BanggoodからHuawei Honor 9がやってきたのでレビューします。
こちら中国版でPlayストアが入ってないバージョンでした、今HiApp(Huaweiストア)で探してインストールしてみますが、ちょっと苦戦しています。
Huawei Honor 9は日本ではまだ発売してない機種で、出るのだろうか?でなさそうな気がします。ヨーロッパのほうではすでに発売されているようですね。
そして、兄弟機のHuawei P10 Plus・P10の5.5インチが大きく感じてP10 Liteでは物足りない方向けにハイスペックなスマホで5.15インチの小さめのスマホが欲しい方にうけそうなサイズ。
Huawei Honor 9 スペック
特徴としてはハイスペック中華スマホ SocにHuawei子会社のHisilicon Kirin 960搭載でリアカメラがデュアル 1200万画素 + 2000万画素モノクロ F2.2、旧機種のHonor8と比べてもあまり違いは無いかなぁ、といったところ。
Honor8も2016冬に出たばかりでスペック的にはちょっとしか変わりがないけど、見た目の違いはHonor9のほうは裏面左右がラウンドしていて光をあてると輝くところがステキ。
今回レビューするのはメモリ4GB・ストレージ64GBのものです。
Huawei Honor 9 カラー
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Huawei Honor 9 開封
梱包
もうおなじみになったBanggood神梱包のエアチューブに包まれてやってきました。
もうBanggoodの場合、中華スマホはたいていこのエアチューブでやってくるので安心感が違います♪ただ、Banggood香港はどうなんでしょう?違うかな?
化粧箱
しか~し・・・まだ化粧箱がボッコリなっている時があって、エアチューブで来てもちょっとガッカリします(泣)
輸送中にはエアチューブに入っているので角がボコッとならないはずなので、梱包中?か在庫の棚に積むときになるのかなぁ、高額商品なのでもう少し丁寧に扱ってね。
開封
はい、いつものHonor機の縦収納な化粧箱。
裏も表も真っ黒で、ぱっとみはサイズともにXiaomi Mi6とそっくり。アイコン以外を見てすぐに見分けがつく人は相当なガジェオタさんです。
化粧箱
ハード保護ケース・USBアダプタ・USBケーブル・取説のセットです。
Honore9の裏面左右のラウンドはXiaomi Mi5に似ている。ただ側面の左右は5mmほどつかむところがあってつかみやすい反面厚みを感じさせる構造。
保護ケース装着
ハードケース装着してみました。Huaweiはほとんどがハードで透明な保護ケースが付いていて、ケースなど余計な物を買わなくて良いのでお得。Huawei機はそのあたりも人気なのかもしれません。
自分も最近はケース付けて使うことが多くなって慣れてきた。雑に「ガンッ」とテーブルの上に置いても傷つかずに保護してくれるのが良いところですが、Honor9のように裏面に光をあてるとキラキラするスマホの場合は保護ケースを装着しているとキレイではなくなってしまう。
まぁ、裏面は・・・そこまで見るものではないのでたまにケース外して掃除するときに見ればよさそうですね。
Huawei Honor 9 外観チェック
起動
起動は毎度Honorのアイコンが流れて終わり、初期設定はありませんでした。
表面
2017年春までのどのスマホも同じ表情の表面、Samsung Galaxy S8やXiaomi Mi MIXが出てから様子が変わってきて、狭額縁ベゼルが出てきたので、HonorもこのHonor9でありきたりなディスプレイ面は最後になるかもしれません。
横長ホームボタンのフチがツヤがある薄いブラックになっていて、目立たない特徴といえそう。
ベゼル幅
- 上:側面金属約1.5mm+黒ベゼル約14.5mm=約16mm
- 左右:側面金属約1.5mm+黒ベゼル約2mm=約3.5mm
- 下:側面金属約1.5mm+黒ベゼル約15.5mm=約17mm
裏面
裏面はパット見ですがデュアルカメラ以外はXiaomi Mi5にかなり似ている。
光をあてると縦線で光が反射してキラキラする。このあたりはGalaxy S6 edgeと似たようなパネルを使っているようです。
光をあてなければただのツヤツヤな黒い見た目になるのでそれほど目立たない。
ブラックで5.15インチのスマホで見れば見るほどXiaomi Mi6と似すぎ、ついでに言うとサイズは違うもののOnePlus5とも似てる。
光をあてないと、キラキラと反射することはない↓
ズーム
リアのデュアルカメラ、ライカでは無いので同じようなスペックですがP10シリーズより価格が安いようです。
電源ボタン・ボリュームボタンは面取りしてありますが、特に特徴はなし。
ディスプレイ下の横長ホームボタンの薄いブラックの特徴的なフチ↓
下はUSB Type-Cポートとイヤホンジャック・スピーカー、Huawei機はイヤホンジャック廃止しないようですね。
裏面左右のラウンド部分の区切りも精密に仕上がっている。
充電や通知ランプは上のスピーカーの中で点灯しました。以下↓充電中の黄色っぽい色。
SIMスロット・MicroSD
トレイ部分もプラスチック製でした。
NanoSIM2枚かNanoSIM+MicroSDカードのSIMスロット
他スマホと比較
現在おウチにあるスマホ↓このあたりと比較してみます。
Xiaomi Mi6と比較
ねっ、↓似てますよね。Honor9のほうは光が当たってるので反射してますが、反射しなければ普通は見分けが点かない。
表面もこのとおり、あとは中身の違い・・・といってもAndroid機なのでそれほど大きくは変わりが無いところがちょっと悲しいところ。
ちょっとした違いですが、Xiaomi Mi6のほうの裏面パネルは上下もラウンドしている。↓
Galaxy S8と裏面比較
こちらも同じくらいなサイズですが、Galaxy S8のほうは横幅狭すぎ!手の小さな女性でも余裕でつかめます。
まぁ、Galaxy S8のほうは未来的なスマホなので比べても仕方ないけど、裏面だけを比べてみると 同じように左右がラウンドしていて光を反射するパネル、リアカメラはデュアルなのでHonor9が勝った!かな?
