元祖三方狭小ベゼルの2代目Xiaomi Mi MIX 2がBanggoodからやって来たのでレビューします。
初代Xiaomi Mi MIXよりもスマートにエレガントになっていてディスプレイサイズが小さくなったので、より万人受けするスマホになりました。
- 元祖2代目三方狭額縁ベゼル Xiaomi Mi MIX 2 開封の儀 レビュー (現在このページにいます)
- Xiaomi Mi MIX 2 スナドラ835 ベンチマーク+谷歌安装器 インストール
- Xiaomi Mi MIX 2 カメラ性能比較
- Xiaomi Mi MIX 2 Xiaomi.eu ROM焼き
Xiaomi Mi MIX 2 スペック
ついでに初代Xiaomi Mi MIXのスペックも載せておきます。大きな違いはスナドラ835・24gほど軽くでバッテリー容量が減って、ディスプレイが5.99インチに0.4インチほど小さくなった。
そして、ものすごい量のBANDに対応しているので日本のキャリアでもこのまま使える可能性が高い。
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機種名 | Xiaomi Mi Mix 2 | Xiaomi Mi MIX |
メーカー | Xiaomi750 | Xiaomi456 |
価格調査 | 価格調査![]() ![]() ![]() | 価格調査![]() ![]() ![]() |
OS | Android 7,MIUI8 | Android 6,MIUI8 |
Socブランド | Qualcomm | Qualcomm |
Soc | Snapdragon 835 | Snapdragon 821 |
メモリ | 6/8GB | 4/6GB |
ストレージ | 64/128/256GB | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 5.99インチ(18:9 MIX) | 6.4インチ(17:9 MIX) |
解像度 | 2160x1080 | 2040x1080 |
スクリーン | 2.5D | 2.5D |
パネル | TFT | TFT |
画素密度 | 403ppi | 361ppi |
バッテリー | 3400mAh | 4400mAh |
フロント カメラ | 500万画素 F値2.0 | 500万画素 |
リア カメラ | 1200万画素 F値2.0 1.25µm 1/2.9 | 1600万画素 |
重量 | 185g | 209g |
サイズ 縦x横x奥行 | 151.8x75.5x7.7mm | 158x81.9x7.9mm |
Bluetooth | V5 | V4.2 |
NFC | ○ | ○ |
GPS | ○ | ○ |
WiFi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
生体認証 | 指紋 | 指紋 |
充電 | USB Type-C | USB Type-C |
SIM | Dual(NanoSIM2枚) | Dual(NanoSIM2枚) |
DSDS(同時待受) | ○ | ○ |
2G(GSM) MHz(BAND) | 850(5-26),900(8),1800(3),1900(2) | 850(5-26),900(8),1800(3),1900(2) |
3G(W-CDMA)MHz(BAND) Docomo(1,6,19),au(1,18) Softbank,Y!mobile(1,8,11) | 2100(1),1900(2),1800(3),1700(4),850(5),900(8),1900+(39),2000(34),850JP(6),1800(9),800(19) | 2100(1),1900(2),850(5),1900+(39),2000(34),CDMA2000(BC0) |
