自分は絵の才能がなくあまり縁が無さそうなペンでお絵かきができる中華タブレットのCUBE Mix PlusがBanggoodからやってきたのでレビューします。
こういうペンが使えるタブレットはアニオタさんとか絵師さんとかがよく導入されているようでBeヨンドのイラスト書いていただいている星連さんも欲しいようです。
今回はCUBE Mix Plus本体のみでキーボードもペンも無いので別途ペンを導入するしか無さそうで、試しにウチにあるTeclastのペンが使えるかWindows10のデスクトップでやってみましたが何も反応せず。お絵かきアプリなどでは反応するのかな?
CUBE Mix Plus
- CUBE Mix Plus スペックと価格比較
- CUBE Mix Plus 開封の儀
- CUBE Mix Plus 外観チェック 特徴・機能説明
- CUBE Mix Plus 開封した感想
- CUBE Mix Plus 内部レビュー
- WindowsUpdateが0x80070422エラーで失敗
- CUBE Mix Plus ワコムペン ラジアルメニュー
- CUBE Mix Plus ベンチマークテスト
- CUBE Mix Plus 使ってみた感想・まとめ
- CUBE MIX Plus 専用キーボードとWACOMペン
- CUBE MIX Plus スタイラスペン+専用キーボード 開封
- Neboで遊んでみる
- Flash Paintでお絵かき
- CUBE MIX Plus 専用キーボードと合体した外観
- USB PD 充電実験 CUBE Mix PlusでUSB Type-C充電可能
CUBE Mix Plus スペックと価格比較
こちらのCUBE Mix PlusはKaby lake世代のCore M3-7Y30 1.61GHz搭載、Kaby LakeはおなじみSkylakeの後継で第7世代のIntel Coreプロセッサ
SkylakeからKaby lakeのアップグレードでパフォーマンスは20~30%アップして、消費電力を20%抑えることに成功したようです。
その他の特徴としてはWacom1024筆圧感知と、USB3.0 Micro-Bを搭載しています。またいまいちな点はバッテリー容量が4300mAhしかない点ですね。
Cube i7 BookもWacom筆圧感知できるのでCube i7 Bookの後継がCUBE Mix Plusの位置づけなのでしょうか?スペックを比べるとCUBE Mix Plusのほうが少しスペックアップしてます。
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CUBE Mix Plus 開封の儀
Banggoodの梱包
発泡スチロール箱に入っていて安心ですが、化粧箱が無いのでちょっとさみしい気もします。
テープがぐるぐる巻でフタを探り当ててカッターで切り込みを入れて開けます。
輸送時には完璧ですね・・・ただ化粧箱好きな自分としては・・・
DCプラグのアダプタ・USB3.0マイクロBプラグ⇔標準USBメス変換ケーブル・取説
中華タブレットもそろそろDCプラグのアダプタとかやめてUSB Type-C一本にしたほうが良さそうですね。
CUBE Mix Plus 外観チェック 特徴・機能説明
メモリ4GBストレージ128GB
CPUがCore M3-7Y30 1.61GHz 2コアでプロのサブ機として、一般の方のメイン機としてキーボードがあればノートパソコンとして、無ければ中華タブレットとして大活躍しそうな速さで、メモリが4GBというのがちょっと少ないかもしれません。それがちょっと不満な点ですね。メモリ8GBあれば完璧でした。
スタイラスペンはなに買えばいいの?
ペンが使えるのはいいのですが、どのペン買えば良いのか困ってます。
このあたりのワコムのペン買えば良さそう。Bamboo Stylus feelというペンで対応しそうだけど現在はなぜか販売していないようでどのネットショップでも定価の倍くらいなプレミアム価格になっていた。
絵心がない自分でもこれで遊ぶと楽しいかもしれない。近日中にペンを導入して試してみます。
表面
700gと10.6インチの中華タブレットとしてみたときに標準的な重さなんですが、持った時にスカスカ感があるのでTeclast機やChuwi機よりも軽く感じる。
見た目も4角のRが大きくて丸っこいので高級感が落ちる気がして好みが別れそう。
側面との角はおなじみ側面の上にプラパッキンが盛り上がったような構造になっていていつも通りの中華タブレットの構造です。

最近レビューしたキックスタンドのTeclast Tbook 16 Power↑はプラパッキンが出てないXperia Z3のような構造になっていて中華タブレットの構造も進化しています。
ディスプレイ面左上の角に切り欠きのような穴があります。これは何でしょう?CUBE機はいつもこの穴があります。マイク穴かな?
