BlitzWolf 550W PC電源ユニット レビュー 自作PCをカベに設置

パソコン・周辺機器

自作PCも6年ほど経って老朽化したのでそろそろ新しいマザボとCPUを買うべく、まずはPC電源ユニットから交換することにしました。

いままでは350W電源で静かでしたが、今回は550Wで少しパワーアップということでファンの騒音が気になっていた。

実際にBlitzWolf BW-GP1550 550W PC電源ユニットを自作PCで使ってみたところ、音も静かでパワフルなので長いあいだ使えそうなPC電源でした。

マザーボードにRGBヘッダーがある機種だと↓ファン部分のライトアップもできるPC電源、自分のマザーボードは古くてそういったライトアップ機能が無いので近日中にマザボ変更予定。

BlitzWolf BW-GP1550 550W PC電源ユニット

BlitzWolf BW-GP1550は550Wと750Wの2種類のPC電源ユニットが発売されていて、今回は550WのPC電源のレビューです。

PC電源ユニット 豆知識

PC電源の選び方の用語を調査したのでまとめておきます。

PFCとは?

PFC(Power Factor Correction)=力率改善回路で入力電流の高調波成分を低減する回路。

ほとんどのPC電源ユニットにはPFC回路が付いていますが、力率が高いActive PFCを選べば安定した電源供給で間違いなさそう。

PFC 力率
Active PFC 90%
Possive PFC 70%

80 PLUSとは?

エイティープラスはPCの電源ユニットで80%以上の変換効率を備える背品に与えられる認証。

80Plusでも以下のようにランクがあり、チタニウムは電源効率90%以上とかなり効率が良い。

115Vの電源負荷率→ 20% 50% 100%
80 PLUS TITANIUM 92% 94% 90%
80 PLUS PLATINUM 90% 92% 89%
80 PLUS GOLD 87% 90% 87%
80 PLUS SILVER 85% 88% 85%
80 PLUS BRONZE 82% 85% 82%
80 PLUS Standard 80% 80% 80%

今までは350Wの80Plusブロンズを使っていましたが電力もあまり食わずに発熱少なく良い電源でした。

今回のBlitzWolf BW-GP1550 550W PC電源は80 Plus ゴールドということでさらに変換効率が高く発熱も少ないPC電源で期待ができそうです。

プラグイン式 使わないケーブルを取り外しておける

PC電源ユニットのケーブルはPC電源本体から取り外しておけるプラグイン式と、ケーブルがPC電源に付いていて取り外せない非プラグイン式があります。

Corsair RM850 Thermaltake Smart
プラグイン式 ケーブル取り外せない

ケーブルが取り外せるプラグイン式は使うケーブルだけ接続して使わないのは取り外しておけるので、ケーブルがかさばらずにかなりスッキリするので自作PCの組立時にも作業しやすく見た目もよくなります。

今まで非プラグイン式の電源ユニットを使っていたので、プラグイン式に切り替えたらケーブルが少なくスッキリして見た目もよく気持ちいいです。

BlitzWolf BW-GP1550 550W PC電源ユニット レビュー

Banggoodの梱包

エアチューブ梱包でやってきたので、化粧箱もほぼ無傷で大きくてかなり重い箱。

開封

PC電源とケーブルがケースの中に入っているのは驚いた。ケーブルは使わないのをケースに入れておいてもいいのですが、PC電源本体はケース要らないと思うけどPC電源を持ち運ぶ人って?いるのかなぁ、

PC電源本体はずっしりとかなり重い。

自分はあまりこだわりが無いので分かりませんが、日本製の105℃アルミ電解コンデンサーが採用されているようで、かなり安定した電源みたい。

ケーブルがプラグイン式なので、使うケーブルだけ接続できてケーブルがゴチャゴチャせずに便利で余計なところに電気が流れないのでより安定・経済的な気がします。

付属品

今回BanggoodからやってきたのはEUプラグ(USプラグを頼んだのに)・・・で変換アダプターが必要。

日本でも買える↓PC電源ケーブルを買えば問題ないのですが。

Superer PC モニター用 電源コード ASUS/NEC/iiyamaなど

Superer PC モニター用 電源コード ASUS/NEC/iiyamaなど

1,100円前後

CPU補助電源が8Pinと4Pinあるマザーボード対応

マザーボードの24PinのケーブルやCPU補助電源ケーブル・SSDやHDDのケーブルも入っています。

最近のマザーボード(昔から?)はCPU補助電源が8Pinと4Pinがあるようで、通常は8Pinのみですが、CPUオーバークロック時などにさらに4Pinも使うようで、このPC電源も1つのCPU補助電源ケーブルが4Pin+4Pinに分かれるようになっていました。

他のPCI-E(CPU補助電源など)のケーブルは8Pinが6Pin+2Pinに分かれるケーブルが2本(2つに分岐していて計4接続)付いています。

このPC電源はCPU補助電源が8Pinと4Pinあるマザーボードでも使用できます、まぁオーバークロックしないならば8Pinだけでも良いようですが、できれば4Pinも刺しておいたほうが安心感ある。

