BLUBOO S8 18：9ディスプレイ・Ulefone Gemini Pro レビュー

Galaxy S8にそっくりな見た目のミッドレンジ中華スマホBLUBOO S8がBanggoodからやってきたのでレビューしていきます。

さすがにGalaxy S8の真似をするのはかなり高い技術力を必要とすると思いますが、筐体だけみた限りではかなり完成度が高く近づいているかなぁ、といった感じ。

ただ、スマホとしての使い心地やディスプレイパネルはTFTでディスプレイ左右は丸くなってない・・・有機ELや3Dディスプレイくらいまで真似できたらスゴイのですが、やはりミッドレンジ中華スマホなのでGalaxy S8には遠く及ばないですね、ただかなり企業努力をしているスマホなので正当評価できる機種かと思います。

BLUBOO S8

それでは実機を見ていきましょう。

BLUBOO S8 スペック

BLUBOO S8 カラー

[smaphoaffi id=”738″ banggood=’on’]

BLUBOO S8 開封

Banggoodの梱包

Banggoodの神梱包、エアチューブ！これなら海外から来るガジェットも安心♪

Banggoodのシールも同梱されてます。車に貼ったり・・・はしないですね。

化粧箱

USBアダプタがCタイプコンセントなので日本で使えるAタイプ変換アダプタも同梱されていて親切。

エアチューブに入ってやって来たのに化粧箱は薄汚れていてボコボコなっている部分がある・・・箱が黒だから余計目立つ。

開封

ジャン❗ こりゃS8だワ！

裏面は真ん中あたりから放射状に反射する模様。ASUSスマホの放射状反射とそっくり。

表面には保護シートが貼ってありまして、隅のラウンドしている部分には保護シートが来ていませんでした。ええ、もちろん邪魔なので取っちゃいます。

ソフトな保護ケースも付いています。そしてBLUBOO S8はイヤホンジャックが無いので、USB Type-Cの変換アダプタも同梱されていて、これでイヤホンを接続して使います。（下画像真ん中の短いケーブル）

ソフトケース装着

ソフト保護ケース装着してみました。↓

透明なので目立たないのがよいところ。日本人の好きなストラップホールもあります。↓下画像右下のあたり。

ボタン部分は切り欠きがなく、リアカメラ周りと上のセンサー？、下のUSB-C・スピーカーなどが切り欠きで空いている。

落下時に備えて四隅の角が肉厚になっている↓のも気が利いている。

BLUBOO S8 外観チェック

起動

表面

仕上がりはかなりよく、パット見はGalaxy S8と間違えるほど。やっぱりベゼルが狭いのは未来的に感じて、筐体の割にディスプレイが大画面なので使いやすくもあって、ディスプレイが占める割合が90％以上なのがこれからのスマホのスタンダードになりそう。

ベゼル幅

表示されない黒い部分が1mmほどあってちょい目立つが許容範囲でしょう。それとディスプレイ角の部分が丸まっていて、これも技術力の高さを伺わせる仕様。

• 上：側面金属1.5mm+ベゼル約7.5mm+表示されない黒い部分約1mm=約10mm
• 左右：側面金属0.7mm+ベゼル約1.8mm+表示されない黒い部分約1mm=約3.5mm
• 下：側面金属1.5mm+ベゼル約8.5mm+表示されない黒い部分約1mm=約11mm

やはり上下のベゼルが狭いとスッキリとしていてステキな見た目になります。加えてBLUBOO S8はかなり完成度が高く、プラパッキン無しなので2.5Dの曲面ガラスの良さを十分活かせて側面金属のツヤあり面取り加工とあいまって高級感もアップしています。

残念なところは解像度が1440×720でちょっと低いのですが、ズーム画像を見る限りでもジャギーは分からないので普段使いには問題無さそう。高解像度な映画や動画視聴は？ちょっとキツイかもしれません。

