Xiaomiのミッドレンジスマホシリーズの新しいRedmi 5 PlusがBanggoodからやってきたのでレビューします。
Xiaomi Redmi 5とXiaomi Redmi 5 Plusがあって、今回はディスプレイサイズが5.99インチの少し大きめディスプレイなXiaomi Redmi 5 Plusをレビューします。
筐体の素材・作りは基本的に以前のRedmiとまったく変わりなく、以前レビューしたXiaomi Redmi Note 4Xとデザインは少し違うものの、ほぼ同じ見た目でディスプレイサイズや中身が変わっていました。
Xiaomi Redmi 5 Plus
Xiaomi Redmi 5 Plus スペック
Xiaomi RedmiはディスプレイサイズでノーマルRedmiかRedmi Noteかわけるようになっていたと思うのですが、最近は違ってきているようでRedmi PlusとRedmi Noteはディスプレイサイズは同じでRedmi Noteのほうが若干スペックが高いスマホに変わってきています。
Redmi 5を5.7インチ標準ディスプレイと比べるとRedmi Note・Redmi Plusは5.99インチで少し大きめのディスプレイという位置づけなのか?似通ったスマホになってきている。
Xiaomi Redmi 5 Plusの主な特徴をみていきましょう。
バッテリー
バッテリーは4000mAhと標準的なスマホのバッテリー容量3000mAhよりも少し大きめです。
アスペクト比18:9ディスプレイ
最近流行りのアスペクト比18:9のディスプレイ搭載スマホ
MIUI 9
グローバル版のMIUI9はPlayストアありで日本語表示も可能になっています。なのでグローバル版を手に入れるとすぐに使えて手っ取り早い。
コスパ重視のガジェヲタさんは安ければ中国版を買ってROM焼きしてもよさそう。
アスペクト比18:9ディスプレイ
以前のRedmiとの大きな違いのアスペクト比18:9ディスプレイ、その他はほぼ同じようなスペックになっています。
裏面中心に集まっている
カメラや指紋認証が中心に集まっていて、「MI」ロゴも中心に、実際にはMiの下にゴチャゴチャとごみ箱アイコンなどがプリントされています。
耐衝撃
不意の落下でディプレイが割れないように角の部分が補強された構造になっているようです。
Xiaomi Redmi 5 Plus カラー
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Xiaomi Redmi 5 Plus 開封
梱包
Banggoodのいつもどおり神梱包のエアチューブでやってきましたが、今回はエアが半分ほど潰れた状態でした・・・
化粧箱
ビニールコーティングで封印されていました。
化粧箱のフタ全体が赤いデザインに変わっています。以前は全体白にMIロゴのみだったので変わってきた。
側面に「Global Version」と書いてありました。これはROM焼き必要なしなほぼなにもしなくてもそのまま使えるバージョンではないですか!
縦長5.99インチディプレイ・フロント12000万画素カメラ・・4000mAhバッテリー・スナドラ625の4つの特徴。
開封
開けてみます。
専用保護ケース付きです。
裏を見ると・・・はい、おなじみのRedmiのデザインでちょい縦長になったところが変更点。
付属品
付属品はUSBアダプタがCタイプコンセントプラグに変わっています。これはグローバルバージョンで、ヨーロッパは主にCタイプコンセントが多いので、グローバルバージョンといえばヨーロッパに輸出用ってことのようです。
Cタイプコンセントアダプタでも変換アダプタかませば使えます。USBは5V2A出力。
保護ケース装着
付属の保護ケースを装着してみました。通常は常にこの透明ケースを装着した状態で使うと思います。特に目立たないので外観を損なうことがなくていいですね。
保護ケースの左側面に「DESIGNED BY MI」と書いてありました。↓見にくいですが、
透明ケースなので裏面もカバーがあってもあまり気にならない。ただケースが無いほうがよりステキな見た目になりますが、そこはガマンでケースをつけて使えば長持ちしそう。
底はMicroUSB・スピーカー・マイクの部分に穴がくり抜かれています。
右側面の電源・音量ボタンは出っ張りになっていて穴はあいていない。
Xiaomi Redmi 5 Plus 外観チェック
起動
電源ボタン長押しで起動してみましょう。
しばらくするとMIUI 9の稲妻アイコンが表示されて初期設定に入ります。
表面
