Banggoodから早くもDOOGEE MIXが届いたので先にレビューします。
こちらは上左右の三方向のベゼルが狭い、狭小ベゼルになっているのが最大の特徴。アレの真似というのも多少ありますが・・・こちらは200ドル切るお安いミッドレンジ中華スマホということで、この価格帯では今のところ(もう他社からも続々と出てます)狭小ベゼルなミッドレンジ中華スマホの唯一の選択枠と言えそうです。
- DOOGEE MIX レビュー 三方狭小ベゼル・デュアルカメラ検証 (現在このページにいます)
- MAZE Alpha レビュー 三方狭小ベゼル
DOOGEE MIX
DOOGEE MIX スペック
ミッドレンジ中華スマホと、ハイスペックスマホとではかなりスペックが違いますが、マネ元のXiaomi Mi MIXのスペックも載せておきます。
コスパで考えるとDOOGEE MIXのほうが半値で買えるのでコスパ良いですね。
ハイスペックモデルには敵いませんが、デュアルカメラだし有機ELディスプレイでMi MIXよりも優れている点もあります。
DOOGEE MIX カラー
メモリ4GBと6GBのバージョンがあって、4GBバージョンは6/26現在2万円切りで売ってました。
[smaphoaffi id=”668″ banggood=’on’]
DOOGEE MIX 開封
それでは早速あけて中をみていきましょう。
Banggoodの梱包
BanggoodからいつもどおりEMSでやってきました。
中はエアチューブ梱包♪これだとほぼ無傷で届いて嬉しい!さすが素早い対応のBanggoodです。
あと、DOOGEE MIXのUSBアダプタがCタイプのコンセント対応なのでAタイプ(日本のコンセント)に変換するアダプタが同梱されていて親切です。
最近同梱されているBanggoodのシールも入ってました。
化粧箱
ブラックで真ん中上あたりにうっすらと「MIX」の文字が書いてあって男性うけしそうな化粧箱
開封
開けてみます♪
第一印象はホントXiaomi Mi MIXにそっくり。
裏面にも普通の梱包用シートの下に、常時使用する時用の保護シートはってあって、保護しすぎ。
付属品いろいろ
今回来たのはギフトバッグのバージョンなのか、保護ケースと保護シート・ウェスも同梱されていました。
USBアダプタ・変換アダプタ
USBアダプタは先ほど書いたようにCタイプのコンセントプラグなので日本で使用するにはAタイプに変換するアダプタが必要になります。Banggoodで買った場合は変換アダプタは同梱されています。
USBアダプタは5V2Aなので、別途急速充電出来るタイプのUSBアダプタがあればそちらを使っても良さそう。
変換アダプタを合体させるとちょっと長くなって不格好ですが、これで日本のコンセントでも問題なく使用できます。
保護シート裏・表 両面
表面に保護シートが貼ってありまして、真ん中あたりに気泡が入ってます。
今回はなんと裏面にも保護シートが貼ってあるんです・・・
撮影に邪魔なので両方の保護シートとります。
DOOGEE MIX 外観チェック 特徴・機能説明
起動
保護ケースを装着していたらボタンが当たってしまって起動しちゃった。起動画面うまく撮れませんでしたが、以下のようにDOOGEEのアイコンが表示されるだけでした。
保護ケースを装着した見た目などは下のほうで紹介しています。
表面
上・左・右の三方向のベゼルが狭くなっていて、下はタッチ式のホームボタンがある。でも、ディスプレイ内にもホームボタン・戻る・マルチタスクボタンがあるので?下のホームボタン要らない気もします。
ただ、ホームボタンは指紋認証などに使用するので、やはり必要なのかな。
上左右の三方狭小ベゼルもそれほどベゼルが狭いとは言えないかもしれませんが、5.15インチのXiaomi Mi6と縦の長さはほぼ一緒で5.5インチスマホにしては長さが少し短いほうです。
ヒツジ、ではありませんが、ネコちゃんとゲームボーイのようなアイコンがプラプラと揺れて、最初はカワイイのですが・・・ちょっと目障りな気がします。
ネコちゃん押すとKnowというテーマ選べる画面になりました。後ほど紹介します。
ベゼル幅
商品画像↓のようにベゼルが無いような状態だったらステキすぎましたが、実際にはベゼルあります。