それにしても仕上がりは完璧で、もう中華スマホといえば安かろう悪かろうからハイクオリティの代名詞にとって変わってきた感もある。しかもコレ、ミッドレンジスマホで2万円をゆうに切る激安価格でこのクオリティは・・・日本のプラで出来たスマホメーカーが撤退するのも分かります。

まぁ、日本のスマホメーカーは携帯キャリアにおんぶに抱っこだったわけで、技術力というよりお代官様的な癒着で成り立っていたので滅びるのは当然といえば当然なのかもしれませんね。

裏面

放射状の波紋のような金属反射で質感が美しすぎる♪

裏面の仕上がりもかなり満足のいくものになっているのではないでしょうか。あと、デュアルカメラ下の横長のくぼみは指紋認証です。小さいので最初は指紋認証とは気づかなかった。

光の向きによって耀き方が変わってきます。ライトをあてて光の向きを変えてみましたのでご確認ください。

鏡面仕上げ+放射状反射な裏面です。

リアカメラ

リアカメラは縦デュアルで標準カメラアプリにも「ぼかし」機能はありましたが、それほど期待はできません、他のミッドレンジ中華スマホと同様に自然なボケではなく、プログラム的なとってつけたようなボケ味になってしまうので、適当にサッと撮影するときには良い画像が撮れないです。

ただ、近距離の物撮りでもボケが効くのでカメラの使い方がうまい方はステキな写真が撮れるのかもしれません。

ズームで見たところ、上が小さめのレンズで下のほうが大きいレンズでした。

ズーム

表面上のほう、フロントカメラ、真ん中にスピーカー、センサーの側面にSIMスロットがある。

ディスプレイ2.5Dガラスと側面金属の間にはプラスチックパッキンがなく、直接くっついていてすき間なく仕上がっている。

下のUSB Type-Cポートの周りは傷付かないようにプラのシールドがあってそのあたりの仕上がりや、アンテナライン・スピーカーの仕上がりも完璧。

ボタンはディスプレイ面から見て左にボリュームボタン、右に電源ボタンな仕様になっていました。

裏面のほうもプラスチックパッキンなしで左右がラウンドしていて側面金属との隙間もなし。表・裏で側面をサンドイッチして仕上げている構造です。

裏から見て↓左側に電源ボタン。

裏面左右はラウンドしていて持つ部分が細くなっているので、持った時に少し薄く感じる。

側面

側面を見るとそれほど薄くはなく、8.4mmあるので少し厚みがある部類のスマホになります。

SIMスロット・MicroSD

SIMスロットの位置もGalaxy S8を真似てまして、上にありました。

NanoSIM2枚かMicroSD+NanoSIMの仕様。

BLUBOO S8 使ってみた感想

Galaxy S8にそっくりでクオリティも高く9/2現在は16000円台と激安なミッドレンジ中華スマホで最先端な上下狭額縁ベゼル、左右のベゼルは標準的で合計3.5mmほどでした。

バッテリーは3450mAhと標準3000mAh前後より少し多めで、リアカメラは流行りのデュアル仕様ですがボケ味は合成感あります。

サイズ的には149.5×70.6×8.4mmと5.5インチスマホと同じくらいなのにベゼルが狭いために5.7インチのディスプレイを搭載していてかなり頑張ったスマホになっています。

その他のスペックは標準的なミッドレンジ中華スマホと同等でした。この見た目でハイスペックなモデルも出してくれたらかなり需要がある気がしますが、BLUBOOはミッドレンジ専門のスマホメーカーなので出ることは無いと思います。

とにかくGalaxy S8に近づくように頑張って近づけているところが素直に感心できて凄いです。（ただGalaxy S8には遠く及ばないことは確かですが）

他社もどんどん狭額縁ベゼルなスマホを出してきているので今後が楽しみです♪

BLUBOO S8 スペック

Banggood 11周年記念イベントの一環でBLUBOO S8プレゼントの結果は、本日9/12これからBLUBOO S8の当選者様を発表したいと思いますが、その前にBLUBOO S8の中身などを見ていきましょう。