ベゼル幅
幅は上下左右全て同じでした。
- 上下左右:側面約1.5mm+ベゼル約17.5mm+表示されない部分約0.5mm=19.5mm
裏面
商品画像とほぼおなじ見た目ですが、上のカメラ部分のプラスチックの左側に塗装バリのようなのがありました。他機種でMicroUSBの切り欠きで使うような跡がある。
その他は特に見た目も悪くなく標準的な中華タブレットの仕上がり。
側面
裏面から見たら右側に全てのポートがあります。上右側に電源ボタンとボリュームボタン、ボタンはプラ管があってちょっと完成度低い。
裏面と側面の角の部分はツヤあり面取り加工が施してあってキレイです。
USB Type-CとUSB Micro-Bのポートと筐体がちょっとズレているようで、プラグをまっすぐ刺しても刺さりませんでした、プラグの先をちょっとディスプレイ面のほうに向けて刺すと刺さった。個体差かもしれません。
下にはキーボードドックの端子↓
これ、他社のキーボードと互換性があれば嬉しいのですが、機種ごとに専用キーボードが必要なところがちょっとキツイ。
ヒンジがあるし端子が4~10ピンとまばらなので互換性があるキーボードは多分でないでしょう。
CUBE Mix Plus 開封した感想
自分にとってかなり重大な点はUSB Type-Cでの充電不可だったこと。一応は充電できるようだけど「充電していません」の表示になってしまう。しかもUSB Type-Cで充電できるUSBアダプタも限られている。充電アイコンは表示されるもののバッテリーは減っていきます。
こりゃ素直にDCプラグの純正アダプタで充電するしかなさそう。
5V USBケーブルとUSB PDアダプタの場合は充電可能でした。
Windows10をちょっと使ってみたところサクサク動いてCUBE Mix Plusだけでほとんどの人がパソコンいらずになるでしょう。
CUBE Mix Plus 内部レビュー
今回は中を見ていきます。中はもう本格的にタブレットとしてもパソコンとしても使えるCPUスピードで筆圧ペンも使えるしホントにこれ一台あればライトな使い方に限らず通常の業務でも使えるスペックでパソコンとしてもサクサク動く領域にいる中華タブレットだと思いました。
もちろんPCゲームや動画編集などCore i7が必要な作業には耐えられないと思いますが、通常業務のほとんどに耐えられるスペックでパソコンを使ったお仕事以外の方には最適と言えるタブレット。
WindowsUpdateが0x80070422エラーで失敗
日本語表示にしてストアでAntutuなどインストールしようとしたけどエラーで出来ず、Windows Updateしないといけないのかと思いUpdateしても以下↓のようなエラーでWindowsUpdateもできず・・・
WindowsUpdateサービスの設定を治してみました。
services.mscを起動
左下にあるWindowsアイコンを右クリックしてリストのなかの「ファイル名を指定して実行」を押す。
「services.msc」と入力してOKボタンを押す。
サービスが起動しました↓。下のほうにあるWindows Updateを探す。
Windows Updateのプロパティ 設定
Windows Updateの部分を右クリック↓して「プロパティ」を選択
プロパティが開いたら「スタートアップの種類」を【自動】にすると「サービスの状況」のボタンが押せるようになるので【開始】を押します。
Windows Update のサービス開始したらストア使える
これでストアが使えるようになった↓。
CUBE Mix Plus ワコムペン ラジアルメニュー
Cube Mix Plusを起動するとワコムペンの設定画面が表示されますが、ペンが無いので設定できません。
ワコムペン以外の設定やアプリは普通のWindows10でしたので特筆すべき点はありませんでした。
CUBE Mix Plus ベンチマークテスト
AnTuTu
Antutu207704で今まで見てきたタブレットの中で一番速い!