左右のベゼルはそれほど狭くはなく、全体で3.5mmと標準的な広さのベゼルでした。
- 上:側面約1.5mm+黒ベゼル約4mm=約5.5mm
- 左右:側面約1.5mm+黒ベゼル約2mm=約3.5mm
- 下:側面約1.5mm+黒ベゼル約15mm=約16.5mm
上のベゼルはTEL時のスピーカーとセンサーがあるので5.5mmほどありました。↓
上のベゼルが狭くなった代償としてフロントカメラが右下に移動しているので、自撮りを撮るのが少し難しくなっています。うまく撮るには180度回転させてカメラを上に持っていって撮れば今まで通り撮れそう。
あと、プラパッキン無いところも良いですね。
裏面
裏面もディスプレイ面と同じような構造になっています。
リアのデュアルカメラは少し出っ張っていますが、保護ケース装着すると若干引っ込みますのでテーブルに置いてもカメラ部分が当たることはなさそう。
裸の状態だとツヤツヤでとてもステキな見た目ですが、例のごとく指紋ベタベタになって、まめにウェスで拭かないと無残な見た目になっちゃう。
ツヤツヤでなかなかカッコいいのですが、やはりMi MIXのデザインのほうが貫禄があってかなりな高級感がありました。
側面
側面も裏面も全てツルツルなので撮影するのに苦労します・・・かなり見づらくてスンマセン
SIMスロット・MicroSD
SIMはNanoSIM2枚刺しで1枚はMicroSDカードと兼用なよくあるタイプ。
ズーム
ツヤツヤブラックの真ん中に金色DOOGEEのアイコンもなかなかカッコいい。
保護ケース装着
保護ケースを装着すると見た目は悪くなりますが、雑に扱っても傷つかないので安心ですね。
付属の保護ケースは下敷きよりも少し厚いくらいの薄いタイプの硬質プラスチックのようで、四隅が割れていて装着しやすいようになっていました。そして手触りが良い毛足が短いモケット塗装(起毛塗装)のような仕上がりで、手に持つと気持ちいい感触です。
側面ボタンもカバーになっていて押しやすい。↓
イヤホンジャック・USB Type-Cポートスミマセン間違いでMicroUSBです。・スピーカーに穴が空いていて、四隅も切れているので装着・取り出しも簡単。
本体のツヤツヤな質感と違って、つや消しの黒で四隅が切れた保護ケースなので、かなり見た目が悪くなってしまう。
DOOGEE MIX 使ってみた外観感想
上・左・右、三方狭小ベゼルなのが最大の特徴でミッドレンジ中華スマホでは初のようです。(三方狭小ベゼルは他社からもいくつか出ます。)
また、Mi MIXには無かった背面のデュアルカメラも特徴でぼかしがキレイに撮れたらかなり使えるスマホになりそうです。(次回検証してみます。)
保護ケース・保護シートも付属されていてすぐに使い始められます。保護シートは最初から裏・表ともに貼ってあって、付属の保護シートは貼ってあった保護シートがダメになった時に張替え用。
ディスプレイ下のホームボタンは指紋認証にもなっていてタッチ式のホームボタン。
メモリ4GB・6GBあるので十分と言えそうですが、CPUがHelio P25で少しもたつきを感じました。
4GBバージョンがウチに来ましたが、今なら2万円切りで買えそう。
DOOGEE MIX アプリ・機能
上・右・左の三方狭小ベゼルなスマホのDOOGEE MIXの中を見ていきましょう。
このスマホの2番目の特徴として最近流行りのデュアルカメラ搭載なのでデュアルカメラ機能もちょこっと検証してみましたので興味ありましたらご覧ください。
結論から言うと、180ドル切る価格でここまで特徴のあるミッドレンジ中華スマホはあまり無く、かなり頑張ったスマホなんじゃないでしょうか。
ただしAntutu62000台で速くはないので、カメラ撮影時にはもたつきがあります。そのあたりが許容範囲だったらかなり買いなスマホです。
ロツク・ホーム画面
ホーム画面左側に国外のニュースアプリが表示されているので、ちょっと邪魔だけど消去方法探しだせてない。
ホーム画面に「ネコちゃん」や「ゲームボーイ」が降りてくるので、下に引っ張るとテーマのリストが出てきて、好きなテーマをダウンロードできるようになってます。
テーマ変えたら元のオレンジ色のテーマに戻せなくなった、どうやるの?