4G(LTE)MHz(BAND) Docomo(1,3,19,21,28,42) au(1,3,11,18,26,28,41,42) Softbank,Y!mobile(1,3,8,11,28,41,42) | 2100(1),1900(2),1800+(3),1700(4),850(5),2600(7),900(8),700ac(12),700c(13),700bc(17),800Lower(18),800Upper(19),800DD(20),1900+(25),850+(26),700(28),700de(29),2300WCS(30),TD2000(34),TD2600(38),TD1900+(39),TD2300(40),TD2500(41) | 2100(1),1900(2),1800+(3),850(5),900(8),TD2600(38),TD1900+(39),TD2300(40),TD2500(41) |
実測値 | Antutu:180959 Geekbench:Single 1953 / Multi 6705 RAM:6963.53 Memory:Read 448.33/Write 219.82 | Antutu:143813 Geekbench:Single 1821 / Multi 4302 RAM:17033.88 Memory:Read 511.84/Write 252.09 |
レビュー |
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評価 | 評価4.2:1人 | 評価4.7:1人 |
Wish | 15 72 25 | 48 362 77 |
その他のXiaomi機はこちら「中華スマホXiaomi機種 スペック一覧」をご覧ください。
Xiaomi Mi MIX 2 カラー
![]() Banggood Global Version 香港 6GB/64GB | |
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BLACK(ブラック) | ![]() |
BLACK(ブラック) | ![]() |
![]() Banggood 6GB/64GB | |
WHITE(ホワイト) | ![]() |
BLACK(ブラック) | ![]() |
![]() Banggood 6GB/128GB | |
WHITE(ホワイト) | ![]() |
BLACK(ブラック) | ![]() |
![]() Banggood 6GB/256GB | |
WHITE(ホワイト) | ![]() |
BLACK(ブラック) | ![]() |
![]() Banggood 8GB/128GB | |
WHITE(ホワイト) | ![]() |
BLACK(ブラック) | ![]() |
Xiaomi Mi MIX 2 開封の儀
梱包
Banngoodは香港か中国からEMS(国際スピード郵便)で送ってくれて、大きい物以外で最近はエアチューブに入れて送ってくれるのですごく安心♪
化粧箱
初代Xiaomi Mi MIXと違ってMi MIX 2は正方形の薄い箱でした。

スマホとその下に付属品が入るくらいの厚み。
開封
開けると!雷軍(Lei Jun)のサインとなにやら中国語で書いてあります。ちょっと見てみると、絶え間なく進化する?ようなことを書いてあるんだと思います。(知っている方いたら教えてください。)
で、書いてある厚紙をどけると↓本体登場!
今回もNFC付きですね。ただおサイフケータイとして?はFeliCaではなく規格外なので使えないと思います。
筐体はセラミックでできていてものすごく高級感があるのもMi MIXの特徴。
付属品
取説や、今回からイヤホンジャックが無くなったのでUSB Type-Cのイヤホンジャック変換ケーブル付き。
イヤホンジャックと反対側はUSB Type-Cの変換ケーブル↓有線のイヤホン使用したい場合はこちらを使えばできます。ただこれ必要な人って多いのかなぁ・・・音質にこだわりがなく、普通の耳の方はもうBluetoothイヤホンで十分なのでは?自分はイヤホンのケーブルが肌にあたるとストレスたまるのでだいぶ前からBluetoothイヤホンのみ使ってます。BTイヤホンは音も大分良くなってきている気がします。
そもそも音質にこだわる方はハイレゾオーディオで聞くのでスマホで音楽聞かない気もします。どうなんでしょう?
