スマートバンド Xiaomi Mi BAND 4 レビュー 旧型Xiaomi AMAZFIT Colorと比べてみた

スマートバンド

夏の始め頃に出た新しいスマートバンドXiaomi Mi Band 4がやってきたのでみていきましょう。

最近まではXiaomi AMAZFIT カラーを愛用していて腕につけていましたが、あるときディスプレイ部分が外れて取れて飛んでいって壊れてしまい、ここ1ヶ月ほどはスマートバンド無しの生活が続いていました。

自分は自宅でお仕事をしているためスマートバンドは腕に着けていても時間を見ることもないので、なくてもあまり違和感を感じなく正直なところ必要なかったようです。

とはいっても3年近くスマートバンドをほぼ毎日腕につけていたのでどことなく寂しいのでXiaomi Mi Band 4を試してみることにしました。

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最新のXiaomi Mi Band 5 グローバルバージョンは技適付きです。コチラ↓で詳しく解説してあります。

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Xiaomi Mi Band 4の特徴は、有機ELディスプレイでクッキリとカラーで表示されるところ。

Xiaomi Mi Band 4

それと小さめディスプレイ0.95インチで有機ELのためか?バッテリーの持ちが他のスマートバンドよりもかなり良くて20日は持つようです。(3日間着けて9%ほどしか消費していないので下手すると30日間ほど持ちそう)

機能としては歩数計・心拍計・音楽プレーヤーコントロール(スマホの音楽プレーヤー)・電話待受がメインの機能で、他にもワークアウトや通知・天気などのスマートバンドの基本的な機能も搭載されています。

防水は5気圧50m防水で、水泳や水仕事などに耐えられるレベルの防水です。海水は無理っぽいですね。

Xiaomi Mi Band 4

Xiaomi Mi Band 4

こちらのBanggoodのページはインターナショナルバージョンのXiaomi Mi Band 4で、商品画像は中国語表示になっていますが製品は英語表示になっています。

また、Bakeey製のカラーバンドも3ドルほどで売ってますので、ブラック以外のお色が好みの場合は気軽に他の色に変えられます。

Bakeey Replacement Silicone Sports Soft Wrist Strap Bracelet Wristband for XIAOMI Mi Band 3/4

Bakeey Replacement Silicone Sports Soft Wrist Strap Bracelet Wristband for XIAOMI Mi Band 3/4

まずはXiaomi Mi Band 4の仕様をみていきましょう。

Xiaomi Mi Band 4 機能・仕様

Xiaomi Mi band 4の主な機能をみていきましょう。

電話・SMS着信通知

スマートバンドの基本的な機能として、電話がかかってきた時やSMSメッセージが届いた時に画面に表示されてバイブで知らせてくれます。

Xiaomi Mi Band 4

有機ELカラーディスプレイでクッキリ表示

こちらは画像ではうまく表現できないので現物を見ていただきたいのですが、肉眼で見ると有機ELディスプレイがかなりキレイに表示されます。

Xiaomi Mi Band 4

左右スワイプで音楽プレーヤー画面に

このスマートバンドはスマホで音楽を聴く時のコントローラーとしての機能を重点を置いているようで、メイン画面から右でも左でもスワイプすると以下のような音楽プレーヤーをコントロールする画面になる。