ウィジェット
ホーム画面のなにもない部分を長押しすると出て来る。
設定
日本語表示
Settings > Languages & input > Languagesと進んで「Add a language」を押して リスト中の日本語を選択すれば日本語表示になります。
日本語を追加したら、以下のように日本語の右側の「=」を1番目に移動すると日本語表示がメインの表示方法になります。
設定一覧
以下の設定内の機能は先日やったOUKITEL K6000 Plusの機能とほぼ同じで、やはりミッドレンジ中華スマホの専用のROMが出回っているようです。
さらっと流し見してください。
Float gesture
One Hand FloatView
左下から上にスワイプしても表示されると思いましたが、DOOGEE MIXは右側しか表示されませんでした。
Smart somatosensory
Gesture motion
Gesture Unlock
One-handed Mode
Parallel Space
マルチアカウントでログインできるのかしら?これはちょっと役に立ちそうな気がします。
Scan
スキャンアプリダウンロードしなくても最初から付いてますね。
ETWS緊急通報
こちらのスマホはETWS対応です!
端末情報
通知パネル
アプリ一覧
DOOGEE MIX ベンチマークテスト
AnTuTu
Geekbench
RAM・ストレージスピードテスト A1 SD Bench
CPU-Zスペック
DOOGEE MIX カメラアプリ
DOOGEE MIXのメイン機能でもあるデュアルカメラの性能をカメラアプリを見つつ、ちょっと検証していきます。カメラは素人なので素人目線での検証です。ご了承くださいませ。
モード
モードは以下の7種類ありました。「Blur(ぼかし)」モードがそのまんまリアのデュアルカメラの性能になりそう。
このスマホだとBlurで撮影すると物撮りでもちゃんとボケてボケ範囲を指定することもできました。Xiaomi機のデュアルカメラは2メートル離れた人物を撮るのを目的としていますので、目的によってはこちらのDOOGEE MIXのデュアルカメラのほうが使えそう。
各モード、特徴のある部分のみ見ていきます。
FaceBearty
彼女をキレイに撮ったり自撮り時に使うモードですね。
自撮りする時など、フロントカメラにするとスマホを180度回転して、右下にあるフロントカメラを上にして撮影するように促されます。三方狭小ベゼルの場合はコレが不便なところですね。
FaceBeartyは4つのモードがあって、いじればいじるほど!より美しく、本来のお姿とは違った加工されたバーチャルなものが出来てしまうので、あまりの加工は禁物です。
Blur
はい、このデュアルカメラのメインのボカし機能、小物撮影や近くの撮影でもボカしが効いてなかなか使えるヤツですヨ♪
スクリーンショット↓を撮った状態でもボケが効いてます。下の方にあるバーを右にスライドするとボケ味範囲が拡大してボケてない部分が小さくなってきているようです。
後ほど他のスマホとボケ味を比較してみます。
パノラマ
上下左右どこからでもスタートできるパノラマです。
PRO
こちらのPROモードは露出・ISO・ホワイトバランスしか調整できませんでした。
設定
右上のほうにある点3つアイコンをタップすると以下のような設定が表示されました。
DOOGEE MIX・OnePlus3T・Mi6と比較 カメラ撮影
以下、無加工で画像サイズが大きく、容量も5MB以上ある画像もあるので画像をクリックする時はWifiで表示させてください。
DOOGEE MIX
標準的なPhotoモードで撮影した場合↓ちょっと青っぽい色味かな?というよりカラーの発色が悪いのかもしれない。
ううん・・・ぺったりとした被写体だとピントが一部しか合わずにあまり良い画は撮れないみたいです。
寄っていくと多少ましになるかな↓
大分寄っていくと良いみたい↓
引くと面白くない画になる。↓
モノクロでもボケが効くみたい。↓
ちょっとコツがいりそうですが撮り方次第で面白い画像が撮れそうです。
Xiaomi Mi6
こちらは標準モードで撮影。Xiaomi機は黄色っぽい色味のカメラが特徴。
デュアルカメラで撮影すると人物撮り用なので、被写体までの距離が近い物撮りはどうしても全体がピンぼけしてしまう。
OnePlus 3T
慣れているせいもあってか?OnePlus3Tで撮影するとキレイに撮れる気がする。
この色が見た目と同じ色だと思う。
DOOGEE MIXと他のスマホとサイズ比較
後ほどアップします。
せっかくなので、数枚アップします。