Huawei P10 Plus と比較
同じ会社だけどライバルと言えそうなHuawei P10 Plusと並べてみました。
Honor9は日本で出てないのでP10 Plusのみでいけそうと判断したのでしょうか?
Huawei Honor 9 使ってみた感想
5.15インチと小さめなスマホが好きな方にピッタリで、Huawei P10 Plusよりも安めなのでハイスペック+Huawei機+サイズ小さめ+お安いスマホをお求めな方にあいそう。
裏面は光をあてると縦放射の反射がキラキラしますが、光をあてなければキラキラしないので特に目立つことはなさそう。Galaxy S6 edgeと違って縦放射は表面には無いので光が反射して邪魔ということもないです。
ご注意いただきたいのはPlayストアが無いバージョンです。次回インストールできるか詳しくみていきます。
Playストアはまだインストールできてません、Playストア自体はインストールできましたが谷歌安装器のようなのがHiAppに無いので苦戦してます。
Huawei Honor 9 スペック
Playストアが無いところがデメリットな特徴の中国版Huawei Honor 9のベンチマークとPlayストア導入方法をみていきましょう。
結果としてPlayストアは無事使えるようになりましたのでHuawei機をお使いでPlayストア無い機種お持ちでしたら参考にしてくださると嬉しいです。
Huawei Honor 9
スペックは競合他社のXiaomi Mi6を並べて比べてみましょう。スペックも見た目もほぼ一緒、ちがうのはAndroidの使い勝手であるOS(Androidをベースに各社独自にカスタマイズされたOS)のEMUIとMIUIがちがって、どっちもクセがあってAndroidに詳しくない方は両方ともに手を出さないほうが無難です。
ただ、HuaweiのEMUIは日本で発売されているHuawei機は日本語に最適化されているのでスマホに詳しくない方でも全く問題はないと思います。今回レビューしているHonor9は中国版なので日本のEMUIとは仕様・内容が変わっていますので注意が必要です。
Huawei Honor 9 アプリ・機能
ホーム画面
HiBoard
ホーム画面の左画面はHiBoardになっていて、これはニュースや天気を表示するHuawei製のアプリですね。
ニュースやライフスタイルは・・・やはり中華向けの記事で日本人には使えそうになかった。
HiBoard要らないので動作しないようにしました。↓
ホーム画面でなにもない部分を長押しで、右下の設定 > HiBoardをオフにして「受信しない」を押すとホーム画面の左のHiBoardは表示されなくなりました。
設定
端末情報
認証マークはアレ、中国の認証しか無いですね。
HiAppからPlayストアを入れる作戦
HuaweiのストアアプリHiApp、最初は中国語の表示だけど途中から日本語表示になる。ただし、アプリは中国語アプリが多く、日本のPlayストアにあるアプリも無いときもかなりあって日本人は使い勝手は悪い。中国語分かる方ならば問題なさそうで、そのあたりはかなり羨ましい。
中国版のHuawei Honor 9なのでPlayストアが無い!ということでHiAppから谷歌安装器を入れてPlayストア動かす。まずは色々とGoogleアプリを入れてみて試してみます。
HiAppにPlayストアあったので入れてみるが・・・
HiAppにPlayストアがあったので入れてみましたが・・・起動するとコアGMSパッケージが無いヨ、と言われて起動せず。
やはりこれだけで動かそうとするのは甘すぎですな・・・
谷歌服务框架安装器
なんて読むのか分かりませんが、こんなアプリがあったので人柱インストールしてみます。
結果ぜんぜんインストールもできずナニコレ?Root必要みたいですね・・・
HiAppでAntutuとCPU-Zあったので測定
HiApp内にあったAntutuとCPU-Zの2つのアプリをみていきましょう。
HiApp Antutu
Antutu12万後半、同じSocのKirin 960を搭載しているHuawei P10 Plusが12万台前半だったのでなかなか良いスコア。
HiApp CPU-Z
他のいつも使っているアプリでGeekBenchはバージョン3のみでA1 SD Benchは無かった。
GO谷歌安装器でPlayストア動いた
Playストア動かないなぁ、と思っていてHiAppで「Google」とか「谷歌」で検索すると、GO谷歌安装器があったのでインストールしてみる。
GO谷歌安装器を起動すると、最初に4秒広告が表示されるので待つ。↑右画像