Xiaomi Mi Band 4

心拍計

心拍計は上下スワイプして「Heart Rat」の画面で手動で心拍を測ることもできて、ワークアウトの画面で運動時には心拍を計測します。

計測時にはスマートバンドのらのカメラレンズのような上下の四角い部分↓から緑の光がチカチカ光る。

Xiaomi Mi Band 4

心拍計は設定で自動心拍数検出と睡眠アシスタントなどをオンにすると常時心拍数を計測します。計測頻度は1分・5分・10分・30分おきに設定できる。

Xiaomi Mi Band 4

設定すると睡眠時にも心拍数を計測できる。

Mi Fitアプリ プロフィール > Miスマートバンド4 > 心拍数検出 で設定できます。

以前の心拍計よりもかなり使いやすくなっているようです。

ただ、常時心拍数を計測するとバッテリーの減りが早くなるので注意が必要です。

バッテリー持ちがスゴイ

Xiaomi Mi Band 4は20日以上バッテリーが持つのが特徴。数日使ったところ、今までのスマートバンドよりも減りが遅くてびっくりしたほど。

Xiaomi Mi Band 4

感覚的にですが、1日3%くらいの減りのようです。なので無理して節約すれば30日くらいは持ちそう。

アラーム・リマインダーなどのお知らせ機能

こちらもスマートバンドの基本機能ですが、アラームやイベントリマインダー・アプリ通知などのお知らせ機能もあります。

Xiaomi Mi Band 4

Xiaomi Mi Band 4 インターナショナルバージョン

Xiaomi Mi Band 4 インターナショナルバージョン
XiaomiMi Band 4

約5000円前後
ディスプレイ 有機EL・0.95インチ・240x120px
Bluetooth 5.0(BLE)
防水性能 5気圧50M防水
心拍計 あり 24時間計測可能
センサー 3軸加速度+ジャイロ・PPG心拍センサー・近接センサー
バッテリー 135mAh

Xiaomi Mi Band 4 実機

それでは実物を軽く紹介していきます。今までのスマートバンドと変わったところは、充電器が船のような形をしたものになって、バンドから本体を外して船にはめ込んで充電します。ただこれが・・・

箱・開封

箱は毎度おしゃれな感じのXiaomi特有の厚紙の箱。「4」とデカデカと書いてあります。

Xiaomi Mi Band 4

中身はスマートバンド本体とUSB充電ケーブル・簡単な取説になります。

Xiaomi Mi Band 4

まず最初にスマホとペアリングを要求してきますのでMi Fitアプリでペアリングをしましょう。

Xiaomi Mi Band 4

その前に充電します。

取説

今回来たXiaomi Mi Band 4 インターナショナルバージョンは日本語の取説はありませんでした。

取説というより仕様書のようなPDFファイルがありますので↓御覧ください。

http://myosuploads3.banggood.com/products/20190613/20190613011217MiSmartBand42.pdf

充電・・・できない(泣)

まずは充電をっと、船のような形の充電器をUSBにつなげて、

Xiaomi Mi Band 4

充電ケーブルにXiaomi Mi Band 4をはめ込む・・・ん?

Xiaomi Mi Band 4

あれ?はまらない?

Xiaomi Mi Band 4

なんか?左側のフックの部分が広がっているような・・・これではめても浮かんできて接点がくっつかなくて充電できないようです。

Xiaomi Mi Band 4

浮かんできてしまうので、モビロンバンドで縛ったら↓充電開始された・・・

Xiaomi Mi Band 4

そのままだとちゃんと充電できないのならば、磁石でくっつくタイプの充電ケーブルのほうが↓良かった気がします。磁石でくっつくタイプだとバンドも外さなくていいので手軽に充電できる。

Xiaomi Mi Band 4

Banggoodで5ドルほどで売っている↓こちらの充電ケーブル買うしかないのかなぁ・・・

20cm / 1m Charging Cable Watch Cable for Xiaomi Miband 4

Charging Cable Watch Cable for Xiaomi Miband 4

Xiaomi Mi Band 4とMi Fit アプリでスマホとペアリング

充電完了したのでMi Fitとペアリングしていきます。

Xiaomi Mi Band 4はスマホとペアリングしないと時計しか使えないのでスマホと連携は必須になります。

AndroidとiOSのアプリが出ていますので、まずはスマホにインストールしてXiaomiのユーザー登録を済ます必要があります。

Android Play Store

Apple AppStore

Mi Fitにログインできている状態でペアリングをしていきます。

スマホとペアリング

Mi Fitのトップ画面の下のほうからプロフィールを選んで「+デバイスを追加」をタップ。

すると下左画像のようにペアリングするデバイスを選ぶ画面になるので、バンドを選ぶとスマホがペアリング状態になります。

ここでXiaomi Mi Band 4のほうを見ると以下の画面になるので、チェックボタンをタップする。

ここで、古いXiaomi AMAZFIT ColorはMi Fitのデバイスから削除されて新しくXiaomi Mi Band 4をペアリングすることになります。

過去にXiaomiのスマートバンドやスマートウォッチを使っている方は新たにXiaomiのスマートバンドを登録すると古いスマートバンドは削除されてしまうのでご注意ください。

複数台のスマホごとにXiaomiアカウントを取得して・・・スマートバンド・スマートウォッチをペアリングすれば良さそうですね、ただ人間が一人なので?使うのがメンドウになりそうな気もします。