ビニールに入っているのはRGBヘッダーのケーブルでマザーボードに繋いでPC電源のファン部分をライトアップさせるのに使う。

重量

電源ユニット本体の重さはかなり重く1773gもありました。

サイズ

PC電源のサイズは160x150x85mmでMini PCよりも2まわりほど大きい。

ケーブルが脱着可能なプラグイン式でゴチャゴチャしない

いままで大活躍してくれた電源はケーブルが取り外せない非プラグインだったので、今後はケーブルがスッキリしました。

スイッチ付き

最近のPC電源ユニットの傾向なのか?これが普通なのか分かりませんが、電源スイッチの他に、押すタイプのボタンも付いています。

スイッチを入れてボタンを押して電源を点ける。

自作PCをカベに付ける(PC電源は吊るす)

それでは、自作PCをケース無しでカベに取り付けてみます。

机の裏からカベへ

机の裏に付けた自作PCはメンテナンス(ホコリを取ったりする掃除)があまり必要なく、快適につかえていましたが、最大の欠点はPCI Expressなどの拡張時や不具合・パーツ交換時のメンテナンス性の悪さで机に潜りこむ必要があり面倒。

そこでPC電源が来たのでマザーボードとHDDをテレワークのカベにくっつけて、新しいBlitzWolfのPC電源ユニットを机の裏に設置することにしました。

動作確認

まずはBlitzWolfのPC電源でPCがちゃんと動作するかデスクで確認↓。

問題なく動作します。しかも音がかなり静か!というより耳を近づけないとファンの音がしないほど静か。

良かった!550WのPC電源なのでファン音が心配でしたが、これだったらファンの騒音で悩まされることはなさそう。

PCオープンフレーム テストベンチ採用

マザーボードをカベにかけるので、PCI ExpressのグラフィックボードやWifiボードが垂れてしまうのを防ぐために安いPCオープンフレームテストベンチを買ってみました。

ASHATA  PCオープンフレームテストベンチ オープンフレーム透明アクリルオ

ASHATA  PCオープンフレームテストベンチ オープンフレーム透明アクリルオ

3,000円前後

土台のアクリル版とビスがセットなので取り付けも簡単。

PCI Expressのグラフィックボードなどを止める長い金具も付いていて、これで各ボードが外れることはなさそう。

無音グラフィックボードの↑一番上の長い金具は上から二番目の穴にしないといけなかった。途中で気がついて外したり取ったりするのが面倒なので最初にチェックしておけばよかった。

IKEAのボード

IKEAのマグネットボードにビス穴を開けてPCテストベンチを設置してみます。

ビス穴はATX以外のアクリル板に穴が開いているところを利用して、一番上の穴はマザボが使うので長いビスでアクリル板とマグネットボードとスペーサーをビス止めする。

これでマグネットボードをテレワークのカベに引っ掛ければ設置完了。今度はメンテナンス性が良いぞ。

PC電源ユニットは吊り下げる

幅100mmのシェルフフレームを机の裏に付けて、そこにPC電源を設置したらピッタリでした。

平安伸銅工業 LABRICO シェルフフレーム スクエア 1×4木材・幅10cm

平安伸銅工業 LABRICO シェルフフレーム スクエア 1×4木材・幅10cm

1,000円前後

PC電源とシェルフフレームの金属が擦れてビリビリならないようにゴム足を付けて設置したらファン音は全く気にならない。

PC電源のファン音は気にならないがテレワークのカベに設置したHDDの初期回転音が気になる。↑

SSDも安くなってきたし、そろそろHDDもこの2台が人生最後のハードディスクかなぁ。

自作PC カベに設置完了

マザーボードもテレワークのカベに無事に設置完了しました。

IKEAのボードはテレワークのカベに引っ掛けるだけなのでマザボも気軽に取り外せる。

CPUクーラーのヒートシンクが巨大で出っ張ってるので、たまに足がぶつかるのがちょっとした難点。

マザーボードをIKEAボードの左のほうに付けてしまったので、マザボからHDDが遠すぎてSATAケーブルがギリギリになる(要改善)。SATAのSSDは軽いのでIKEAのボードに磁石でくっつけた。

GPUは無音でCPUヒートシンクのファンも静かなのでデスクの横に設置しても音は気にならない。

そろそろ新しいマザボにしようと思う

自作PCも6年ほど経って古くなってきたので、最新のマザボとCPUを12月ごろに買うことにします。

冬に新しいATXマザーボードとCPUを買うことにします。

メンテナンス性の悪さでマザボを机の裏に設置からカベに設置に変更してみました。コレだったら机の裏よりもかなり各種ポートにアクセスしやすくなり、視認性もあるので便利に使えそう。

BlitzWolf BW-GP1550 550W PC電源ユニットはなかなか、というよりファンが回転してもほぼ無音で気に入りました。

BlitzWolf BW-GP1550 550W PC電源ユニット

※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。

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