早速 GO谷歌安装器をインストールしてみます。
GMSInstallerインストール失敗
途中で、「提供不明のアプリをインストール」を許可しないといけないのでストップして、もう一度再開しようとしたら「点缶安装」→「もうインストールしてる?」みたいな表示になってタップしても先に進まなくなった。
GoogleInstallerを削除して再度インストール
Huaweiのファイルアプリで調べたら GoogleInstaller > download のなかにHuwawei用GMS安装器.apk↓があったのでGoogleInstallerフォルダごと削除して最初からやりなおし。
再度GMSInstallerインストール
今度はちゃんと「提供不明のアプリをインストール」をオンにしてGMSInstallerをインストール完了。
GMSCoreインストール
次にGMSInstallerを起動するとPlayストア関連のツールをインストールして再起動するので今度は途中で辞めずに言われた通りにやります。
自動的に再起動します。
Playストア起動♪
再起動後にGO谷歌安装器を起動するとPlayストア関連ツールが全部入っている。
試しにPlayストアを起動すると♪起動しました!!
ただし、こちらのPlayストアはちょっとクセがあって、ログインやアカウントを作成する時に文字を変換時(薄青い背景の時↑右画像)に「次へ」をタップするとフリーズ!します。
変換完了してから「次へ」を押すと正常に次にすすみます。これだけ注意が必要。
最初に何故かWLAN(Wifi)が使えないようなことを言ってくるけど、「解除」を押せば正常にPlayストア使えるようになりました。↑
Huawei Honor 9 ベンチマークテスト
Playストアが使えるようになったのでPlayストアからベンチマークアプリをインストールしました。その結果は以下。
AnTuTu
ちょっとAntutuのスコアに開きがあって1万も違う。どっちが本当だろうか?
Geekbench
こちらもシングルコアはほぼ同じだけど、マルチコアの場合は1000くらいの差がある。
RAM・ストレージスピードテスト A1 SD Bench
ハイスペックモデルにしてはメモリのスピード遅いなぁ、と思ってもう一度計測したら正常値になった。やっぱり2回くらい計測しないとダメかなぁ、
CPU-Zのスペック詳細
Huawei Honor 9 使ってみた感想・まとめ
中国版なので多少のクセがあって、一部アプリは中国語しか表示できないのでガジェオタ・玄人の方以外は向いてない機種です。
もしかしたらインターナショナルバージョンがあるのかもしれませんが、今のところがBanggoodでは無さそうです。
GO谷歌安装器をインストールしたらPlayストアは使えるようになりましたので変わったAndroidが好きな変態さん、は満足できる機種かもしれません。
サイズはXiaomi Mi6と同じ5.15インチで小さめなスマホでハイスペックモデルが必要な方の候補になりそう。両方ともOSにクセがあるのでやはり両方ともちょっとはAndroidを使いこなせるようになってないと苦労しそう。中国版のEMUIも多機能でいろんなアプリがあっていじくるとなかなか面白いですヨ。
見た目は両方ともほぼ同じなところが困るんです。
なので、あとはXiaomiのOS MIUIが良いか、HuaweiのOS EMUIが好みかでどちらかを選べばよさそう。
見た目完成度はHuawei機なので完璧でハード保護ケース付き、リアカメラはライカ製では無いもののデュアルカメラでボカしのワイドアパーチャ機能があって近距離のブツ撮りでもボケが効きました。アレ?たしかHuawei P9あたりは物撮りでボケ効かなかった気がするのでカメラ性能もアップデートされたかも。
Xiaomi系のデュアルカメラはMi6(この先は不明)までは近距離のボケは効かず、1.8M以上離れた被写体の周りのボケのみ効くので、物撮りでボケ使いたい場合はHuawei機のほうが良さそう。
素人で撮影下手ですが・・・ボケあり物撮り比較でも検証してみようかしら。
Huawei Honor 9
コメント
honor8のスペック表のところ、dualsimになっていますがdualじゃないですよ!
めろん様
コメントありがとうございます。
日本で売ってるHonor8はデュアルSIMでは無いようですが、海外で売ってるのはNanoSIM2枚になっているようです。
日本と海外だと色々と仕様が違うので全部書けなくてスンマセン。
そうなんですね!こちらこそ無知な指摘申し訳ありませんでした(*_*)