USBアダプタは5V3Aで急速充電可能なやつ。↓
簡単な取説、というよりおおまかな機能の紹介は黒い紙に金文字で書かれていました。↓
今回の保護ケースはプラで滑らない肌触りの良い樹脂加工なプラケースだった。↓
初代Mi MIXの保護ケースは革製でオッサン臭い、というより高級感あった↓

保護ケース装着
ケースを装着すると厚みもそれほど厚くならず、見た目も問題なさそう。リアカメラが少し出っ張ってますが、ケースを装着するとギリギリ面一になるのでカメラも傷つきにくくなりそう。
ケースは上左右の三方の側面を巻くように保護していて、USB Type-Cポートやスピーカーなどがある下側面のみ保護されてない。
保護ケースにも「MIX DESIGNED BY XIAOMI」とプリントされている↓
Xiaomi Mi MIX 2 外観チェック
起動
あっという間に起動するのと「MI」しか表示されないのであまりおもしろくはないですね。
表面
ディスプレイはJDI(ジャパンディスプレイ)製のディスプレイを採用しているようですが前回の初代Mi MIXやMi6と違いが分かりませんでした。見た目は有機ELのOnePlus5やHuawei honor note 8のほうが透明感があって奥行きを感じられるディスプレイな気がします。
JDIのFULL ACTIVEディスプレイ(Xiaomi Mi MIX 2が採用したディスプレイ)についてはこちらに↓記事がありました。

ディスプレイ四隅の角が筐体がと同じようにラウンドしているのも見た目が良くてステキです。↓
フロントカメラとLEDランプ
フロントカメラは右下にあって、今回は自撮りは180度回転する必要なしでそのままの状態で自撮りできますが、やはり右下にあるので通常よりも左上にスマホを持っていく必要があって少し慣れが必要。
ディスプレイ下にLEDランプがあり充電時や通知時に光ります。↓
ベゼル幅
見た感じですと上左右だけ狭いベゼルではなく、下もかなり狭いベゼルだと感じました。
他の上左右狭小ベゼルなミッドレンジ中華スマホよりも、ハイスペックモデルなので当たり前ですが・・・ベゼルが狭いですね。
ベゼルは初代Mi MIXと左右は一緒で上が1mm幅広くなってました。スピーカー穴の影響のようですね。あと、側面が1.5mmと丸みがあるのでその分ベゼル幅があるように見えます。
- 上:側面約1.5mm+黒ベゼル約2.8mm=約4.3mm
- 左右:側面約1.5mm+黒ベゼル約1.8mm=約3.3mm
- 下:側面約1.5mm+黒ベゼル約9mm=約10.5mm
裏面
裏面は初代Mi MIXとほぼ同じデザインで金色文字で「MIX DESIGNED BY XIAOMI」と書いてあります。それとカメラ周りのゴールドリングがデザインのポイント。
あと、初代Mi MIXは指紋認証まわりもゴールドリングがありましたが今回は黒で控えめになっていました。
セラミックボディな裏面の端のほうの曲面は元祖Mi MIXよりも大きくラウンドしているような印象をうけた。
リアカメラ
リアカメラのリングの部分は本物の18Kゴールドなのでしょうか?
このちょっとしたゴールドがワンポイントで高級感をアップしてくれます。カメラは1mmほど出っ張っています。保護ケースを装着するとギリギリ出っ張りはなくなるようです。
初代Mi MIXのリアカメラは出っ張りが無かったのでもし裸で使う場合はマイナスポイントですね。
カメラをちょっと試したところ明るさが増して性能アップしたように感じました。ただセンサーはよく使われているSony IMX386なのでハードウェア的な性能というよりソフトウェアの性能がアップしたのかもしれません。次回他スマホのカメラと比べてみます。
側面
側面右のボタンは音量ボタンと電源ボタン。↓特に特徴のあるボタンではなく、出っ張り少なく目立たないようになっています。
側面上下は左右にアンテナラインの縦棒あり。
スピーカー
下側面の右側の穴4つがスピーカーで左側の穴4つはマイクのようです。一応、上のスピーカーからも音が聞こえるのでステレオになっているようですが、それほど良い音は聞こえませんで他のスマホと同じくらいのサウンドでした。
前Mi MIXは耳にあたるスピーカーが上にあったので通話の時に聞きずらかったので今回は上のベゼル幅を1mm広くしてスピーカー穴をディスプレイ面にもうけたようです。↑
ディスプレイガラスの2.5Dの丸みが少ない
少し気になったところですが、最近のスマホのディスプレイガラスはほとんど2.5D曲面ガラスになっていますが、今回のMi MIX 2は2.5D曲面ガラスなのですが丸みが少ない気がしました。
下画像だとちょっとわかりにくいのですが、右側がディスプレイ面・左側が裏面です。2.5Dのラウンドが小さい気がしません?
