Xperiaの真骨頂とも言える裏が鏡面になっているXperia XZ Premiumがやってきたのでレビューします。
こちらは通常のXperia XZとデザインは同じようで、高級感を増した仕様になっていまして、ディスプレイが5.46インチなのに他の5.5インチディスプレイのスマホと比べても少し大きめな筐体が気になりました。
並べてみると一回り大きいスマホに見えてしまいました。
Xperia XZ Premium
スペックで比べてみましょう。↓
Xperia XZ Premium スペック
現在ウチにある3機種の同じようなハイスペックスマホのスペックを比べてみましょう。Huawei P10 Plusもウチにありますが7/28まだレビューしてません。
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ハイスペックスマホ 3機種 サイズ差
そして、サイズが大分違いました。Xperia XZ Premiumは4KディスプレイでIP68防水なぶんサイズが大きくなっているのかもしれません。
機種 | 高さ | 幅 | 厚み |
Xperia XZ Premium | 156 | 77 | 7.9 |
OnePlus 5 | 152.7 | 74.7 | 7.2 |
Huawei P10 Plus | 153.5 | 74.2 | 6.98 |
ハイスペックスマホ 3機種 サイズ差 画像で比較
ううん・・・あまり変わりはなさそうだけど、実物を見ると一回り大きく見えてしまう。
角ばっているせいで大きく見えるのかな?
サイズのみを見る限りでは、本当に残念でなりませんがXperiaも第一線から少し後退しているのが現状のようです。Sonyの社長もそう言ってましたね・・・残念です(泣)
(Sonyの平井社長が言うには、Sony Mobileはスマホに変わる新しいデバイスが出た時に役に立つので、Xperiaは時代の最先端を行ってなくても現状維持で持続しておくんだそうです。次世代のデバイスって?メガネとかコンタクトレンズのようなデバイスかな?)
この大きさで6インチ台だったら相当スゴイスマホでしたが、5.5インチ切るので、ううん(悩)
ただサイズはデカイけど、Xperia XZ Premiumは4KディスプレイだしIP68防水だし高級感もあって、かなり魅力的なスマホであることは間違いないと思います。
では実機みていきましょう。
Xperia XZ Premium 開封の儀
化粧箱
開封
本体の裏も表も輸送用の保護シートが全面にべったり張り付いてました。
付属品はTVアンテナ用のイヤホンケーブルのみで、質素なかんじ。
Xperia XZ Premium 外観チェック
表面
ディスプレイ左右がラウンドしていて、上下も少しだけ丸まったガラスになっています。
側面とディスプレイ面の境目にはパッキンが無い構造で、表・裏・右・左・上・下の6つのパーツを合わせた構造になっていました。
ベゼル幅
左右のベゼルは2.5mmと広め加えて上下のベゼルも16mm前後と広めで、今後のトレンドになっていくGalaxy S8のようにベゼルを極限まで少なくしてディスプレイを大きくしてほしかったところ。
- 上:側面約1.5mm+黒ベゼル約16mm=約17.5mm
- 左右:側面約2mm+黒ベゼル約2.5mm=約4.5mm
- 下:側面約1.5mm+黒ベゼル約15.5mm=約17mm
黒ベゼルの部分にディスプレイの表示されないところが0.2mmほど含んでいます。
裏面
裏面もディスプレイ面と同じように左右の端が少しラウンドしていて、上下は左右より少ないラウンドで2.5D曲面ガラスのようになっています。
黒い鏡面になっていて非常に撮影しずらかった。
底面が真っ平らでバランスが良いスマホなので、自立するのがいい?部分。↑
カメラ
カメラ性能はいつものとおりかなりキレイに撮れるカメラで、今流行のデュアルレンズでは無い所が残念。
1900万画素のレンズで、大きめな周りのリングが少し出っ張っていました。
側面
側面左右は全体的にツルツルしていてツヤがあり、全体的に丸くなっている構造。
指紋認証も兼ねる電源ボタンは少し引っ込んでいて、いつものようにシルバーではなく黒いボタンになっている。↑電源ボタンの左側(上のほう)は音量ボタン。下のほうにカメラシャッターボタンも健在。
側面上下は真っ平らでツヤあり面取り加工が四方に施してあって特徴的なデザイン
SIMスロット・MicroSD
防水フタ部分も丸みを帯びていてキレイな仕上がり。
これは最初ビビった、フタを取ったらNanoSIMのトレイが出てこなくて、『壊れた』と思った。最初からフタに付いてないタイプなのね。
防水のフタで、MicoroSDトレイはフタにくっついていて、NanoSIMのトレイは独立している。
今回の機種はDocomoのSO-04JなのでSIM2枚刺しではないのですが、SIMフリーだとSIM2枚差し可能のようです。
ズーム
拡大するとホコリが目立ちますが、肉眼で見るとそれほどホコリは気になりません。
構造も他社のスマホとまったく似たところがなく、オリジナル感が高いデザインでステキです。
裏面もディスプレイ面と同様に2.5D曲面ガラスのようになっていて、鏡面仕上げ。
側面と裏面の間にプラパッキンは挟んでないけど拡大するとホコリが溝に入り込んでいて目立つ↓
ディスプレイ左上にあるフロントカメラのレンズが中心にはなく、右上にズレているように見えるのが気になる。↓
Xperia XZ Premium 機能
ホーム画面
ホーム画面がグレー・黒・グレー・黒と1画面ずつ壁紙が違うのはなにかと思ったら、1画面ずつ設定できるのね。↓Xperiaだけの機能みたい。
カメラアプリ
写真はSonyのデジカメでもおなじみのプレミアムおまかせオート撮影がメイン。
カメラアプリを起動した時に、カメラの切り替え(ビデオやマニュアルモードに変更する時)にもたつきがあるのが気になりました。一度ビデオなどに切り替えて、再度ビデオに切り替えるときはもたつきがありませんでした。
ビデオはフルHDはカメラアプリで撮影できるけど、4Kは4K専用アプリがある。↓あっ、これカメラアプリの一部のプラグイン?でホーム画面に表示されているのはショートカットみたい。
カメラ写りは向上しているかもしれませんが、カメラアプリとしては昔から機能が変わってない気がする。
Xperia XZ Premium ベンチマークテスト
AnTuTu
スナドラ835なのにAnatutu15万切るのがちょっと気になる。
Geekbench
RAM・ストレージスピードテスト A1 SD Bench
CPU-Zのスペック詳細
Xperia XZ Premium 使ってみた感想
5.46インチで標準的な5.5インチよりもほんの少しだけ小さい割にはサイズが大きいので夏の季節にはポケットにはギリギリ入らないかもしれない。
裏面鏡面ガラスで、全体的にキラキラしていて高級感がある仕上がり、Xperia好きならばすでに手に入れていると思います。真似してないデザインで独自の構造・高級感で惚れましたが、なにせサイズが大きいので持ち歩くのに苦労しそうで・・・実用的なスマホとは言えないかなぁ。もちろん6.6インチのHuawei Honor note 8と比べたら劇的に小さいのですが、他の5.5インチスマホと比べると一回り大きくてモバイル性に欠ける気がする。
鏡面で高級感はありますが、全体的にツルツルしていて指紋が付きやすいので直持ちすると指紋でベトベトになる。
Xperia XZ Premium
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