Crystaldiskmark
ストレージの読み書きも今までで最高レベルに速い。
MaxxMEM
メモリ読み書きも、もうPCとして使える領域です。
CUBE Mix Plus 使ってみた感想・まとめ
メモリが4GBと少なくせめて8GBあればもっと本格的にノートパソコンとして活躍できた。
それとバッテリーも4300mAhと少ないのも気になるところ。
Wacom筆圧感知1024でペンを使ったお絵かきもできそうですがペンがないので試せてません。ペンの設定アプリはデフォルトで入ってました。
不満点は充電でUSB Type-Cでは一応充電アイコンになるけど「充電してません」の表示になって完璧な充電はできず、付属のDCプラグのアダプタに頼るしかない。
5V USBケーブルとUSB PDアダプタの場合は充電可能でした。
CUBE Mix Plusとキーボードさえあればほとんどの方がノートパソコン代わりに使えるし別途ペンを買えばお絵かきもできちゃう。
絵師の方やお絵かき好きな方にはサブ機として、Wacom筆圧感知1024が付いているタブレットとしてコスパ最高でこれ以上のものは無いと思います。
ただ、自分はペンを試せていませんので反応云々はお伝えできず残念です。次回機会あればペンを使ってレビューしてみますね。
CUBE MIX Plus 専用キーボードとWACOMペン
BanggoodからCUBE MIX Plus救援物資の専用キーボードとWACOMペンが届きましたのでレビューします。
これでCUBE MIX Plusもオプションコンプリートの完全体になりました。
CUBE MIX PlusはIntel Core M3-7Y30 を搭載していてWacom筆圧感知1024で最強クラスの中華タブレットで、お絵かきタブレットとして良さそうです。自分も絵心は無いものの、お絵かきでもしてみようかしら、と思っています。
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Docking Keyboard CDK09 for Cube Mix Plus Cube I7 Book Tablet
Electromagnetic WACOM Pen For Cube I7 Stylus
こちらのWACOMペンですが、上の画像とは違うものが届きました、実際に届いたものはワンボタンでキャップの部分が消しゴムになっていました。
下の方で詳しい画像を載せてありますのでご確認ください。
CUBE MIX Plus スタイラスペン+専用キーボード 開封
化粧箱
キーボードのほうは箱がちょっと潰れた状態でしたがペンのほうはキレイな状態です。
ペンは商品画像とは違い、ボタンは1ボタンで裏のキャップ部分は赤いプラでした。キャップは消しゴムとして使うようです。
専用キーボード
専用なだけあってCUBE MIX Plusと合体した時に違和感がないように角はツヤあり面取り加工で表面のプレート部分は金属のようです。
よくあるタイプのキーボードでキーピッチ17mmほどでフルサイズの19mmまではいかないものの、かなり打ちやすいキーボードです。
裏面は四隅にゴム足があって毛足が短いモケット塗装がしてあって肌触りがすごくイイ。
WACOM ペン
CUBE MIX Plusに最初からWACOMペンの設定がありましたので好みの設定ができます。
今回はサイドにあるボタンは1つだったのでデフォルトのまま特にいじることはなさそう。(商品画像だとサイドボタンが2つになっているのでご注意ください。実際には1つボタンのようです。)
専用ソフトを使わなくても普通にマウス代わりとして使えそうです。
デスクトップの画面でペンをディスプレイに近づけていくと3cmあたりから点表示で反応してサイドボタンを(右クリック)押すと一瞬丸い円が表示されてコンテキストメニュー表示。
他のTeclastのペンでやったときは全く反応しなかったのでちょっと不安だったのですが、あたりまえにちゃんと反応しました。
Neboで遊んでみる
目手書きメモソフトのNeboが900円のところちょうど無料になっていたのでインストールしてみました。
–
あと30日くらい4月下旬ごろまで無料のようです。試してみたい方はインストールしておきましょう。
字も普通に紙とペンで書いたくらいに書ける。習字が上手い人でもこのペンとタブレットは使えそうだワ。
Flash Paintでお絵かき
今度はFlash Paintでお絵かきでもやってみます。
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サンプルの塗り絵があったのでやってみる。
- 練習として色塗りでも
- ムズカシイ
- 色塗りどころかおかしくなってる
- せっかくできていた部分までおかしくする
- 消しゴムで消すと・・・
と、・・・このように人間自体が絵心なくまったく使えない代物なので・・・いくらタブレットやペンが優秀でも使う方の人間が無能だと宝の持ち腐れですな。