他のXiaomi Mi 6やOnePlus5のディスプレイガラスのほうが倍くらいラウンドしているのがちょい気になりました。まぁ、実用にはまったく問題ないのですが。
これもJDI(ジャパンディスプレイ)製のディスプレイを採用した影響なのかもしれません。
あと、厚みが7.7mmと初代Mi MIXの7.9mmからほとんど変わりませんが、持ってみるとかなり薄く感じます。理由は初代Mi MIXの側面が丸みが少なくMi MIX 2のほうが丸まっている側面なので持つと薄く感じるようです。
SIMスロット
MicroSDが刺せないタイプのSIMスロットでした。
NanoSIM2枚で装着してみるとSIMを向かい合わせに設置するようになっていて思い白い。
Xiaomi Mi MIX 2 関連トピック
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Xiaomi Mi MIX 2 外観まとめ
元祖Mi MIXは供給管+重厚感がありましたが、こちらはよりライトな感じでエレガントさがアップして5.99インチなのに5.5インチと同じくらいの筐体サイズで万人受けするスマホになっています。
個人的にはギリギリ6インチスマホではなくなってしまって、デカイ画面が好きなガジェオタなのでちょっと魅力が薄れてしまいました。ただ、5.99インチなので十分に大きい画面で5.5インチスマホよりも小さめな筐体なところは評価に値する。
2017夏の最先端・世界最強スマホ10選の1台に入ると思います。なによりも上左右三方狭額縁ベゼルの元祖スマホ(本当の元祖はSharp AQUOUSスマホ)で他のミッドレンジ中華スマホもこぞって真似していて、上左右三方狭額縁ベゼルスマホは今年のトレンドスマホになっています。今後は狭額縁ベゼルなスマホが当たり前になってくるでしょう。タブレットやラップトップも真似して狭額縁ベゼルになってくれると見た目の未来感がアップして嬉しい。
コメント
丁寧な説明ありがとうございます。
確かにスロット1に入れていたので、スロット2に入れ替えて見たのですが、やはり着信のみできない状態のままでした。
試しに今まで使っていたoneplus3に戻したところ普通に着信したので、simの問題ではなくmix2の設定の問題だと思います。ドコモsimに契約を変更することも考えていますが、変更した結果変わらなかったらと思うと踏み切れません。
どうすれば良いのでしょうか…。
すみません、その他の原因はちょっと見当たりませんでした。
設定では改善できない気がします・・・・
お役に立てず申し訳ないです。
いえ、教えて頂きありがとうございます。
もう少し弄ってみようと思います!
いつも記事読ませていただいています。
お聞きしたいことがあるのですが、自分も今回MIX2のグローバルverを購入し、現在設定中です。simはとりあえずUQモバイル(VoLTEではないです)1枚挿しで、LTEの電波は掴み、通話の送信も問題なくできたのですが、なぜか着信だけできず、数分後に着信があったとメッセージで通知だけが来る状態です。かけた側の携帯では、「電波の届かないところにあるか電源が入っていない」とのメッセージが流れます。送信ができ、通話自体もできているので3Gの電波自体は掴めている筈なのですが・・・。
色々弄っているのですが改善しません。出荷状態にリセットしても変わりませんでした。どのようにすれば着信するようになるのでしょうか・・・。
長文失礼しました。宜しくお願いします。
NAO様
コメントありがとうございます。
SIMスロットの位置を変更するともしかしたら正常動作するかもしれません。
今現在外側(スロット1)のほうに指していたら内側(スロット2)に指すと良いかもしれません。
Xiaomi機は外側のスロットに指すと電話が使えなくて、内側だと使える機種がありました。
MicroSD指せる機種の場合はたいてい内側がMicroSDとSIMが兼用になっているので・・・辛い。Xiaomi Mi MAX2がそうです。
試してみてください。
記事読ませていただきました。
XiMIX2買おうと思っていたのですが音は普通ということで、次の後継機種をまとうかと思います。
またベゼルレスが主流になってきているのもあって、他のメーカーさんもそこに力を入れると同じく同感します。
大変貴重なレビューありがとうございました。
そうですねぇ、音は特別良くはありません。
カメラ機能はXiaomi機としては進化している気がします。