設定

Xiaomi Mi band 4本体では画面の明るさくらいしか設定できませんので、主な設定はMi Fitアプリからする必要があります。

設定方法は、Mi Fitアプリのプロフィール > Miスマートバンド4で各種設定ができます。それでは簡単にみていきましょう。

以下、設定の内容などを箇条書きにしてみました。

主な設定

  • バンドディスプレイ設定:スマートバンドのホーム画面(フェイス)を変える設定。50種類ほどの画像が用意されている。(操作はページ下のほうで紹介しています。)
  • 画面のロックを解除:スマートバンドをスマホに近づけるとスマホのロックを解除できる設定
  • 着信:スマホの着信時にバイブで知らせて画面に連絡先の情報を表示する設定。
  • イベントリマインダー:リマインダーを記入して日時になるとバイブで知らせる設定。
  • アラーム:目覚ましなど時刻になるとバイブで知らせる。
  • アプリ通知:アプリを選択して通知を受け取ったらバイブで知らせる。
  • 座りすぎ通知:1時間動かないとストレッチをするようにバイブで知らせる。
  • SMS受信:SNS通知を受け取ってバイブで知らせる。
  • 目標達成通知:ワークアウトの目標達成すると通知とバイブで知らせる。

細かい設定

  • バンドを探す:タップするとスマートバンドのバイブが振動する。
  • 検出可能:他のBluetoothデバイスが検出できるようにする。
  • バンドの位置:左手首・右手首に装着しているかを選択する。
  • 手首を持ち上げて情報を表示:手首を持ち上げると画面が表示される機能。反応速度や開始終了時刻も設定可能。
  • 心拍数検出:検出方法(自動心拍数検出・睡眠アシスタント)検出頻度1・3・5・10・30分、アクティビティ検出と心拍数アラートも設定可能。(心拍数設定画面 ページの上のほう)
  • ナイトモード:夜は画面の明るさが下がる。日没後か自分で設定できる。
  • 携帯の着信音を探す:デフォルトの着信音か着信音を選択。
  • バックグラウンドで実行:Mi Fitをバックグラウンドで実行して着信・通知・SMSを受信する設定でスマホの機種を選択する。
  • ディスプレイ設定:上下スワイプで表示される心拍数やワークアウトの表示をカスタマイズできる。
  • 天気設定:スマホのGPSを使って現在地の天気予報を取得、設定で現在地以外の都市も選べる(日本の地方でも可能、災害アラートが頻繁に来るので解除)
  • ラボ:手首から外すとスマートバンドがロックされる機能(パスワード設定必須)
  • ペアリング制限:他のアプリとのペアリングを制限する。

バンドディスプレイでフェイス画像を変えてみる

以前のスマートバンドは単色ややっとカラーが表示できる程度でしたがXiaomi Mi Band 4は画像が詳細に表示できるようになったのでフェイス画像もキレイに表示されます。

ちょっと試しに画像を変えてみましょう。

スマホのMi Fitアプリ プロフィール > Miスマートバンド4 >バンドディスプレイ でフェイス画像を変更することができます。↓

Xiaomi Mi Band 4

50種類くらいのフェイス画像がありますので、お好みで選んでスマートバンドにダウンロードすることができます。

Xiaomi Mi Band 4

こんな感じにキレイに表示される。ちょっと子供っぽいかなぁ、

他の画像に変更してみましょう。

Xiaomi Mi Band 4

Galaxy、なかなかカッコいい画像です。画像は暗いところで撮ったので荒いですが実際にはもっとキレイに表示されています。

Xiaomi Mi Band 4から直接フェイス画像を変更する場合は、More > Band Displayから変更することが可能です。

災害アラートが頻繁に来るので解除

記事執筆時にちょうど九州が大雨で土砂災害の時だったので災害アラートの通知が結構来たので解除してみました。

Xiaomi Mi Band 4

Mi Fitアプリ プロフィール > Miスマートバンド4 > 天気設定で設定できます。以下のように表示されました。

スマートバンドに災害アラート通知が来ないようにするには「プッシュ気象警報」をオフにします。

Xiaomi Mi Band 4

それと以前は中国大陸の都市しか指定できませんでしたが、いつからか?日本の都市の天気も指定できるようになって便利になりました。

デフォルトではスマホのGPSで現在地を把握して今いる場所の天気予報が表示されます。

以前はXiaomi AMAZFIT Colorを使っていました

1年半前くらいに発売された壊れたXiaomi AMAZFIT カラーもちょっとだけみていきましょう。

デザインが気に入っていたXiaomi AMAZFIT カラーはXiaomi Mi Band 4よりも幅が太めで1.23インチのディスプレイで2017年の冬頃出たスマートバンド。

