちゃごちゃしていてスンマセンm(_ _)m)
コメント
こんにちは。
お久しぶりです。豪雨被害は大丈夫でしょうか?
最新記事が上がっているので大丈夫かなと思っておりますが?
ご注意してください。
yoshi様
お久しぶりです。コメントありがとうございます!
福岡は結構な雨が降ってます。
ただ、自分のいるところは大したことないかなぁ?普通の大雨みたいです。
坂の上のほうのマンションの3階部分なので、(坂の下は小さな川)坂の上まで水没しても3階までは水没しなさそうなので、様子を見ておきますね。