CUBE MIX Plus 専用キーボードと合体した外観
以下、CUBE MIX Plusと専用キーボードを合体させてラップトップ状態になった画像など載せておきます。
これでキーボードが取り外せなかったらノートパソコンですね。
ひっくり返らないようにどのメーカーもヒンジがゴツく硬く重くできている。
専用キーボードを合体させると中華タブレットのTeclastやChuwiのものと見た目はほぼ同じになります。
しかしキーボードは合体してないときは置き場所に困るところが悩みどころ。
CUBE MIX Plusと合体してない専用キーボードは他に使い道がなく、合体ロボのゲッターロボとかガンダムでいうところの足の部分のみのパーツって普段はどこに行っちゃってるのか「単体ではまったく使えないヨ」状態なんです。
CUBE MIX Plusと専用キーボード・スタイラスペンをしばらく使ってみます。
次に記事書く時にはお絵かきもうまくなって見せられるくらいになってたら楽しいなぁ♪(無理だと思うけど)
CUBE Mix Plus
USB PD 充電実験 CUBE Mix PlusでUSB Type-C充電可能
CUBE Mix PlusのUSB Type-Cで普通のケーブルで充電はできませんでしたが、5A対応のUSB Type-CケーブルとUSB PDアダプターを使えばUSB Type-Cポートで充電できるとコメント頂いたので試してみました。
結果から言うとUSB Type-C PD充電でCUBE Mix Plusがちゃんと充電できました♪これでDCアダプタを使わなくても、USB PD充電のみと限定的ですがUSB充電できる。
CUBE Mix PlusをUSB Type-C充電するのに使用するケーブルとアダプタ
USB Type-Cから充電するのには5AのUSB Type-CケーブルとUSB PDに対応しているUSB Type-Cアダプタが必要なようです。
USB PDとはUSB Power Deliveryで最大20V5Aで100Wの電力供給できる規格です。100Wまで電力供給できるんだったらほとんどの機器の電源の供給ができそうで今後はコンセントの代わりにUSB PDの差し込みも増えてきそうでモニタとかTVもUSB給電対応した機器がでてきそう。
USB PD充電をいち早く取り入れたMacBook2015や最近Xiaomiから出たMi Notebook12もUSB PD充電できます。今後ノートパソコンでますます増えそうで余計なアダプタを持ち歩く必要が減りそうで便利です。(とは言えUSB-Cアダプタは持ち歩く必要があるんですけど)
ノートPCの専用アダプタとの違いは、USB PDに対応したケーブルとアダプタがあれば社外品でも使えるという点ですね。
5A対応USB Type-C PDケーブル
PD(5A)に対応しているUSB Type-Cケーブルはまだまだ数がでてないようで、LOEというメーカーとエレコムにありました。
エレコムのUSBケーブルは普通に充電できそうなので、人柱的にもしかしたらUSB PD給電できないかもしれないLEOのPD対応USBケーブルを買ってみました。
以下のようなパッケージです。
エレコムのUSB PD対応のケーブルは以下
探したところこの2種類くらいしかUSB PD対応なUSBケーブルはなかった。
USB PD対応アダプタ
実験したUSBアダプタはdodocool USB PDアダプタとNexus5Xに付属していたUSBアダプタ
同じ5V3AなのにdodocoolのUSB PDアダプタでは充電できましたがLGのUSBアダプタはUSB PD非対応なので充電できませんでした。
違いははっきり分かりませんが、dodocool USB PDは5V3A-9V3A-15V2A-20V1.5Aと書いてあってCUBE Mix PlusのDCアダプタは12V2.5Aで充電するのでUSB PDアダプタだとそれに近い電力を供給できるようです。
USB Type-Cの差し込みにPDと書いてあって以前はこれでUSB PD給電できるとは思ってなかったけどちゃんとできました。
Nexus5Xは以下でレビューしました。こちらに付属していたUSBアダプタです。

このUSBアダプタではCUBE Mix Plusは充電できませんでした。多分5Vしか流れないということではないでしょうか。
- LG製
- 5V3A
USB PD ハブを使用しても充電可能
USB PDハブは現在2つ(dodocoolのUSB PDハブは在庫切れになっているのでまだレビューしていません。)あってそれを間に入れてもCUBE Mix Plusを充電可能でした。
DCアダプタが無くなってUSB PD給電で照明やモニタ・TV・家電まで補ってくれて、USB PDハブ(全部のポートがUSB PD対応)してくれたらほんとにアダプタ1個でなんでも給電できる時代が早く来れば良いのに。
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