Xiaomi AMAZFIT カラーが発売された当時はスマートバンドでカラーが出始めたばかりのころだった。↓

Xiaomi AMAZFIT Color

Xiaomi AMAZFIT Color

当時のレビューはこちら。↓

Xiaomi AMAZFIT 3種・Mi Band 2・Huawei・Makibes スマートバンド レビュー
Xiaomi AMAZFIT 2.5Dカラー(2017年)・Xiaomi Amazfit A1603(2017年)・Xiaomi AMAZFIT ハートレート(2017年)・Xiaomi Mi Band 2(2016年)の4つのXiaomi

1年半ほど使ったある日、ディスプレイの金属部分が吹っ飛んで落下した。↓

Xiaomi AMAZFIT Color

ディスプレイ裏

この金属部分と端子も一緒に外れて落下した。

Xiaomi AMAZFIT Color

2つのフィルムケーブルの先の端子は上から押し込んで接続するタイプ

端子を上からぐっと押し込んで接続してみると、問題なくディスプレイは表示されたがタッチスクリーンは壊れてスワイプできなくなった。

Xiaomi AMAZFIT Color

一応ディスプレイは表示されて、下のタッチボタンは反応するのですが、外れて落下した時の衝撃でディスプレイのタッチセンサーが壊れたようでスワイプなどの操作ができず、実用的ではなくなってしまったので現在はデスクの引き出しで眠っています。

Xiaomi AMAZFIT Color と Xiaomi Mi Band 4 比較

では、Xiaomi Mi Band 4とXiaomi AMAZFIT カラーを比べてみましょう。

ディスプレイの大きさは1.23インチと旧型のXiaomi AMAZFIT カラーのほうが大きめですが、ドットが荒くジャギーが目立つ。

対して新しいほう(↓画像上)のXiaomi Mi Band 4は有機ELディスプレイで0.95インチと小さめディスプレイですがクッキリはっきりと表示されているのが進化したところ。

Xiaomi Mi Band 4

Xiaomi Mi Band 4の有機ELディスプレイはドットも細かい

Xiaomi AMAZFIT カラーのほうはドットが荒いのが目立ちます。ディスプレイ周りの金属の質感がカッコよくて好みでした。

Xiaomi Mi Band 4

Xiaomi Mi Band 4のほうは、斜めから見てもクッキリ表示されていて、肉眼ではドットが分かりづらいくらい細かい。

Xiaomi Mi Band 4

Xiaomi Mi Band 4 使ってみた感想

個人的には今まで使っていたXiaomi AMAZFIT Colorが大きかったせいか、Xiaomi Mi Band 4はかなりコンパクトに小さくなったように感じたけど、他のHuaweiなどのスマートバンドと実物を比べてみるとほぼ同じサイズ感だったのでサイズはあまり変わらないようです。

進化した部分は有機ELで表示がはっきりしたのと、バッテリー持ちが良くなった点。

心拍計はデフォルトではバッテリー持ちを良くするために常時計測はしませんが、設定で常時計測するようにできます。その場合はバッテリー消費が多くなる。

そして、有機ELディスプレイでよりキレイなカラーが表現できるようになって、お好みの画像が表示できるようになったのも素敵なところです。

良い部分

  • 有機ELで表示がクッキリはっきりしていて見やすい
  • バッテリー持ちが異様に長く(3日で9%ほど消費)20日以上は充電しなくてよさそう。
  • 小さくて派手さが無いので着けていても気にならなく、着けているのを忘れるくらい。

悪い部分

  • バッテリー充電するケーブルがゴムバンドで止めないと外れてしまう。
  • ディスプレイが0.95インチで小さめ(小さいのでバッテリー持ちが良い)

Xiaomi Mi Band 4

Xiaomi Mi Band 4

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