BLUBOO S8の特徴はGalaxy S8をそっくり真似たのが最大の特徴で、筐体サイズが小さいわりにディスプレイが大きく上下のベゼルが狭いのが特徴。左右のベゼルは標準的なベゼルになっています。

そして、ミッドレンジ中華スマホなのでお安い！というのも特徴で見た目がGalaxy S8に似ているのにお安いので、とりあえず筐体小さくて大画面なスマホが欲しい方にあいそうです。

5.7インチと大きめのディスプレイなのに、サイズが149.5×70.6×8.4mmと5.5インチのスマホよりも小さめな筐体なのが素晴らしい！

ただ、解像度が1440×720なところがちょっと残念、それ以外は普通のミッドレンジ中華スマホのスペックです。

BLUBOO S8 アプリ・機能

ホーム画面

ほぼ、素のAndroidで中華スマホによくあるスピードアップ・テーマ・360Securityなどがインストールされている。

ホーム画面のままいるとたまに以下右画像のようなのが出てくるのがちょっと邪魔。360Cloneアプリが起動するがすぐ落ちる・・・なにがしたいのか不明。

ホーム画面左側↑画像左の画面になって、ニュースや最近起動したアプリのリストが表示される。

通知パネル

こちらもいたって普通の通知パネルでした。

設定

設定はいたって普通、日本語にもちゃんとなります。特にカスタマイズされてもなく、素のAndroidの状態のようです。

端末情報

指紋認証

裏面のデュアルカメラの下に小さめの指紋認証があります。指紋認証もちゃんと使えますよ、ということで指紋認証登録のスクリーンショット撮ってみました。

BLUBOO S8 カメラアプリ

リアカメラがデュアルになっているので「ぼかし」機能もありました。ただぼかしがあまり自然ではなくわざとらしいぼかしなので、ハイスペックスマホのデュアルカメラのボカシにはちょっとかなわないようですね。

設定

カメラの時に右上の点3つアイコンをタップすると下画像↓左のようになって、さらに歯車アイコンをタップすると設定画面になる。ちょい操作性悪そうな気がする。

モード

モードは左から、動画・写真・美肌FaceCute・ぼかし がありました。

自撮り用の美肌やSnowのような耳や動物に変身する機能もありました。

ぼかし

適当に撮影したのであまり参考にならないと思いますが、左が通常撮影で右がぼかし、クリックすると未加工の大きい画像が表示されます。

ぼかしありだとちょっと不自然な画像ができてしまうようです。

BLUBOO S8 ベンチマークテスト

AnTuTu

ちょっと低いですね、もたつきが気になるアプリも出てきそうです。

Geekbench

RAM・ストレージスピードテスト A1 SD Bench

CPU-Zのスペック詳細

BLUBOO S8 まとめ

5.7インチのディスプレイなのに小さめな筐体で、最近流行ってきているGalaxy S8に代表される上下狭額ベゼルの部類のスマホ。

Galaxy S8に似ているけど、実際はまったくの別物ですが、現在16千円代の値段を考えると相当頑張っている中華スマホです。

完成度に関しても激高で、最近の中華スマホはもう文句の付けようがない見た目レベルに達していてどのメーカーを選んでもハズレはなさそう。ただ、ミッドレンジ中華スマホだと1年以上通常使用で使えるか？というところ（壊れ安いかなぁ？）でまだ疑問があります。ハイスペック中華スマホだと、中華以外の日本やアメリカのスマホと同等になるので2年は使えるといった感覚。

上下狭額ベゼルのスマホも先進的ですが、上左右狭額縁ベゼルなXiaomi Mi MIX2も出たのでそちらも気になるところです。ただ出たばかりなのでかなりお高くなりそう。

Xiaomi Mi MIX2が欲しい方でも、とりあえずBLUSBOO S8を入手して遊ぶのも良さそうです。

BLUBOO S8