ディプレイが縦長で四隅の角がかなりラウンドしている、最近のスマホの見た目になっています。
以前のRedmiでしたら、ディプレイ下にタッチでLEDで光るホームボタン・戻るボタン・マルチタスクボタンがありましたが、今回はさすがに縦長ディプレイなのでホームボタンなどはディプレイ内部に表示されるようになりました。
ベゼル幅
ベゼルは左右にくっきりと目立ちますが細め。ディプレイの外側に黒い表示されない部分もあってベゼルでは隠れていません。
- 上:側面金属+プラパッキン約1.5mm+白ベゼル約9.5mm+表示されない部分約0.5mm=約11.5mm
- 左右:側面金属+プラパッキン約1.5mm+白ベゼル約1.5mm+表示されない部分約0.5mm=約3.5mm
- 下:側面金属+プラパッキン約1.5mm+白ベゼル約7.5mm+表示されない部分約0.5mm=約9.5mm
ディプレイ周りの黒い表示されない部分はベゼルが白いスマホだと目立ちますね。
プラパッキンも健在で保護ケースを付けない状態では目立ちますが、ケースを付けると隠れる。
裏面
裏面はRedmiの伝統的な構造で側面との境の角に溝があるデザイン、他のRedmiは角がラウンドしていて側面との境界が曖昧なデザインが多め。
どのRedmiか忘れましたがこの境界に溝があるデザインも以前レビューしたような?
Xiaomi Redmiを過去に使ったことがある方はもうすでに見慣れていますね。裏・側面は素材・デザインともにほぼ変わりありません。
お色のゴールドは上下が少し濃いゴールドで金属に見せる塗装されたプラスチック、真ん中の広い部分もプラ?かな?
四隅は丸みがあって、落下したときにディプレイが割れにくい耐衝撃になっているようです。
Miロゴの下にCEとかゴミ箱アイコンがでかでかと印字されているのがちょっと残念。
カメラ
フロントにLEDライト付きで自撮りする時に光をあてて撮影することができます。↓こちらの画像では右の赤丸の部分がライト。
側面
赤外線ビームはまだ健在で、Mi リモートアプリでTVとかエアコン・扇風機などを操作できるようになりますが、世界で流通していない日本の家電や古い機器はリストにない場合が多いので使えない場合もあります。
Mi リモートアプリは学習リモコンみたいにカスタムで登録できないのが残念なところ。LeTVのリモコンアプリはリストにない機器はカスタムでボタンを登録できる。
右側面にある電源・ボリュームボタンも旧Redmiの機種と変わらずツヤアリ面とり仕上げになっています。
イヤホンジャックもちゃんとあります。
SIMスロット・MicroSD
SIMスロットは裏から見て右側面にあります。
NanoSIM2枚で1枚はMicroSDと兼用になっている。
Xiaomi Redmi 5 Plus 使ってみた感想
デザインは伝統的なRedmiを受け継いだ、というよりほぼ変わらないデザインになっていまして、新鮮味がないのですが安価で縦長大画面、普段使いには十分なスピードのスマホに仕上がっていますのであまり文句のないミッドレンジスマホ。
ノーマルなRedmi 5・Redmi 5 Plus、Redmi Note 5・Redmi Note 5 Proの4機種がRedmiシリーズでアスペクト比18:9ディスプレイです。
Redmi 5 Plusはスナドラ625搭載機で速さはAntutu7万台、もう少し速いのが欲しい場合はスナドラ636搭載でAntutu11万台のRedmi Note 5・5 Proを選ぶと良いでしょう。ただし、価格が200ドル前半から後半になりますのでコスパ重視で普段使いの使用用途では100ドル後半のRedmi 5 Plusのほうが良いでしょう。
サブ機としても改造機としても十分なスペックで遊びがいがあるXiaomi機になっています。
Xiaomi Redmi 5 Plus アプリ・機能
今回はXiaomi Redmi 5 Plusの中身をみていきましょう。
レビュー機はグローバル版でGoogle Playストアあり、中身もMIUI9なので日本語表示可。Xiaomi機でもまったく改造する必要もなく拍子抜けしますが、誰でも使えるようになって便利。
MIUI9になってからは初期設定の初期段階から日本語を選択できるようになって、日本人でもますます便利になってきています。
でも、最近はXiaomiのハイスペックスマホでは対応バンドが多くなってきていますが、XiaomiミッドレンジなXiaomi Redmi 5 Plusなどのスマホは対応バンドは以前のままで日本でもギリギリ使えるようなので、あまり期待はできません。(あと、技適が無いので使えないことになっているのでご注意ください。)