DOOGEE MIXは5.15インチのXiaomi Mi6とほぼ同じサイズで、5.5インチのOnePlus3Tとくらべて少し長さが短い。あまりサイズは変わりないようですね。
DOOGEE MIX 使ってみた感想・まとめ
上左右の三方狭小ベゼルでディスプレイは有機ELとデュアルカメラ搭載でミッドレンジ中華スマホにしてはかなり頑張ったスマホになってます。
あとはもう少し速いCPU積んでいたら完璧でしたけど、Antutu62000台なので普段使いには問題なさそう。
デュアルカメラ機能のボカしは人物の背景だけではなく、近くの物でもボケ味が効いて、使い勝手がよさそう。ただ、ミッドレンジスマホなので撮影までに一呼吸間が必要ですぐにはシャッターが押せないのが辛い所。もう少しサクサク撮影できるようでしたら完璧でした。
自撮り用のフロントカメラは右下に付いているので、フロントカメラを使用するときは上下逆さまにして撮影しないといけないところが不便。
三方狭小ベゼルなのでフロントカメラの犠牲は仕方がないとしても、ベゼルがあまり無いので5.5インチながら若干上下が狭く、有機ELなので発色が良いので長く気に入って使えそうなスマホに仕上がっています。
専用保護ケースも付いていて保護シートも付属されているので、別途ケースなど買い足す必要もなくコスパ重視な方にも嬉しい。
これで180ドル切りなのでホントに頑張った中華スマホと言えそうです。
DOOGEE MIX
コメント
最近DOOGEEを知りました。
この機種はテザリングできるのでしょうか?
そのあたりスペックに表記がなかったような気がするのですが・・・。
よろしくお願いします。
Piano様
コメントありがとうございます。
実際にはやったことは無いので断定はできませんが、ミッドレンジ中華スマホは素のAndroidに近いので普通のAndroidの機能はできるようになっています。
なのでBluetooth・Wifiのデザリングともにできると思います。
https://bey.jp/?p=50958
DOOGEE MIXはこちら↑でレビューしてます、設定アプリも素のAndroidとあまり変わりありませんが少しDOOGEEオリジナルにカスタマイズされているようです。
参考にしていただけると嬉しいです。
SIMは何が対応してますか
SIMは場所によってはどのSIMも使えそうですが、実際にお住まいの場所で装着して試さないとなんとも言えないです(汗)
自分の住んでいる福岡県糟屋郡ではDocomoSIMはLTEで使えました。
サイズに魅力を感じています。
有機el画面はキレイでしょうか?
また、DSDSは可能でしょうか?
中華マン様
コメントありがとうございます。
おっ、標準的な5.5インチがお好きなようですね♪
有機ELは発色キレイでTFTディスプレイより明るめに感じます。ただ、解像度がHD(1280×720)なのでご注意ください。
解像度が低いことで特にジャギーが見えたりはしませんでした。
DSDSは不可のようです。
返信ありがとうございます。
DSDS非対応は残念ですね。
いままで、BLUBOO X550、Xtouch、Oukitel K4000、RedmiNote3、ZUK Z2と使ってきました。
有機ELの予備機が欲しいです。
中華マン様
DOOGEE MIXなかなか良いですヨ。ただAntutu62000台で少しもたつきがあります。
有機ELで5インチ台ですと以下のURLあたりですかね。
https://bey.jp/?page_id=15208&panel=%E6%9C%89%E6%A9%9FEL&dispsize=5
楽しみながらご自分にあったスマホを選んでみてくださいね♪
いつも参考にしています。
上のスペック表にはmicroUSBとなっていますが本文中(保護ケース装着のところ)
ではtype-Cになっています。どちらでしょうか。
あとフルHDではないようですが、画面の粗さ等はいかがでしょうか。
あっ、MicroUSBです。スミマセン修正しておきました。
画面のほうはYoutube見たところ全く荒さは感じませんでした。
高解像度な映画などを見るともしかしたら粗さを感じるかもしれませんね。
ご指摘ありがとうございます。
GO様
やっぱり通知LEDありませんですか。
DOOGEEはY6 Maxがなかったのでメーカーが付けないみたいですね。
GO様
安くて日本語もあるのでよさそうですね。
個人的には MAZE Alpha と同じ6インチだったらいいのに。
あとこれは通知LEDありますか。
きんた様
はい、6.4インチくらいだったらスゴくよかったのですが・・・
通知ランプは無いようですね。