MIUI(XiaomiのOS)も素のAndroidとひと味違ってなかなか馴染みやすいUI(ユーザーインターフェース)になっているのでいじくるのも楽しいです。
2台目スマホとして、ガジェヲタさんのオモチャとしてならば良さそうですね。
初期設定
ホーム画面
デフォルト アプリ
「ツール」はXiaomiのアプリ群でMicrosoftフォルダにエクセルなどのツールもデフォルトでインストールされてました。
BAND
Xiaomi Redmi 5 Plus Global版ですが、対応しているBANDは通常通り少なめで日本でもギリギリ使えるかなぁ、といったところ。
- 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
- 3G: WCDMA 850/900/1900/2100MHz
- 4G: FDD-LTE B1/B3/B4/B5/B7/B8/B20
TDD-LTE B38/B40
設定
MIUI9では端末情報が一番上にきて、ちょっと並びと内容が素のAndroidと違います。
端末情報
GlobalのMIUI9はどうやらデフォルトで日本語にできるようですね。端末情報にCPUとかカメラ・バッテリーなどのアイコンが並んでたのですがなくなってしまったようで少し残念。
Xiaomi Mi MIX 2のMIUI8.5の端末情報↑
MIUI9になってアイコンなしの普通の表示になりました。↓
MIUIフォーラム
まさか!日本語のフォーラムできた?・・・とおもいきや最初だけ日本語でフォーラムは英語でした。当たり前ですね。
Xiaomi Redmi 5 Plus ベンチマークテスト
スナドラ625のSocが同じLenovo S5とXiaomi Mi Max 2とスペックを見てみましょう。Lenovo S5はアスペクト比18:9ディスプレイの最新ミッドレンジモデル。
Xiaomi Mi Max 2はちょい古いモデルだけど今も愛用していて大画面でなかなか使えるスマホです。
最近の最新スマホはみんな18:9ディスプレイかノッチに変わってきているので、最新か旧型かはひと目で分かるようになりましたね。
AnTuTu
Antutuのバージョンが上がって旧バージョンと比べてスコアが約12000プラスになっています。Xiaomi Redmi 5 Plusは約77000台でAntutu旧バージョンでは65000台になるかと思います。
Geekbench
GeekBenchは以前と変わらずのスコアで同じCPU積んでいるXiaomi Mi Max 2と同じようなスコアになっていますね。
RAM・ストレージスピードテスト A1 SD Bench
ストレージがちょい遅めかも。
CPU-Zのスペック詳細
Xiaomi Redmi 5 Plus 使ってみた感想
Redmiもアスペクト比18:9ディスプレイ搭載機を出してきて、スマホのディスプレイが18:9が当たり前になってきているようです。
外観はディスプレイ以外はほとんど旧Redmiシリーズと変わりなく、裏面デザインも旧型と一緒で、縦に伸びたくらい。
ディスプレイが縦長になったことで上下のベゼルが狭くなり、ディスプレイ下のタッチ式のホームボタン・戻るなどはディスプレイ内で表示されるようになり、タッチボタンがなくなりました。
MIUIはバージョン9になって日本語選択可能、グローバル版はPlayストアが最初から入っているので素人でもすぐに使えるようになってきました。ガジェヲタさんには改造しがいがないのでつまらなくなったのかもしれません。
あと、MIUIは無料のテーマがたくさんあるので頻繁に模様替えして遊びたい方にもむいてそう。
左右のベゼル全体で3.5mmでそれほど幅はありませんが、ベゼルが白いので手で掴んだときに誤って指がディスプレイにふれることはなく、誤動作しにくいと感じます。
他のミッドレンジ中華スマホと比べてそれほど特徴や差はなく、やはりRedmiシリーズの量産タイプミッドレンジモデルという印象を受ける。
標準的なミッドレンジスマホですが、普段スマホとして使う分には十分過ぎるほどのスペックで安定のRedmiスマホ。
Xiaomi Redmi 5 Plus
コメント
au通話はできますか? ハードはWCDMA2000対応になっているようですが、ROMのせいで不可?
お返事遅くなりましてすみません。
auは契約していないので正確なことはわかりません。
https://mymobile-wifi.com/category/xiaomi
こちらのガジェットフリークのサイトでau検証している記事がありますのでチェックしてみてください。